環境

BASF―排ガス触媒事業を分離―

化学大手の独BASFは7日、排ガス触媒事業の分離方針を発表した。車両の電動化を背景に需要の減少が見込まれることから、戦略的なオプションを検討する。自動車業界向け事業では今後、電池材料・リサイクルを強化する意向だ。 排ガス […]

DBシェンカー―電気トラック1500台を発注―

ドイツ鉄道(DB)の子会社で鉄道貨物以外の物流事業を手がけるDBシェンカーは11月30日、スウェーデンの新興企業ヴォルタ・トラックスから電気トラック約1,500台を調達すると発表した。炭素中立の実現に向け車両の電動化を加

ティッセンクルップ―成長へギアチェンジ―

独複合企業ティッセンクルップは2日のバーチャル投資家説明会で、2年前から進めてきた抜本的な組織再編の成果が出てきたとして、今後は再び成長に軸足を置いて業績を拡大していく意向を表明した。DXや脱炭素化の流れを追い風に売上高

シーメンス―スマートグリッドでモロッコを支援―

電機大手の独シーメンスは1日、同社と戦略パートナーの仏アトスがモロッコのスマートグリッドプロジェクトを支援すると発表した。両社が提供するプラットホームを用いてモロッコ国営電力・水道公社(ONEE)が全国の計10万個強のス

BASF―風力発電パークの持分を部分売却―

化学大手の独BASFは6日、エネルギー大手バッテンフォールとオランダに共同設置する洋上風力発電パーク「ホランセ・クスト・ザイト」の持分を独保険大手アリアンツに部分売却することで合意したと発表した。保有する同パークの持分4

乗用車新車登録11月も大幅減

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した11月の乗用車新車登録台数は前年同月比31.7%減の19万8,258台と大幅に落ち込んだ。減少は5カ月連続。下げ幅は前月の34.9%からやや縮小したものの、依然として大きい。1~1

トヨタ、西欧の新車を35年までに排出ゼロに

トヨタ自動車は2035年までに西欧で販売する新車を電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)など二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロエミッション車(ZEV)に切り替える計画だ。欧州統括会社のトヨタ・モーター・ヨーロッパ

鹿島、ポーランドの再生エネ開発企業を買収

鹿島建設は11月29日、ポーランドで再生可能エネルギー発電施設の開発事業に参画すると発表した。欧州事業を統括するカジマ・ヨーロッパ(KE)を通じ、同国の再生エネ開発企業パドレス(PAD-RES)の株式70%を取得する。ポ

政権協定が成立、新政権は12月9日までに樹立

次期政権を樹立予定の社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)は11月24日、政権協定を発表した。3党はそれぞれが重視する政策分野で大臣ポストを獲得。政策内容面でも折り合いをつけた。政権協議中に悪化した新型コロナ

インフレ率5%突破、EU基準では6%に

ドイツ連邦統計局が11月29日発表した同月の消費者物価統計(速報値)によると、前年同月比のインフレ率は5.2%となり、1992年6月以来29年ぶりの高水準に達した。コロナ禍に伴う昨年のエネルギー価格下落や付加価値税率引き

RWE―韓国に洋上風力発電パーク、浮体式を採用―

エネルギー大手の独RWEは11月29日、韓国南東部の蔚山市と浮体式洋上風力発電パークを設置することで基本合意したと発表した。監督官庁や業界団地と協議したうえで実行可能性調査を実施。開発・建設に取り組む考えだ。ソウルには欧

代替肉開発のフードテック企業 スロベニア

植物由来の代替肉製品を開発するフードテック企業。ひき肉の形状が一般的な従来製品と異なり、厚切りのステーキ肉の外観と味を再現しており、本物志向の上質な代替肉を提供する。消費者は牛肉とそん色のない「ステーキ」を味わえることで

中国EVメーカーの蔚来汽車、ポーランドに欧州工場設置か

●SNSの求人広告でマゾフシェ県の「欧州工場長」を募集 ●同社は来年、ドイツなど欧州5カ国以上に進出する計画 中国の電動車(EV)メーカー、上海蔚来汽車(ニーオ、Nio)がポーランドに欧州工場を設けるもようだ。ソーシャル

シュコダ自、工場内運送にEVトラックを導入

●10月の試験導入の成功結果を受けたもの ●来年6月にはEVバッテリー運送用のセミトレーラーを導入 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車は11月29日、ムラダー・ボレスラフ本社工場で、工場内運送用に

フォード・オトサン、電動バイクを新発売

●グループ内ベンチャーが開発 ●二輪と三輪の2モデルを発売 トルコのコチ・ホールディングと米フォードの合弁会社であるフォード・オトサンは11月26日、完全電動のバイクとトライク(3輪バイク)を発売した。開発したのはグルー

鹿島、ポーランドの再生エネ開発企業を買収

●再生エネ事業のノウハウを蓄積し、新たな収益源に育てる狙い ●同国での企業買収はこれが2件目 鹿島建設は11月29日、ポーランドで再生可能エネルギーの発電施設の開発事業に参画すると発表した。欧州事業を統括するカジマ・ヨー

独3党の政権協定成立、新政権は12月9日までに発足

ドイツの次期政権を樹立する予定の社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)は24日、政権協定を発表した。3党はそれぞれが重視する政策分野で大臣ポストを獲得。政策内容面でも折り合いをつけた。政権協議中に悪化した新型

三菱重工、露の大型LNG事業に主冷凍設備供給

三菱重工業は25日、ロシアのウストルガLNG(液化天然ガス)プロジェクトで、LNG生産の核となる設備一式を供給すると発表した。液化の工程で冷媒を昇圧するための主冷凍用コンプレッサを子会社の三菱重工コンプレッサが製造し、出

シェルが本社を英に一本化、二重構造解消で経営効率化

英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは15日、英国とオランダに分かれていた本社機能や株式を英国に一本化すると発表した。税務上の拠点もオランダから英国に移し、社名は「シェル」に改める。組織の二重構造を解消して経営

ハンガリーと中国、デジタル化とグリーン発展で提携強化

●2月の中国・中東欧サミットにおける合意を受けたもの ●両分野で中国と正式合意に至ったのはハンガリーが初めて ハンガリーのラースロー・パルコヴィッチ革新技術相と中国の王文涛商務相は19日、デジタル経済への転換加速およびグ

バルト3国、気候中立宣言に署名

●EUの排出ゼロ目標に沿い、3国が協力 ●環境関連の技術開発やイノベーションを政府が支援していく ラトビア、リトアニア及びエストニアのバルト3国は15日、気候変動問題に対処するため気候中立性(カーボンニュートラル)の達成

ティッセンクルップ―電解槽子会社を来春にもIPO―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが電解槽製造子会社ウーデ・クロリンエンジニアズの新規株式公開(IPO)を実施する方向だ。ブルームバーグ通信が報じ同社が18日に追認したもので、来春の株式市場デビューを目指す。 ティッセ

RWE―再生エネへの転換を加速―

エネルギー大手の独RWEは15日、新成長戦略「グローイング・グリーン」を発表した。再生可能エネルギーを中心とする中核事業の強化を加速。原子力・石炭火力発電から速やかに脱却できるようにする。 風力発電、太陽光発電、再生エネ

シーメンス・エナジー―ブラジルでガス発電所受注―

エネルギー設備大手のシーメンス・エナジーは23日、ブラジルの建設・エンジニアリング大手アンドラーデ・グティエレスと共同で熱電併給発電所の建設を受注したと発表した。リオデジャネイロ州の天然ガス発電プロジェクト「UTE GN

ZF―車載電池のアフターマーケットでCATLと戦略協業―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、アフターマーケット・サービス分野で中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)とグローバル戦略パートナーシップを締結したと発表した。ZFが世界に持つ自動車整備

豪富豪が独へのグリーン水素輸出に意欲

オーストラリアの富豪で鉄鉱石採掘大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)の会長を務めるアンドリュー・フォレスト氏がドイツへのグリーン水素輸出に向け着々と準備を進めている。同氏は15日、独経済省で同国の有力企業の

1~10月の電動車シェア、2.2倍の24.2%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が19日発表した電動車(乗用車)の1~10月の新車登録台数は53万2,448台となり、前年同期(25万2,530台)を110.8%上回った。乗用車新車登録に占める割合は10.9%から約2.2倍の

環境保全ソリューション開発 トルコ

植林にドローンを使う環境保全ソリューションを開発している。山火事や干ばつなどに見舞われた土地や地域に対し、上空からシードボール※を散布することで森林の再生を支援する。ドローンならではの遠隔操作により、アクセスが困難な場所

バス大手のソラリス、自社工場に充電パークを整備

●ポーランド初となる双方向充電システムも実用化 ●サプライヤー3社から4つの充電システムを調達 ポーランドのバス製造大手ソラリスは17日、ポズナニ近郊のボレホーヴォ工場内に充電パークを整備すると発表した。顧客のニーズに合

ポーランド国産車シレーナ、EVで復活へ

●シレーナはかつての社会主義圏の自動車産業の象徴 ●ポーランドはEV普及に向けての課題多く ポーランドの自動車メーカーが国産電気自動車(EV)の生産に乗り出している。歴史的メーカーであるFSOシレーナ(FSO Syren

エストニア、加NPMのレアアース生産拠点増強を支援

●NPMは分離精錬能力を増強し、加工製品の生産施設を新設 ●エストニアはレアアースや磁性材料の供給網の一端を担う エストニアの経済通信省は17日、カナダのレアアースメーカー、ネオパフォーマンス・マテリアルズ(NPM)によ

独当局、ノルドストリーム2の認証手続き凍結

ドイツ連邦ネットワーク庁は16日、ロシア産天然ガスを輸送するパイプライン「ノルドストリーム2」の認証手続きを凍結すると発表した。運営会社が提出した書類を検討した結果、同手続きの要件を満たしていないことが判明したため。この

シェルが本社を英に一本化、二重構造解消で経営効率化

英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは15日、英国とオランダに分かれていた本社機能や株式を英国に一本化すると発表した。税務上の拠点もオランダから英国に移し、社名は「シェル」に改める。組織の二重構造を解消して経営

独RWE、再生エネ転換を加速

独エネルギー大手のRWEは15日、新成長戦略「グローイング・グリーン」を発表した。再生可能エネルギーを中心とする中核事業の強化を加速。原子力・石炭火力発電から速やかに脱却できるようにする。 同戦略によると、風力発電、太陽

ベントレー、英カーボントラスから再認証受ける

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は10日、傘下の高級車ブランド・ベントレーの英国事業が政府系組織のカーボントラストから、カーボンニュートラル(炭素中立)の国際標準であるPAS 2060を満たしているとして再認証を

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