英がEU製品への完全税関検査を再延期、23年末まで先送り
英政府は4月28日、離脱したEUから輸入する物品に対する完全な税関検査の実施を2023年末まで延期すると発表した。7月1日から実施することになっていたが、物価が急上昇していることから大幅な延期を決めた。延期は4度目となる […]
英政府は4月28日、離脱したEUから輸入する物品に対する完全な税関検査の実施を2023年末まで延期すると発表した。7月1日から実施することになっていたが、物価が急上昇していることから大幅な延期を決めた。延期は4度目となる […]
欧州委員会は4月27日、EUがウクライナからの輸入品への関税を免除することを提案した。ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナに対する支援策の一環で、輸入の数量制限も撤廃する。1年間にわたって実施する方針だ。 関税免除は全品目
欧州議会の国際貿易委員会は4月25日、域外国政府から補助金などの支援を受けた企業によるEU企業の買収や公共調達での受注に対処する規則案を全会一致で採択した。EU市場で影響力を強める中国を念頭に置いたもので、一定規模以上の
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は4月25日、インドの首都ニューデリーでモディ首相と会談し、貿易や技術分野における協力関係の強化を目的とした閣僚レベルによる対話の枠組み「貿易技術評議会」を立ち上げることで一致した。ま
英政府は4月25日、ウクライナから輸入する全製品への関税をゼロにすると発表した。輸入の数量制限も撤廃する。12カ月間の暫定措置だが、必要に応じて延長も検討する。 同措置はウクライナのゼレンスキー大統領から要請されていたも
欧州連合(EU)は11日、ルクセンブルクで外相理事会を開き、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加制裁について協議した。複数の加盟国からロシア産石油の輸入禁止を求める声が出たものの、代わりとなるエネルギー源の確保が難しい国
Ifoなど有力な経済研究所は13日、『春季共同予測(GD)』を発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けてドイツ政府が打ち出した経済支援策を財政、技術革新などの観点から批判。ハレ経済研究所(IWH)のオリファー・ホルテメラー
ドイツ政府は25日、エネルギー安定確保法改正案の起草支援を決議した。ロシアのウクライナ侵攻とそれに起因する制裁合戦を受け、天然ガスなどの輸入が今後、大幅に減り国内供給不足に陥る懸念を踏まえた措置。危機的な状況が発生した場
自動車部品大手の独コンチネンタルがロシア事業を再開した。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が同社の確認を得た情報として報じたもので、広報担当者は4月11~17日の週にカルーガにあるタイヤ工場で生産を再開したことを明らか
独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表した同国の2月の電機製品輸出高は前年同月比6.6%増の184億ユーロに拡大した。2月24日に始まったウクライナ戦争の影響は3月から出てくるとZVEIはみている。2月の電機輸入高は1
●生産再開は現地従業員と経営陣が刑罰を受けるのを避けるため ●稼働率を大幅に下げており、利益も追及していないと強調 自動車部品大手の独コンチネンタルがロシア事業を再開した。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が同社の確認
●欧州委を中心に引き続き禁輸の可能性を探る方針 ●ハンガリーは禁輸に反対、独も即時禁輸に難色 欧州連合(EU)は11日、ルクセンブルクで外相理事会を開き、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加制裁について協議した。複数の加
EUは11日、ルクセンブルクで外相理事会を開き、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加制裁について協議した。複数の加盟国からロシア産石油の輸入禁止を求める声が出たものの、代わりとなるエネルギー源の確保が難しい国も多く、合意
EU統計局ユーロスタットが20日に発表した2月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は76億ユーロの赤字だった。輸入依存が高いエネルギーの価格急騰が響き、前年同月の黒字(236億ユーロ)から悪化した
欧州委員会のフォンデアライエン欧州委員長は8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した。 フォンデアライエン氏は会談後の共同記者会見で「この戦争は国際社会全体への挑戦であり、ウクライナの戦い
独北部シュターデ産業団地でLNG(液化天然ガス)ターミナルの建設を計画する企業連合ハンゼアティック・エナジー・ハブ(HEH)は11日、米化学大手ダウ・ケミカルを新たな出資者として迎え入れると発表した。ダウは少数株主として
天然ガスパイプライン運営のオープン・グリッド・ヨーロッパ(OGE)は8日、独北部のヴィルヘルムスハーフェン港を起点とするパイプラインを敷設し、年内に完成させる計画を発表した。同港に設置予定の浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した同国電機業界の3月の景況感指数(DI)は19.3ポイントとなり、前月の38.3ポイントから大幅に低下した。同指数の悪化は4カ月ぶり。ロシアのウクライナ侵攻を受けて先行き不透明感が
●3月9日以来輸出を停止 ●ウズアフトの昨年の乗用車生産数は15.5%減の23万6,667台 ウズベキスタンの国営自動車メーカー、ウズアフト・モーターズは、受託製造している米ゼネラルモーターズ(GM)の「シボレー」モデル
●「クライナの戦いはわれわれの戦いだ」と述べ、連帯を表明 ●武器供与のためのEU資金を上乗せし、総額15億ユーロに 欧州委員会のフォンデアライエン欧州委員長は8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ゼレンスキー大統
欧州委員会のフォンデアライエン欧州委員長は8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した。 フォンデアライエン氏は会談後の共同記者会見で「この戦争は国際社会全体への挑戦であり、ウクライナの戦い
ドイツ連邦統計局が4日発表した2月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後の実質で1,247億ユーロとなり、前月を6.4%上回った。増加は2カ月ぶり。欧州連合(EU)加盟国向けが好調で、全体が押し上げられた格好。ユー
エネルギー大手の独EnBWは3月31日、独北部のシュターデ港に建設予定のLNG(液化天然ガス)ターミナルを通して天然ガスを調達することで、同ターミナルの建設・運営プロジェクトを進めるハンゼアティック・エナジー・ハブ(HE
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した3月の乗用車新車登録台数は前年同月比17.5%減の24万1,330台と大幅に落ち込んだ。減少は3カ月ぶり。部品不足による生産低迷がロシアのウクライナ侵攻で加速したことが響いた。1~
穀物取引のオンラインプラットフォームを開発運営している。ブルガリアの穀物産業のサポートを目的に、売買の手続きを簡素化して他の欧州諸国とスムーズに取引ができるようにする。プラットフォームでは穀物相場や取引のオファーなどの情
●年内に停止の計画、他のEU加盟国にも同調するよう要請 ●すでに発注先を切り替えており、安定調達が可能 ロシアのウクライナ侵攻が続く中、ポーランドのモラヴィエツキ首相は3月30日、年内にロシア産原油の輸入を停止する計画で
●国内のLNG基地を通じた輸入で需要を賄えると判断 ●エストニアとラトビアもロシア産ガスの調達を時限的に停止 リトアニアが1日、欧州連合(EU)加盟国として初めて、ロシアからの天然ガス調達を中止した。ロシアのウクライナ侵
エネルギー大手の独EnBWは3月31日、独北部のシュターデ港に建設予定のLNG(液化天然ガス)ターミナルを通して天然ガスを調達することで、同ターミナルの建設・運営プロジェクトを進めるハンゼアティック・エナジー・ハブ(HE
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、ポーランドのモラヴィエツキ首相は3月30日、年内にロシア産原油の輸入を停止する計画であることを明らかにした。ポーランドはこれまでEUに対ロシア経済制裁を強化するよう訴えており、他の加盟国に
ドイツ連邦統計局が29日発表した2月の輸入物価指数は前年同月を26.3%上回った。上げ幅は前月の同26.9%をやや下回ったものの、依然として極めて大きい。これまでに引き続きエネルギーが全体を最も強く押し上げた。調査データ
エネルギー大手の独エーオンと豪鉄鉱石大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)傘下のフォーテスキュー・フューチャー・インダストリーズ(FFI)は29日、再生可能エネルギー電力で作るグリーン水素を欧州に供給すること
独エネルギー大手EnBWのフランク・マスティアウクス社長は23日の決算発表で、ロシア産天然ガスへの依存からドイツが脱却するには時間はかかるとの見方を示した。短期的には全く不可能と指摘。消費量削減や石炭発電の拡大、ガス調達
独北部のブルンスビュッテル港でLNG(液化天然ガス)輸入ターミナルの建設・運営を計画するジャーマンLNGターミナルは23日、英エネルギー大手のシェルが同ターミナル容量のかなりの部分を予約することで基本合意したと発表した。
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した1月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は272億ユーロの赤字だった。多くを輸入に頼るエネルギーの価格急騰が響き、前年同月の黒字(107億ユーロ)から悪化
欧州連合(EU)は15日開いた財務相理事会で、気候変動対策が不十分な国からの輸入品に課税する「炭素国境調整措置(CBAM)」の導入に関する規則案の内容で基本合意した。2023年から段階的に導入し、26年に完全実施する計画
欧州連合(EU)加盟国は15日、ウクライナに軍事侵攻したロシアへの追加制裁で合意した。EUは米国などと連携し、これまでにロシアの7銀行を国際決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除するなど、大規模な経
●鉄鋼製品の輸入、高級車や宝飾品などぜいたく品の輸出を禁止 ●ロシアのエネルギー分野に対する新規投資を原則禁止 欧州連合(EU)加盟国は15日、ウクライナに軍事侵攻したロシアへの追加制裁で合意した。EUは米国などと連携し
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相は19日から21日にかけてカタールとアラブ首長国連邦(UAE)を訪問した。ロシア産化石燃料への高い依存度を引き下げるため、エネルギー調達を多様化する戦略に基づくもので、天然ガスとグ
ロシアがウクライナに軍事侵攻する直前の1月にドイツの対露貿易額が大幅に増えたことが、ドイツ連邦統計局の発表で分かった。それによると、ロシアからの輸入高は40億ユーロとなり、前年同月比で57.8%増加。同国向けの輸出高も3
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は17日、同国の機械輸出高が2021年は前年比およそ10%増の1,794億ユーロとなり、コロナ禍前の19年の水準(1,817億ユーロ)をほぼ回復したと発表した。ただ、中国の同輸出高が26%強
独電気電子工業会(ZVEI)が18日発表した同国の1月の電機製品輸出高は前年同月比3.6%増の169億ユーロに拡大したもの、増加幅は前月の9.6%から縮小した。輸入高が12.3%増の185億ユーロと大きく伸びたことから、
ドイツ連邦統計局が17日発表した2021年の国内発電量(送電網への供給ベース)5,177億キロワット時(kWh)となり、前年を2.6%上回った。コロナ禍直前の19年比に比べると3.1%少ない。再生可能エネルギー発電が天候
欧州連合(EU)は15日の財務相理事会で、気候変動対策が不十分な国からの輸入品に課税する「炭素国境調整措置(CBAM)」の導入に関する規則案の内容で基本合意した。2023年から段階的に導入し、26年に完全実施する計画。加
●天然ガスを今後20年のつなぎ資源と位置付け ●2024年までに国内の天然ガス生産が20%増加する可能性 クロアチアのトミスラフ・チョリッチ経済・持続可能発展相は17日、2024年までに国内の天然ガス生産が20%増加する
●同措置(CBAM)は国境炭素税とも呼ばれる ●課税対象は鉄鋼、アルミ、セメント、肥料、電力の5品目 欧州連合(EU)は15日開いた財務相理事会で、気候変動対策が不十分な国からの輸入品に課税する「炭素国境調整措置(CBA
EUは15日開いた財務相理事会で、気候変動対策が不十分な国からの輸入品に課税する「炭素国境調整措置(CBAM)」の導入に関する規則案の内容で基本合意した。2023年から段階的に導入し、26年に完全実施する計画。加盟国の代
EU加盟国は15日、ウクライナに軍事侵攻したロシアへの追加制裁で合意した。EUは米国などと連携し、これまでにロシアの7銀行を国際決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除するなど、大規模な経済・金融制裁
欧州委員会は11日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアへの追加制裁を発表した。米欧日など主要7カ国(G7)と協調し、貿易上の優遇措置である「最恵国待遇(MFN)」を撤回するなど、ロシアへの圧力を強める。 MFNは世界貿
独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した同国電機業界の1月の新規受注高は前年同月を20.5%上回り、2カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。国内が23.9%増と特に大きく拡大。国外は18.1%増で、内訳はユーロ圏が14.
●三菱自と合弁でカルーガ工場を運営 ●三菱自はすでにロシアへの完成車輸出を停止 欧州自動車大手ステランティスは10日、ロシアにおける完成車の輸出入を停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けた措置。同社は三菱自動車