中国の太陽光発電システム大手中盛光電は19日、太陽光発電プラントを建設することで、ルーマニアの電力供給会社Tinmar-Indと契約を交わしたと発表した。
\プラントはルーマニア南部のゴルジュ、ジュルジュ、ドルジュの3カ所に建設し、発電容量は合計50メガワット(MW)。すでに20MW分については建設中で、年内に完成する予定。残り30MW分についても年内に建設に着手する見通しだ。中盛光電は太陽電池モジュールを供給し、同社のドイツ子会社であるETソリューションズがEPC(設計・調達・建設)業務と資金調達を担当する。
\中盛光電は中東欧の太陽光発電市場でシェア拡大を狙っており、7月にはブカレストにオフィスを開設した。
\Tinmar-Indは2001年に創業し、電力供給事業と電力取引事業を手がける。ハンガリー、ギリシャ、セルビア、ブルガリア、ドイツでも事業を展開している。
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