2012/4/18

ロシア

アフトトル、自動車クラスター設立・加マグナと共同で

この記事の要約

自動車の受託生産を手がけるロシアのアフトトルは、カナダの自動車部品大手マグナとロシアのカリーニングラード州に自動車産業クラスターを設立する計画だ。アフトトルのシェルバコフ取締役会会長がこのほど明らかにした。\ 自動車産業 […]

自動車の受託生産を手がけるロシアのアフトトルは、カナダの自動車部品大手マグナとロシアのカリーニングラード州に自動車産業クラスターを設立する計画だ。アフトトルのシェルバコフ取締役会会長がこのほど明らかにした。

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自動車産業クラスターには21の工場が結集。うち6つの工場は完成車の生産を、15の工場は部品の生産をそれぞれ担当する。年間生産台数は35万台。クラスターへの参加にはアフトトルのパートナー企業であるBMW、ゼネラルモーターズ、起亜自動車などが名乗りを上げている。シェルバコフ氏によると、プロジェクトは2期にわたり、第1期は2016年までに14工場を、第2期は18年までに7工場を建設する。総投資額は30億ユーロで、2万人の雇用創出効果を見込んでいるという。

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カリーニングラード州には工場のほかに人口5万人の新たな町も建設される。都市建設プロジェクトには5億ユーロが拠出される見込みだ。

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