2012/4/18

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

伊フィアットのトルコ合弁、中東・アフリカ向け車両の開発拠点に

この記事の要約

伊自動車大手のフィアットはトルコの合弁会社を活用して欧州、中東、アフリカ (EMEA) 市場向け車両の研究開発 (R&D)を強化する。現地紙『ザマン』がこのほど報じた。同社とトルコのコングロマリット、コチ ホー […]

伊自動車大手のフィアットはトルコの合弁会社を活用して欧州、中東、アフリカ (EMEA) 市場向け車両の研究開発 (R&D)を強化する。現地紙『ザマン』がこのほど報じた。同社とトルコのコングロマリット、コチ ホールディングの合弁会社であるトルコ自動車大手トファシュは、過去 6 年間で研究開発に 約9 億ドルを投資。フィアット向けの乗用車のほか、世界自動車大手向けの軽商用車を開発・生産してきた。今後、フィアットのR&D事業で中核的役割を担うことになる。

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トファシュは 2007 年からブルサ工場でフィアットのセダン『リネア』を生産している。最近発表された『リネア』の新型モデルは同社が開発した。今後は、フィアットのEMEA 市場向けの次世代セダンの開発にも注力する。

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また、トファシュは同工場で、フィアット車のほか、オペル/ヴォグゾール、プジョー/シトロエン向けにドブロおよびミニカーゴをベースとした軽商用車をOEM生産している。

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