東欧市場における自動車工業界の動き

トルコ4月新車販売56%減、1-4月では48%減

トルコ自動車販売協会(ODD)が3日発表した4月の新車販売台数(乗用車・小型商用車)は3万971台となり、前年同月の7万1,126台から56.5%減少した。二ケタ減は12カ月連続。縮小幅は前月(35.5%)から21ポイン […]

現代自がカザフに乗用車工場建設、小型車とSUVを製造へ

韓国の現代自動車は4月30日、カザフスタン南東部のアルマトイで乗用車組み立て工場の建設を開始した。投資額は約250億テンゲ(5,500万ユーロ)。まず小型車「アクセント」とクロスオーバーSUV「クレタ」を生産する。生産は

VWがスロバキアの1工場を閉鎖、露の輸入関税引き下げで

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、ロシア向けに完成車の分解輸出を行っていたスロバキア東部ハニスカの工場を閉鎖した。輸入車の関税引き下げに伴い同工場が意味を失ったことが理由。輸出台数は2004年の開所以来、

露ロスナノと商用車カマズ、EVバッテリー開発で提携

ロシア国営ハイテク企業のロスナノはこのほど、同国の商用車大手カマズと電気自動車(EV)用バッテリーなどの共同開発を行うことで合意した。ロスナノ子会社のリオテフのリチウムイオン電池を利用し、蓄電モジュールやシステムを開発す

ロシア新車販売、3月は1.8%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が4日発表した同国の2019年3月の新車(乗用車・小型商用車)販売は16万180台となり、前年同月に比べ1.8%増加した。1~3月の累計は前年同期比0.3%減の39万1,650台と、ほぼ

Solaris

ポーランドの商用車大手ソラリス は4月3日、リトアニア中部にあるタウラゲ(Taurage)市のバス運行会社、UAB Taurages autobusu parkasから今年3月、100%電動(EV)バス「ウルビーノ8.9

セルビア、EVメーカーの招致に意欲

セルビア西部のロズニツァが電気自動車(EV)メーカーの招致を狙っている。近郊でEV用バッテリーの材料となるリチウムの生産プロジェクトが進行しているのを強みに、完成車・部品メーカーを誘致したい意向だ。独フォルクスワーゲン(

トルコ3月新車販売35.5%減、1-3月では44.2%減

トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した3月の新車販売台数(乗用車・小型商用車)は4万9,221台となり、前年同月の7万6,345台から35.5%減少した。二ケタ減は11カ月連続。縮小幅は前月(47.1%)から11.

独メルセデス、ロシア乗用車工場が稼働

独自動車大手ダイムラーは3日、ロシアのモスクワ州でメルセデスベンツ乗用車工場の開所式を行った。投資額は2億5,000万ユーロ。1,000人以上を雇用し、ロシアの国内市場向けに生産する。これにより同社は従来の小型商用バン(

VWスロバキア、SUV「トゥアレグ」100万台の生産を達成

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は先ごろ、スポーツ多目的車(SUV)「トゥアレグ」のスロバキアにおける生産台数が通算で100万台に達したことを明らかにした。トゥアレグはブラチスラバ工場で2002年から生産している。

セルビア、EV購入補助金を検討

セルビア政府が電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)に対する購入補助金を検討している。トリヴァン環境相が3月28日に明らかにした。年内は財政面で余裕がないため、2020年から導入する予定だ。 セルビアは2017年末、

米フォードがロシア乗用車市場から撤退、商用車生産は継続

米自動車大手フォードがロシアでの乗用車生産から撤退する。不採算地域の事業を再編するグローバル戦略に沿うもので、現地同業ソレルスとの合弁会社フォード・ソレルスで3工場を閉鎖。同国乗用車市場から撤退する。今後はロシアで商用バ

チェコ、電動アシスト自転車の人気上昇

チェコで電動アシスト自転車が売れている。昨年の売上高はネット通販だけでも1億ユーロ(390万ユーロ)を超え、前年から10%増加した。マウンテンバイクやトレッキングバイクが人気だ。 人気が出始めたころの平均購入価格は2万8

シュコダ自の18年通期、販売好調も減益

チェコのシュコダ自動車が20日発表した2018年通期決算の営業利益は13億7,700万ユーロとなり、前期から14.6%減少した。売上高が4.4%の172億9,300万ユーロと過去最高を更新したものの、人件費の上昇や研究開

中国バス製造大手、セルビアで電気バス生産へ

中国のバス製造大手、銀隆(YinLong)グループが、買収を予定しているセルビア同業イカルバス(Ikarbus)の工場で電気バスを生産する計画だ。イカルバスのヴィチェンティッチ社長が22日明らかにした。 イカルバスは1月

トルコ自動車生産、2月は15.5%減

トルコ自動車工業会(OSD)が20日発表した2月の自動車生産台数は11万9,473台となり、前年同月比で15.5%減少した。生産縮小は11カ月連続。乗用車は8万77台で14.9%減少した。 自動車販売台数は47.5%減の

GMウズベク、カザフにSKD部品輸出開始

ウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)傘下のGMウズベキスタンは18日、カザフスタン自動車最大手サリアルカアフトプロム(SariarkaAvtoProm)のコスタナイ工場に組み立て部品の供給を開始したと発表し

シュコダ自の2月販売2%減少、6カ月連続でマイナスに

チェコのシュコダ自動車は14日、2月の販売台数が9万900台となり、前年同月から2%減少したと発表した。販売減は6カ月連続。中国と中欧での不振が響いた。SUVは好調だったものの、他の車種はほぼすべて減少した。 販売数を地

独VWのセルビア新工場、ウクライナから生産移管か

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が新設するとされるセルビア工場にウクライナから生産が移管されるとの観測が浮上している。セルビア日刊紙『ヴェチェルニェ・ノボスチ』が18日、関係筋の情報として伝えた。ウクライナ工場が

オペル、ロシア市場に再進出

仏自動車大手グループPSA傘下の独オペルは14日、ロシア市場に再進出すると発表した。まずは、年内に「グランドランド X」、「ザフィーラ・ライフ」、「ヴィヴァロ」の3モデルを市場投入し、今後さらに販売モデルを段階的に増やし

ルーマニアの18年乗用車生産数、30%増の47万台に

ルーマニアの自動車業界が急成長している。欧州自動車工業会(ACEA)が2月末発表した2018年の自動車産業報告書によると、同国の乗用車生産台数は前年比29.7%増の47万1,711台で過去最高となり、欧州の乗用車生産台数

米フォード、ロシアで工場閉鎖か

米自動車大手フォードがロシアで展開する2工場の閉鎖を検討しているもようだ。不採算地域の事業を再編するグローバル戦略に沿うもので、実施した場合にロシアでは小型商用車のみを生産することになる。ロイター通信が5日報じたところに

電動車普及のカギは価格=ポーランド

ポーランドでも電気駆動乗用車への関心が高まっている。具体的に購入を検討している人の割合は上昇し、実際の販売台数も増加している。普及の最大の足かせは価格で、政府による促進策の拡充が望まれる。 電動乗用車の新規登録台数は昨年

ハンガリー乗用車登録、2月は12.6%増

ハンガリーの2月の乗用車登録台数は1万1,227台となり、前年同月から12.6%増加した。ブランド別ではスズキが販売台数トップ(1,679台、シェア15%)で、フォード(1,109台)、シュコダ(1,019台)、オペル(

ロシア新車販売、2月は3.6%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が6日発表した、同国の2019年2月の新車(乗用車・小型商用車)販売は12万8,406台となり、前年同月に比べ3.6%減少した。1~2月の累計は、前年同期比1.8%減の23万1,470台

シュコダ自のクヴァシニ工場、年産台数が30万台を突破

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は2月26日、クヴァシニ工場の年産台数が2018年、初めて30万台を突破したと発表した。同工場ではSUV(スポーツタイプ多目的車)の「カロック」と「コディアッ

スロバキア政府、研究開発費控除を拡大

スロバキア政府はこのほど、同国の自動車工業会(ZAP)の代表と会談し、研究開発(R&D)に対する支援強化を約束した。経済省によると、来年から研究開発費の特別控除(「スーパー控除」)を強化し、控除率を現行の100%から15

PSAのトルナヴァ工場、「208」のEVモデルを生産

仏自動車大手PSAグループは先ごろ、スロバキアのトルナヴァ工場初となる電気自動車(EV)の生産を今年後半に開始すると発表した。生産されるのは小型車のプジョー「208」のEVモデルで、PSAの小型EVに使用しているCMP(

ブルガリアのシン・カーズ、ルセにEV工場を設置

ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズが小型電気自動車(EV)の工場を建設する。年2万台の生産が目標で、少なくとも1,000万レフ(約500万ユーロ)を投じる。 創業者のローゼン・ダスカロフ氏が先ごろ話したとこ

VWの東欧新工場、セルビアに設置か

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が東欧に新設を計画している工場の立地が、セルビアに決まったもようだ。政府寄りの現地紙『ノボスチ』が4日、消息筋の情報を基に報じた。中部シュマディア郡が設置先とされていることから、伊同

プラハ市、スモッグ警報の日は近距離交通を無料に

チェコの首都プラハ市は、スモッグ警報が出た日には近距離交通機関を無料とする方針だ。旅行者にも適用するという。同市の広報担当者がdpa通信の取材に対して明らかにした。同措置の実施により、1日あたり約20万ユーロの減収となり

シュコダ自の1月販売1.1%減、5カ月連続で減少

チェコのシュコダ自動車は14日、1月の販売台数が10万2,600台となり、前年同月から1.1%減少したと発表した。販売数の減少は5カ月連続。中欧と中国での販売不振が響いた。 販売数を地域別にみると、西欧は6.2%増の4万

PSAのスロバキア生産、昨年は5.1%増

仏自動車大手PSAグループが先ごろ発表したスロバキアにおける昨年の乗用車生産台数は35万2,007台となり、前年から5.1%増加した。同国での生産台数の増加は7年連続。昨年末には2006年以来の累積生産台数が300万台に

露自動車大手アフトワズ、現地生産でイランと交渉

ロシア自動車最大手のアフトワズは20日、イランでの現地生産、販売に向けて交渉中であることを明らかにした。繰延需要の大きい同国へ製品を供給し、独立国家共同体(CIS)以外の地域における存在感を強める狙いとみられる。ただ、親

ベラルーシMAZ、ベトナム合弁会社でバス製造

ベラルーシの商用車大手MAZがベトナムでのバス製造に乗り出す。ベラルーシのアンドレイチェンコ国会議長とベラルーシのパム駐ベトナム大使がこのほど会談し、現地合弁会社MAZアジアでの組み立てについて具体的な計画を協議する意向

独エーオン、ルーマニアでEV充電スタンド開設

独電力大手エーオンは25日、ルーマニアで電気自動車(EV)用充電スタンドを新たに開設したと発表した。ハンガリー石油大手MOLの現地子会社と提携して進めているプロジェクトの一環で、設置を予定している19カ所のうちの5カ所目

Skoda

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ が2月14日発表した2019年1月の世界新車販売は、前年同月比1.1%減の10万2,600台だった。市場別では、西欧(4万1,000台、6.2%増)、東欧(3,0

ホンダ、トルコでの「シビック」生産を終了

ホンダは19日、2021年中に英国とトルコにおける「シビック」生産を終了する計画を発表した。電動化に向けて進めるグローバル生産網の再編計画の一環で、生産終了とともに英スウィンドン工場を閉鎖する。トルコ・コジャエリ工場は稼

伊企業のトルコ進出先、北西部が有望=伊貿易促進機関

イタリア貿易促進機関(ITA)は13日、トルコに投資するイタリア企業の事業可能性に関するリポートを発表した。通貨リラの下落で、トルコと取引のある製造企業が現地生産を検討していることを受けた調査だ。インフラや交通の便、空き

ロシア新車販売、1月は0.6%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2019年1月の新車(乗用車・小型商用車)販売が10万3,064台となり、前年同月に比べ0.6%増加したと発表した。 自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は1月

トルコ、乗用車・小型商用車市場 2018年1~12月

トルコ自動車販売協会(ODD)によると、同国の2018年通期(1~12月)の国内新車販売(乗用車および小型商用車)は、前年比35.06%減の62万937台となり、大幅に落ち込んだ。 内訳は、乗用車が32.71%減の48万