2012/4/18

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

長城汽車、ブルガリアで受注

この記事の要約

今年2月にブルガリア工場が本格稼働を開始した中国の自動車大手、長城汽車はこのほどブルガリアで受注を獲得した。ブルガリア国営ラジオ(BNR)が伝えた。\ 長城汽車に発注したのはヴラツァ市に本拠を置く政府系企業ノースウェスタ […]

今年2月にブルガリア工場が本格稼働を開始した中国の自動車大手、長城汽車はこのほどブルガリアで受注を獲得した。ブルガリア国営ラジオ(BNR)が伝えた。

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長城汽車に発注したのはヴラツァ市に本拠を置く政府系企業ノースウェスタン・ステート・エンタープライズ。昨年11月にナイデノフ農業相によって設立された企業で、国有林と狩猟動物の管理を手がける。同社は森林監視官が使用するスポーツ用多目的車(SUV)10台を発注。農業相によると1台当たりの価格は2万4,000レフ(税抜き)だという。

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長城汽車はブルガリア北部のロベチ工場で昨年11月中旬に試験操業を開始、今年2月21日から量産体制に入った。小型車「騰翼(Voleex)C10」、小型ピックアップトラック「風駿(Steed)」、SUV(スポーツ多目的車)「哈弗(Hover)H5」を年間5万台生産する。中国の自動車メーカーがEUで生産するのは長城汽車が初めて。(1BGN=54.23JPY)

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