建設、土木

化学大手アゾティのPPプラント計画、現代エンジニアリングに用地引き渡し

ポーランド化学大手グルパ・アゾティは7日、北西部のポリツェにおけるプロピレン・ポリプロピレン(PP)生産プロジェクト「ポリメリ・ポリツェ」のためのプラント建設用地を、工事を請け負う韓国の現代エンジニアリングに引き渡した。

同プロジェクトの総費用は15億2,000万ユーロに上る見通しだ。

完成後のプラントでは石化エンジニアリング大手の米ハネウェルUOPがライセンス供与したプロパン脱水素法(PDH)「Oleflex」によりプロピレンを生産し、さらに米化学系複合企業WRグレースの「Unipol」プロセス技術を用いてプロピレンからポリプロピレンを精製する。

ウズベクの化学品メーカー、PVC生産施設が稼働

ウズベキスタンの国営化学企業ウズキミョサノアト子会社の化学品メーカー、ナボイアゾト(NavoiyAzot)はこのほど、ポリ塩化ビニール(PVC)などを生産する新施設の稼働を開始した。

900人を雇用する。

国営ウズキミョサノアトが同社株51%を保有している。

鉱工業生産が1年半ぶりの伸び率に、11月は1.1%増加

消費財は0.5%増となり、2カ月連続で拡大した。

建設とエネルギーはそれぞれ2.1%、4.1%増加したものの、製造が1.6%縮小。

経済省は、製造業の景気はなお低迷しているとしながらも、新規受注が安定してきたほか、メーカーの先行き見通しも改善していることを指摘。

ユーロ圏建設業生産高、10月は0.3%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の10月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.3%増となり、前月の0.3%減から改善した。

EU28カ国ベースの建設業生産高は0.2%減となり、マイナスに転じた。

主要国はドイツが0.3%増加したが、英国が2.6%、フランスが1.2%、スペインが0.3%の幅で落ち込んだ。

蘭ヒアの位置情報サービス、セメント大手ホルシムのアプリに採用

高度な経路探索アルゴリズムなどを活用し、実際の道路状況を踏まえた生コン運送車(ミキサー車)の効率的な運用を実現する。

同アプリはiOSおよびアンドロイド端末に対応しており、顧客はコンクリートの発注や運送状況を管理・追跡できる。

コンクリートダイレクトのデジタルソリューション部門を統括するショーン・アリ氏は、「生コンの適切な配送を通じて顧客の建設プロジェクト進捗に貢献できる。ミキサー車のドライバーにとっても、配送状況を客観的に把握することにより渋滞時などのストレスを軽減できる」と述べている。

生産者物価3カ月連続マイナスに、11月は0.7%低下

ドイツ連邦統計局が12月18日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比0.7%減となり、下げ幅は前月の同0.6%からやや拡大した。

エネルギーの下げ幅は前月の3.1%から3.4%へと拡大した。

中間財は2.1%低下し、下落幅は前月(1.7%)を0.4ポイント上回った。

建設業界の好調続く、20年売上は5.5%増加見通し

けん引車は住宅部門で、売上高は19年に8.5%増の510億ユーロ弱、20年に7.0%増の約542億ユーロに拡大する見通し。

商工業施設部門の20年売上高は5.5%増の約513億ユーロに拡大する。

公共建設部門の売上高も4.0%増の395億ユーロに拡大する。

BASF―建設化学事業を投資会社に売却―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は12月21日、建設化学事業を米投資会社ローン・スターに売却することで合意したと発表した。事業整理の一環。取引価格は現金と債務を除いたベースで31億7,000万ユーロに上る

独経済に薄明かり、業績「拡大」予測が「縮小」を上回る

ドイツ経済はひとまず底を打ったとの見方が出てきた。Ifo経済研究所の企業景況感指数は8月を直近のボトムに上昇基調が継続。財界系シンクタンクIW経済研究所のミヒャエル・フューター所長は国内の主要業界団体を対象とするアンケー

熱間圧延平鋼カルテルで制裁金命令、ティッセンなど3社に6.5億ユーロ

4社は2002年半ばから16年6月にかけて定期的に会合を持ち、熱間圧延平鋼の「割増価格(Aufpreise)」と「追加価格(Zuschlaege)」を取り決めていた。

ドイツでは熱間圧延平鋼の価格が伝統的に、顧客との個別交渉で決める「基礎価格(Basispreis)」と、それに上乗せする割増価格・追加価格で構成されており、割増価格は強度などの品質や超音波検査などの付加サービス、追加価格は製品への添加剤の配合に伴ってそれぞれ上乗せされていた。

4社は割増価格と追加価格の分野で顧客との価格交渉を回避するために、違法なカルテルを結んでいた。

丸紅、日本種イチゴの温室機材のロシア向け供給案件を受注

丸紅は17日、ロシアの温室運営・不動産開発会社ビクトリア・エステイト(VE、モスクワ州エレクトロスタリ市)のグループ会社ソフホーズ・エレクトロスタリスキー(SE)から、日本種イチゴ栽培用の温室機材の供給案件を受注したと発表した。

VEが手掛ける日本種イチゴ温室の建設事業に供給するもので、温室の設計と機材供給はJFEエンジニアリングが担当する。

温室ビジネスは気候変動に左右されず、安定した食糧生産を可能にすることから収益性が高い。

エストニアとフィンランド間のガスパイプライン開通

エストニアとフィンランドを結ぶガスパイプライン「バルチックコネクター」が11日完成し、開通式が開催された。

同パイプラインはエストニアの国営電力・ガス会社エレリング(Elering)とフィンランドの国営バルチックコネクターOyが建設を進めてきたもので、来年初頭からの稼働が予定されている。

同パイプラインはリトアニアとポーランド間のガスパイプライン連系プロジェクト(GIPL)と併せ、バルト諸国の欧州統一エネルギー市場への統合を促進するものと位置づけられている。

ロシアとパキスタン、経済協力拡大へ

ロシア政府は先ごろ、パキスタン政府との間でエネルギー分野などに関する大規模な投資を行うことで合意したことを明らかにした。

輸入天然ガスを運ぶパイプラインを南部のカラチと北東部のラホールの間に敷設するもので、ロシアは今年初めに同プロジェクト向けの25億ドルを含む140億ドルをパキスタンのエネルギー産業に投資することを約束していた。

両国は今後、貿易総額を7億ドルまで増やすことを計画している。

エストニアとフィンランド間のガスパイプライン開通

エストニアとフィンランドを結ぶガスパイプライン「バルチックコネクター」が11日に完成し、開通式が開催された。

同パイプラインはエストニアの国営電力・ガス会社エレリングとフィンランドの国営バルチックコネクターが建設を進めてきたもので、来年初頭の稼働が予定されている。

両国で同時に開催された式典にはエストニアのカリユライド大統領やフィンランドのニーニスト大統領など関係国の首脳が出席した。

鉱工業生産の下げ幅1.7%に拡大、製造が足かせに

ドイツ連邦統計局のデータをもとに経済省が6日発表した10月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.7%減となり、下げ幅は前月の0.6%から拡大した。

建設とエネルギーは各0.7%、1.2%増加したものの、製造が1.7%減少。

経済省は製造業の景気低迷が続いているとしながらも、メーカーの先行き見通しを示す期待指数が2カ月連続で改善したことなどを指摘。

デンマーク断熱材大手、ルーマニア工場を開所

デンマークの断熱材メーカー、ロックウール・グループ(コペンハーゲン)は12月3日、ルーマニア南部のプロイシェチ近郊でミネラルウール断熱材の工場を開設したと発表した。

約170人を直接雇用するほか、300人をサービスと物流で間接雇用する。

生産するミネラルウール断熱材は玄武岩を原料とし、防火や防音、断熱などの幅広い用途を持つほか省エネ効果にも優れる。

ウィーン-ブラチスラバ間の鉄道路線改修、所要時間の大幅短縮へ

オーストリア国鉄は先ごろ、ウィーンとスロバキアの首都ブラチスラバを結ぶ路線の所要時間を大幅に短縮する計画を発表した。

改修区間は、ウィーンとブラチスラバ北西部のデビンスカ・ノバ・ベス地区を結ぶ区間のオーストリア側の線路で、未電化の上多くの区間で単線となっている。

同区間には170年前に建設された橋梁など老朽化した箇所が含まれおり、改修費用が当初の460万ユーロから1,300万ユーロまで膨らむ可能性がある。

ガスパイプライン「シベリアの力2」、カザフが参加検討

カザフスタンのドスムハムベトフ第1次官は11月26日、中国とロシアが進めている天然ガスパイプライン建設計画「シベリアの力2」への参加を同国が検討していることを明らかにした。

同次官は西シベリアの天然ガスを中国に輸送する同パイプラインがカザフスタンを通過することを念頭に、同国東部で生産される天然ガスを極東に輸出することができるとの考えを示した。

「シベリアの力2」に先立ち建設が進められてきた天然ガスパイプライン「シベリアの力」は、東シベリアのイルクーツク州にあるコビクタ・ガス田やサハ共和国のチャヤンダ・ガス田で生産される天然ガスを、中国との国境沿いにあるブラゴベシチェンスクを経由して同国に輸出するもので、今年12月からの稼働開始が予定されている。

アマゾンがポーランド8番目の物流拠点を建設

ネット通販大手の米アマゾンは11月27日、ポーランド8番目となる物流センターを同国南部のグリビツェに建設する計画を明らかにした。

1,000人の雇用を創出する。

アマゾンは2014年にポーランドに進出した。

アマゾンがポーランド8番目の物流拠点を建設

ネット通販大手の米アマゾンは11月27日、ポーランド8番目となる物流センターを同国南部のグリビツェに建設する計画を明らかにした。

アマゾンは今月上旬にポーランド南西部のドルヌィ・シロンスク県オクミアニ、および中部のウッチ近郊のパブリコビツェで物流センターを開所したばかり。

アマゾンは2014年にポーランドに進出した。

スイス建材大手シーカ、ルーマニア同業を買収

スイスの建材大手シーカは11月25日、ルーマニアのモルタル・断熱材メーカー、アデプラストを買収することで創業者一族と合意したと発表した。

シーカはアデプラストの取得で取扱品目を広げるとともに、ルーマニアでの販売網を強化する。

4工場でモルタル、外壁用断熱材を生産し、国内向けに出荷している。

ガスパイプライン「シベリアの力2」、カザフが参加検討

カザフスタン政府は11月26日、中国とロシアが進めている天然ガスパイプライン建設計画「シベリアの力2」への参加を同国が検討していることを明らかにした。

西シベリアの天然ガスを中国に輸送する同パイプラインがカザフスタンを通過することを念頭に、同国東部で生産される天然ガスを極東に輸出することを視野に入れる。

「シベリアの力2」に先立ち建設が進められてきた天然ガスパイプライン「シベリアの力」は、東シベリアのイルクーツク州にあるコビクタ・ガス田やサハ共和国のチャヤンダ・ガス田で生産される天然ガスを、中国との国境沿いにあるブラゴベシチェンスクを経由して同国に輸出するもので、今年12月からの稼働開始が予定されている。

1~9月の建築許可1.9%減少

新築住宅の許可件数は22万1,803件で、前年同期を3.0%下回った。

都市部で需要が大きい三世帯以上の集合住宅が3.4%減の13万682件へと後退。

一世帯住宅は0.5%増だった。

生産者物価が2カ月連続低下、10月は-0.6%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した10月の生産者物価指数は前年同月比0.6%減となり、下げ幅は前月の同0.1%から拡大した。

エネルギーの下げ幅は前月の1.9%から3.1%へと拡大した。

エネルギーが前月の0.4%増から0.1%減へとマイナスに転換したほか、中間財の下げ幅が0.3%から0.7%へと拡大したことが響いた。

ティッセンクルップ―自動車業界向け生産設備部門で人員削減―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は20日、自動車業界向けの生産設備を手がけるシステム・エンジニアリング部門で人員削減に踏み切る方針を明らかにした。

同部門の独従業員(3,500人)の2割弱に当たる約640人を整理する。

同部門の統括責任者は、競争力と利益を再び確保するためにはメス入れが避けられないと述べ、理解を求めた。

消費と輸出がけん引、第3四半期GDP0.1%増加

建設投資は1.2%増となり、2四半期ぶりに拡大した。

輸出は1.0%増加した。

GDP成長率0.1%に対する項目別の寄与度をみると、外需(輸出-輸入)はプラス0.5ポイントとなり、前期のマイナス0.6ポイントから大幅に改善した。

スイス建設資材大手シーカ、ルーマニア同業を買収

スイスの建設資材大手シーカは25日、ルーマニアのモルタル・断熱材メーカー、アデプラストの買収で創業者一族と合意したと発表した。

関連製品を組み合わせて販売する「クロスセル」の機会が拡大すると期待している。

世界101カ国で300を超える工場を操業し、2万4,000人強を雇用する。

ユーロ圏建設業生産高、9月は0.7%減

EU統計局ユーロスタットが19日に発表したユーロ圏の9月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.7%減となり、1月以来のマイナスに転落した。

前月は0.8%増だった。

EU28カ国ベースの建設業生産高は0.3%増加したが、上げ幅は前月の1.4%から1.1ポイント縮小した。

コンチネンタル―樹脂ホース製造の伊社買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は13日、樹脂ホース製造の伊メルレット・グループを買収したと発表した。

軟質熱可塑性樹脂ホースの有力メーカーで、イタリアとスイスに計3工場を展開している。

コンチネンタルはゴム製ホースの有力メーカーで、現在、ホースメーカーから産業用ホースの総合的なシステムとソリューションのサプライヤーに成長することを目指している。

景気後退入りを回避、第3四半期GDP0.1%増加

ドイツ連邦統計局が14日発表した第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.1%増(速報値)となり、2四半期ぶりに拡大した。

鉱工業生産の低迷などを受けてエコノミストの間では前期に引き続きマイナス成長となり、景気後退局面入りするとの見方が有力だったが、かろうじて回避された格好だ。

第2四半期(4~6月)についてはマイナス0.1%からマイナス0.2%へと下方修正した。

レナ川架橋工事、プーチン大統領がゴーサイン

サハ共和国で、総工費830億ルーブル(13億ドル)を投じたレナ川架橋工事が計画されている。

今回の架橋工事は、交通の便の悪いヤクーツク市を連邦道路網に接続するのが目的だ。

レナ橋は連邦道A360号線を構成する橋となる。

フィンランド、「レール・バルティカ」実行会社への出資見合わせ

バルト3国を経由してポーランドのワルシャワとフィンランドのヘルシンキを結ぶ鉄道敷設プロジェクト「レール・バルティカ(RB)」に対し、フィンランドが慎重な姿勢を見せている。

『ウルコポリティッカ』は、先月末にRBレール社長が辞任表明したのは、バルト3国の協力欠如でプロジェクトが進捗しないことが背景にあると見ている。

「レール・バルティカ」はワルシャワからリトアニアのカウナス、ラトビアのリガ、エストニアのタリンを経由してヘルシンキに至る鉄道路線整備計画で、総延長は870キロメートル。

ロシアと中国、国外での地下鉄建設事業で合弁を計画

中国鉄建は現在、モスクワの地下鉄整備事業に参加している。

中国鉄建は2017年以来、モスクワ地下鉄の大環状線の4.6キロメートル区間と3つの新駅の建設を行っており2020年末には完成する見通し。

また、モスクワ南西部のコムナルカに建設されるビジネスセンターの第1期工事に10億ドルを投資することを計画している。

建材大手サンゴバン、米コンチネンタルを買収

仏建材大手サンゴバンは12日、米同業コンチネンタル・ビルディング・プロダクツを買収することで合意したと発表した。

サンゴバンはコンチネンタルを1株当たり37ドルと評価した。

サンゴバンは買収にあたり、非中核事業を売却して資金需要を満たすと説明している。

コンチネンタル、樹脂ホース製造の伊社買収

自動車部品大手の独コンチネンタルは13日、樹脂ホース製造の伊メルレット・グループを買収したと発表した。

軟質熱可塑性樹脂ホースの有力メーカーで、イタリアとスイスに計3工場を展開している。

コンチネンタルはゴム製ホースの有力メーカーで、現在、ホースメーカーから産業用ホースの総合的なシステムとソリューションのサプライヤーに成長することを目指している。

ロスアトム、イラン原発拡張に着手

イランとロシアは10日、イラン唯一の原子力発電所であるブーシェフル発電所の拡張工事を開始した。

このためイランと米国や英国との関係がさらに緊張すると懸念される。

イラン核合意は、イランが核エネルギーを軍事目的に利用するのを妨げるため、米国、ロシア、フランス、ドイツ、中国、英国が2015年7月にイランと結んだものだ。

鉱工業生産2カ月ぶり減少、9月は-0.6%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した9月は月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。

エネルギー業と建設業は各2.0%、1.8%の幅で増加し、ともに2カ月ぶりに拡大した。

経済省は「製造業の景気低迷は終わっていない」としながらも、9月に新規受注が拡大に転じたほか、メーカーの先行き見通しがやや好転したことを指摘。

風力発電機の解体が21年から本格化、ブレードのリサイクなどに課題

ドイツ連邦環境庁(UBA)はこのほど公表したレポートで、風力発電機の解体、撤去、リサイクルに伴う課題を指摘した。

同国では2021年から風力発電機の処分が本格化すると予想されることから、問題点を事前に指摘して、国(連邦)や州に対応を促す考えだ。

一方、FRPで作られているブレードは解体量が年最大7万トンと相対的に少ないものの、FRPの処理施設は国内に1カ所しかなく、風力発電機の解体の本格化に伴い廃ブレードが大量に発生すると処理しきれないのが現状だ。

ベオグラード地下鉄計画、政府が5.8億ユーロの借入予定

セルビア政府が首都ベオグラードの地下鉄建設のため、来年度に5億8,000万ユーロに上る借り入れを計画している。

政府の2020年度予算案によると、建設事業で提携するフランス政府から8,000万ユーロを、残りの5億ユーロは外国の銀行や投資会社などから借り入れる予定。

セルビア政府は今年7月にフランス政府との間で地下鉄建設の支援に関する基本合意に達していた。

アルストムら4社連合、ルーマニアで鉄道近代化工事を受注

ルーマニア国鉄グループでインフラを管理するCFRインフラストゥルクトゥーラは10月31日、中部アパータ~カータ間の28.2キロメートル区間の鉄道近代化入札で、仏アルストム、ギリシャ・アクトル(Aktor)、ルーマニアのア

トルコ・ストリームのセルビア―ブルガリア区間、来年完工の見通し

ロシア産天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ新パイプライン事業「トルコ・ストリーム」で、ブルガリアとセルビアの国内区間の整備が2020年末までに完了する見通しだ。

トルコとセルビアのパイプライン中継国にあたるブルガリアでは10月初め、サウジアラビアのアルカド・エンジニアリング・コンストラクションと同社のイタリア合弁会社アルカドABBが国内区間の整備に着手した。

年内にトルコへの供給を開始する見通しだ。

バルト3国縦断鉄道計画「レール・バルティカ」、建設開始

バルト3国を経由してポーランドのワルシャワとフィンランドのヘルシンキを結ぶ鉄道敷設プロジェクト「レール・バルティカ」の建設工事が10月29日、エストニアの首都タリンで開始された。

建設が始まったのは敷設予定の線路の上を横断する陸橋で、レール・バルティカに関連した初めての工事となる。

レール・バルティカはワルシャワからリトアニアのカウナス、ラトビアのリガ、エストニアのタリンを経由してヘルシンキに至る路線を整備する計画で、総延長は870キロメートル。

バルト3国縦断鉄道計画「レール・バルティカ」、建設開始

バルト3国を経由してポーランドのワルシャワとフィンランドのヘルシンキを結ぶ鉄道敷設プロジェクト「レール・バルティカ」の建設工事が、10月29日にエストニアの首都タリンで開始された。建設が始まったのは敷設予定の線路の上を横

消費者景況感が3年来の低水準に、雇用不安の足音響く

市場調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は10月の確定値(9.8)を0.2ポイント下回る9.6となり、2016年11月以来3年ぶりの低水準を記録した。

景気の見通しに関する10月の指数(11月向け予測値の算出基準の1つ)は4.8ポイント減のマイナス13.8となり、12年12月以来およそ7年ぶりの低水準へと落ち込んだ。

所得の見通しに関する10月の指数(同)も7.8ポイント減の39.0へと落ち込み、13年12月以来およそ6年ぶりの低水準となった。

ロシア国鉄、セルビアの鉄道刷新事業を受注

セルビア政府は先ごろ、ロシア国鉄(RZD)との間で一連の鉄道関連事業の実施で契約を交わした。

RZDが受注したのは、セルビア西部のヴァリェヴォからモンテネグロ国境までの210キロメートルの区間の線路更新事業などで、今年1月に合意した別プロジェクトと合わせた受注額は2億3,000万ユーロにのぼる。

今回の受注の背景には、セルビアが2013年にロシア政府から国内の鉄道関連事業に関し8億ドルの融資を受けた経緯がある。

ユーロ圏建設業生産高、8月は1.2%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の8月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比1.2%増となったが、上げ幅は前月の1.8%から縮小した。

上げ幅は前月から0.9ポイント縮小した。

主要国はドイツが1.4%、英国が1.2%、スペインが2.7%の幅で伸びたが、フランスは0.9%減と前月に続いて低迷した。

クロアチア-ボスニア間の架橋工事が開始、2年半後の完成目指す

クロアチアとボスニア・ヘルツェゴヴィナの国境に位置するグラディシュカでこのほど、同市を流れるサベ川にかかる橋梁の建設が開始された。

建設される橋はボスニアのグラディシュカとクロアチア側のスタラ・グラディシュカとを結ぶもので、4車線を整備する。

同橋はボスニア側で自動車専用道に、クロアチア側でハンガリー国境までつながる高速道路に接続される予定。

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