企業情報

ノルデックス―公的支援を申請の方向―

風力発電設備大手の独ノルデックスが公的支援を受けるために交渉を行っている。新型コロナ危機で受注が激減していることから、国などの支援を受ける意向だ。北ドイツ放送局などが報じ、同社が追認した。 ノルデックスの4-6月期(第2 […]

ノルデックス―欧州の発電プロジェクトを売却―

経営不振の独風力発電設備大手ノルデックスは3日、欧州で自ら開発中の再生エネルギー発電プロジェクトを電力大手の独RWEに売却することで合意したと発表した。売却益で財務を強化する考え。当局の承認などを経て10-12月期(第4

インフィニオン―業績予測引き上げ―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は4日の決算発表で2020年9月通期の業績予測を引き上げた。新型コロナ危機の影響が当初の想定に比べ小さいためで、売上高を従来見通しの84億ユーロから85億ユーロに上方修正。売上高

バイエル―4-6月期赤字が過去最大の95億ユーロに―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は4日発表した2020年4-6月期(第2四半期)決算で過去最大の純損失95億4,800万ユーロ(前年同期は4億400万ユーロの黒字)を計上した。除草剤「グリホサート」と卵

ベーリンガー―上期増収を確保―

製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは3日、2020年1-6月期(上半期)の売上高が97億ユーロとなり、為替変動を除いた実質ベースで4.4%増加したと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて医療機関が在庫を増

ドイツ銀行―税引き前ベースで黒字転換―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が7月29日発表した2020年4-6月期(第2四半期)決算の税引き前損益は1億5,800万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(9億4,600万ユーロ)から大幅に改善した。組織再編が

三菱ケミカル―炭素繊維リサイクルの独2社を買収―

三菱ケミカルは7月30日、炭素繊維リサイクル事業を手がける独2社を買収すると発表した。循環型経済の推進に向けた取り組みの一環。スイス子会社三菱ケミカル・アドバンスド・マテリアルズ(MCAM)を通してCFKヴァレー・シュタ

ヘンケル―D2Cコスメのスタートアップ買収―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は7月31日、メーカーが自社のECサイトを用いて商品を直接、消費者に販売するD2C分野のスタートアップ企業、インヴィンシブル・ブランド・ホールディングを買収することで合意したと発表

クラリアント―合併・買収を模索―

スイス化学大手のクラリアント(ムッテンツ)が競合との合併ないし買収を模索している。ハリオルフ・コットマン社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、M&Aを通して事業規模を拡大しなければ人員

フォルクスワーゲン―ガーナ工場の操業開始―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は3日、ガーナの首都アクラで完成車組み立て工場の操業を開始したと発表した。サハラ砂漠以南の「サブサハラ」市場を本格開拓する方針に基づく措置。サブサハラのVW組み立

ビオンテック―コロナワクチン6億本を米政府から受注―

独バイオ大手ビオンテックと米製薬大手ファイザーは22日、両社が開発中の新型コロナウイルス用ワクチンを米国政府に納入する契約を締結したと発表した。最大6億本を供給する。両社は英政府から3,000万本の受注を獲得したことを2

ドイツ銀行―石炭採掘向け融資などを25年までに停止―

ドイツ銀行(フランクフルト)は27日、石炭採掘プロジェクト向けの融資や資金調達業務を遅くとも2025年までに停止すると発表した。地球温暖化防止に向けた規制や世論の圧力が強まっていることに対応する狙いで、新規の石炭発電プロ

BASF―カーボンフットプリント情報を顧客に開示―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は28日、自社製品の製造に伴い発生した二酸化炭素(CO2)の総量(カーボンフットプリント)を顧客に開示すると発表した。地球温暖化防止に向けた規制の強化を背景に製造業界では製

BMW―ライフサイクルCO2排出量を10年で3分の1削減―

高級乗用車大手の独BMW(ミュンヘン)は27日、車の生産から廃棄に至るライフサイクル全体で排出する二酸化炭素(CO2)の総量を2030年までの10年間で少なくとも3分の1削減する目標を発表した。目標達成の進捗状況を毎年レ

ボーダフォン―タワー事業を独でIPO―

電気通信大手の英ボーダフォン(ニューベリー)は24日、移動通信用のタワー事業を手がける独子会社ヴァンテージ・タワーズの新規株式公開(IPO)計画を発表した。独フランクフルト証券取引所で来年初頭にIPOを実施する。時価総額

SAP―米子会社クアルトリクスをIPO―

ソフトウエア大手の独SAP(ヴァルドルフ)は26日、米子会社クアルトリクスの新規株式公開(IPO)方針を発表した。投資資金を確保する狙い。ルカ・ムチッチ取締役(財務担当)は株式公開益を利用して買収を行う可能性もあることを

ダイムラー―4-6月期営業赤字に―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が23日発表した2020年4-6月期(第2四半期)決算の営業損益(EBIT、調整済み)は7億800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(24億4,700万ユーロ)から大幅に悪化

コベストロ―4-6月期赤字転落―

化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)が23日発表した2020年4-6月期(第2四半期)決算の純損益は5,200万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(1億8,900万ユーロ)から大幅に悪化した。新型コロナ危機を受けてす

ZF―独国内の労働時間を最大20%削減へ―

自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは24日、独本国の労働時間を最大20%削減することなどを定めた協定を従業員代表の事業所委員会、および労働組合と締結したと発表した。新型コロナ危機で需要が大きく落ち込んでいること

ZF―ヘリ用トランスミッション事業売却へ―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンがヘリコプター用のトランスミッションなどを手がける子会社ルフトファールトテヒニクの売却に向けた手続きを進めている。ZFの確認を得た情報として24日付『フランクフルター・アルゲ

ヘラー―本社社員900人削減へ―

自動車照明大手の独ヘラーは27日、本社所在地リップシュタットで従業員を削減すると発表した。新型コロナ危機で事業環境が厳しくなったことに対応。管理と開発部門で2023年末までに計900人を整理する。 同社は18年8月、自動

ダイムラー―ハンガリーでPHV生産を開始―

独自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)は21日、ハンガリーのケチケメート工場でプラグインハイブリッド(PHV)仕様の「CLA 205e」2モデルの生産を開始した。年内に「Aクラス」を加え、ハンガリーで展開するモデルの

スマート―欧州子会社を設立―

自動車大手の独ダイムラーと、筆頭株主である中国同業の浙江吉利控股集団は27日、超小型車分野の合弁会社スマート・オートモービルが欧州子会社「スマート・ヨーロッパ」を設立すると発表した。新会社は欧州市場での販売とマーケティン

ロードジェット―プレミアムサービスで長距離バス市場に参入―

シュツットガルト近郊のルートヴィヒスブルクに拠点を置くスタートアップ企業ロードジェットが長距離バス市場に参入する計画だ。同社は料金競争が激しいなかで、あえてプレミアムサービスを提供。ニッチな存在として市場の一角に食い込め

ツァランド―業績予測引き上げ―

ファッション分野の独ネット通販大手ツァランド(ベルリン)は15日、2020年12月期の業績予測を引き上げた。新型コロナウイルス感染症の流行が事業の追い風となっているためで、売上高を従来予測の「10~20%増」から「15~

BMW―電池セルをノースボルトからも調達―

乗用車大手の独BMW(ミュンヘン)は16日、スウェーデンのスタートアップ企業ノースボルトから車載電池セルを調達することで合意したと発表した。電動車の今後の販売拡大を見据え、調達先を拡大する。ノースボルトはBMWにとって中

モービルアイ―独で自動運転の公道試験へ―

先進運転支援システム(ADAS)の有力企業であるイスラエルのモービルアイが自動運転車の公道試験を独南部のミュンヘンとその近郊で近く、開始する。同社の移動サービス担当者がdpa通信に明らかにした。 カメラ12台を搭載したフ

ボッシュ―システム簡素化に向け事業ユニット新設―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は21日、運転アシスト、自動運転、カーマルチメディア、駆動装置、ボディエレクトロニクスのソフトウエアと電子部品事業を統合すると発表した。車載システムを簡素化するとともに、これ

フォルクスワーゲン―上期グループ販売27%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が17日発表した上半期(1~6月)のグループ新車販売台数は前年同期比27.4%減の389万3,100台へと大幅に落ち込んだ。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行

コンチネンタル―赤字転落、売上は4割減に―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は20日、2020年4-6月期(第2四半期)の売上高営業利益率(調整済みのEBITベース)がマイナス9.6%(暫定値)となったことを明らかにした。新型コロナ危機の直撃を受けた

コンチネンタル―2工場を閉鎖―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は14日の監査役会で、2工場の閉鎖を決定した。昨年打ち出した構造改革計画に基づく措置。競争力を高める狙いだ。 同社は昨年9月、構造改革「トランスフォーメーション2019-20

東レ―空飛ぶタクシーの独社に炭素繊維材料を供給―

東レは14日、空飛ぶタクシーを開発中の独リリウムに炭素繊維複合材料を供給する契約を締結したと発表した。機体の軽量化などを支援していく。 リリウムは2017年、電動垂直離着陸機(eVTOL)のテスト飛行に世界で初めて成功し

ドイツ鉄道―高速鉄道30編成をシーメンスから調達―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は15日、高速鉄道30編成を電機大手の独シーメンスに発注すると発表した。二酸化炭素(CO2)排出削減に向けた政府方針を背景に鉄道の利用者が増えるとみており、高速鉄道の車両数を増やす意向だ。リヒ

ランクセス―浄水事業を再編、逆浸透膜事業は売却へ―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は16日、浄水事業を再編すると発表した。将来性の高いイオン交換樹脂事業を強化する考えで、逆浸透膜事業は環境サービス大手の仏スエズに売却する。 逆浸透膜は水以外の不純物を透過させない膜で、海

キュアヴァク―カタールが出資―

バイオ医薬品開発の独キュアヴァク(テュービンゲン)は21日、カタール投資庁(QIA)と新旧の投資家グループが同社に合わせて約1億2,600万ドルを出資すると発表した。キュアヴァクにはドイツの政策金融機関KfWが6月に3億

ゲレスハイマー―コロナワクチン容器をすでに受注―

包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は14日の決算発表で、新型コロナウイルス用ワクチン容器の受注をすでに獲得していることを明らかにした。同ワクチンを開発しているすべてのメーカーから注文が入っているという。ディ

BASF―第2四半期の純損益が赤字に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が10日発表した2020年4~6月期(第2四半期)暫定決算の純損益は8億7,800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(59億5,400万ユーロ)から大幅に悪化した。新型コ

ハイデルベルクセメント―評価損34億ユーロ計上へ―

建材大手の独ハイデルベルクセメントは6日、2020年第2四半期(4~6月)に営業権(のれん)とその他の資産で評価損およそ34億ユーロを計上すると発表した。新型コロナ危機を受けて事業見通しを見直した結果、資産の評価額を大幅

ルフトハンザ―管理部門などで人員削減―

新型コロナ危機で経営が悪化した独航空大手ルフトハンザ(フランクフルト)は7日、新たなコスト削減策を発表した。国から受ける巨額支援を早期に返済するためにはコストを一段と圧縮する必要があるためと説明している。 同社は4月初旬

SAP―第2四半期増益に―

企業ソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)が8日発表した2020年4~6月期(第2四半期)暫定決算の営業利益は19億6,000万ユーロとなり、前年同期比で8%増加した。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、出張見合わせや

シーメンス―発電設備部門分離を株主が承認―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)の臨時株主総会が9日、バーチャル形式で開催され、発電設備子会社シーメンス・エナジーの分離計画が99.36%の賛成で承認された。シーメンスは今後、経営資源を「スマート・インフラ」「デジタル

ダイムラー―コスト削減強化へ、上期乗用車販売は21%減―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は8日のバーチャル株主総会で、コスト削減の強化方針を明らかにした。新型コロナ危機を踏まえた措置で、オラ・ケレニウス社長は、昨年打ち出したコスト削減計画は車両の電動・IoT化に対

フォルクスワーゲン―シート事業を合弁化―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は13日、シート製造子会社SITECHを独シート大手ブローゼとの合弁会社へと転換することで基本合意したと発表した。SITECHは業績不振が続いていることから、合弁

フォルクスワーゲン―中国合弁が工場近代化―

独フォルクスワーゲン(VW)グループと上海汽車(SAIC)の中国合弁、上汽大衆汽車が上海工場を近代化するもようだ。政府文書をもとにロイター通信が報じた。 約5億2,000万ユーロを投じて工場を近代化し、アウディのセダン6

BMW―電池原料コバルトをモロッコから調達―

高級乗用車大手の独BMW(ミュンヘン)は9日、モロッコの鉱業大手マナジェム・グループから車載電池用のコバルトを調達することで合意したと発表した。自社の電動車に搭載する電池の原料を自ら調達することで、持続可能性に配慮したサ

ドイツポスト―EVをリコール、発火の恐れで―

物流大手のドイツポスト(ボン)が子会社ストリートスクーター製の電気自動車(EV)をリコール(無料の回収・修理)する。発火の恐れがあるため。独連邦陸運局(KBA)のリコールデータバンクのデータをもとに各種メディが報じた。

上部へスクロール