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12月インフレ率5.3%に、21年平均は93年以来の高水準

ドイツ連邦統計局が6日発表した2021年12月の消費者物価指数は前年同月比5.3%増(暫定値)となり、1992年6月以来の大きな上げ幅を記録した。エネルギー価格の上昇率は前月の22.1%から18.3%に低下したものの、食 […]

輸出が2カ月連続増加、11月は前月比+1.7%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2021年11月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比1.7%増の1,257億ユーロへと拡大した。増加は2カ月連続。原材料・部品価格の上昇が製品価格に幅広く転嫁されている

1月1日付の法令改正

【労働・社会保障・税】 ・最低賃金引き上げ。1時間9.60ユーロから9.82ユーロに(7月1日からは10.45ユーロ) ・労使が折半する公的年金保険料の料率、18.6%に据え置き ・年金受給開始年齢、1956年生まれで6

MVヴェルフテン―経営破綻、クルーズ船旅行市場の縮小直撃―

クルーズ船運航事業を展開するゲンティン香港の独造船子会社MVヴェルフテンは10日、シュヴェーリン区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。同社は資金繰りに行き詰まり、12月の給与が未払いとなっている。 ゲンティン香港は2

企業景況感が2月以来の低水準に

Ifo経済研究所が17日発表した12月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を1.9ポイント下回る94.7となり、2月以来の低水準に落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染状況が悪化したことで、小売店と消費者向け

ZF―自動運転ソフト会社と戦略協業―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは16日、自動運転用ソフトウエアの有力企業であるスイスのエンボテック(Embotech)と戦略パートナーシップを締結したと発表した。港湾など非公道分野向けに自動運転システムを

欧州トラック3社が合弁、急速充電網構築へ

商用車大手トレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボの3社は16日、欧州に大型トラックと旅行バス用の充電網を構築するために合弁会社を設立することで合意したと発表した。今後本格化する電動商用車の普及を加速させる狙い。当局の承

ロシア系エドテックのスタディフリー、300万ドルを調達

●同社は奨学金を得て大学へ進学したい学生に支援を提供 ●奨学金制度のある全世界の就学機会30万件以上をリストアップ ロシア系のエドテック・スタートアップであるスタディフリー(StudyFree)がシード・ラウンドで300

トラック物流プラットフォーム運営 Yolda(トルコ)

物流ソリューションのスタートアップ。荷主と運送業者向けに、小口トラック貨物(LTL)※サービスのプラットフォームを運営している。このほど実施したブリッジラウンド(シードとシリーズAのつなぎのステージ)では500万ドルを獲

有名ホテルの改名~ルーマニア

ルーマニアの首都、ブカレストを象徴するインターコンチネンタル・ホテルが元旦から名称を「グランドホテル・ブカレスト」に変更する。同ホテルの運営会社と、インターコンチ・ブランドを保有するIHGホテル・アンド・リゾートとの契約

追加接種完了者は陰性証明義務免除に、2Gプラス適用地域で

ドイツのカール・ラウターバッハ保健相と国内16州の保健相は14日のテレビ会議で、新型コロナウイルスワクチンの追加(ブースター)接種を完了した人が「2Gプラス」ルールの適用対象となっている施設に入ったりイベントに参加する場

欧州商用車大手3社が合弁、急速充電網構築へ

商用車大手のトレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボは16日、欧州に大型商用車向けの充電網を整備・運営する合弁会社を設立すると発表した。大型の長距離トラックや旅行用バスを充電するための公共の高性能充電ネットワークを構築・

感染防止改正法案が成立、薬剤師などにワクチン接種資格

ドイツ連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)は10日、感染防止改正法案を可決した。新型コロナウイルスの感染が極めて高い水準に達し、集中治療がひっ迫していることに対処することが狙い。改正法は12日付で施行されており、州はこれ

灯油価格の上げ幅2カ月連続100%超に

ドイツ連邦統計局が10日に発表した11月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は5.2%となり、1992年6月(同5.8%)以来の高水準に達した。昨年はコロナ禍で石油製品の価格が急落していたうえ、7~12

露テクノロジー大手ズベル、スマートスピーカーを開発

●7,990ルーブル(約95ユーロ)で販売予定 ●傘下企業のズベル・デバイシーズが開発 ロシアの国営テクノロジー・金融大手ズベルは6日、自社開発のスマートスピーカー「ズベルボックス・タイム」を公開した。外観はアナログ時計

台湾とスロバキア、多分野での交流深化で協定締結

●スロバキア代表団の台湾訪問に合わせ9つの基本合意を交わす ●半導体分野での提携に向け、両国で作業グループを結成 台湾とスロバキアは9日、両国がさまざまな分野で交流を深化する内容で協定を結んだ。スロバキア代表団の台湾訪問

露テクノロジー大手ズベル、スマートスピーカーを開発

ロシアの国営テクノロジー・金融大手ズベルは6日、自社開発のスマートスピーカー「ズベルボックス・タイム」を公開した。外観はアナログ時計と小型のスピーカーを組み合わせたような形状をしている同装置は、スマートスピーカー、アラー

BASF―排ガス触媒事業を分離―

化学大手の独BASFは7日、排ガス触媒事業の分離方針を発表した。車両の電動化を背景に需要の減少が見込まれることから、戦略的なオプションを検討する。自動車業界向け事業では今後、電池材料・リサイクルを強化する意向だ。 排ガス

シーメンス―スマートグリッドでモロッコを支援―

電機大手の独シーメンスは1日、同社と戦略パートナーの仏アトスがモロッコのスマートグリッドプロジェクトを支援すると発表した。両社が提供するプラットホームを用いてモロッコ国営電力・水道公社(ONEE)が全国の計10万個強のス

操短が9カ月ぶりに増加、中間財不足がネックに

Ifo経済研究所は3日、操業時間短縮の対象となる被用者が11月に60万8,000人となり、前月(59万8,000人)を1.7%上回ったと発表した。増加は2月以来で9カ月ぶり。調査担当者は「中間財不足で発生したボトルネック

旅行業界売上、昨年は70%以上減少

ドイツ連邦統計局が6日発表した同国経済界の昨年の売上高は前年を3.8%下回った。新型コロナウイルスの流行が響いた格好。減少幅が最も大きかったのは旅行代理店・ツアーオペレーター・その他の旅行サービス業者で、71.4%に達し

フィンテック・BaaS開発 リトアニア

「サービスとしての銀行業(BaaS※)」ソリューションを開発提供している。従来は金融機関のみが提供できた種類のサービスを、外部のシステムに組み込み可能なモジュール化することで、銀行業とは畑違いの企業が自社サービスに決済や

カザフITセクター、政府支援で急成長

●ガブテックやスマートシティに関する分野が有望 ●公共サービスの90%以上がオンライン化されている カザフスタンのIT産業が急成長している。高い能力を持つITエンジニアを安価に雇用できるほか、政府がデジタル・ハブや経済特

第3四半期GDP1.7%増に、コロナ規制緩和で個人消費回復

ドイツ連邦統計局が11月25日発表した7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比1.7%増となり、成長率は速報値から0.1ポイント下方修正された。プラス成長は2四半期連続

企業景況感5カ月連続悪化、感染拡大など響く

Ifo経済研究所が11月24日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は96.5となり、前月を1.2ポイント下回った。同指数の悪化は5カ月連続。原材料と物流のひっ迫がこれまでに引き続き足を引っ張ったほか、

インフレ率5%突破、EU基準では6%に

ドイツ連邦統計局が11月29日発表した同月の消費者物価統計(速報値)によると、前年同月比のインフレ率は5.2%となり、1992年6月以来29年ぶりの高水準に達した。コロナ禍に伴う昨年のエネルギー価格下落や付加価値税率引き

ドイツ鉄道―上海に物流子会社、中国~欧州の輸送拡大へ―

ドイツ鉄道(DB)は11月26日、上海に子会社DBカーゴ・トランスアジアを設立すると発表した。中国~欧州間の鉄道貨物輸送事業を統合。欧州向け貨物の集配・輸送サービスを一元的に提供して利便性を高め、需要を掘り起こす狙いだ。

ヘキスト工業団地の売却を出資3社が検討

フランクフルト西部のヘキスト工業団地を仏サノフィなど出資3社が売却することを検討している。複数のメディアが報じたもので、売却の可能性をすでに投資銀行と協議したもようだ。関係者は『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』

一般世帯の消費支出、昨年は3%減少

独一般世帯の平均消費支出額が昨年は月2,507ユーロとなり、前年を約3%下回ったことが、連邦統計局の発表で分かった。コロナ禍の直撃を受けた分野で大きく減少し、全体が強く押し下げられた。分野によっては支出が大きく増えている

マスク着用社員、手当の受給権はあるのか

ドイツではコロナ禍の早い時点でマスク着用義務が導入された。当初は布マスクも認められていたが、現在は医療用マスク(通称OPマスク)、ないしフィルター機能が高い「FFP2」などの微粒子用マスクでなければならない(新規感染者数

ポーランド医療ポータル大手、独同業を買収

●巨大市場であるドイツでの事業を強化する狙い ●利用者数は医療関係者200万人、患者数は10万人まで拡大 ポーランド初のユニコーン(評価額10億ドル超の未上場企業)で、医療サービスのポータルサイトを運営するドックプランナ

トルコ即配大手ゲティシュ、英競合ウィージーを買収

●英国での地盤強化が目的 ●ゲティシュの企業価値は現在、77億ドルに上昇 トルコ即配サービスのゲティシュ(Getir)は11月23日、英同業ウィージーを買収すると発表した。これによって英国事業の強化を図る。取引金額は明ら

ポーランド医療ポータル大手、独同業を買収

ポーランド初のユニコーン(評価額10億ドル超の未上場企業)で、医療サービスのポータルサイトを運営するドックプランナーはこのほど、独同業のヤメダを買収したと発表した。同国への本格進出に向けた事業基盤強化が狙い。買収額は明ら

ZF―車載電池のアフターマーケットでCATLと戦略協業―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、アフターマーケット・サービス分野で中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)とグローバル戦略パートナーシップを締結したと発表した。ZFが世界に持つ自動車整備

N26―米市場から撤退―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N26は18日、米国市場から撤退すると発表した。同市場での激しい競争に勝ち抜く見通しが立たないためとみられる。今後は欧州事業に注力する。同社は英国市場からも昨年に撤退しており

ドイツ鉄道で24日から3G検査、乗車には証明書の携帯が必要に

ドイツ鉄道(DB)は23日、車内での3G検査を24日(水)から開始すると発表した。改正感染防止法が24日付で発効することを踏まえた措置。新型コロナウイルスのワクチン接種、感染からの快復、陰性のいずれかを証明する文書を持た

シュコダ自、デジタル技術で国際的デザイン賞を受賞

●スマホアプリ「マイシュコダ」は部門最優秀賞に輝く ●顧客の利便性向上への寄与が評価される 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は15日、国際的なデザイン賞である「レッド・ドット・デザイン賞」の

非接種者への圧力強化、職場・公共交通機関で陰性証明義務化

新型コロナウイルスワクチンの接種を受けない人への圧力をドイツ政府と州政府が強化する。新規感染者が急増し、地域によってはすでに集中治療病床が不足するなど、医療崩壊の懸念が強まっているためだ。連邦議会(下院)と州の代表からな

バイエルンなど2州がロックダウン、クリスマス市は全面禁止

ドイツ南部のバイエルン州と東部のザクセン州がロックダウンを導入した。両州は新型コロナウイルスの新規感染者数が特に多く、州政府は踏み込んだ規制が必要と判断。州内全域でクリスマス市を禁止したほか、爆発的な感染拡大の最大の原因

墺がロックダウン再導入、2月にはワクチン接種を義務化

欧州で新型コロナウイルスの感染再拡大に歯止めがかからず、ドイツ以外の国でも規制が再強化されている。オーストリアでは22日、4度目となる全国的なロックダウン(都市封鎖)に入った。通勤や生活必需品の買い出しなどを除き、原則と

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