ロシア

住友と三井、ロシア東部のレアアース開発で交渉

住友商事と三井物産がロシア東部のサハ共和国におけるレアアース開発に向けて現地当局と交渉中だ。同共和国のボリソフ大統領が11日明らかにした。世界生産の97%を占める中国が輸出を制限するなか、ロシアは開発計画を前倒しして市場 […]

東芝と露TENEX、濃縮ウラン販売事業の検討開始

東芝は9日、ロシアの国営原子力企業ロスアトム傘下のテクスナブエクスポート(TENEX)と、濃縮ウラン販売に関する合弁事業設立について検討を開始したと発表した。濃縮ウランを日本の原子力発電施設などに販売するため、早ければ今

仏アルストム、ルスハイドロと合弁事業で合意

仏重電大手アルストムと露水力発電最大手のルスハイドロは11日、発電タービン工場を共同で建設することで合意した。総工費は5億ユーロ。2月末までに提携の詳細を取り決め、合弁会社を設立する予定。出資比率は明らかにしていない。

シェル、ガスプロムに資産譲渡検討

英蘭系国際石油資本のロイヤル・ダッチ・シェルは、ロシア・サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」を拡大する見返りとして、アジア太平洋地域の資産をロシアの政府系天然ガス企業ガスプロムに譲渡する方針だ。米通信社ブルー

11年の欧州向けガス価格15%上昇=ガスプロム予測

天然ガス世界最大手のガスプロムは12日、今年の欧州向けガス価格が15%強上昇する見通しを明らかにした。景気回復で需要が増加する傾向にあるためだ。一方、長期供給契約を結ぶ欧州顧客数社については、要望に応えて販売価格を引き下

リテール融資が好調

ロシア中央銀行が7日発表した2010年12月の銀行融資統計によると、個人向け融資は前月比2.2%増となり、08年9月以来最高の伸びを見せた。金利が過去最低水準にあることや景気回復期待の高まりが追い風となり、融資需要が拡大

ロシア個人貯蓄、今年も活発

ロシアの個人貯蓄が今年も引き続き活発な観測だ。預金保険局の予測によると、預金残高の伸び率は2010年の31.2%を下回るものの、26~28%に達する見通し。今年後半には新規資金流入の勢いがやや衰えるが、通年で2兆6,00

国際大手メーカーが露政府に対話を要求、製薬業界の振興政策で

ロシア政府が先ごろ発表した国内製薬業界の振興政策に関連し、同国で事業を展開する外国の製薬大手企業は7日、関連省庁の代表者と定期会合を希望する立場を表明した。対話を通じて、市場動向の予測をより確かなものとしたい意向だ。また

伊企業、ロシアで存在感

イタリアはロシアにとってドイツ、オランダ、中国に次ぐ主要な貿易相手国であり、両国間の貿易取引高は2009年、329億米ドルに達した。両国の経済関係が緊密さを増すにつれ、イタリア企業がロシアで存在感を増している。航空宇宙大

ロシア、冬時間を廃止

ロシアのメドベージェフ大統領は8日、今秋から冬時間を廃止すると発表した。今年10月末には冬時間を導入せず、3月末に始まる夏時間をそのまま適用する。この結果、モスクワと日本の時差は3月から年間を通して5時間となる。 \ 同

ズベルバンク、トロイカ・ディアローグを買収

ロシア国営銀行ズベルバンク(ロシア貯蓄銀行)が同国の大手投資銀行トロイカ・ディアローグを買収する。投資部門を新設、強化することが狙い。現地経済紙『ベドモスチ』が3日報じた。 \ 同紙によると、ズベルバンクはトロイカの株式

2大証券取引所が統合へ

ロシア中央銀行のアレクセイ・ウリュカエフ第1副総裁は1日夕、同国最大の証券取引所であるモスクワ銀行間通貨取引所(MICEX)が、同2位のロシア取引システム(RTS)を買収することで基本合意したと明らかにした。連邦独占禁止

米GM、露GAZと生産提携

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は2日、ロシア同業GAZと乗用車の共同生産で合意したと発表した。急速な成長が見込まれるロシアの自動車市場で供給体制を強化するのが狙い。 \ ロシア中部ニージニー・ノブゴロドにあるG

ロスネフチ、2010年10-12月期利益79%増

ロシア最大の石油会社、ロスネフチが4日発表した2010年10-12月期の純利益は前年同期比79%増の30億5,600万米ドルに急増した。原油価格の上昇が追い風となった。売上高は19%増の173億8,400万ドル、営業利益

英BP、ロスネフチとの提携でロシア合弁株主と調停へ

英石油メジャーのBPは、1月中旬に発表したロシア石油最大手ロスネフチとの株式交換取引を延期する。ロシア合弁会社TNK BPで提携する現地株主Alfa-Access-Renova(AAR)による同取引の差し止め請求に対し、

ヤロスラヴリ州、ロシアの先端エネルギー技術拠点に

ロシア中部のヤロスラヴリ州がエネルギー関連産業の拠点として注目されている。モスクワにも比較的近く、有能な人材を確保しやすいことから、国内だけでなく外国企業も進出している。同州は2010年1-11月の鉱工業生産が前年同期比

ロシア鉄道、モンゴル炭田開発に名乗り

国営ロシア鉄道(RZD)は、日本や韓国の企業と共同でモンゴル南東部のタバントルゴイ炭田開発の国際入札に関する事前提案書を提出した。同社の広報担当者が2日、米ダウジョーンズ通信とのインタビューで明らかにした。 \ タバント

ロシアの富豪、ムルマンスク商港買収で合意

ロシアの新興実業家ゲンナジー・ティムチェンコ氏はこのほど、同国バレンツ海沿いのムルマンスク商港を2億5,000万ドルで買収することで、同港を運営する民間投資家グループと合意した。7日付け『モスクワ・タイムズ』紙によると、

世界2位のカリ肥料メーカーが誕生、株主が計画を承認

ロシアのカリ肥料大手のウラルカリと、競合シルヴィニトの株主総会は4日、ウラルカリによるシルヴィニトの買収を承認した。これにより、カナダのポタシュに次ぐ世界第2位のカリ肥料メーカーが誕生する。 \ 計画によると、ウラルカリ

VW、GAZとの生産提携を近く決定

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、ロシア同業GAZとの生産提携を近く決定する方針だ。ブルームバーグが1月26日、VWロシアのマルクス・オセゴビッチ社長の話として伝えた。 \ VWは2008年からモスクワ南西部のカ

三菱自、「アイ・ミーブ」を今春販売へ

三菱自動車は3月か4月に電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」の販売をロシアで開始する。同社のロシア販売店ロルフ・インポートの情報として、ロイター通信が1日報じた。 \ ロルフ・インポートの代表、アンドレイ・パンコフ氏による

ロスアトム、ベラルーシで原発建設

ロシア原子力公社(ロスアトム)のキリエンコ社長は1月25日、ベラルーシ初の原子力発電所の建設を9月に開始すると発表した。建設契約は2月末か3月初めに開催予定のロシア・ベラルーシ国家連合の会議で調印されるという。 \ ベラ

ロスネフチとエクソンモービル、黒海油田の探査・開発で提携

ロシアの石油最大手ロスネフチと米同業エクソンモービルは1月27日、世界経済フォーラムが開かれているスイスのダボスで、黒海油田を共同で探査・開発すると発表した。事業規模は10億ドル。合弁会社を設立し、探査段階では折半、開発

ロシア最大手銀、2010年12月期に過去最高益を計上

ロシア国営で銀行最大手のズベルバンクが1月25日発表した2010年12月期の純利益(国内会計基準)は1,840億ルーブル(62億米ドル)となり、過去最高を記録した。景気回復で不良債権が大幅に減少したことが主因。金融危機の

ロシア政府、3月末までに外国貿易銀株の10%を売却

ロシア第2位で国営の外国貿易銀行(VTB)のコスチン頭取によると、ロシア政府は同行の政府保有株10%を3月末までに機関投資家へ売却する計画だ。昨年発表された民営化計画の先陣を切る形となる。民営化後の政府出資比率は75.5

ロシア、高速鉄道幹線整備へ

ロシア国鉄(RZD)は28日、高速鉄道幹線の新設計画に関連する入札を今年12月から開始すると発表した。対象となるのは2018年のサッカー世界選手権(W杯)開催に向けて敷設されるサマラ―サンクト・ペテルブルグ線で、まずモス

ロシア、農業基盤整備に210億ユーロ

昨夏の干ばつで大幅な減作となったロシアが、収穫の安定に向けて農業基盤整備に乗り出す。2020年までに総額8,500億ルーブル(210億ユーロ)を投じ、耕作地の灌漑(かんがい)、排水、土壌改良などを進める。これにより、農業

ロシアの空港テロ、実行犯は北カフカス出身

ロシア政府捜査委員会は1月29日、モスクワ郊外のドモジェドボ国際空港で24日に起きた自爆テロの実行犯が北カフカス出身の20歳の男性と判明したと発表した。ただ、事件の背後関係の解明に支障をきたす恐れがあるとして、この男性の

LNGの生産拡大目指す・20年までに7倍に

ロシアが液化天然ガス(LNG)の生産拡大に取り組んでいる。同国の天然ガス輸出はパイプライン経由が主力だが、主要仕向け先である欧州で分散調達の観点からLNG需要が拡大していることに加え、中東諸国がLNGの輸出攻勢を強めてい

マツダ、ロシア極東で生産を検討

マツダがロシア極東での自動車の現地生産を検討している。ウラジオストクを首府とする沿海地方政府が21日、同地方のダルキン知事とマツダの関係者の会談後に明らかにした。マツダは新工場を建設するか、既存の生産設備を利用するか検討

スホーイの合弁会社SJI、メキシコから15機受注

伊露資本のスーパージェット・インターナショナル(SJI)は17日、メキシコの格安航空会社インテルジェットから98人乗りのジェット旅客機「スーパージェット100」15機を受注した。オプション契約の5機を合わせた取引額は正規

ロスナノ、プラスチック・ロジックに7億ドル投資

ロシアの国営ナノテクノロジー企業ロスナノは18日、プラスチックエレクトロニクス大手の米プラスチック・ロジックに総額7億米ドルを投資することで最終合意したと発表した。両社は昨年11月、次世代型プラスチック製ディスプレー装置

ルサール、人民元建て社債発行を計画

ロシアのアルミニウム大手ルサールが人民元建て社債を起債する。Mukhamedshin副社長が明らかにしたところによると、3月末までに香港証券取引所で起債する計画で、すでに香港、中国、ロシア、欧州の銀行4行を手配し、起債準

日本とロシア、LNG事業協力で合意

日本政府と露国営ガス会社ガスプロムは17日、ロシアの太平洋岸からアジア諸国に天然ガスを輸出する事業を進めることで合意した。両者は、ウラジオストク近郊の液化天然ガス(LNG)プラント建設に向け、年内に基本設計に関する事前調

ロシア、10年の新車販売は30%増

ロシアの自動車業界団体である欧州ビジネス協会(AEB)が13日発表した2010年の新車販売台数(乗用車および小型商用車)は191万573台となり、前年から30%増加した。政府の買い替え補助に加え、景気回復で個人消費が上向

GMとVWからの乗用車生産受注に自信

ロシア自動車大手のGAZのアンダーソン社長は10日、乗用車の受託生産をめぐる米ゼネラルモーターズ(GM)および独フォルクスワーゲン(VW)との交渉が来月までにまとまるとの見方を示した。具体的には、ニージニー・ノブゴロドに

BPとロスネフチが株式持合い、北極圏プロジェクトで事業提携

英石油メジャーのBPがロシア国営の競合、ロスネフチと株式持合いで合意した。北極圏における石油・ガスの共同探査・採掘が狙い。メキシコ湾での原油流出事故で米国における事業展開が不透明になるなか、ロスネフチと組むことで長期的な

2010年のロシア携帯電話売上高46億ドルに

ロシアにおける2010年の携帯電話売上高は、前年比5億米ドル増の46億4,000万ドルへと伸長した。販売単価が低下したにもかかわらず、スマートフォン(高機能携帯電話)がけん引して売上増をもたらした。特に12月の販売が大き

露携帯電話大手、イタリアとエジプトの同業買収計画が前進

ロシアの移動通信事業者ビンペル・コミュニケーションズ(ビンペルコム)の監査役会は17日、エジプトとイタリアの同業大手2社の買収計画を承認した。ビンペルコムはこれにより、世界17カ国に1億7,300万人の加入者を持つ世界6

ロシアの経済成長、投資回復がカギ

世界の主要新興国は金融危機以前の力強い成長を回復しつつあるが、ロシアは例外だ。2009年に7.9%のマイナス成長に見舞われた同国は、10年に景気後退から脱却はしたものの、成長率は3.8%(暫定値)と、中国やブラジル、イン

メドベージェフ大統領、国家公務員削減令を布告

ロシアが国家公務員の大幅削減に乗り出す。メドベージェフ大統領が12月31日に署名した布告によると、2013年3月末までに公務員の20%に当たる10万人以上をカットする計画だ。うち、2万5,000人は今年3月末で解雇する。

ルクオイルのハンガリー子会社、卸販売から撤退

ロシアの石油大手ルクオイルのハンガリー子会社は1月1日付で同国における燃料卸販売事業から撤退した。ハンガリー政府が赤字削減のために昨年10月に導入した銀行、エネルギー、通信、小売業向けの特別税が原因。同子会社のデニス・リ

米ペプシコ、WBDに3百億ルーブル投資

米飲料大手ペプシコは、先月買収を発表したロシアの食品大手ウィン・ビル・ダン(WBD)に、今後5年間で総額300億ルーブル(7億5,000万ユーロ)を投資する計画だ。ロシアのプーチン首相が先ごろ、外国投資に関する政府委員会

ロシア政府、医療関連支出を倍増

ロシア政府が医療関連支出を大幅に拡大する。プーチン首相はこのほど、医療機関の近代化に向け、今年と来年で総額2兆6,000億ルーブル(641億ユーロ弱)の予算を組んでいる事実を明らかにした。これは、従来の2倍に当たる。同時

ダイムラー、GAZと共同生産で合意

独自動車大手ダイムラーは12月23日、ロシア同業GAZと小型商用車の共同生産で合意したと発表した。1億ユーロを投じて年内にロシア西部ニージニー・ノブゴロドにあるGAZの本社工場で生産を開始する。 \ メルセデス・ベンツの

独MAN、マグニトから大型受注

独商用車大手MANは12月29日、ロシアの小売大手マグニトからトラック1,700台を受注したと発表した。今年2月から第1弾として620台の引き渡しを開始、残り1,080台も年内に納車を完了する予定だ。MANはマグニトと2

ロシア産油量、ソ連崩壊後で最高水準

世界最大の産油国であるロシアの2010年原油生産量は日量1,015万バレルとなり、前年実績の993万バレルを2.2%上回った。これは、ソ連が崩壊した1991年以来で最高の水準。エネルギー省系の燃料エネルギー業界情報管理中

ロシア、パイプラインで中国に原油供給

ロシアは1月1日、「東シベリア太平洋パイプライン(ESPO)」経由で中国への原油供給を開始した。同国はこれまで、コストと時間のかかる鉄道輸送で供給してきたが、ESPO開通で中国への原油輸出量を倍増する計画。アジアへの輸出

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