貿易法(AWG)の施行細則を定めた貿易政令(AWV)をドイツ政府が改正する。中国企業による国内ハイテク企業の買収を念頭に置いた措置で、経済省の審査対象とする案件の範囲を拡大する。経済省のAWV改...
2019/12/4
総合 - ドイツ経済ニュース
外資規制を一段と強化、AI企業などへの出資も審査の対象に
この記事の要約
また、EU・EFTA域外の企業が域内に子会社を設立して貿易法・政令の審査規制を回避することを防ぐために、審査期間を従来の2カ月から4カ月に拡大する条項も追加された。
国家電網は50ヘルツへの出資比率を20%にとどめる考えだったことから、政府は25%以上を審査の対象にするとしたAWVの規定に基づく拒否権を行使できず、出資を阻止するために50ヘルツの出資者に水面下で働きかけるという「裏技」を使わざるを得なかった。
政府は審査対象となる案件の規定も変更し、外資の出資に伴うリスクが確実でない場合でも拒否権を行使できるようにする意向だ。
総合 - ドイツ経済ニュース
企業情報
- ストリートスクーター―米市場に来春進出―
- ノバルティス―がん免疫治療薬「キムリア」を欧州でも製造へ―
- エーオン―顧客工場にバイオマス発電施設設置―
- ZF―中国3カ所目のR&D拠点建設へ―
- エーオン―英国事業を再編、大量の人員削減か―
- アウディ―電動車に過去最高の120億ユーロ投資―
- BMW―長城汽車と合弁設立、電動車生産へ―
- ダイムラー―組織スリム化へ、従業員1万人以上を削減―
- ソノ・モーターズ―クラウドファンディングを開始―
- ランクセス―南米の殺生物剤メーカーを買収―
- シュターダ―ウクライナ企業から事業買収―
- ダイムラー―吉利との中国配車合弁スタート―
- フロイデンベルク―スロベニア不織布メーカーを買収―
経済産業情報
ゲシェフトフューラーの豆知識