フィンランド

鉄鋼大手SSAB、カーゴテックにゼロカーボン鋼材を供給

スウェーデン鉄鋼大手のSSABは3日、フィンランドの荷役機器メーカー、カーゴテックに化石燃料を使わないゼロカーボン鋼材「SSABゼロ」を供給すると発表した。ゼロカーボン鋼材の導入により貨物・荷役業界の脱炭素化を推進する。

ノキアンタイヤ、売上高で20億ユーロを目指す

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは4月25日、今後5年間の長期財務目標、および非財務目標を発表した。売上高20億ユーロの達成や、セグメント営業利益率で15%、純利益の50%以上を配当に回すほか、持続可能性や職場の安

セガが「アングリーバード」のロビオを買収へ、5月にTOB実施

セガサミーホールディングスは17日、人気モバイルゲーム「アングリーバード」などを手がけるフィンランドのロビオ・エンターテインメントを7億ユーロ(約1,036億円)で買収すると発表した。急成長する世界のゲーム市場でセガのプ

フォータム、ドイツで車載電池のリサイクル開始

フィンランドのエネルギー大手フォータムは16日、ドイツのハイルブロン当局の認可(BimSchG)を受け、バーデン・ヴュルテンベルク州のキルヒャルトで車載電池のリサイクル施設(ハブ)の運営を開始したと発表した。当該拠点は、

ノキアンタイヤ、ロシア生産分の一部を中国同業に委託

●中欧市場向けタイヤ製品の生産を青島森麒麟に委託 ●ノキアンは乗用車用タイヤの約8割をロシアで生産していた フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは19日、ロシアからの撤退に伴い生じた生産能力の不足の一部を中国同業の青島

ノキアンタイヤズ、長距離バス用タイヤの新製品を発売

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは19日、長距離バス用タイヤの新製品「ノキアン・ハッカトラック・コーチ」を6月から発売すると発表した。全天候型の同製品はすべての車軸に適したオールポジションタイヤで、主に幹線道路で

ヴァルメット、ソーラー電気自動車を受託生産

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ (以下、ヴァルメット)は5日、ソーラー電気自動車(SEV)を開発するドイツの新興企業ソノ・モーターズとSEVの受託生産契約を締結したと発表した。 ソノ

中国BYDが電気バス30台を追加受注、ヘルシンキ向けに

中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は3月31日、北欧のバス運行最大手ノビナ(Nobina、フィンランド)から電気バス「eBus」30台を追加受注したと発表した。ヘルシンキ都市圏の路線バスとして今年

ノキアンタイヤズ、持続可能なコンセプトタイヤを発表

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは1月26日、材料の93%をリサイクル素材または再生可能資源とするコンセプトタイヤ「グリーン・ステップ(Green Step)」を発表した。タイヤ製品の持続可能性を高める方針に沿っ

ノキアンタイヤ、需要増加で本社工場の生産増強

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは17日、本社工場を3交代制の連続操業とし、生産を強化していると発表した。乗用車用タイヤの需要増加を受けた措置。併せて80人を新たに雇用し、2022年年初からは週7日・5交代制に移行

ノキアンタイヤ、中期成長戦略を発表

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは8日、中期成長戦略を改定し、財務目標と非財務目標を更新したと発表した。売上高で20億ユーロを達成するとともに、持続可能性や職場の安全性の一層の向上に取り組み、すべての主要市場でシェ

ノキアンタイヤズ、電動車向けプレミアムタイヤの特性に言及

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは8月27日、成長著しい電動車市場の需要に対応するため、電動車用プレミアムタイヤの開発と供給を継続すると発表した。電動車用タイヤに必要な要件である安全性、低い転がり抵抗、静音性を満

ヴァルメットとフォータム、バッテリーリサイクルで提携

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ (ヴァルメット)は19日、同国のエネルギー大手フォータムとバッテリーのリサイクルで提携すると発表した。フィンランドのサロとウーシカウプンキにあるヴァル

中国BYD、ヘルシンキに電気バス76台を供給

中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は10日、フィンランドのヘルシンキ市交通局(HSL)に電気バス「eBus」を76台納入したと発表した。北欧のバス運行最大手ノビナ(Nobina)が同国向けに発注し

ヴァルメット、ドイツに電池工場を建設

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ (以下、ヴァルメット)は23日、ドイツのキルヒァルト(バーデン・ヴュルテンベルク州)に電動車用のバッテリー工場を建設すると発表した。同社にとって3番目

ノキアが1万人削減、5Gへの投資強化で

欧州通信機器大手のノキア(フィンランド)は16日、向こう2年間で従業員を最大1万人削減すると発表した。人件費を削減することで、第5世代(5G)移動通信システムの技術開発向け投資を拡大する。 同社の従業員は約9万人。これを

ノキアンタイヤズ、冬用タイヤ「ハッカペリッタ」に新製品

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは12月29日、冬用タイヤ「ハッカペリッタ」シリーズに新製品「ハッカペリッタ10」を加えると発表した。従来通り乗用車用とSUV用に分けて展開するほか、新たに電気自動車(EV)とハイ

ノキアンタイヤズのCEO交代、「コロナ後」の業績回復が課題

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは5月26日、ユッカ・モイジオ氏が27日から新たな最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。3年間在籍したヒル・コルホネンCEOは退任する。モイジオ氏はノキアンタイヤズに転職す

フィンエアー、日本便などの運航を7月から再開

フィンランド航空最大手のフィンエアー(フィンランド航空)は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運休していたアジア路線の一部の運航を7月1日から再開すると発表した。日本路線が対象に含まれる。 運航を再開するのはヘル

フィンエアー、日本便などの運航を7月から再開

フィンランド航空最大手のフィンエアー(フィンランド航空)は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運休していたアジア路線の一部の運航を7月1日から再開すると発表した。

欧州でも7月からパリ、ブリュッセル、モスクワ、プラハ便など26路線を再開する予定だ。

8月からはローマ、マドリード、ワルシャワ便などを再開するという。

ノキアン・タイヤズのCO2削減計画、SBTイニシアチブが認定

温室効果ガスの排出経路を表すスコープ1(直接排出)、スコープ2(購入したエネルギーからの間接排出)、スコープ3(サプライチェーンからの間接排出)の3つの指標で削減目標を設定する。

ノキアン・タイヤズではタイヤ1トン当たりの温室効果ガス排出量を2030年までに、◇スコープ1と2の合計で15年比で40%削減◇スコープ3に含まれるカテゴリーのうち、「購入した製品・サービス」、「上流と下流の輸送・配送」、「販売した製品の使用」を対象に18年比で25%の削減――を目指している。

同社は過去6年間で温室効果ガス排出量を44%削減したという。

ヴァルメット、ウーシカウプンキ工場の生産再開

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ (以下、ヴァルメット)は11日、同国のウーシカウプンキにある乗用車工場の生産を再開した。

フィンランドのサロにあるバッテリー工場、ポーランドのジャリにあるルーフ・アンド・キネマティック・システム工場は既に生産を再開している。

ウーシカウプンキ工場とサロ工場は、段階的に生産規模を拡大して行き、フィンランドの夏休み明けの8月からフル稼働体制となる計画。

ノキアン・タイヤズ、1-3月は減収減益

フィンランドのタイヤ大手ノキアン・タイヤズが5日発表した1-3月期(第1四半期)決算の売上高は2億7,980万ユーロにとどまり、前年同期から17.8%減少した。

一方、今年の設備投資は2億ユーロから1億7,000万ユーロに下方修正する。

同社によると、3月31日時点で6億8,890万ユーロの流動性を確保している。

ノキアのCEO交代、5Gでの巻き返しへ

欧州通信機器大手のノキア(フィンランド)は2日、ラジーブ・スリ最高経営責任者(CEO)が8月末に退任すると発表した。

後任のルンドマルク氏は、1990年から2000年にノキアに在籍し、ネットワーク部門の副社長などを務めた経歴を持つ。

ノキアはリスト・シラスマ会長も4月の年次株主総会で退任し、サリ・バルダウフ副会長が新会長に就任することが決定済み。

ノキアンタイヤズ、ストラ・エンソの自動運転トラック実証試験にタイヤ供給

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは2月27日、製紙大手ストラ・エンソが実施している自動運転トラックの実証試験にタイヤを供給していると発表した。

試験車両は時速20キロで自律走行する。

今回のパルプ工場のように外部と遮断されて安全管理がしやすい閉鎖地区における運搬作業は、自動運転車両の投入が有望視されている。

ヴァルメット、バッテリー事業に参入

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ (以下、ヴァルメット)は21日、フィンランドのサロで自動車用電池の生産を開始した。

ヴァルメットは、同国のノキアが2012年まで携帯電話を生産していた工場を改装し、自動車用電池の工場とした。

2019年5月に改装工事を開始し、生産ラインを導入したほか、物流スペースも整備した。

フィンランド、「レール・バルティカ」実行会社への出資見合わせ

バルト3国を経由してポーランドのワルシャワとフィンランドのヘルシンキを結ぶ鉄道敷設プロジェクト「レール・バルティカ(RB)」に対し、フィンランドが慎重な姿勢を見せている。

『ウルコポリティッカ』は、先月末にRBレール社長が辞任表明したのは、バルト3国の協力欠如でプロジェクトが進捗しないことが背景にあると見ている。

「レール・バルティカ」はワルシャワからリトアニアのカウナス、ラトビアのリガ、エストニアのタリンを経由してヘルシンキに至る鉄道路線整備計画で、総延長は870キロメートル。

ネステ、デュッセルドルフに新拠点

フィンランドの石油化学大手ネステはこのほど、ドイツのデュッセルドルフに新拠点を開設した。

従来の石油化学事業に加え、バイオ燃料事業や再生可能な化学製品の生産にも進出しており、例えば、動物性脂肪や漁から得られる脂、レストランの廃棄油などの廃棄物を使用してバイオディーゼル燃料や航空機用バイオ燃料などを生産している。

独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』によると、バイオディーゼル燃料の世界生産量は約500万トンで、うちネステは約300万トンを製造している。

フォータム、独ユニパー買収へ

フィンランドのエネルギー大手フォータム(エスポー)は8日、独同業ユニパーの株式約20.5%を投資会社のエリオット、ナイト・フィンケから取得することで合意したと発表した。

米・ロシア当局が承認するとフォータムは出資比率を50%から70.5%程度まで拡大し、ユニパーを子会社化する。

エーオンはこれに応じることを事前に確約しており、フォータムは同TOBでユニパーの株式47.12%を確保した。

NokianTyres:ノキアン・ヘビータイヤズ、重機用ホイールメーカーを買収

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは1日、傘下のノキアン・ヘビータイヤズが国内の重機用ホイールメーカー、レヴィピョラを買収したと発表した。

林業、農業、土木用途で複数の企業向けにOEMとAMを手掛けるレヴィピョラの取得を通じて新たな成長機会を得るほか、既存顧客に対し一貫したサービスソリューションを提供していく。

南部のナストラに拠点を構え、ホイール製造と鉄骨構造の2つの事業を展開している。

Nokian Tyres:ノキアンタイヤズ、スペインに新しい試験場を建設

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは、スペインのサンタ・クルス・デ・ラ・サルサに新しいタイヤ試験センターを建設している。投資額は約6,000万ユーロ。同社にとっては3カ所目の試験施設となる。 新拠点では、一年を通し

ヴァルメット、フィンランド工場でバッテリー生産へ=独紙

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ (以下、ヴァルメット)は、同国のウーシカウプンキ工場にバッテリーの組み立てラインを整備し、2019年秋にも生産を開始するもようだ。独業界紙『オートモビ

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