独自動車部品メーカーのKSPGオートモーティブは7月22日、インド法人KSPGオートモーティブインディアプライベートの滑り軸受部門がマハーラーシュトラ州のスーパ（Supa）に新工場を建設すると発表した。26キロメートル離れたアフマドナガルにある既存の生産棟のリース契約が2016年に終了するためで、アフマドナガル工場の生産をプネー近郊のタクウェ（Takwe）にある既存工場と新工場に移管する。
スーパはプネーから東に約75キロメートル離れている。新工場は約4万平方メートルの用地に建設し、2015年末に完成する予定。滑り軸受用のアルミニウムやブロンズ材を生産する専用工場となる。
KSPGオートモーティブインディアプライベートは現在、タクウェとアフマドナガルの2カ所に工場を持つ。乗用車や商用車、農機、鉄道車両向けに滑り軸受、ブッシング、スラスト軸受などを生産している。また、製品は、マルチスズキ、ホンダ、米カミンズのほか、インド企業のマヒンドラ・アンド・マヒンドラ、タタ・モータース、キルロスカ・オイルエンジンズなどに出荷している。
