企業情報

フォルクスワーゲン―再び販売減に、10月は-5%―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)がこのほど発表した10月のグループ新車販売台数は90万3,200台となり、前年同月を4.9%下回った。前月は今年初めての販売増となったが、再び減少へと転じた。 中 […]

ティッセンクルップ―人員削減を約2倍に拡大―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は19日の決算発表で追加人員削減方針を明らかにした。新型コロナ危機で業績が一段と悪化したためで、新たに5,000人を今後3年で整理。削減規模は昨年春に打ち出した6,000人

ビオンテック―共同開発のコロナワクチン、有効率は95%に―

バイオ医薬品開発の独ビオンテックと米製薬大手ファイザーは18日、両社が共同開発する新型コロナウイルス用ワクチンの有効率が95%に達することが最終分析で分かったと発表した。9日に発表した暫定結果(同90%超)を大きく上回る

IDTビオロギカ―コロナワクチン認可を来年末までに申請―

バイオ医薬品開発の独IDTビオロギカ(デッサウ・ロスラウ)は23日、新型コロナウイルス用ワクチンの認可申請を順調に行けば来年末までに申請する見通しを明らかにした。新型コロナワクチンの治験段階に到達したドイツ企業は同社を含

ドイツ取引所―投資情報の米ISS買収、ESG事業強化へ―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は17日、米投資情報サービス会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシズ(ISS)を買収すると発表した。ISSは近年、重要性を増しているESG(環境・社会・企業統

ハロー・フレッシュ―調理済み食品配達の米社を買収―

食料品の配達サービスを手がける独ハロー・フレッシュ(ベルリン)は23日、米同業ファクター75を買収することで合意したと発表した。米国事業と事業分野を拡大する狙い。数カ月以内の買収手続き完了を見込む。 ファクターを最大2億

蜂巣能源科技―電池工場を独に建設、生産能力は24GWh―

中国の電池新興企業、蜂巣能源科技(SVOLT)と西南ドイツのザールラント州政府は17日に共同記者会見を開き、SVOLTが同州にリチウムイオン電池工場を建設すると発表した。欧州自動車メーカーが電動車の生産を今後、急速に増や

ダイムラー―HV用エンジン開発で吉利と協業―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は20日、筆頭株主の中国同業、浙江吉利控股集団と次世代ハイブリッド車(HV)用のパワートレイン開発で協業すると発表した。規模の効果を引き出しグローバルレベルで競争力を強化する狙

ディーヴィオ―「コロナ禍は追い風」―

マシンビジョンのスタートアップ企業である独ディーヴィオ(Deevio)は新型コロナ危機を事業拡大の追い風として利用する考えだ。グローバルに展開するサプライチェーンの脆弱性がコロナ禍で鮮明になったことを受けて、調達先をアジ

BASF―ボッシュとスマート農業で合弁―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は12日、子会社BASFデジタルファーミングがIoT大手の独ボッシュと合弁会社を設立することで合意したと発表した。スマート農業ソリューションを全世界向けに一手に提供していく

フォルクスワーゲン―デジタル投資を倍増―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は13日、電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)、デジタル化に2021~25年の5年間で約730億ユーロを投資すると発表した。20~24年計画の同6

メルセデスベンツ―電池セル調達をSDGsで選別―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツ(シュツットガルト)は12日、調達先の選別基準に「持続可能な開発目標(SDGs)」を加える方針を明らかにした。車載電池の原料の採掘で人権侵害や環境破壊が起きている現状を踏ま

ダイムラー―新エンジンを提携先の吉利が生産―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が開発するエンジンを筆頭株主である提携先の浙江吉利控股集団が中国で生産する。経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が報じ、ダイムラーが追認した。 ダイムラーはハイブリッド車への搭

コンチネンタル―2期連続赤字見通し―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は11日の決算発表で2020年12月期の業績見通しを明らかにした。同社は当初、売上高を425億~445億ユーロ、売上高営業利益率(調整済みベース)を5.5~6.5%とする予測

シーメンス―20年9月期の営業益が減少―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が12日発表した2020年9月通期決算の産業分野の営業利益(EBITA、調整済み)は75億6,000万ユーロとなり、前期を3%下回った。コロナ禍に伴う景気減速や人員削減費用の計上が響い

ハパックロイド―1-9月期営業益20%増加―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が13日発表した2020年1-9月期決算の営業利益(EBITDA)は前年同期比20.4%増の20億4,400万ドルへと大きく拡大した。コロナ禍の影響で需要は減少したものの、燃料価格

メルク―電子材料技術センターを中国に設置―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は6日、電子材料技術センターを上海市に建設すると発表した。中国はパソコンやスマートホン、テレビなど家電の世界最大の生産地であるうえ、デジタル化に向けた投資も積極的に行っていることから

フォルクスワーゲン―投資計画見直し、コロナ禍受けて―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は中期投資計画を見直す方向だ。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受けて販売台数が大幅に減り、収入が落ち込むことに対応する考え。ヘルベルト・ディース

ドイツ銀行―IT子会社ポストバンク・システムズを売却―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は9日、IT子会社ポストバンク・システムズを印ITサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)に完全売却することで合意したと発表した。昨年7月に打ち出した事業再編計画の

フォルクスワーゲン―ブラチスラバ工場に10億ユーロ投資―

独フォルクスワーゲン(VW)がスロバキア工場に推定10億ユーロ弱を追加投資する。トルコ工場新設計画の撤回を受け、既存工場を強化する戦略に転換した。投資額は7月に報道された「5億ユーロ強」の2倍近くに上る。英字紙『スロバキ

KfW―印鉄道整備に5.5億ユーロ融資―

政策金融機関ドイツ金融復興公庫(KfW、フランクフルト)は6日、インドの大都市ムンバイの地下鉄建設プロジェクトに総額5億4,500万ユーロの融資を行うと発表した。通勤ラッシュの緩和と交通事故死者の削減、大気汚染の緩和に向

BMW―2四半期ぶり黒字に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が4日発表した2020年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は前年同期比17.4%増の18億1,500万ユーロへと拡大した。黒字計上は2四半期ぶり。前期はコロナ禍の直撃を受けて赤字に転落

シーメンス・エナジー―石炭発電の新規事業から撤退―

独シーメンスからの分社化の形で設立されたエネルギー設備大手シーメンス・エナジー(ミュンヘン)は10日の決算発表で、純粋な石炭発電の建設プロジェクト入札に今後は一切、参加しない方針を発表した。同社のジョー・ケーザー監査役会

東芝エネルギーシステムズ―仮想発電所大手の独社と合弁―

東芝傘下の東芝エネルギーシステムズは4日、仮想発電所(VPP)運営の有力企業である独ネクストクラフトベルケと共同で日本に合弁会社を設立すると発表した。再生可能エネルギー電力の助成制度が市場原理を導入した方式へと転換するこ

メルク―電子材料技術センターを中国に設置―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は6日、電子材料技術センターを上海市に建設すると発表した。中国はパソコンやスマートホン、テレビなど家電の世界最大の生産地であるうえ、デジタル化に向けた投資も積極的に行っていることから

ドイツ銀行―IT子会社ポストバンク・システムズを売却―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は9日、IT子会社ポストバンク・システムズを印ITサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)に完全売却することで合意したと発表した。昨年7月に打ち出した事業再編計画の

KfW―印鉄道整備に5.5億ユーロ融資―

政策金融機関ドイツ金融復興公庫(KfW、フランクフルト)は6日、インドの大都市ムンバイの地下鉄建設プロジェクトに総額5億4,500万ユーロの融資を行うと発表した。通勤ラッシュの緩和と交通事故死者の削減、大気汚染の緩和に向

フォルクスワーゲン―投資計画見直し、コロナ禍受けて―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は中期投資計画を見直す方向だ。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受けて販売台数が大幅に減り、収入が落ち込むことに対応する考え。ヘルベルト・ディース

フォルクスワーゲン―ブラチスラバ工場に10億ユーロ投資―

独フォルクスワーゲン(VW)がスロバキア工場に推定10億ユーロ弱を追加投資する。トルコ工場新設計画の撤回を受け、既存工場を強化する戦略に転換した。投資額は7月に報道された「5億ユーロ強」の2倍近くに上る。英字紙『スロバキ

BMW―2四半期ぶり黒字に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が4日発表した2020年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は前年同期比17.4%増の18億1,500万ユーロへと拡大した。黒字計上は2四半期ぶり。前期はコロナ禍の直撃を受けて赤字に転落

シーメンス・エナジー―石炭発電の新規事業から撤退―

独シーメンスからの分社化の形で設立されたエネルギー設備大手シーメンス・エナジー(ミュンヘン)は10日の決算発表で、純粋な石炭発電の建設プロジェクト入札に今後は一切、参加しない方針を発表した。同社のジョー・ケーザー監査役会

東芝エネルギーシステムズ―仮想発電所大手の独社と合弁―

東芝傘下の東芝エネルギーシステムズは4日、仮想発電所(VPP)運営の有力企業である独ネクストクラフトベルケと共同で日本に合弁会社を設立すると発表した。再生可能エネルギー電力の助成制度が市場原理を導入した方式へと転換するこ

ダイムラー・トラック―燃料電池合弁設立でボルボと最終合意―

独自動車大手ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラック(シュツットガルト)は2日、燃料電池事業をスウェーデン競合のボルボと合弁化することで最終合意したと発表した。燃料電池システムの開発と生産、販売を共同で行い、大型トラ

エルリングクリンガー―燃料電池開発・生産で仏社と合弁―

自動車部品大手の独エルリングクリンガーは10月28日、仏同業プラスチック・オムニウム(PO)と燃料電池分野で協業すると発表した。合弁会社EKPOフューエルセル・テクノロジーズを設立し、燃料電池スタックの開発と量産を行う。

日野自動車―トレイトンと電動車分野で協業―

日野自動車は10月28日、商用車大手の独トレイトンと電動車の分野で協業合意したと発表した。2018年に締結した戦略的協力関係の構築に向けた合意書に基づくもの。19年に設立した調達合弁に続く具体的な協業の第二弾となる。 両

コンチネンタル―ライダー技術の米エーアイに出資―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は10月27日、レーザー光を用いた距離測定技術であるライダー(Lidar)の米スタートアップ企業、エーアイ(AEye)に過半数未満の出資を行うと発表した。エーアイが持つ遠距離

三菱パワー―SOFCを海外初受注、独研究機関に納入へ―

三菱パワーは10月29日、独西部のエッセンにあるガス・熱研究所(GWI)から個体酸化物形燃料電池(SOFC)「MEGAMIE」を受注したと発表した。SOFCの海外受注獲得は初めて。2021年夏に着工し、22年3月までに稼

メルク―有機ELのアジア生産能力を拡張―

電子材料大手の独メルクは10月28日、有機ELの生産能力をアジアで拡張すると発表した。拡大する現地需要を取り込む考えで、2,000万ユーロを投資。韓国の平沢市にある既存拠点を拡張するほか、上海に生産施設を設置する。 同社

キュアバック―コロナワクチンの免疫反応確認―

独バイオ医薬品会社キュアバック(テュービンゲン)は2日、同社が開発中の新型コロナウイルス用ワクチンが、初期の臨床試験(治験)で免疫反応が確認されたと発表した。年内の最終治験開始に向けて弾みがついた格好だ。 キュアバックが

メルク―コロナ検査キットの生産で米社と協業―

ライフサイエンス大手の独メルク(ダルムシュタット)は10月29日、米バイオ企業マンモス・バイオサイエンシズと協業すると発表した。マンモスが開発している新型コロナウイルス用感染検査キットを受託生産する。 マンモスはクリスパ

昭和電工マテリアルズ―独に再生医療分野の新工場を建設―

昭和電工マテリアルズは2日、独子会社ミナリス・リジェナレイティブ・メディスンに約42億7,000万円を投じ、新工場を建設すると発表した。再生医療等製品の今後の需要拡大を見据えた措置で、横浜サイトにも約25億円を投資して生

ダイムラー・モビリティ―韓国のレンタカー会社を買収―

自動車大手の独ダイムラーは2日、金融・移動サービス子会社ダイムラー・モビリティ(シュツットガルト)が韓国のレンタカー会社スター・レンタカー・コリア(SRCK)を買収したと発表した。同国事業を強化する狙い。買収金額は明らか

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