東欧市場における自動車工業界の動き

シュコダ自、ワークピース補充を自動化

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、ヴルフラビー工場における生産自動化が前進したと発表した。CNC切削加工ラインのワークピース(原材料)補充を自動化するもので、シュコダ自では「『インダ […]

シュコダ自、19年の特許数がチェコ企業最多に

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は7日、2019年の特許申請数が同国企業の中で最多となったことを明らかにした。申請数は94件で、17年から倍増した。国内の研究機関も合わせた全体の順

FCAセルビア、クラグエバツ工場の生産再開

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモビールズ(FCA)のセルビア子会社FCAセルビアは7日、中部クラグエバツ工場の操業を再開した。当初は2シフト制で対応する。同工場は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月1

ロシア新車販売、6月は14.6%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は7日、同国の2020年6月の新車(乗用車・小型商用車)販売が12万2,622台となり、前年同月に比べ14.6%減少したと発表した。1~6月の累計は、前年同期比23.3%減の63万5,9

ロシア新車販売、6月は14.6%減少 1/2

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は7日、同国の2020年6月の新車(乗用車・小型商用車)販売が12万2,622台となり、前年同月に比べ14.6%減少したと発表した。1~6月の累計は、前年同期比23.3%減の63万5,9

スロバキア工科大、独シーメンスと自動運転車開発で提携

スロバキア工科大学(STU)は6月30日、独電機大手シーメンスと自動運転車の開発に向けた提携覚書を交わした。機械エンジニアリング学部が主導し、高度な安全性・快適性を備えるスマート自動運転車、代替駆動システム、 先進的な車

フォード・ルーマニア、契約従業員200人超削減

米自動車大手フォードがルーマニア南部のクラヨバ工場で人員削減を計画している。現地紙『ガゼタ・デ・シュド』が工場関係者の情報として1日報じたもので、有期雇用契約の従業員213人が対象となる。新型コロナ危機で需要が冷え込んで

フォルクスワーゲン、トルコ工場の建設計画を撤回

自動車大手の独フォルクスワーゲン(ヴォルフスブルク)がトルコに完成車工場を建設する計画を撤回した。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じ、同社が追認したもので、広報担当者は新型コロナ危機に伴う自動車需要の世界的な激減を受けて

フォルクスワーゲン―トルコ工場の建設計画を撤回―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(ヴォルフスブルク)がトルコに完成車工場を建設する計画を撤回した。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じ、同社が追認したもので、広報担当者は新型コロナ危機に伴う自動車需要の世界的な激減を受けて

サプライチェーン再編でポーランド企業にチャンス

新型コロナ危機をきっかけとしたサプライチェーン再編に、ポーランド企業が商機を見出している。部品調達の滞った自動車・部品メーカーの例を教訓に、仕入れ先の多様化が検討されているためだ。ポーランドは人件費の安さや高度な技術を有

マジャールスズキの19年売上高23%増、世界でも23.5%増

スズキ自動車のハンガリー子会社、マジャールスズキの2019年の国内売上高は3億4,330万ユーロとなり、前年から23%増加した。市場シェアは同2.2ポイント増となる16.3%で、4年連続で首位をキープした。世界全体の売上

独アウディ、ハンガリー工場で3シフト制に復帰

独自動車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア は6月15日から、自動車生産に第3シフトを導入し、従来の生産体制を再開させた。同日には、ハンガリーのオルバン首相とパルコビック・イノベーション相が工場を訪問し、

FCAセルビア子会社、ハイブリッド車の輸入開始

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモビールズ(FCA)のセルビア子会社FCAセルビアはこのほど、FCAのイタリア工場からハイブリッド車(HV)の輸入を開始した。国営テレビ局RTSによると、輸入開始は電気自動車

韓国電装部品メーカー裕羅、アルバニア工場を開設

韓国の自動車部品メーカー、裕羅は6月26日、アルバニア南西部のフィエルに工場を開設した。投資額は10億レク(約800万ユーロ)。従業員数は540人強で、2023年までに最大2,000人に増やす計画だ。同工場の輸出額は3年

Audi Hungaria

独自動車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア は15日から、自動車生産に第3シフトを導入し、従来の生産体制を再開させた。同日には、ハンガリーのオルバン首相とパルコビック・イノベーション相が工場を訪問し、生産

シュコダ自、チェコのモビリティ刷新プログラムに参加

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車は16日、チェコ国家プログラム「モビリティ・イノベーション・ハブ」への参加を発表した。同プログラムは官民協力によるモビリティに関わるサービスと技術の開発、実用化、

セルビア自動車産業、1-5月生産高が半減

セルビア自動車産業の生産高は今年1—5月期、前年同期の半分に後退した。新型コロナウイルスの流行で取引先の自動車メーカーが生産を停止したのが原因だ。 自動車部品業界団体であるセルビア・オートモービル・クラスタは、欧州の他の

「アウディ工場に支援実施も」=ハンガリー首相

ハンガリーのオルバン首相は15日、北西部のジュールに独高級車大手アウディが持つ工場を訪問し、同工場のフル稼働を保証するため金銭的支援を実施する用意があると言明した。アウディをコロナ危機後の景気回復のカギを握る企業と位置付

ロシア新車販売、5月は51.8%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)はこのほど、同国の2020年5月の新車(乗用車・小型商用車)販売が6万3,033台となり、前年同月に比べて51.8%減少したと発表した。1~5月の累計では、前年同期比25.7%減の47万

ベラルーシ商用車MAZ、モンゴルに消防車両を供給

ベラルーシ商用車大手MAZがモンゴルへの消防車両の出荷を開始した。国営通信社ベルタが8日報じたもので、ベラルーシの消防車両最大手ボズナブとの共同受注に基づき、モンゴルの首都ウランバートルにある国家緊急管理局(NEMA)に

ウズベク、輸入車の物品税を廃止

ウズベキスタン政府は先ごろ、輸入車や一部商用車などに課せられている物品税の廃止を決定した。同国司法省によると、同措置は今年8月1日から実施される。現在、自動車輸入に課せられている物品税率は30%。政府は今回の措置で競争を

チェコの4月鉱工業生産33.7%減、過去最低のマイナス幅に

チェコ統計局(CSU)が8日発表した4月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で33.7%減少し、下げ幅は前月から21.2ポイント拡大した。これは統計を開始して以来最低の水準。新形コロナウイルスの感染拡大に伴う生産活動

「自動車依存から脱却を」=スロバキア大統領

スロバキアのチャプトヴァ大統領はこのほど議会で演説し、将来的な経済成長に向けた変化の必要性を訴えた。「低賃金を武器に投資を誘致する時代は終わり、国内の事業環境支援を通じて次の段階に進まなくてはならない」と強調した。 大統

ソラリス、燃料電池バスの試験走行進む

スペインの鉄道車両大手CAFのバス製造子会社であるポーランドのソラリスが、欧州の都市で燃料電池バス「ウルビーノ12」の試験走行を進めている。イタリア、オランダ、ドイツに続き、今月はオーストリアの首都ウィーンで1週間運行し

FCA、ポーランドの全工場が生産再開

欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルス(FCA)は、ポーランド南部のティヒ工場の稼働を16日から再開する。新形コロナウイルスの感染拡大を受けて生産を中断していた同国の自動車工場は軒並み操業を再開してお

ロシア新車販売、5月は51.8%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は4日、同国の2020年5月の新車(乗用車・小型商用車)販売が6万3,033台となり、前年同月に比べて51.8%減少したと発表した。1~5月の累計では、前年同期比25.7%減の47万8,

トヨタ・ポーランド、HV対応エンジンの生産拡大

トヨタ自動車のポーランド子会社トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ポーランド(TMMP)は3日、南西部のイェルチ・ラスコヴィツェにある工場でハイブリッド車(HV)対応の新世代1.5リットル3気筒ガソリンエンジンの生

ハンガリー新車登録、5月は52%減

ハンガリー自動車輸入業者連盟(MGE)がこのほど発表した5月の国内の新車乗用車登録台数は6,472台となり、前年同月から52%減少した。1-5月期では前年同期比25%減の4万5,315台だった。3.5トン以下の小型商用車

ダチア、1100人を6月末まで一時解雇

仏ルノーのルーマニア子会社ダチアが中南部にあるミオベニ工場の従業員1,100人を一時解雇した。現地通信社メディアファクスが社内組合関係者の情報として報じたもので、新型コロナウイルス流行による需要の落ち込みを受けて今月2日

トルコ自動車生産、5月は53.7%減

トルコ自動車工業会(OSD)が8日発表した5月の自動車生産台数は6万3,145台となり、前年同月から53.7%の大幅減を記録した。新形コロナウイルスの感染拡大に伴う生産中断が響いた。このうち乗用車は55.1%減の4万3,

露アフトトル、独BMWの受託生産を一時停止

ロシアの自動車メーカー、アフトトルは受託する独BMWのモデル生産を一時停止する。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてサプライチェーンに混乱が生じ、部品調達に支障が出ているためだ。期間は今月中旬から月末までで、7月上旬から

ハンガリー、自動車走行試験場「ザラゾーン」の整備順調

ハンガリーのパルコヴィチ革新相は5月26日、ザラエゲルセグの自動車走行試験場「ザラゾーン」の整備が順調に進んでいることを明らかにした。新型コロナウイルス流行の影響はなく、第2期整備が予定通り進捗しているほか、最終段階の第

仏PSA、スロバキア工場で週末操業を再開

仏自動車大手のプジョー・シトロエン・オートモビル(PSA)はスロバキアのトルナバ工場で6月6日の土曜日から週末操業を再開する。新形コロナウイルスの感染拡大を受けて閉鎖した同工場では5月26日から段階的に生産を再開し、現在

トルコ新車販売、5月は2.4%減

トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した5月の新車販売台数(乗用車+小型商用車)は3万2,235台となり、前年同月から2.4%減少した。新型コロナウイルス流行を受けた外出禁止措置などが響いた。乗用車の販売台数は7.6

中国宇通客車、カザフにCNGバス760台納入

カザフスタンが中国のバスメーカー宇通客車から圧縮天然ガス(CNG)燃料バス760台を調達する。6月上旬に同国第3位の都市シムケントと西部のアティラウにそれぞれ590台と170台が到着の予定。両市における車両不足と大気汚染

トヨタのチェコ合弁会社TPCA、生産を再開

チェコの自動車メーカー3社のうち他の2社は4月中に生産を再開しており、TPCAの再稼働が最後となった。

コロナ危機でチェコの自動車製造3社はいずれも生産を停止したが、現代自動車は4月14日、シュコダ自動車は27日にそれぞれ再開した。

チェコ乗用車生産台数は1—4月に31%減少した。

チェコの自動車・バイク生産数、1-4月は31%減

チェコ自動車工業会(SAP)が19日に発表した同国の1-4月の自動車・オートバイ生産台数は33万9,266台となり、前年同期から31.1%縮小した。

乗用車の生産台数をメーカー別にみると、最も多かった独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダは29.6%減の21万8,374台となったほか、トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)(31.5%減、5万3,233台)と韓国現代自動車(35.3%減、6万5,890台)も大きく減らした。

メーカー別では伊イベコが19%減の1,179台となった一方、地場のSORリブハヴィは44%増の144台を生産した。

マジャールスズキが400人を新規雇用、コロナ後の生産回復に対応

6月29日に現行の単一シフトから2シフト制に移行するのに伴うものだ。

エステルゴム工場は新型コロナの感染拡大を受けて3月23日に操業を停止した後、4月29日から単一シフトで生産を再開した。

同工場は今年1月から欧州向けに生産する全てのモデルをハイブリッド(HV)仕様に転換し、SUV「ビターラ」やクロスオーバーモデル「SX4Sクロス」などを製造している。

日産の大型EVバンが欧州で発売、スロバキア企業が改良

日産自動車はこのほど、電動ピックアップ「e-NV200」の大型バージョン「e-NV200XLヴォルティア」を欧州ラインナップに加えた。

都市部での配達におけるゼロエミッション車の需要拡大が見込まれるためで、大型バージョンを開発したスロバキアの自動車エンジニアリング会社ヴォルティアと提携して販売攻勢を強める。

物流業界にとっては、最終拠点から消費者に届けるまでの「ラストワンマイル」を担当する小型商用車の運送能力アップが業務の効率化に直結する。

独BMW、ハンガリー工場の用地取得が完了

独BMWがハンガリーのデブレツェンで工場用地の取得手続きを完了した。

うち3,470万ユーロを政府が助成する。

BMWは昨年9月に工場用地として500ヘクタールの敷地を購入する契約に調印した。

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