自動車

インフレ率低下も高水準は続く見通し

連邦統計局が13日発表した11月のインフレ率(CPI)は前年同月比10.0%となり、東西ドイツ統一後の最高を記録した前月を0.4ポイント下回った。水準自体は依然として極めて高い。統計局のゲオルク・ティール局長は、物価の高 […]

電池リサイクル促進のEU新規制、加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は9日、域内で使用される電池のリサイクルを促進するための規則案について合意した。電気自動車(BEV)用などあらゆる種類の電池を対象に、使用済み電池の回収率、原材料の再生率について目標を設定

EnBW―中国NIO車向けに電池交換サービス提供―

エネルギー大手の独EnBWは8日、中国の電気自動車(BEV)メーカー上海蔚来汽車(NIO)と協業合意したと発表した。「EnBWハイパーネット」ブランドで展開する自社の急速充電ステーション網でNIO車向けに電池交換サービス

アキュレック―廃電池からリチウムをリサイクルへ―

独リサイクル企業アキュレックは使用済みのリチウムイオン電池からリチウムをリサイクルする施設を来春、稼働させる。リチウムを産業規模でリサイクルする欧州初の取り組みとなる。ライナー・ソイカ社長への取材をもとに経済紙『ハンデル

独メルセデスベンツ、ポーランドでBEVバンを生産

●「VAN EA」ベースの車両を生産、同社初のBEVバン専門工場に ●米リヴァイアンとのBEV大型バンの合弁工場計画は白紙化 自動車大手の独メルセデスベンツは12日、ポーランド南西部ヤボルの拠点に完全電気自動車(BEV)

電池リサイクル促進の新規制、加盟国と欧州議会が合意

EU加盟国と欧州議会は9日、域内で使用される電池のリサイクルを促進するための規則案について合意した。電気自動車(EV)用など、あらゆる種類の電池を対象に、使用済み電池の回収率、原材料の再生率について目標を設定するほか、一

VW、本社工場でBEV生産へ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は7日、ドイツ北部のヴォルフスブルク本社工場に2025年初頭までに4億6,000万ユーロを投資すると発表した。同工場で電気自動車(BEV)専用車台ベースのモデルを生産する体制を整え

BMW、ベトナムで共同生産へ

高級乗用車大手の独BMWは5日、ベトナム同業のチュオンハイ自動車(THACO)と共同で自社ブランド車を現地生産すると発表した。急成長中のアジア太平洋市場でプレゼンスを強化する狙いがある。BMWグループで生産ネットワーク・

中国車がロシア市場で存在感、シェアが急拡大

ロシアの自動車市場で中国ブランド車の存在感が高まっている。ウクライナへの軍事侵攻を受けて日欧米の自動車メーカーが同国事業から撤退する中、間隙を突いて市場に浸透している形だ。8日のロイター通信によると、中国車のシェアは3分

米ボルグワーナー、スイスのエンジニアリング会社を買収

米自動車部品大手のボルグワーナーはこのほど、2022年12月1日付でスイスのエンジニアリング会社Drivetekを買収したと発表した。同社の買収により、電気モーター、バッテリー、電子機器などの車載コンポーネントを冷却する

Kongsberg Automotive

ノルウェー自動車部品大手のコングスベルグ・オートモーティブ は11月30日、韓国のソウルに新しい営業所を開設したと発表した。これにより、乗用車と商用車の両分野における新しい製品・技術の韓国市場への投入をより円滑にする。同

BMW Group

独自動車大手のBMWグループ は2日、ミュンヘンの研究イノベーションセンター(FIZ)にあるパイロット工場でBMWの水素燃料電池車「iX5ハイドロジェン」の小規模生産を開始したと発表した。2023年春から一部地域で技術デ

ドイツ乗用車新車登録、11月は31.4%増加 1/4

ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、同国の2022年11月の乗用車新車登録が26万512台となり、前年同月に比べ31.4%増加したと発表した。うち、法人は前年同月比36.3%増の16万6,254台で、全体の63.8%を占め

BMW Group

独自動車大手のBMWグループ は11月30日、同社のウェブサイト上で技術分野のトレンド調査に関する結果をまとめた「テクノロジー・トレンド・レーダー」を公開していると発表した。「オープンアクセス」アプローチの一環で、情報公

ドイツ国内生産、11月は25%増加

独自動車工業会(VDA)は5日、同国の2022年11月の乗用車生産が38万5,700台となり、前年同月に比べ25%増加したと発表した。増加は7カ月連続となる。1~11月の累計は、前年同期比12%増の317万7,000台だ

42ベルリン

独自動車大手のVWグループがこのほど設立したコンピュータプログラミング学校。VWグループでは、「42ボルフスブルク」、「42ハイルブロン」、「42プラハ」に続く、欧州4カ所目の42ネットワークとなる。 これらは、2013

ロシア新車販売、11月は61.6%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2022年11月の新車販売(乗用車・小型商用車)が4万6,403台となり前年同月に比べ61.6%減少したと発表した。2022年1~11月の累計は、前年同期比60.9%減の5

乗用車2021年 1/6

ドイツ連邦陸運局(KBA)によると、同国の2021年の中古車登録(名義変更台数、乗用車)は670万3,245台となり、前年に比べ4.5%減少した。 個人による名義変更が94.2%と大部分を占めている。使用年数(車齢)は、

スチレンモノマーでカルテル、EUが欧米5社に制裁

欧州委員会は11月29日、欧米の6社の化学メーカーが合成樹脂の原料となるスチレンモノマーの仕入れでカルテルを結んでいたとして、うち5社に総額1億5,700万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。英イネオスはカルテルを通

フォードが英EV部品工場で増産、1.5億ポンド追加投資で

米自動車大手フォードは1日、英国工場で電気自動車(EV)部品を生産する計画について、1億4,900万ポンド(約245億円)を追加投資し、当初の予定より増産する体制を整備すると発表した。 同社は2021年10月、イングラン

日本電産、ノルウェーにバッテリー製品の合弁会社を設立

日本電産(京都府京都市)は6日、ノルウェーの半固体リチウムイオン電池メーカーであるフレイヤー・バッテリー(FREYR Battery、以下、FREYR)とバッテリー製品の開発・製造・販売を事業とする合弁会社を設立したと発

日本電産エレシス、ブルガリアに開発センター開設

日本電産(京都府京都市)は、子会社の日本電産エレシスが2日に、ブルガリアの首都ソフィアで開発センターの開所式を行ったと発表した。同開発センター(日本電産エレシスR&Dヨーロッパブルガリア)では、車載向けインバーターおよび

仏ヴァレオ、エコール・ポリテクニークとの提携を更新

仏自動車部品大手のヴァレオは11月29日、フランスの理工系エリート養成機関エコール・ポリテクニーク(パリ近郊パレゾー)との提携を2年間延長すると発表した。同校のスタートアップ・インキュベーターである「ドライ・イクスノベー

スペイン部品大手ゲスタンプ、金属廃棄物処理大手に出資

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは1日、金属廃棄物処理大手ゲスクラップ(Gescrap)の株式の33.3%を取得したと発表した。循環型経済への取り組みを進め、部品生産にリサイクル材料をより多く取り入れるのが目的。二次原

横浜ゴム―独自工会の情報セキュリティ評価認証を取得―

横浜ゴムは1日、独自動車工業会(VDA)が策定した情報セキュリティ評価「TISAX(トラステッド・インフォメーション・セキュリティ・アセスメント・エクスチェンジ)」の認証を取得したと発表した。同社の「TISAX」認証ラベ

自動車業界で先行き見通しが大幅改善

Ifo経済研究所が5日発表した独自動車・自動車部品業界の11月の景況感指数はマイナス2.2ポイントとなり、前月のマイナス4.3ポイントから改善した。今後の事業見通しを示す期待指数がマイナス35.3ポイントからマイナス13

製造業の原材料不足が21年4月以来の低水準に

製造業サプライチェーンのひっ迫が緩和してきたもようだ。Ifo経済研究所が11月の独企業アンケート調査をもとに30日に発表したところによると、原材料・部品が不足しているとの回答は前月の63.8%から59.3%へと低下し、2

ポルシェがDAX採用

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5日、主要な3株価指数(DAX、MDAX、SDAX)の入れ替えを発表した。最有力40社を対象とするDAXには高級スポーツ車のポルシェが採用され、スポーツ用品のプーマはワンラ

ヤンデックス顧問にクドリン元財相が就任

●同社の再編を経営側と政府側双方が満足できる形で進められると期待 ●同社は制裁対象ではないが、禁輸措置を受け経営が苦境に プーチン大統領の信頼が厚いことで知られるアレクセイ・クドリン元財務相(62)は5日、IT大手ヤンデ

シュコダ自、バッテリー式電動車3モデルを26年までに発売

●30年までに欧州売上高の70%をBEVで稼ぎ出す方針 ●工場のカーボンニュートラル達成も推進 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車はこのほど、環境目標の達成に取り組む姿勢を改めて確認した。20

製造業新規受注3カ月ぶりに増加、10月は+0.8%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した10月の製造業新規受注指数は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比0.8%増(暫定値)となり、3カ月ぶりに拡大した。経済省は企業景況感がやや改善していることを踏まえ、「製造業の

輸入物価の上げ幅2カ月連続で縮小、10月は23.5%に

ドイツ連邦統計局が2日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比23.5%増となり、上げ幅は2カ月連続で縮小した。上昇率自体は依然として大きいものの、直近のピークである8月(32.7%)に比べると9ポイント以上、低い。最大

日本電産、ソフィアR&D拠点を開所

●車載インバーターや電子制御装置の需要増大に対応する ●同社は今年7月、セルビアで車載モーターの工場を着工 日本電産エレシスは2日、ブルガリアの首都ソフィアに研究開発(R&D)拠点を開設したと発表した。車載インバーターや

トルコのコルザ、タイヤ繊維の生産増強に4.500万ドル

●タイヤコードのディッピング設備を拡張し、需要の増加に対応 ●ポリエステル糸の年産能力も7ktpa増の34ktpaに引き上げる トルコの工業用繊維大手コルザ(Kordsa)はこのほど、タイヤ繊維(タイヤコード)の生産能力

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