企業情報

ダイムラー―北京にR&Dセンター開設―

高級車大手の独ダイムラーは20日、北京に新しい研究開発拠点「ダイムラーR&Dテックセンター中国」を開設した。重要な技術トレンドを速やかに把握し、製品の現地化を加速することが狙い。マルクス・シェーファー取締役(研究担当)は […]

シーメンス・エナジー―水力発電設備合弁から撤退―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは22日、水力発電設備合弁フォイト・シーメンスの保有株35%を合弁パートナーのフォイトに売却することで合意したと発表した。水力発電は中核事業に属さないことから撤退。同合弁はフォイ

ソフトバンクグループ―仏ロボット事業を独社に売却か―

ソフトバンクグループがフランスのロボット事業をドイツの提携先ユナイテッド・ロボティクス・グループに売却する方向で交渉しているもようだ。関係者の発言と関係文書をもとにロイター通信が22日、報じた。両社は報道内容へのコメント

PTV―VW親会社が過半数資本を売却―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の親会社であるポルシェ・アウトモービル・ホールディングSEが公共交通・物流事業者向けソフトウエアを開発する独子会社PTVプラヌング・トランスポート・フェアケーアの過半数資本を英投資会社

シーメンス―大型駆動装置事業を分社化―

電機大手の独シーメンスが大型駆動装置(ラージ・ドライブ・アプリケーションズ=LDA)事業の分社化を検討している。同社の確認を得た情報として経済紙『ハンデルスブラット』が18日付で報じたもので、広報担当者は「この事業が市場

ティッセンクルップ―中国リング工場を拡張―

鉄鋼大手の独ティッセンクルップは12日、中国の徐州にあるリング工場で拡張工事の鍬入れ式を行った。リングと旋回軸受の需要拡大を受けた措置で、4本目の生産ラインを設置する。投資額は非公開。来年10-12月期の操業開始を計画し

エボニック―東南アジアに微粒子シリカ工場建設―

特殊化学大手の独エボニックは14日、微粒子シリカの生産施設を東南アジアに建設する計画を発表した。同事業を強化する狙い。計画は現在、基本設計段階にあり、工場の設置場所など詳細は決まっていないもようだ。基礎設計作業を来年に完

ヴェガンツ―ビーガン食品の生産拡大に向けIPO―

ビーガン食品製造の独スタートアップ企業ヴェガンツは13日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。市場資金で生産を拡大する意向で、フランクフルト証券取引所に上場する。ビーガン食品のニーズが増えていることを追い風にする考えだ

N26―9億ドル調達、評価額でコメ銀抜く―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N26は18日、事業の拡大に向けて米投資会社サード・ポイント・ベンチャーズなどから総額9億ドル強(約7億8,000万ユーロ)の出資を受けることで合意したと発表した。N26は今

エンパル―SVF2が1.5億ユーロ出資―

ソーラーパネルのリース事業を手がける独スタートアップ企業エンパルが、ソフトバンクグループなどが出資するソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SVF2)から1億5,000万ユーロの出資を受ける。評価額は11億ドル(9億5,0

EnBW―発電所建て替え、電源を石炭からガスへ―

独エネルギー大手のEnBWは13日、シュツットガルト近郊のアルトバッハ・ダイツィザウ発電所を建て替え、電源をこれまでの石炭から天然ガスへと切り替える計画を発表した。温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みの一環で、長期的に

イネオス―独でグリーン水素生産へ―

化学大手の英イネオスは18日、独西部のケルン工場に電解施設を設置すると発表した。欧州でのグリーン水素生産拡大に向けた総額20億ユーロと投資計画の一環。グリーン水素ベースのアンモニアを製造する。 ケルン工場に100メガワッ

DCS―エネルギー大手bpが出資―

高級車大手の独ダイムラーとBMWは14日、充電サービスを提供する両社の折半出資会社デジタル・チャージング・ソリューションズ(DCS)に英エネルギー大手bpが資本参加すると発表した。顧客の利便性が高まるとしている。 DCS

リリウム―eVTOL用充電インフラをABBが開発・製造へ―

電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発中の独リリウムは13日、スイス電機大手ABBと協業合意したと発表した。ABBはリリウムの機材が用いる超急速充電インフラを開発・製造。リリウムがeVTOLを効率的に運用できるようにする。

フォルクスワーゲン―9月グループ販売33%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日発表した9月のグループ新車販売台数は前年同月比32.9%減の61万6,500台となり、下げ幅は前月の同22.3%から拡大した。減少は3カ月連続。6月までは5カ月連続で増加し

シュコダ―VWプラットホーム「MQB-A0」を統括―

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は14日、VWグループの小型車用グローバルプラットホーム「MQB-A0」の開発を統括すると発表した。新興市場攻略に向けてエントリーモデルを拡充するグ

BMW―7-9月期販売12%減少―

高級車大手の独BMWが7日発表した7-9月期のグループ乗用車販売台数は59万3,189台となり、前年同期を12.2%下回った。半導体不足の深刻化が響いた格好。ただ、同社は他社に比べ半導体問題の影響が小さい。競合メルセデス

三菱ケミカル―独でポリエステルフィルムの生産能力増業―

三菱ケミカルはこのほど、独南部のヴィスバーデン工場でポリエステルフィルムの生産能力を増強すると発表した。世界需要の拡大を見据えたもので、2018年稼働の米国・サウスカロライナ工場、22年稼働予定のインドネシア・ジャカルタ

キュアバック―コロナワクチンの承認申請撤回―

独バイオ医薬品企業キュアバックは12日、欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)に提出していた新型コロナウイルス用ワクチン「CVnCoV」の承認申請を撤回したと発表した。治験結果が低調で、当局の承認を得て市場投入しても大

ヤンデックス―独クラウド市場に進出―

ロシアIT大手のヤンデックスが、2022年にドイツでクラウド事業を立ち上げる計画だ。国際展開を進めることで世界的な大手となることを目指す。初期投資として22年年末までに3,000万米ドルを投資する。 ヤンデックスはすでに

ヴォノヴィア―同業ドイチェ・ヴォーネンのTOBに成功―

独賃貸住宅最大手のヴォノヴィアは7日、同2位のドイチェ・ヴォーネンに対する友好的な株式公開買い付け(TOB)で過半数株を確保した発表した。独カルテル庁は6月時点で買収計画を承認しており、ドイチェ・ヴォーネンはヴォノヴィア

ロック・テック―欧州初のリチウム工場を独東部に建設―

独カナダ系の資源会社ロック・テック・リチウムは10日、ドイツ東部のブランデンブルク州に水酸化リチウム工場を建設する計画を発表した。水酸化リチウムはリチウムイオン電池の正極材に投入される物質。同州には米電気自動車(EV)大

ドイツポスト―EV子会社を投資会社に売却へ―

ドイツポストは経営不振の電気自動車(EV)子会社ストリートスクーター・エンジニアリングをルクセンブルクの投資会社オーディン・オートモティブに売却する計画だ。独連邦カルテル庁が公表した合併審査手続きリストに掲載されたことか

テスラ―独工場が年内に生産開始見通し―

電気自動車(EV)大手の米テスラは独グリュンハイデに建設中の車両組み立て工場の操業を年内にも開始する見通しだ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は9日に実施した工場一般公開の最終イベントで、早ければ11月に生産、1

フォルクスワーゲン―東欧セル工場、来年上期に立地決定―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は11日、東欧に設置する車載電池セル工場の立地選定を来年上半期中に完了すると発表した。欧州6カ所で整備を計画する工場のうちの1つで、2027年の稼働を予定する。ハンガリー、ポーラン

デュル―電極コーティング装置受注、ポルシェ子会社から―

機械大手の独デュルは11日、車載電池セルの開発・製造を手がける独セルフォースから電極コーティング装置を受注したと発表した。デュルは電動車の今後の需要拡大を見据え、「戦略的に重要な受注を獲得した」としている。 セルフォース

ZF―自動運転ソフトのスタートアップと戦略協業―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは7日、自動運転ソフトウエア開発の英スタートアップ企業オクスボティカと戦略パートナーシップを締結したと発表した。次世代モビリティ事業を強化する戦略の一環。「レベル4」の自動運

ティッセンクルップ―CO2排出70%削減の製品、販売を開始―

鉄鋼大手の独ティッセンクルップは6日、二酸化炭素(CO2)の排出量を70%削減した新製品の引き渡し式をデュースブルク工場で行った。同製品は顧客メーカーのCO2排出削減に寄与することから、需要の拡大が見込まれている。ティッ

メルセデスベンツ―7-9月期販売30%減少―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツが6日発表した7-9月期の乗用車販売台数は前年同期比30.5%減の43万4,784台と大幅に縮小した。半導体不足の深刻化が反映されており、バンを含めた同社全体の販売台数も2

ZF―ソフト会社買収、「つながる車」分野で協業深化へ―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは1日、提携先の独ソフト会社ダブルスラッシュへの出資比率を従来の40%から51%に引き上げ子会社化したと発表した。「つながる車」分野の協業を深化させる考え。 ダブルスラッシュ

ロールスロイス―30年までにEV専業へ―

独高級車大手BMW傘下の英ロールス・ロイス・モーター・カーズは9月29日、2030年までにガソリン車の製造・販売を打ち切ると発表した。23年に初の電気自動車(EV)を発売するのを皮切りに新車のEVへの切り替えを進め、EV

ダイムラー―商用車部門の分離を株主総会で決議―

自動車大手の独ダイムラーは1日のバーチャル臨時株主総会で商用車部門の分離を決議した。年内に同部門の新規株式公開(IPO)を実施する考えだ。商用車部門の分離に伴い、ダイムラーは経営資源を商用車・バン事業に集約するとともに、

コンチネンタル―業界の構造転換受け組織再編―

自動車部品大手の独コンチネンタルは9月30日、組織再編計画を発表した。自動車業界の構造転換をチャンスととらえ競争力を一段と強化する狙い。組織を簡素化し、経営のスピードと透明性を高める考えだ。ソフトウエア分野のコンピテンス

オペル―アイゼナハ工場の操業年末まで停止、半導体不足で―

自動車大手ステランティスのドイツ子会社オペルが同国中部のアイゼナハにある完成車工場の操業を10月4~10日の週から停止する。半導体不足を受けた措置で、少なくとも年内は工場を閉鎖する。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。

レオニ―産業用電線事業を米ビズリンクに売却―

自動車部品大手の独レオニは1日、ケーブル接続ソリューション大手の米ビズリンク・ホールディングに産業用電線事業を売却する見通しを明らかにした。ビズリンク取締役会の承認を経て成約する。レオニは経営再建を進めており、取引の成立

ハパックロイド―独港湾ヤーデ・ヴェーザー・ポートに出資―

海運大手の独ハパックロイドは9月28日、独北部ヴィルヘルムスハーフェンのヤーデ・ヴェーザー・ポート港に資本参加すると発表した。同社はハンブルク港を本拠地とする企業。船舶の一部をヤーデ・ヴェーザーに移管するとの観測が出てい

エボニック―独リュルスドルフ工場売却へ―

特殊化学大手の独エボニックは1日、ケルン南部のニーダーカッセル市リュルスドルフ地区にある工場の売却方針を発表した。当局の環境規制を受けた措置。基礎化学メーカーであれば同工場を今後も有効に活用できることから、譲渡先の模索を

ワンス―ソフトバンクGなどから資金調達―

IoTサービスの独スタートアップ企業ワンス(1NCE)は9月29日、ソフトバンクグループや電気通信大手のドイツテレコムから総額5,000万ドルの資金を調達したと発表した。事業の国際化促進とクラウドベースのIoTプラットホ

メルセデスベンツ―ステランティスなどの電池合弁に出資―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは24日、欧州競合ステランティスと仏エネルギー大手トタルエナジーズの電池合弁会社オートモティブ・セル・カンパニー(ACC)に資本参加すると発表した。メルセデスは2030年を

ボロコプター―中国で吉利と合弁、UAMサービスに向け―

空飛ぶタクシーを開発する独ボロコプターは22日、同社の株主である中国自動車大手の浙江吉利控股集団と合弁会社を設立すると発表した。アーバン・エア・モビリティ(UAM)サービス事業を中国で共同展開する。 浙江吉利の子会社、沃

トルンプ―量子コンピューターチップ開発・生産へ―

工作機械・レーザー大手の独トルンプはこのほど、量子コンピューターチップの開発と生産に参入すると発表した。今後5年でフルに機能する製品を開発。量子技術を用いた計算機能を従来型のコンピューターで簡単に利用できるようにする。

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