総合 - ドイツ経済ニュース

企業景況感2年半ぶりの高水準に

Ifo経済研究所が25日発表した10月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月比1.0ポイント増の110.5となり、2年半ぶりの高水準に達した。改善は2カ月連続。今後6カ月の事業の見通しを示す期待指数が特に大き […]

生産者物価の下げ幅1.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比1.4%減となり、これまでに引き続き落ち込んだものの、下げ幅は前月の同1.6%から0.2ポイント縮小した。物価の最大の押し下げ要因であるエネルギーの下落幅が

バブル予防策を法制化、不動産価格の急上昇背景に

独連邦財務省は24日、不動産バブルの予防に向けた法原案を関連省庁に送付した。バブルの恐れが出てきた場合、融資の抑制を銀行に命じるという内容。関連省庁からの意見を踏まえて法案を作成し、来年夏までに議会で成立させる考えだ。ド

外資・国外政府からの企業防衛を政財界が検討

国内企業を国外の企業・政府から防衛するための検討がドイツの政財界で行われているもようだ。保護主義など経済エゴイズムの潮流が世界的に強まり、ドイツの有力企業が巨額の制裁金を科されて経営危機に陥ったり、互恵主義に反した“不当

高額医薬品の薬剤費抑制へ、上市後1年以内でも薬価交渉対象に

ドイツ政府は12日の閣議で、医薬品供給強化法案を了承した。画期的な新薬の開発意欲を削がないようにするとともに、健康保険の薬剤費支出を抑制することが狙い。連邦議会(下院)の決議を経て来年から施行される見通しだ。 医薬品市場

卸売物価の下げ幅0.3%まで縮小

ドイツ連邦統計局が12日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比0.3%減となり、これまでに引き続き低下したものの、下げ幅は前月の1.2%から0.9ポイント縮小した。直近のピークである4月(2.7%)に比べると2.4ポイン

9月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.2%に

ドイツ連邦統計局は13日、9月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.7%、前月比が0.1%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイン

製造業受注2カ月連続で増加、8月+1%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した8月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.0%増(暫定値)となり、2カ月連続で拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)と国内が好調で、ユー

鉱工業生産指数8月は大幅改善

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した8月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.5%増(暫定値)となり、7カ月来の大きな伸びを記録した。増加は2カ月ぶり。比較対象の7月は学校

8月輸出9.8%増に

ドイツ連邦統計局が10日発表した8月の輸出高は前年同月比9.8%増の965億ユーロへと拡大し、昨年6月以来の大きな伸びとなった。今年は7月に工場休業を設定する企業が多かったことから、その反動で8月の生産・輸出が押し上げら

「独高速料金はEU法違反」、欧州委が提訴

欧州連合(EU)の欧州委員会は9月29日、ドイツが計画している高速道路「アウトバーン」の有料化について、実質的に国外で登録された乗用車のみを課金対象とする料金制度はEU法に違反するとして、独政府をEU司法裁判所に提訴した

10月1日付の法令改正

・3種類以上の医薬品を処方された患者は投薬計画の請求が可能に。投薬計画は当初、紙に書かれたものに限られるが、2018年からは患者が希望すれば電子健康保険カードを使った呼び出しも可能に ・紙に手書きの署名という書式でなくて

消費者景況感がやや悪化

市場調査大手GfKが9月28日発表したドイツ消費者景況感指数の10月向け予測値は10.0となり、9月の確定値(10.2)から0.2ポイント低下した。同指数の悪化は2カ月ぶり。景気の減速見通しが響いたもようだ。数値自体は極

インフレ率が昨年5月の水準まで回復、9月0.7%に

ドイツ連邦統計局が9月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月を0.7%上回り、インフレ率は昨年5月の水準まで回復した。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーの下げ幅が前月の5.9%から3.6%に縮小したこ

失業者数、9月は大きく減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が9月29日発表した同月の失業者数は260万8,000人となり、前月を7万7,000人下回った。夏季バカンスシーズンが終了したことが大きく、季節要因を加味した実質では1,000人増とやや拡大した。

コネクテッドトラック用システムをVWとダイムラーが公開

独北部のハノーバーで22日に開幕したIAA国際商用車ショーで、フォルクスワーゲン(VW)とダイムラーがそれぞれコネクテッドトラックのシステムを初公開した。トラック業界は付加サービスの提供が大きな意味を持つ時代へと突入しよ

5G通信網を世界に先駆けて構築へ

ドイツ交通省は27日、次世代移動通信(5G)網の構築に向けた戦略「5Gへの5つの取り組み(5 Schritte zu 5G)」を発表した。車車間・路車間通信(V2X)を利用した自動運転や、つながる工場(インダストリー4.

独企業景況感がV字回復、14年5月以来の高水準に

Ifo経済研究所が26日発表した9月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の106.3から109.5へと3.2ポイント上昇し、14年5月以来の高水準へと達した。同指数の改善は3カ月ぶり。前月は英国の欧州連合(

8月輸入物価-2.6%、過去1年で最小の下落幅に

ドイツ連邦統計局が27日発表した8月の輸入物価指数は前年同月を2.6%下回ったものの、下落幅は過去1年で最小となった。エネルギーの下落率鈍化が大きい。エネルギーを除いた輸入物価の変動率はマイナス1.5%だった。 エネルギ

高齢者の就労促進へ、年金柔軟化法案を閣議了承

ドイツ政府は14日の閣議で、年金受給ルールを柔軟化する法案を了承した。高齢労働者の就労意欲を高める効果が見込めることから、高齢化に伴う人材不足が緩和されると期待されている。議会の承認を経て来年7月1日から施行される見通し

生産者物価の下落幅、8月は1.6%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比1.6%減となりこれまでに引き続き低下したものの、下げ幅は前月の2.0%から0.4ポイント縮小。直近のピークである3月と4月(ともに3.1%)に比べると1.

製造業の景気減速、7月輸出はリーマンショック来の下落幅に

ドイツの製造業の減速が鮮明になってきた。7月の輸出高は2ケタ減と大幅に後退。製造業生産高も振るわなかった。新規受注の低迷が続いていることから、業界の生産、輸出、売り上げが本格回復する兆しは今のところない。英国の欧州連合(

8月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.1%に

ドイツ連邦統計局は13日、8月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.4%、前月比が0.0%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイン

卸売物価の下げ幅5カ月連続で縮小、8月は1.2%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した8月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.2%減の103.8となり、これまでに引き続き低下したものの、減少幅は5カ月連続で縮小した。前月比は0.7%減で、6カ月ぶりに落ち込ん

失業者数、8月も実質減に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が8月31日発表した同月の失業者数は268万4,000人となり、前月比で2万3,000人増加した。夏季はバカンスなどの影響で失業者数が増加しやすいという事情があり、季節要因を加味した実質ではこれま

移民排斥政党の躍進止まらず、州議選の得票率21%で2位に

ドイツ北東部のメクレンブルク・フォーポマーン州で4日、州議会選挙が行われ、即日開票の結果、移民排斥を前面に掲げる新興政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が20.8%の高い得票率を獲得し、中道右派の大政党・キリスト教民主

支援器具の選択肢拡充を公的健保に義務づけ

ドイツ政府は8月31日の閣議で治療・支援機器強化法(HHVG)案を了承した。公的健康保険の適用対象となる歩行器、補聴器、紙おむつなど支援器具の選択肢を拡充することが狙い。同法案は連邦議会(上院)の可決を経て来年3月に施行

製造業の7月受注+0.2%に

ドイツ連邦経済省が6日発表した7月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.2%増となり、2カ月ぶりに上昇した。ユーロ圏(ドイツを除く)が5.9%増加して全体をけん引。ユーロ圏外も0.6%伸び

英EU離脱で企業景況感が大幅悪化、消費者景況感には影響なし

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定がドイツの景気に影を落とし始めた。ただ、経済界と消費者とでは受け止め方の温度差が大きく、消費者景況感が堅調を保っているのに対し、企業景況感は大幅に悪化した。英国通貨ポンドの急

第2四半期の成長率鈍化、設備・建設投資が足かせに

ドイツ連邦統計局は24日、2016年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率は0.4%で、速報値と変わらず、前期の同0.7%から鈍化。企業の投資活動が振るわず足

8月インフレ率、横ばいの0.4%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月比0.4%増となり、インフレ率(物価の変動率)は前月と同じ水準にとどまった。最大の物価押し下げ要因となっているエネルギーの下落率は前月の7.

輸入物価の下落幅が3カ月連続で縮小、7月は3.8%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した7月の輸入物価指数は前年同月比3.8%減となり、下落幅は3カ月連続で縮小した。エネルギーの下落率が鈍化していることが大きい。エネルギーを除いた輸入物価の変動率はマイナス1.9%だった。 エ

カーシェアの普及促進へ、専用駐車スペースなど確保

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相は24日、カーシェアリングの普及促進に向けた法原案を国内16州と関連業界団体に送付した。カーシェアは環境に優しく、市内交通の緩和にもつながるとみており、優遇先を通して利用を後押しす

9月1日付の法令改正

・銀行口座を他の銀行に移すことが容易に。旧銀行は顧客から受けていた口座引き落としなどの委託リストを新銀行と顧客に通知しなければならず、新銀行も顧客が旧銀行で利用していた口座の送金・引落サービスを引き継がなければならない(

VW工場で大規模な操短、サプライヤーの部品供給拒否で

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の国内工場が18日以降、相次いで操業停止に陥った。ボスニア資本のサプライヤー、プレヴェント・グループの供給拒否を受けて完成車と部品を生産できなくなったためだ。同サプライヤーとはその後

GDP成長率が鈍化、第2四半期0.4%に

ドイツ連邦統計局が12日発表した2016年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.4%増となり、伸び率は前期の0.7%から鈍化した。比較対象の1-3月期は暖

7月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.3%に

ドイツ連邦統計局は12日、7月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.4%、前月比が0.3%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイン

生産者物価の下落幅、7月は2%に縮小

ドイツ連邦統計局が19日発表した7月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比2.0%減となりこれまでに引き続き低下したものの、下げ幅は昨年8月(同1.7%)以来の低水準となった。同物価の最大の押し下げ要因である

卸売物価の下げ幅4カ月連続で縮小、7月は-1.4%に

連邦統計局が12日発表した7月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.4%減の104.5となり、これまでに引き続き低下したものの、減少幅は4カ月連続で縮小した。指数自体は前月を0.2ポイント上回る104.5へ

6月輸出1.2%増に、成長率は今年に入って鈍化

ドイツ連邦統計局が9日発表した6月の輸出高は前年同月比1.2%増の1,068億ユーロとなり、3カ月連続で拡大した。欧州連合(EU)のユーロ非加盟国向けが6.0%増の238億ユーロと好調で、これまでに引き続き全体をけん引。

欧州委、中・ロの冷延鋼板に反ダンピング措置

欧州連合(EU)の欧州委員会は4日、中国とロシア製の冷延鋼板に正式な反ダンピング(不当廉売)措置を発動すると発表した。中国製に19.7~22.1%、ロシア製に18.7~36.1%の反ダンピング関税を課す。 冷延鋼板は自動

環境対応車の普及策空振りか、購入助成金の申請少なく

独連邦経済輸出監督庁(BAFA)は4日、電気自動車(EV)などの環境対応車を対象とする購入助成金の申請統計を発表した。それによると、7月2日の受付開始から同日までの1カ月強の申請件数は1,794件だった。政府が景気対策で

製造業受注に勢いなく、6月は0.4%減少

ドイツ連邦経済省が5日発表した6月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。同指数は昨年末から1カ月おきに増加と減少を繰り返しており、同省は「上半期の製造

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