ボルボ・カーズとポールスター、EUのCO2削減目標を達成
スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズは10月29日、電動車ブランドのポールスターと合わせた二酸化炭素(CO2)の削減量が、欧州委員会(EU)の定めた2020年のCO2削減目標を上回ったと発表した。これを受け同社は欧州委 […]
スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズは10月29日、電動車ブランドのポールスターと合わせた二酸化炭素(CO2)の削減量が、欧州委員会(EU)の定めた2020年のCO2削減目標を上回ったと発表した。これを受け同社は欧州委 […]
ポーランドが新たな原子力発電所の建設を米国に発注する観測が強まっている。ロイター通信が20日報じたところによると、両国はこのほど今後1年半かけて建設および資金調達のためのプログラム開発に取り組むことで合意した。米エネルギ
独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは13日、伊商用車大手イベコと協力してカーボンニュートラル(気候中立)の実現に向け取り組んでいると発表した。環境負荷の小さい液化天然ガス(LNG)や圧縮天然ガス(CNG)を燃
欧州委員会は14日、2050年までにEU域内で排出される温室効果ガスを実質ゼロにするカーボンニュートラル(気候中立)の実現を目指す「欧州グリーン・ディール」の一環として、建物の省エネ化を推進するための政策案や、地球温暖化
EU加盟国は15日の首脳会議で、2030年の温室効果ガス削減目標について協議したが、今回は数値目標の決定を見送り、12月に再協議することで合意した。年内の最終合意を目指す。 EUは現在、域内の温室効果ガス排出量を30年ま
欧州議会は7日の本会議で、2050年までに欧州連合(EU)域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法」の修正案を賛成多数で可決した。修正案には30年に域内の温室効果ガス排出量を1990
欧州議会は7日の本会議で、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法」の修正案を賛成多数で可決した。修正案には30年に域内の温室効果ガス排出量を1990年比で60%
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は16日、欧州議会で一般教書演説を行い、2030年に欧州連合(EU)域内の温室効果ガス排出量を1990年比で少なくとも55%削減するとの目標を打ち出した。EUは50年に域内で排出される
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は16日、欧州議会で一般教書演説を行い、2030年にEU域内の温室効果ガス排出量を1990年比で少なくとも55%削減するとの目標を打ち出した。EUは50年に域内で排出される温室効果ガス
独自動車部品・タイヤ大手のコンチネンタルは10日、欧州連合(EU)が定めた大型商用車(トラック・バス)に関する最新のCO2排出規制と、車両エネルギー消費計算ツール(VECTO)の詳細を説明するサイト(マイクロサイト)を開
食品世界最大手のネスレ(スイス)は7日、リサイクル可能な食品包装材の利用率が87%に達したと発表した。2025年までに自社製品のすべての包装をリサイクル可能な素材に切り替える目標の達成が近づいてきた。 同社は18年4月に
ドイツ政府は2日、同国初の環境債(グリーンボンド)を発効した。発行額は65億ユーロ、利率は0%、償還期間は10年。当初は40億ユーロを予定していたが、需要が330億ユーロを超えたことから増額した。調達した資金は温暖化防止
EUとスイスの排出量取引制度(ETS)が9月から連結され、双方の排出枠がそれぞれの市場で取引できるようになる。ETSの連結によって炭素市場の流動性が高まり、変動の激しい排出枠価格が安定して、温室効果ガスの削減目標を達成で
英石油大手BPは4日、化石燃料への依存度を段階的に低減し、新エネルギー分野の事業拡大を加速させる方針を発表した。2030年までに石油とガスの生産量を4割縮小する一方、低炭素エネルギー分野への投資を現在の10倍に拡大し、国
EU加盟国は14日、テレビ会議方式で環境相理事会を開き、2030年の温室効果ガス削減目標について協議したが、従来の目標を引き上げるかどうかについて意見が分かれ、結論を持ち越した。 EUは地球温暖化対策の国際的枠組みを定め
欧州委員会は8日、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素エネルギーの利用を促進する「水素戦略」を発表した。2050年までに欧州連合(EU)域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする気候中立を目指す「欧州グリーンディー
エストニアが水素燃料利用を推進する。アース経済問題・コミュニケーション相は8日、同エネルギー分野の構築に向けて準備するとともに需給モデルを実験するため、試験事業の開発に取り組んでいることを明らかにした。来年に需給チェーン
欧州委員会は8日、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素エネルギーの利用を促進する「水素戦略」を発表した。2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする気候中立を目指す「欧州グリーンディール」の柱と位
ルーマニアの国営ガス事業者ロムガスはこのほど、同国の鉄鋼メーカー、リバティ・ガラティと低排出な鉄鋼生産に向けた合弁会社の設立で合意した。ロムガスがブカレスト証券取引所に提出した書面で明らかになったもので、両社は天然ガスを
チェコ国営電力CEZが今月末で同国北西部に位置するプルネージョフ第1石炭火力発電所の運転を停止する。欧州連合(EU)の大気汚染物質排出規制が7月から厳格化されるためで、環境保護団体は同発電所の閉鎖を歓迎している。 プルネ
ルーマニア国営の原子力発電事業者ヌクレアルエレクトリカが、チェルナヴォダ原発における原子炉新設計画に関する中国広核集団(CGN)との提携を破棄する方針だ。6月12日の臨時株主総会で株主の承認を得た上で、解約手続きを進める
欧州委員会は20日、生物多様性の保全と持続可能な食料システムの構築に向けた新戦略を発表した。
生物多様性の喪失を食い止めながら、EUの食料システムを競争力のある持続可能な世界標準とするため、欧州委は化学合成農薬や肥料の使用削減、有機農業の推進などの主要項目について野心的な目標を打ち出した。
具体的には欧州の土地と海洋の少なくとも30%を効果的に管理された保護地域に転換することや、農業用地の少なくとも10%を多様性に富んだ景観に戻すなどの目標を盛り込んだ。
欧州委員会は20日、生物多様性の保全と持続可能な食料システムの構築に向けた新戦略を発表した。
生物多様性の喪失を食い止めながら、EUの食料システムを競争力のある持続可能な世界標準とするため、欧州委は化学合成農薬や肥料の使用削減、有機農業の推進などの主要項目について野心的な目標を打ち出した。
具体的には欧州の土地と海洋の少なくとも30%を効果的に管理された保護地域に転換することや、農業用地の少なくとも10%を多様性に富んだ景観に戻すなどの目標を盛り込んだ。
ロシア商用車大手のカマズは欧州排ガス基準「ユーロ6」に対応したトラックを8月から生産する。
ロシアでは現在、排ガス基準「ユーロ5」が適用されている。
カマズには国営企業ロステックが47.1%、キプロスのアフトインベストが23.54%、ダイムラーが15%出資している。
欧州委員会は10日、2050年までに欧州連合(EU)域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする気候中立を実現すると共に、デジタル分野でEUが世界の主導権を握り、域内産業の競争力を強化するための新たな産業戦略を発表した。
水素エネルギーの分野で日米中などに対抗するためEU主導で企業連合を立ち上げるほか、鉄鋼などエネルギー集約型産業の技術革新を促し、温室効果ガスの排出削減を支援するための規制の見直しなどが盛り込まれている。
エネルギー集約型産業への支援策としては、企業に対する公的補助を厳しく制限しているEU国家補助規則を改正し、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標の達成に向けた取り組みに限り、加盟国が補助金を拠出できる仕組みを導入する。
欧州委員会は10日、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする気候中立を実現すると共に、デジタル分野でEUが世界の主導権を握り、域内産業の競争力を強化するための新たな産業戦略を発表した。
水素エネルギーの分野で日米中などに対抗するためEU主導で企業連合を立ち上げるほか、鉄鋼などエネルギー集約型産業の技術革新を促し、温室効果ガスの排出削減を支援するための規制の見直しなどが盛り込まれている。
エネルギー集約型産業への支援策としては、企業に対する公的補助を厳しく制限しているEU国家補助規則を改正し、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標の達成に向けた取り組みに限り、加盟国が補助金を拠出できる仕組みを導入する。
欧州委員会は4日、2050年までに域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法案」を発表した。
法案は50年までにEU全体で温室効果ガス排出量を実質ゼロにすると明記した。
23年9月以降、5年ごとに欧州委がEUと各国の取り組みを評価し、目標達成に向けた進捗をチェック。
燃費の良さを示す「転がり抵抗性能」を5段階、濡れた路面でのタイヤのグリップ性能を示す「ウェットグリップ性能」を6段階、タイヤに起因する「騒音」を3段階で評価し、統一されたフォーマットに所定の図記号で表示している。
欧州委員会が2018年5月に提示した改正案によると、メーカーは従来からの3つの評価項目に加え、新たに雪道および凍結路での走行性能テストで一定の基準を満たしたタイヤについて、スノーグリップとアイスグリップ性能を示す固有の図記号を表示することが義務付けられる。
一方、摩耗したタイヤのトレッドゴムを貼り替えて再利用する再生タイヤが新たに規制の対象となり、性能テストの方法が確立された後、ラベリング制度が適用される。
燃費の良さを示す「転がり抵抗性能」を5段階、濡れた路面でのタイヤのグリップ性能を示す「ウェットグリップ性能」を6段階、タイヤに起因する「騒音」を3段階で評価し、統一されたフォーマットに所定の図記号で表示している。
欧州委員会が2018年5月に提示した改正案によると、メーカーは従来からの3つの評価項目に加え、新たに雪道および凍結路での走行性能テストで一定の基準を満たしたタイヤについて、スノーグリップとアイスグリップ性能を示す固有の図記号を表示することが義務付けられる。
一方、摩耗したタイヤのトレッドゴムを貼り替えて再利用する再生タイヤが新たに規制の対象となり、性能テストの方法が確立された後、ラベリング制度が適用される。
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは1月28日、欧州排ガス基準「ユーロ5」のディーゼル車に後付けする排ガス浄化装置(尿素SCRシステム)用のパイプクランプと結合器(カプラー)を供給すると発表した。
尿素SCR(選択的触媒還元)による排ガス浄化は、排気システム内に尿素水(アドブルー)を注入してアンモニアに変換、アンモニアがNOxと化学反応することで窒素と水に分解する。
ノルマのミヒャエル・シュナイダー社長は、「当社の高度な接続製品は排出量削減に貢献するとともに、年式の古い車の耐用年数を伸ばすことにも寄与する」と述べた。
欧州委員会は14日、2050年までに域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標の達成に向け、脱炭素化を実現するための手段となる「持続可能な欧州投資計画(Sustainable Europe Investment Plan)」を発表した。
今後10年で官民合わせて少なくとも1兆ユーロを投資し、技術革新を通じて欧州経済の成長を図ると同時に、石炭など化石燃料に依存する東欧諸国などが再生可能エネルギーに転換するのを支援する。
投資計画は、2019年12月に就任した欧州委のフォンデアライエン委員長が打ち出した包括的な環境政策「欧州グリーンディール」を実現するためのもの。
欧州委員会は13日、ネオニコチノイド系の農薬のうち、新たにチアクロプリドの使用を禁止することを正式決定した。
これによって独バイエルが「カリプソ」と「ビスカヤ」のブランド名で販売している殺虫剤の使用が域内全域で5月から禁止される。
EUは毒性が低いチアクロプリドに関しては利用を認めてきたが、欧州食品安全機関(FESA)が19年1月、地下水を汚染し、人体に悪影響を及ぼす恐れもあるとの見解を打ち出したことを受けて、バイエルの殺虫剤に対する認可を更新せず、認可期間が終了する5月以降は使用禁止とすることを加盟国に勧告。
今夏からブラチスラバ工場で生産するコンパクトカーの電動モデルの種類を増やし、生産の割合を高めてきた。
VWによると、今年のコンパクトカーの生産量に占める電気自動車(EV)の割合は全体の3分の2に達する見通しだ。
VWはスロバキアで5ブランド・8モデルを生産している。
今夏からブラチスラバ工場で生産するコンパクトカーの電動モデルの種類を増やし、生産の割合を高めてきた。
VWによると、今年のコンパクトカーの生産量に占める電気自動車(EV)の割合は全体の3分の2に達する見通しだ。
VWはスロバキアで5ブランド・8モデルを生産している。
今夏からブラチスラバ工場で生産するコンパクトカーの電動モデルの種類を増やし、生産の割合を高めてきた。
VWによると、今年のコンパクトカーの生産量に占める電気自動車(EV)の割合は全体の3分の2に達する見通しだ。
VWはスロバキアで5ブランド・8モデルを生産している。
EUとスイスは9日、スイスの二酸化炭素(CO2)排出量取引制度をEU域内排出量取引制度(EU-ETS)にリンクさせるための手続きが全て完了したと発表した。
2020年1月1日付で完全な相互リンクが実現し、スイスは自国の排出量取引制度をEU-ETSに連結する最初の国となる。
ただ、相互リンクを実現するにはスイス側が新たに航空部門を排出量取引制度に組み込む必要があり、11月に関連法が改正されたことで全ての手続きが完了した。
17年9月からEU加盟国の規制当局から型式認証を受ける新型車を対象に、実際に路上を走る際の排ガス量を測るRDEを車両認証に導入し、2年後には域内で販売されるすべての新車に対象を拡大することを決定した。
大使級会合で承認された改正案は同判決を受けたもので、域内で販売される軽乗用車と商用車を対象に、立法権限を持つ閣僚理事会と欧州議会が欧州委に代わり、改めて適合係数を設定するという内容。
当面は現行の適合係数を維持したうえで、走行試験で用いられる車載式排ガス測定システム(PEMS)の性能を2年ごとに点検し、必要に応じて係数を変更するための法的手続きを行うよう欧州委に求めている。
EUは12日の首脳会議で、2050年までに域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標で合意した。
来年6月の首脳会議での合意を目指して協議を継続することで一致した。
50年までの実質ゼロ目標のほか、30年の温室効果ガスの排出削減目標を従来の1990年比40%減から50~55%減に引き上げることや、地球温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定を順守しない国からの輸入品に対し、関税を上乗せする「国境炭素税」の導入などを柱とする内容。
英格安航空会社イージージェットは19日、同日から運航する全ての便を対象にカーボンオフセットを実施すると発表した。
二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を差し引きでゼロにするカーボンニュートラルな航空輸送サービスの実現に向けた取り組みの一環で、大手航空会社による全運航便でのカーボンオフセットは世界初となる。
同スキームは発展途上国での排出量削減プロジェクトの資金調達を支援する一方、資金を提供する側はプロジェクトを通じて生成される排出削減・吸収量(クレジット)を購入することができる。
欧州投資銀行(EIB)は14日、化石燃料に関連したプロジェクトへの新規融資を2021年末で停止すると発表した。
石炭や石油など化石燃料に依存する事業を融資対象から外すことでエネルギー転換を促し、温室効果ガスの削減を加速させるのが狙い。
EIBのホイヤー総裁は「現代社会において気候変動は最優先の政治課題だ。EIBは長年にわたり、欧州の気候変動対策銀行(Climate Bank)として活動してきたが、さらに大きな一歩を踏み出すことを決めた。2年後には化石燃料に関連する事業への新規融資を停止し、世界の金融機関の中で最も野心的な投資戦略を実行する」と述べた。
スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループのバス部門、ボルボ・バスは6日、欧州の公共交通大手トランスデブ(Transdev、仏)から電気連節バス157台を受注したと発表した。
受注したのは最新の電気連節バス「ボルボ7900エレクトリック・アーティキュレイテッド(EA)」。
今回の受注契約にはほかに、欧州連合(EU)の最新の排ガス規制「ユーロ6」に対応したバイオディーゼル燃料で走行するバス27台が含まれている。
EU加盟国は22日、ミツバチの大量死や大量失踪の主な原因とされるネオニコチノイド系の農薬のうち、新たにチアクロプリドの使用を禁止することで合意した。
チアクロプリドを有効成分とする独バイエルの殺虫剤について、認可期間を延長すべきではないとする欧州委員会の見解を加盟国が支持した形。
これを受けて欧州委はバイエルの殺虫剤に対する認可を更新せず、認可期間が終了する来年5月以降は使用禁止とすることを加盟国に勧告していた。
加盟国は12月の首脳会議で改めて主要議題として取り上げ、温室効果ガス削減目標の見直しを含めた長期戦略をまとめる方針で一致した。
EUは2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するとの目標を掲げているが、欧州議会や多くの加盟国はより野心的な削減目標の設定を求めている。
就任の承認を得るため7月に欧州議会で行った演説では、50年までに欧州の温室ガス排出量を実質ゼロの「カーボンニュートラル」にするとの目標を掲げたうえで、欧州投資銀行(EIB)を通じて今後10年間に1兆ユーロを温暖化対策に投じる意向を表明している。
欧州委員会は1日、家電製品や電気設備などのエネルギー効率を改善するためのエコデザイン実施規則(eco-design implementation regulation)を発表した。
このうち8つの製品グループについては既存の実施規則が改正され、自動販売機をはじめとする業務用冷蔵庫と溶接機器については新たに規則が導入される。
欧州委は新たに導入される一連と措置と既存のエコデザイン実施規則、さらにエネルギーラベリング制度の効果により、2030年までにEU全体でエネルギー消費量を年間167テラワット時(TWh)削減することが可能と試算している。
仏自動車大手のPSAグループは8月27日、現行乗用車の全モデルが欧州連合(EU)の排ガス基準ユーロ6に適合したと発表した。
新基準は従来の「WLTP」(世界統一試験サイクル)に加え、◇実際に道路を走る際の排ガス量を測定する「RDE」(実走行排ガス試験、排出係数は2.1)◇燃料システムから蒸発する炭化水素量を測定する「EVAP」(燃料蒸発ガス試験)◇登録車両のうち車齢5年までのものについて必要な排出基準に準拠しているかを検査する「ISC」(サービス適合性試験)――をクリアしなければならない。
来年1月からはより厳しい「ユーロ6d-ISC」が施行される予定で、PSAはすでに乗用車モデルの80%が準拠している。
ポーランドのバス製造大手ソラリスは1日、イタリアの公共交通事業者コトラル(Cotral)と新たにインターシティー(都市間)バス「インター・ウルビーノ」300台の受注契約を交わした発表した。
コトラルはローマを州都とするラツィオ州内の公共交通機関を運営している。
ソラリスは2016年にも同社から「インター・ウルビーノ」360台を受注した実績を持つ。
チェコではシュコダ自動車の電気自動車(EV)・ハイブリッド(HV)モデルの市場投入を機に、来年からEVの販売が徐々に伸びると予想されている。2030年には25万台が普及するという専門家の声もある。 シュコダ自のチェコ事業
英鉄鋼大手リバティー・スティールは先ごろ、チェコのオストラバ工場の生産量を一時的に20%削減することを明らかにした。原材料費やCO2排出権の高騰、欧州連合(EU)域外国からの輸入増などが理由。今回の措置に伴う雇用削減は行
EUは15日の外相理事会で、トルコがキプロスの排他的経済水域(EEZ)内でガス田の採掘を開始した問題について協議し、トルコの活動を違法行為と断定して同国への制裁措置を決めた。EU・トルコ間の高官級協議を当面停止するほか、
フランス政府は9日、2020年から自国発の航空機を対象に新たな環境税を導入すると発表した。乗り継ぎ便や海外領土などへの便を除き、すべての航空券に1.5~1.8ユーロを課税する。政府は年間1億8,000万ユーロ程度の税収を