東欧市場における自動車工業界の動き

TPCA、10%の人員削減へ

トヨタ自動車とPSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)がコリーン工場で250人の削減に踏み切る。これにより、西欧・南欧市場における受注減に対応する。 \ 5月以降

タリンが三菱自のトランシップ港に

三菱自動車は、エストニアのタリン港をロシア工場向け自動車部品のトランシップ港に決定した。ロシア鉄道(RZD)のラトビア物流子会社RZDロジスティクスのソコロフ社長が18日、ラトビア紙『Dienas Bizness』で明ら

GM、ロシア生産能力を3倍化

米自動車最大手のゼネラルモーターズ(GM)がロシアでの生産能力を現在の3倍に強化する。昨年発表した総額10億米ドルの投資5カ年計画の一環で、サンクトペテルブルグの自社工場およびロシア同業のアフトワズと共同で操業するトリヤ

ロシア新車販売、5月は11%増

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)がこのほど発表した2012年5月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は26万944台と、前年同月から11%増加した。1~5月の累計販売台数は前年同期比15%増の114万1,484台だ

現代自、チェコ工場で「i30」ワゴンの生産開始

韓国の現代自動車は15日、チェコのノショビツェ工場で新型「i30」のコンパクトワゴンの生産を開始した。 \ 3月のジュネーブ・モーターショーで初公開されたi30ワゴンは現代自の欧州主力モデルである新型「i30」のワゴン版

シュコダ自、5月の販売台数が過去最高更新

独フォルクスワーゲンのチェコ子会社シュコダ自動車は13日、2012年5月の世界販売台数が前年同月比4.3%増の8万1,500台となり、5月としては過去最高を記録したと発表した。1~5月の販売台数も前年同期比8.6%増の4

スズキの12年生産台数、昨年並みの見込み

自動車大手スズキのハンガリー子会社がこのほど明らかにした2011年業績によると、現地生産台数は前年比1%増の17万1700台で、当初目標を達成した。一方、今年の生産見通しについては、2月に示した18万~18万5,000台

自動車産業の輸出、昨年は過去最高

ポーランドの自動車産業の輸出は2011年に187億~191億ユーロと過去最高となった。今年は主要仕向け先である西欧の需要が低迷しているため昨年を下回りそうだ。 自動車情報サイト「AutomotiveSuppliers.p

スズキ、ハンガリー新車市場で2位に上昇

ハンガリーの市場調査会社データハウスが1日発表した5月の乗用車の新規登録台数は4,581台となり、前年同月比で約20%の伸びを示した。販売増は5カ月連続。とくにスズキが好調だった。 \ スズキの販売台数は5倍増の466台

ダイムラー、カマズの経営権取得「年内は無理」

独自動車大手のダイムラーが目指している、ロシアのトラック最大手のカマズ(Kamaz)への出資比率を引き上げる計画は年内の実現が難しくなっている。カマズの筆頭株主(49.9%保有)である国営持ち株会社ロステクノロジーのセル

アフトワズ、11年は86%の増益

ロシアの自動車最大手アフトワズは18日、2011年の純利益が67億ルーブル(2億1,580万米ドル)となり、前年から86.2%増加したと発表した。売上高は前年比27%増の1,751億ルーブルだった。 \ 日産自動車・仏ル

フィアットのポーランド工場、WCMの金メダル受賞

伊フィアット・グループ傘下でエンジン開発・製造を手がけるフィアット・パワートレイン・テクノロジーズはこのほど、ポーランドのビエルスコ・ビャーワ工場が生産性と品質の向上を目指すワールドクラス・マニュファクチャリング(WCM

チェコ、自動車生産・販売・輸出統計 2012年1~3月

チェコ自動車工業会によると、同国の2012年1~3月の自動車生産(乗用車+小型商用車)は、34万9,026台となり、前年同期に比べ13.70%増加した。 \ メーカー別の内訳をみると、シュコダが19万6,225台で最も多

日産がロシアに1.7億ユーロを投資、生産能力を2倍化

日産自動車は21日、ロシアのサンクト・ペテルブルグ工場に1億6,700万ユーロを追加投資し、2014年までに生産能力を10万台に倍増させる計画を発表した。成長著しいロシア市場での販売拡大を視野に入れて現地生産を強化する。

フォークリフト市場が回復

ポーランドではフォークリフトの需要が回復している。同国の商社ワンダレックス(Wandalex)のSkrzeczynski社長が現地日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita)』に述べたところによると、今年は2

シュコダ、4月販売10%増

チェコの自動車メーカー、シュコダは4月に世界市場で前年同月比4.1%増の約8万1,400台を販売した。独インターネットポータルサイト「pressrelations」によると、特に東欧諸国での販売が好調で、同28.1増の1

モスクワで充電インフラ整備進む

モスクワでは電力会社MOESKが主導する電気自動車(EV)の充電スタンド整備プロジェクトが近く完了する。ロシアでこれまでに販売されたEVは約100台にとどまっているが、充電インフラの設置が進むことで普及の追い風となるか注

ウクライナ自動車製造業界、1-4月は14.8%減産

ウクライナ自動車工業会(UkrAutoprom)がこのほど発表した1-4月の同国自動車製造統計は2万6,170台で前年同期実績を14.8%下回った。乗用車は16.9%減の2万4,071台、バスおよびトロリーバスは0.7%

ロシア新車販売、4月は14%増

ロシアの自動車業界団体である欧州ビジネス協会(AEB)が12日発表した2012年4月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は26万6,267台と、前年同月から14%増加した。1~4月の累計販売台数は前年同期比18%増の

Skoda auto

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車 は14日、7段式自動変速機のデュアルクラッチトランスミッション「DQ200」の生産能力を引き上げると発表した。DQ200は、チェコのブルフラビ工場で今年9月から生

2013年7月からETC導入へ

ハンガリー政府は先ごろ、遅くとも2013年7月1日までに高速道路電子料金収受システム(ETC)を導入することを閣議決定した。 \ 同システムは、ハンガリー政府が今年4月に発表した財政緊縮と経済成長を促進する構造改革プログ

ホンダ、トルコでのオートバイ生産検討

ホンダがトルコでオートバイの生産を検討している。ホンダ・ターキーのカディール・カトルアイ副社長が現地紙『ザマン』に明らかにした。このたび、トルコ市場向けのオートバイ(100ccクラス)を開発・製造するプロジェクトに向けた

日産・ルノー、ロシア自動車最大手の経営権取得へ

日産自動車・仏ルノー連合は3日、ロシアの自動車最大手アフトワズの経営権を取得するための合弁会社を設立することでロシア政府系企業ロシアン・テクノロジーズと基本合意、覚書に調印したと発表した。 \ 声明によると、合弁会社には

現代自チェコ子会社、1-3月販売45%増

現代自動車のチェコ子会社ヒュンダイ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ(HMMC)はこのほど、1-3月期の販売台数が前年同期比45%増の8万3,000台に拡大したと発表した。これに伴い、売上高も前年同期から67%増

チェコ乗用車生産、1-3月は14%増

チェコの自動車産業が勢いづいている。自動車工業会(SAP)の2日発表によると、2012年第1四半期の乗用車生産台数は34万9,026台で、前年同期をほぼ14%上回る大幅増産となった。第1四半期としては過去最高を記録した。

チェコのトラムメーカー、国外で受注拡大目指す

トラム(路面電車)の生産を手がけるチェコのシュコダ・トランスポーテーションは、ドイツでの受注拡大を目指す方針だ。4月25日付けの『プラハ・ポスト』紙が伝えた。 \ シュコダ・トランスポーテーションの広報を担当するチェルナ

BMW

独高級車メーカーのBMW の広報担当者はこのほど、同社がスロバキアに工場を建設することを検討しているとのメディア報道を否定した。スロバキアのテレビ放送などが同国の東部に工場を建設する方向で交渉を始めていると報じたことを受

韓国企業、ルーマニアへの投資に意欲

韓国自動車大手の現代と大宇が、ルーマニアへの投資に意欲を示している。両社のハイレベル代表団がこのほど、同国のクルージュ・ナポカ市を訪問し、市長らと投資可能性などについて協議した。 \ 大宇は2年以上前から同国中部への投資

長城汽車、英国でピックアップの販売開始

中国の自動車大手、長城汽車は18日、英国で小型ピックアップトラック「スティード(Steed)」の販売を開始した。中国の自動車メーカーが英国に参入するのはこれが初めて。 \ スティードの販売価格は「スティードS」が1万3,

トヨタのロシア工場、9月から2直稼働

トヨタ自動車は20日、ロシア・サンクトペテルブルクの車両工場で9月から2直稼働を開始すると発表した。同工場で生産している中型セダン「カムリ」の販売が好調なため。2直化に伴い従業員を600人追加雇用し、9月時点で従業員数を

ポーランド、自動車生産落ち込む

ポーランドの自動車生産が後退している。ポーランドの自動車市場調査会社Samarは16日、3月の自動車生産が前年同月比26%減の6万4,400台に落ち込んだと発表した。前月比でも6.7%減となった。欧州系自動車大手3社(独

チェコ新車販売、第1四半期4.6%増

チェコで乗用車の販売が好調だ。自動車輸入協会(SDA)が先ごろ発表した今年第1四半期の新車登録台数は、前年同期比3.6%増の43,529台だった。3月単月では17,064台で、前年同月を2%下回った。 \ 独フォルクスワ

フィアット、セルビアに新工場開設

イタリアの自動車大手フィアットがセルビアのクラグエバツ(Kragujevac)市に新工場を開設した。総投資額は9億4,000万ユーロ。5月末から、最新設備を誇る同工場でフィアットの新モデル「500L」を生産する。2,40

長城汽車、ブルガリアで受注

今年2月にブルガリア工場が本格稼働を開始した中国の自動車大手、長城汽車 はこのほどブルガリアで受注を獲得した。ブルガリア国営ラジオ(BNR)が伝えた。長城汽車に発注したのはヴラツァ市に本拠を置く政府系企業ノースウェスタン

シュコダ自、販売台数が過去最高に

チェコのシュコダ自動車は12日、3月の販売台数が前年同月比12.1%増の9万5,200台となり、単月として過去最高を記録したと発表した。ロシア、インドなど新興国の販売が好調だった。1‐3月期では前年同期比11.8%増の2

シュコダの1‐3月販売は24万2千台、3月は過去最高に

独フォルクスワーゲンの(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は12日、1‐3月期の販売台数が前年同期比11.8%増の24万2,700台に拡大したと発表した。特に3月が好調で、前年同月比12.1%増の9万5,200台を

長城汽車、ブルガリアで受注

今年2月にブルガリア工場が本格稼働を開始した中国の自動車大手、長城汽車はこのほどブルガリアで受注を獲得した。ブルガリア国営ラジオ(BNR)が伝えた。 \ 長城汽車に発注したのはヴラツァ市に本拠を置く政府系企業ノースウェス

独メルセデス、トルコ向け輸出でリラ決済に切り替え

独自動車大手メルセデス・ベンツは、トルコ向け輸出の決済通貨を今月1日にユーロからトルコリラに切り替えた。トルコの経済成長を背景にトルコリラが上昇しているため。ドイツ企業がトルコリラ建て決済を採用するのはこれが初めてのケー

アフトトル、自動車クラスター設立・加マグナと共同で

自動車の受託生産を手がけるロシアのアフトトルは、カナダの自動車部品大手マグナとロシアのカリーニングラード州に自動車産業クラスターを設立する計画だ。アフトトルのシェルバコフ取締役会会長がこのほど明らかにした。 \ 自動車産

アフトワズ、ラーダ「2107」の生産中止へ

ロシアの自動車大手アフトワズは16日、ラーダ「2107」モデルの生産を中止すると発表した。需要減を受けた措置。具体的な日程は明らかにしていない。 \ 西欧では「Nova」、「Riva」の名称で知られる「2107」は198

現代自動車、3月のロシア販売が30%増に

韓国の現代自動車はこのほど、ロシア市場における3月の販売台数が前年同月比30%増の1万6,263台に拡大したと発表した。モデル別では、「ソラリス」1万592台、「ix35」2,153台、「サンタフェ」1,476台、「エラ

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