イギリス

英新車登録、11月は1.3%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)が5日発表した同国の2019年11月の乗用車新車登録は15万6,621台となり、前年同月に比べ1.3%減少した。

法人・個人の信頼感低迷や、不安定な経済、ディーゼル車やクリーン・エア・ゾーン(大気汚染規制)に関する不透明感など複数の要因が重なり、2019年は前年同月を下回る月が多くなっている。

11月の顧客別の新車登録では、個人(前年同月比6.1%減)と小口法人(3.2%減)が低迷した一方、大口法人(2.8%増)は前年同月を上回った。

英乗用車生産、10月は4.0%減少

英自動車工業会(SMMT)は11月28日、2019年10月の同国の乗用車生産が13万4,752台となり、前年同月に比べ4.0%減少したと発表した。

10月の乗用車生産の内訳は、国内向けが前年同月比10.7%減の2万1,640台、全体の80%以上を占める輸出向けは前年同月比2.6%減の11万3,112台だった。

10月のエンジン生産は、24万6,788基となり、前年同月に比べ6.2%減少した。

JLR、OTAのソフト更新機能を標準装備へ

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は11月28日、無線通信(OTA)技術を通して車載ソフトウェアを更新する機能(SOTA)を全ての新型モデルに搭載すると発表した。

最新のインフォテインメントシステムである「タッチプロ」および「タッチプロ・デュオ」と連動する「スマートフォンパック」も同様に標準装備する。

JLRはまた、2016年以降に生産されたモデルを所有するおよそ50万人の顧客向けに、SOTA機能やインフォテインメントシステム、スマートフォンパックの無料アップグレードサービスを提供していく。

英GKNのホイール製造部門、英JCBと協力してトラクターの最高速度を更新

英エンジニアリング大手GKN傘下でオフハイウェイ車両向けのホイールを生産するGKNホイール・アンド・ストラクチャーズは11月26日、同社が設計にかかわった英農業機械メーカーJCBのトラクター「ファストラック2」が時速153.771マイルのスピードを達成し、今年6月に「ファストラック1」が達成したトラクターの世界記録103.6マイルを塗り替えたと発表した。

GKNはホイールおよびシャシの設計を担当した。

GKNはJCBのサプライヤーとして30年以上の実績があり、直近の10年間だけでホイール100万個とシャシ2万2,000基を供給している。

エーオン―英国事業を再編、大量の人員削減か―

独競合RWEとの事業交換に伴い経営不振の英エネルギー販売会社Nパワーを取得したことから、組織の見直しを通して安定的に利益を稼げるようにする意向だ。

エーオンは2018年3月、RWEとの事業交換で合意した。

そうした状況のなかで経営難のNパワーを取得したことから、さらに踏み込んだ措置が避けられない状況で、エーオンの経営陣は今回、◇Nパワーの個人顧客・小企業向けサービスプラットホームを廃止してエーオン英法人エーオンUKのプラットホームに統合する◇Nパワーに残る大口顧客向け事業を今後2年間でリストラする――方針を打ち出した。

ロンドン当局がウーバーの営業許可更新せず、システム不備で安全性に問題

これまでに他のドライバーのアカウントを使って営業する「なりすまし」などが1万4,000件確認されており、その中には免許を取り消されたドライバーも含まれていた。

ロンドン交通局は2年前にも安全上の理由から、ウーバーに対する営業許可を更新しない決定を下した。

ウーバーにとってロンドンは欧州で最も重要な市場であり、最終的に営業許可がはく奪された場合、今後の事業戦略に影響する可能性がある。

ウーバー、ロンドンの営業ライセンス失効

事業ライセンスを持たないドライバーや保険に加入していないドライバーがサービスを提供しており、乗客の安全を確保できないと判断した。

このような不当なドライバーによる運転が少なくとも1万4,000回行われたと説明している。

ウーバーにとってロンドンは欧州の主要市場であり、ユーザー数は約350万人、登録ドライバーは約4万人とされる。

Aston Martin<欧州自動車短信>

英高級車メーカーのアストンマーチンは、ヨーロッパ最大級の直営販売店をスイスのチューリッヒに開設した。

新販売店の広さは3,000平方メートル、3階建ての建物は常時8台の展示が可能で、カスタムオーダーで内装を選べるコーナーなどを完備。

同社のアンディ・パルマー社長は、新販売店は同社初のSUV「DBX」を展示する最適なスペースだと述べた。

乗用車 2018年 1/3

セグメント別では、スーパーミニ(小型車)が前年比3.7%減の261万8,544台に減少したものの、市場シェアは33%で最も大きかった。

オレンジは前年比9.7%増の4万6,416台と急伸。

緑は前年比16.6%減の20万2,561台と、大きく後退した。

英イージージェットが全便でカーボンオフセット実施、大手で初の取り組み

英格安航空会社イージージェットは19日、同日から運航する全ての便を対象にカーボンオフセットを実施すると発表した。

二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を差し引きでゼロにするカーボンニュートラルな航空輸送サービスの実現に向けた取り組みの一環で、大手航空会社による全運航便でのカーボンオフセットは世界初となる。

同スキームは発展途上国での排出量削減プロジェクトの資金調達を支援する一方、資金を提供する側はプロジェクトを通じて生成される排出削減・吸収量(クレジット)を購入することができる。

破綻の英鉄鋼大手、中国企業が買収で基本合意

中国の複合企業・敬業集団は11日、経営破綻した英鉄鋼大手ブリティッシュ・スチールの買収で基本合意したと発表した。

敬業集団は買収が正式に決まれば、10年間で12億ポンドを投じ、ブリティッシュ・スチールの製鉄所の増強や環境対策、省エネ化などを進める意向を表明している。

ブリティッシュ・スチールは、英投資会社グレイブル・キャピタルがインド鉄鋼大手タタ・スチールの欧州条鋼事業を買収して発足した国内2位の鉄鋼企業。

破綻の英鉄鋼大手、中国企業が買収で基本合意

中国の複合企業・敬業集団は11日、経営破綻した英鉄鋼大手ブリティッシュ・スチールの買収で基本合意したと発表した。

敬業集団は買収が正式に決まれば、10年間で12億ポンドを投じ、ブリティッシュ・スチールの製鉄所の増強や環境対策、省エネ化などを進める意向を表明した。

ブリティッシュ・スチールは、英投資会社グレイブル・キャピタルがインド鉄鋼大手タタ・スチールの欧州条鋼事業を買収して発足した国内2位の鉄鋼企業。

英JLR、電子回路の印刷技術を内装デザインに応用

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は5日、印刷技術を用いて電子回路をつくるプリンテッドエレクトロニクス技術を内装デザインに応用する技術を開発したと発表した。

同LESAと、平面上にシステムを「印刷」するプリンテッドエレクトロニクスを組み合わせることで、将来の内装の主流になると予想されるボタンレスデザインを実現できるとしている。

同社がLESAを活用して試作したオーバーヘッドコントロールパネルは重量を60%削減し、部品の寸法を50ミリから3.5ミリにまで小型化できたという。

IAGがスペインの航空会社買収、中南米路線拡充へ

英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空などの親会社である英インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は4日、スペインのエア・ヨーロッパを10億ユーロで買収することで合意したと発表

英新車登録、10月は6.7%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)が5日発表した同国の2019年10月の乗用車新車登録は14万3,251台となり、前年同月に比べ6.7%減少した。1~10月の累計は、前年同期比2.9%減の200万5,522だった。ディーゼル車や

中国・復星集団、英トーマス・クックのブランド取得

中国の民営投資会社、復星集団は1日、経営破綻した英旅行大手トーマス・クック・グループのブランドを1,100万ポンド(約15億4,000万円)で取得すると発表した。トーマス・クックの筆頭株主だった復星は、仏リゾート施設運営

英乗用車生産、9月は3.8%減少

英自動車工業会(SMMT)は10月31日、2019年9月の同国の乗用車生産が12万2,256台となり、前年同月に比べ3.8%減少したと発表した。

8月は15カ月ぶりに生産台数が増加していたが、9月は再び減少した。

9月のエンジン生産は22万770基となり、前年同月に比べ1.9%減少した。

JLRがドバイで「Iペース」自動運転車の公道試験

英高級車大手のジャガーランドローバー(JLR)は10月23日、ドバイで開催された「自動運転交通の世界会議」に合わせ、完全電気自動車(EV)「Iペース」をベースに開発した自動運転車の試作モデルを使って公道走行試験を実施したと発表した。

「Iペース」はJLR初の純粋なEVモデルで、新開発したEV専用のプラットフォームを採用する。

90kWhのリチウムイオン電池を搭載し、最大航続距離で470キロメートル(WLTP)を確保する。

英製薬大手GSK、2つのワクチン事業を売却

製薬大手の英グラクソ・スミスクライン(GSK)は21日、2つのワクチン事業をデンマークのバイオ製薬会社ババリアン・ノルディックに売却すると発表した。

両ワクチンの今後の販売実績によって最大4億9,500万ユーロ、棚卸資産の売却で1億5,900万ユーロが上乗せされる。

本体は医療用医薬品とワクチンに集中している。

英ダイソン、EV開発プロジェクトを中止

英家電大手のダイソンは10日、電気自動車(EV)開発プロジェクトを中止すると発表した。

シンガポールでEVの開発、生産を進める計画だったが、採算を取れないと判断し、撤退を決めた。

家電で培ったモーターや蓄電池などの技術を活かして革新的なEVを開発し、21年に発売する計画だった。

香港取引所、ロンドン証取買収を断念

香港取引所は8日、ロンドン証券取引所(LSE)グループへの買収提案を撤回すると発表した。

香港取引所は9月11日、LSEグループに買収を提案したと発表。

香港取引所は声明で、両証取の統合には「戦略的な意義がある」としながらも、LSEの経営陣が拒否を貫き、話し合いに応じないことから買収を断念したとしている。

英ダイソン、EV開発事業を中止

英家電大手のダイソンは10日、電気自動車(EV)開発プロジェクトを中止すると発表した。

シンガポールでEVの開発、生産を進める計画だったが、採算を取れないと判断し、撤退を決めた。

家電で培ったモーターや蓄電池などの技術を活かして革新的なEVを開発し、21年に発売する計画だった。

ダイアログ、産業IoT用半導体開発会社を買収

英独資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターは7日、産業用モノのインターネット(IoT)向け半導体の開発会社である独クリエイティブ・チップスを買収することで合意したと発表した。

ダイアログは「iPhone」などアップルの製品向けに電力制御用チップを供給するサプライヤーで、売り上げの4分の3をアップルとの取引が占める。

しかし、アップルがチップの内製化を進めていることから、同社との取引は今後、大幅に縮小する。

英新車登録、9月は1.3%増加 1/2

英自動車工業会(SMMT)は4日、2019年9月の乗用車新車登録が前年同月比1.3%増の34万3,255台となったと発表した。

他の欧州の主要市場では、昨年9月に新車販売が大幅に落ち込んでいた反動で、今年9月の新車販売が大幅に伸びたが、英国は小幅の伸びにとどまった。

その影響で、ドイツなどの欧州主要市場では、昨年9月の新車販売が大幅に落ち込んでいたが、今年9月はその反動で、前年同月比の伸び率が大きかった。

英ロイズ保険組合が20年に電子取引所開設、事業コスト削減で競争力強化

英ロイズ保険組合は9月30日、2020年に電子取引所を開設すると発表した。

取引の自動化により、保険料収入に対する事業費の割合を現在の約40%から最大15ポイント引き下げることが可能と説明している。

「ブループリント・ワン」と名付けられた事業計画によると、ロイズは20年12月までに標準的な保険商品と、より複雑なリスクを伴う保険商品を扱う2つの電子取引所を開設し、その後2年かけてより高度なシステムを構築する。

JLR:ジャガーも英工場稼働を一時停止、合意なき離脱に備え

英自動車大手ジャガー・ランドローバー(JLR)は26日、英国が合意なしでEUから離脱する事態に備えて、国内の全工場が一時的に生産を休止すると発表した。

EU離脱期限となっている10月31日の直後の11月4日の週に生産を休止する。

BMWはオクスフォード工場を10月31日と11月1日の2日間にわたって生産を休止する。

英乗用車生産、8月は3.3%増加

英自動車工業会(SMMT)は9月26日、2019年8月の同国の乗用車生産が9万2,158台となり、前年同月に比べ3.3%増加したと発表した。

ただ、1~8月の商用車生産は、前年同期比13.4%減の4万,5717台と低迷している。

8月のエンジン生産は16万3,433基となり、前年同月に比べ7.6%増加した。

JLR:英JLR、新しいデザインセンター開設

デザイン、エンジニアリング、生産調達を一つの拠点に集約し、デザインから量産化までの一連の開発プロセスにおける連携を強化する。

また、同拠点では、再生可能エネルギーを活用したり、建設工事で掘り出した土を活用して自然な景観を整備するなど、環境に配慮している。

同拠点では、約1万3,000人のエンジニアやデザイナーがジャガーおよびランドローバーの次世代モデルを開発する。

JLR:英JLRが3Dプリントで作業用グローブ製作、筋骨格系障害の予防目的

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は9月24日、工場労働者の負傷防止に3Dプリントの作業用グローブを作製したと発表した。

筋肉疲労を軽減するため格子構造の軽量設計とし、8時間の勤務シフトを通して快適に装着できるようにしている。

JLRでは同グローブが必要とされる職場全てで早期に導入する方針だ。

JLR:ジャガーも英工場稼働を一時停止、合意なき離脱に備え

英自動車大手ジャガー・ランドローバー(JLR)は26日、英国が合意なしでEUから離脱する事態に備えて、国内の全工場が一時的に生産を休止すると発表した。

EU離脱期限となっている10月31日の直後の11月4日の週に生産を休止する。

BMWはオクスフォード工場を10月31日と11月1日の2日間にわたって生産を休止する。

Thomas Cook:旅行大手トーマス・クックが破綻、資金繰りに行き詰まり

欧州旅行大手の英トーマス・クックは23日、英国の裁判所に破産を申請した。

トーマス・クックは旅行代理店としてパッケージ旅行を企画販売しているほか、独自の航空会社も運営する企業。

英国のEU離脱をめぐる混迷で旅行需要が減って経営難が一段と深刻化していた。

JLR:英JLR、自動運転タクシーの米ボヤージュに追加出資

英JLR、自動運転タクシーの米ボヤージュに追加出資

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は12日、子会社のベンチャーキャピタル「インモーション・ベンチャーズ」を通して自動運転タクシーの開発と運行サービスを手掛ける米ボヤージュに3,100万米ドルを追加出資したと発表した。

2017年設立のボヤージュは移動手段の限られたコミュニティ向けに自動運転タクシーを開発している。

ロンドン証取、香港取引所の買収提案を拒否

香港取引所は11日、ロンドン証券取引所(LSE)グループに買収を提案したと発表した。

LSEは8月、金融情報やリスク管理などのサービスを提供するリフィニティブを270億ドルで買収することで合意したばかり。

これに対して香港取引所は13日、拒否に「失望した」とした上で、LSE株主に働きかけ、買収実現を目指す意向を表明した。

英新車登録、8月は1.6%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)が5日発表した2019年8月の乗用車新車登録は9万2,573台となり、前年同月に比べ1.6%減少した。

これに対し、ディーゼル車は12.2%減少した。

代替燃料車は、電気自動車が377.5%増の3,147台となり、市場シェアを3.4%に拡大した。

英BAT、日本で加熱式たばこの新製品投入

たばこ大手の英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は3日、日本で加熱式たばこ「グロー」の新製品を投入すると発表した。

加熱式たばこ市場が急拡大する日本でのシェアを拡大し、首位を走る米フィリップ・モリス・インターナショナルを追撃するのが狙い。

新発売するのは「グロー・プロ」「グロー・ナノ」の2商品。

Toyota:トヨタが英生産を一時停止へ、EU離脱翌日の混乱回避

トヨタ自動車は8月30日、英国の欧州連合(EU)離脱に伴う混乱を避けるため、離脱翌日の11月1日に英中部のバーナストン工場での生産を一時停止することを明らかにした。

同工場では新型「カローラ」を生産している。

英国がEUとの合意がないまま離脱した場合、大陸欧州との間で関税が復活するほか、通関手続きの煩雑化などで物流が滞る恐れがある。

英BPがアラスカから撤退、全事業を米社に売却

英石油大手のBPは8月27日、米アラスカ州の事業から撤退すると発表した。

手放す資産・事業にはプルドー湾油田、アラスカを縦断するトランス・アラスカ・パイプライン(総延長1,300キロメートル)などが含まれる。

BP事業の取得により、アラスカの原油生産でコノコフィリップスに次ぐ2位に浮上する。

Toyota:トヨタが英生産を一時停止へ、EU離脱翌日の混乱回避

トヨタ自動車は8月30日、英国のEU離脱に伴う混乱を避けるため、離脱翌日の11月1日に英中部のバーナストン工場での生産を一時停止することを明らかにした。ジョンソン首相が9月9日から10月13日までの議会閉会を決めるなど、

英BPがアラスカから撤退、全事業を米社に売却

英石油大手のBPは8月27日、米アラスカ州の事業から撤退すると発表した。財務改善に向けた資産売却計画の一環で、すべての事業・資産を米石油会社ヒルコープ・アラスカに56億米ドルで売却する。 手放す資産・事業にはプルドー湾油

JLR:英JLR、拡張現実技術の3Dヘッドアップディスプレイ開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は8月20日、拡張現実(AR)技術を利用した次世代の3Dヘッドアップディスプレイをケンブリッジ大学の先端電子光工学研究所(CAPE)と共同で開発していることを明らかにした。

ドライバーの目の高さを計測して3D表示する技術を使い、運転に必要な情報をあたかも前方の道路に直接投影しているように表示するもので、ドライバーが視線を動かさずに警告などに反応できるようにする。

同技術を応用することで、助手席などの乗員それぞれが個別に3D映像を視聴できるようになるという。

Shell:シェルが豪電力市場に参入、小売大手ERM買収で

英・オランダ系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルは8月22日、オーストラリアの電力小売大手ERMパワーを買収すると発表した。

ERMは法人向けに電力を供給する企業。

シェルは環境問題に応じてエネルギー需要が変化する中、石油事業への依存を減らし、ガス・電力事業にシフトする戦略を打ち出している。

英乗用車生産、7月は10.6%減少

英自動車工業会(SMMT)が8月29日発表した2019年7月の同国の乗用車生産は10万8,239台となり、前年同月に比べ10.6%減少した。

商用車の7月の生産台数は、前年同月比31.2%減の5,043台と、4カ月連続の減少となった。

7月のエンジン生産は、前年同月比0.6%増の19万6,142基と、僅かに増加した。

Shell:シェルが豪電力市場に参入、小売大手ERM買収で

英・オランダ系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルは22日、オーストラリアの電力小売大手ERMパワーを買収すると発表した。買収額は6億1,700万豪ドル(約444億円)。これによって同国の電力市場に参入する。 シェルは現地

Tesco:英テスコが4500人削減、中型店の経営効率化で

英スーパー最大手のテスコは5日、従業員を約4,500人削減すると発表した。英小売市場の競争激化を受けたコスト削減の一環で、主に中型スーパー「メトロ」を対象に実施する。 メトロは繁華街や駅の近くで営業する中型スーパー。消費

英新車登録、7月は4.1%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は5日、同国の2019年7月の乗用車新車登録が15万7,198台となり、前年同月に比べ4.1%減少したと発表した。

燃料別では、ディーゼル車が22.1%減少し、28カ月連続の減少となった。

SMMTでは、電気自動車の登録台数が2020年には5万1,000台となり、市場シェアは2.2%に倍増すると予想している。

JLR:英JLRの第1四半期決算、純損失拡大

JLRは需要が拡大するEVモデルの投入や業務効率化などより通期での黒字を確保する方針。

同社は7月上旬、英中部のキャッスル・ブロムウィッチ工場をEV生産の中核拠点とし、第一弾としてフラッグシップモデル「XJ」のEVモデルを生産する計画を発表した。

2020年からは全ての新モデルにEVモデルを設定する計画。

英乗用車生産、1~6月は20.1%減少

1~6月生産台数は、前年同期比20.1%減の66万6,521台だった。

商用車の1~6月の生産台数は前年同期比15.8%減の3万5,130台だった。

1~6月のエンジン生産は、前年同期比10.8%減の132万9,406基と低迷した。

英新首相にジョンソン氏就任、「合意なきEU離脱」が現実味

ジョンソン氏は離脱協定案の見直しをEUに求めるが、EUが応じなければ離脱期限を延長することなく10月31日に離脱する「合意なき離脱」も辞さないと明言している。

ジョンソン新首相は就任後に首相官邸前で行った初演説で、EUと新たな離脱案で「合意できると確信している」としながらも、「問答無用で10月31日にEUを離脱する」と発言。

離脱協定案には、EUを離脱した直後に双方の関係が激変し、貿易などに大きな影響が及ぶのを避けるため、2020年12月末までを「移行期間」とし、英国が関税同盟にとどまるなど実質的にEUに残留することになっている。

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