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2014/5/2

一般・技術・その他 (旧)

ロシアなど3カ国、DHLと鉄道コンテナ輸送を試験運行

この記事の要約

ロシア鉄道(RZD)は4月15日、ロシア、カザフスタン、ベラルーシの3カ国の国営鉄道会社が共同で設立した物流会社と独物流大手DHLが実施する中国~欧州間の鉄道コンテナ輸送プロジェクトが最初の試験運行を終えたと発表した。中 […]

ロシア鉄道(RZD)は4月15日、ロシア、カザフスタン、ベラルーシの3カ国の国営鉄道会社が共同で設立した物流会社と独物流大手DHLが実施する中国~欧州間の鉄道コンテナ輸送プロジェクトが最初の試験運行を終えたと発表した。中国の江蘇省蘇州を出発した貨物列車は13日間でポーランドのワルシャワに到着した。同プロジェクトでは今後、週1便の定期運行に向けて準備を進めていく。

ロシア、カザフスタン、ベラルーシは昨年、3カ国の共同経済圏および欧州~アジア間の輸送を主要事業とする物流会社インテグレーテッド・トランスポート・アンド・ロジスティクス・カンパニー(ITLC)を設立した。今回のプロジェクトは国際輸送サービスを提供するDHLグローバルフォワーディングと共同で実施するもので、船便で通常45~60日かかる中国~欧州間のコンテナ輸送を大幅に短縮することができる。

ITLCは国内および国際輸送事業の拡大に向けて2020年までに約62億米ドルを投資する計画。鉄道車両やコンテナの調達、ターミナルやITインフラの整備などに資金を投じる方針を示している。

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