2012/9/10

競争法

英GKNのボルボ・エアロ買収を承認

この記事の要約

欧州委員会は3日、英エンジニアリング大手のGKNが欧州トラック大手ボルボ(スウェーデン)の航空宇宙用エンジン部門「ボルボ・エアロ」を買収する計画を承認したと発表した。両社がともに手がける航空機用エンジン部品分野での競争に […]

欧州委員会は3日、英エンジニアリング大手のGKNが欧州トラック大手ボルボ(スウェーデン)の航空宇宙用エンジン部門「ボルボ・エアロ」を買収する計画を承認したと発表した。両社がともに手がける航空機用エンジン部品分野での競争に及ぼす影響を中心に審査した結果、同市場では競争が激しく、顧客企業は供給元の選択肢が狭まることはないとして、申請から1カ月余りという短期で買収を承認した。

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航空機部門の事業基盤拡大を進めるGKNは7月、ボルボ・エアロを6億3,300万ポンド(約7億9,000万ユーロ)で買収することで合意していた。これにより同社の航空宇宙部門は、売上高が20億ポンドを請え、世界のトップ10入りを果たす。

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