ドイツ銀行―1-3月期利益が10年ぶりの高水準に―
独銀最大手のドイツ銀行が4月27日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算の税引き前利益は前年同期比12%増の18億5,200万ユーロとなり、10年ぶりの高水準に達した。金利上昇に伴う収入増が大きい。純利益は9%増 […]
独銀最大手のドイツ銀行が4月27日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算の税引き前利益は前年同期比12%増の18億5,200万ユーロとなり、10年ぶりの高水準に達した。金利上昇に伴う収入増が大きい。純利益は9%増 […]
野村ホールディングスの独子会社を対象に検察当局が立ち入り捜査を行ったことが4月26日、分かった。捜査は「カム・エクス(Cum-Ex)」というルールを悪用した違法な税還付に絡んだもの。捜査を主導するケルン検察当局は社名を伏
●現行の金利水準はインフレリスクを抑えるのに十分だと判断 ●中銀は次回会合で「インフレリスクの改善の持続性を考慮する」 ハンガリー中央銀行は4月25日、政策金利を13%に据え置くことを決めた。据え置きは7会合連続で、市場
●金利8.5%は震災からの復興を支えるのに十分だと判断 ●インフレ鎮静化に向け、通貨下支えの「リラ化戦略」を続行 トルコ中央銀行は4月27日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を8.5%に据え置いた。金
欧州委員会は4月26日、EUの財政ルール改正案の詳細を発表した。加盟国が主体となって柔軟に財政健全化を進めることを可能としながらも、累積債務が上限を超えた加盟国に対して、毎年一定の水準で債務を削減することを求めるのが柱と
伊大手銀行のウニクレディトは4月27日、「AT1債」と呼ばれる劣後債を早期に償還すると発表した。経営危機に陥っていたスイス金融大手クレディ・スイスのUBSによる救済買収に伴い、クレディ・スイスが発行したAT1債の元本をゼ
スウェーデン中央銀行のリクスバンクは4月26日、政策金利を0.5ポイント引き上げ、3.5%にすると発表した。インフレ率の急上昇を受けて昨年4月から金融引き締めを進めているが、なお記録的な物価高が続いていることから追加利上
ドイツ銀行は4月28日、英国の投資銀行ヌミスを買収することで合意したと発表した。英国で企業向け事業を強化する狙いがある。買収が実現すると、ドイツ銀は英市場の主要な投資銀行となる。 株式公開買い付け(TOB)を通じてヌミス
ハンガリー中央銀行は4月25日、政策金利を13%に据え置くことを決めた。据え置きは7会合連続で、市場の予想通り。インフレ率の上昇に歯止めがかかる中、現行の金利水準はインフレリスクを抑えるのに十分だと判断した。 政策金利の
トルコ中央銀行は4月27日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を8.5%に据え置いた。金利据え置きは2会合連続。震災からの復興を支援するため低金利を維持する。中銀は同国南部で発生した大地震の影響を緩和す
独IT大手ソフトウエアAGは21日、米投資会社シルバー・レイクが同社を買収する計画を明らにした。シルバー・レイクの支援を受けて事業改革を進め、大幅な成長につなげる狙いだ。 シルバー・レイクは株式公開(TOB)を通してソフ
化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取引金額は540億ルーブル(約6億ユーロ)。すでに当局の承認を得ており、クロージング待ちの状態にある。 売却先の投
ドイツ連邦統計局が18日発表した2月の建築許可件数(増改築を含む)は2万2,300件となり、前年同月を20.6%下回った。建材費の高騰と金利上昇を背景に同件数は昨年5月に減少へと転換。10月以降は減少率が2ケタ台に上って
中小企業向けのキャッシュフロー管理プラットフォームを開発運営している。ウクライナ戦争の中でも成長を続けており、過去1年で全体のユーザー数は倍増した。現在、40カ国の2,500社以上で同社のサービスが導入されている。今年2
●投資会社のコンソーシアムに540億ルーブルで売却 ●ロシアでは計11工場を展開し、現地市場向けに生産してきた 化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取
ドイツ政府は19日の閣議で、建築物エネルギー法(GEG)改正案を了承した。暖房・温水の利用で発生する二酸化炭素(CO2)の量を削減していき、最終的に炭素中立を実現することが狙い。天然ガスなど化石燃料をメインとする暖房の新
欧州委員会は18日、銀行の危機管理と預金保険制度を改革するための法案を発表した。銀行が破綻した場合の破綻処理制度を見直し、域内のすべての銀行に同制度が適用されるようにすることで、公的資金を投入して納税者に負担を強いる事態
欧州議会は20日の本会議で、暗号資産(仮想通貨)に関する包括的な規制である「暗号資産市場規則(MiCA)」案と、暗号資産交換業者に利用者の資産の移動追跡を義務付ける「資金移動規則」案をそれぞれ賛成多数で可決した。ビットコ
スイス金融大手クレディ・スイスが英金融会社グリーンシル・キャピタルの経営破綻を巡り、4億4,000万ドル(約600億円)の損害賠償を求めてソフトバンクグループ(SBG)を英高等法院に提訴したことが19日、分かった。SBG
スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは13日、イノベーション協業ハブ「キャンプエックス(CampX)」が取り組む対象に、新たにフィンテックを含めることを発表した。スタートアップ企業との提携や協業を通じて既存の枠を超え
航空大手の独ルフトハンザは5日、機内食子会社LSGグループを欧州投資大手アウレリウスに売却することで合意したと発表した。LSGの欧州事業は2019年時点で航空会社向けサービスを手がけるスイス企業ゲートグループに売却済み。
何らかの目的のために貯蓄を行うことができる消費者は40.4%にとどまることが、民間住宅貯蓄銀行連盟の委託で調査会社カンタールが実施した初春のアンケート調査で分かった。昨年秋の前回調査(42.5%)から2.1ポイント低下し
●デジタル分野の発展には3国それぞれに特徴が ●テック大手の競争激化のなか、デジタル分野での重要性を維持 バルト3国はここ数年、デジタル分野で大きな発展を遂げてきた。総人口は600万人強に過ぎないが、それぞれが小国ならで
●インフレ率を確実に押し下げるため高金利を維持 ●中銀の金融緩和開始は2024年後半か=市場予想 ポーランド中央銀行(NBP)は5日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を6.75%に据え置くことを決めた。金利据え置
欧州委員会は銀行が破綻した場合の破綻処理スキームを見直し、納税者に負担がかからないようにするための法案を近く発表するもようだ。ロイター通信などが12日、EUの内部文書をもとに報じた。金融機関の破綻処理に関するEU共通の枠
国際通貨基金(IMF)は11日に発表した最新の世界経済見通しで、世界全体の2023年の予想成長率を2.8%とし、前回予測(1月)の2.9%から0.1ポイント下方修正した。米国でシリコンバレー銀行など2行が経営破綻し、スイ
スイス連邦議会の下院は12日、経営危機に陥った金融大手クレディ・スイスの同業UBSによる買収に際して政府が決めた総額1,090億スイスフラン(約16兆2,000億円)の支援策を反対多数で否決した。ただ、支援策は緊急法令に
航空大手の独ルフトハンザは5日、機内食子会社LSGグループを欧州投資大手アウレリウスに売却することで合意したと発表した。LSGの欧州事業は2019年時点で航空会社向けサービスを手がけるスイス企業ゲートグループに売却済み。
欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は3月30日、ブリュッセルでEUと中国の関係について講演し、経済面では中国への依存を低減し、リスクを減らしながら関係を続けていく必要があるとの考えを強調した。同氏はフラ
経営危機に直面するケーブル大手の独レオニは3日、同社の再建案に過半数の債権者および大株主シュテファン・ピーラー氏が同意したと発表した。再建案は債務整理と減資・増資手続きを通して経営の立て直しを図るというもの。同社は再建案
ライフサイエンス大手の独ザルトリウスは3月31日、仏同業ポリプラスを買収することで合意したと発表した。細胞・遺伝子治療向けの事業を強化する狙い。取引金額は約24億ユーロ。当局の承認が第3四半期に下りると見込んでいる。 ポ
企業に対する銀行融資のハードルが低下しているもようだ。Ifo経済研究所が3月のアンケート調査をもとに31日発表したところによると、融資交渉を現在、行っているドイツ企業のうち「銀行が融資に消極的だ」と回答したのは22.7%
●同制度はリトアニアと台湾の関係に対する中国の圧力が発端 ●域外国に対し追加関税や域内市場へのアクセス制限などを講じる 欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は3月28日、EUに対する第三国からの「経済的威圧」に対抗するための
●物価上昇には歯止め、高金利の維持でインフレリスクを抑える ●今後も長期間の金融引き締め実施を表明 ハンガリー中央銀行は3月28日、政策金利を13%に据え置くことを決めた。据え置きは6会合連続で、市場の予想通り。インフレ
●中銀は2%のインフレ目標達成に向け高金利水準を維持する姿勢 ●金利をピークとみる市場の期待は「実現しないかもしれない」 チェコ中央銀行(CNB)は3月29日、主要政策金利である14日物レポ金利を7%に据え置くことを決め
●景気の先行き不透明感が漂う中、金利を維持しインフレを下げる ●戦争や米スイスの金融部門の混乱に伴い不確実性は増している ルーマニア中央銀行は4日、政策金利を7%で据え置くことを決めた。据え置きは2会合連続。景気の先行き
EU加盟国と欧州議会は3月28日、EUに対する第三国からの「経済的威圧」に対抗するための新制度を導入することで合意した。主に中国を念頭に置いたもので、EUや加盟国に経済的な圧力をかけて政策変更を迫る域外国に対し、欧州委の
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は3月30日、ブリュッセルでEUと中国の関係について講演し、経済面では中国への依存を低減し、リスクを減らしながら関係を続けていく必要があるとの考えを強調した。フォンデアライエン氏はフラ
伊大手銀行のウニクレディトは3月28日、最大33億4,000万ユーロ相当の自社株を買戻す計画が欧州中央銀行(ECB)から承認されたと発表した。金融不安がくすぶる中、株主への利益還元を増やすことで同行に十分な資本、流動性が
仏金融大手のクレディ・アグリコルは3月27日、中国に投資銀行部門を設立したと発表した。中国の金融市場で外資規制緩和が進んでいることを受けたもので、10日に営業を開始した。 新部門「クレディ・アグリコル(北京)アドバイザリ
ライフサイエンス大手の独ザルトリウスは3月31日、仏同業ポリプラスを買収することで合意したと発表した。細胞・遺伝子治療向けの事業を強化する狙い。取引金額は約24億ユーロ。当局の承認が第3四半期に下りると見込んでいる。 ポ
ハンガリー中央銀行は3月28日、政策金利を13%に据え置くことを決めた。据え置きは6会合連続で、市場の予想通り。インフレ率の上昇に歯止めがかかる中、現行の高金利水準を維持することでインフレリスクを抑えられると判断した。
チェコ中央銀行(CNB)は3月29日、主要政策金利である14日物レポ金利を7%に据え置くことを決めた。据え置きは6会合連続。ロンバート金利(上限金利)と公定歩合(下限金利)もそれぞれ8%、6%に据え置いた。CNBは2%の
欧州自動車大手のステランティスは3月22日、仏金融大手クレディ・アグリコルの消費者金融部門、クレディ・アグリコル・コンシューマーファイナンス(CACF)と折半出資で設立した複数ブランドのオペレーショナル・リース会社「Ne
欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は3月23日、海運分野の温室効果ガス(GHG)排出削減に向けた規則案で合意した。大型船舶を対象に、排出量を2050年までに80%減らすことを求める。加盟国と欧州議会の最終承認を経て新規則が
●政策金利は8.5%、インフレ率は下げ止まりの様子 ●「さらなる利下げの余地はない」=エコノミスト トルコ中央銀行は23日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を8.5%に据え置いた。インフレ率は高水準に
ドイツ政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は22日、『春季経済予測(経済鑑定)』の発表記者会見で、現在世界的に広がっている金融不安は深刻な不況を引き起こすものではないとの認識を示した。投資家はリスクに敏感になり、エ
Ifo経済研究所が27日発表した3月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を2.2ポイント上回る93.3へと大きく上昇した。同指数の改善は5カ月連続。クレメンス・フュスト所長は「国際的な銀行数行の混乱にもかか
電動車用の次世代モーターを開発する独スタートアップ企業ディープドライブは21日、シリーズAの資金調達で1,500万ユーロを確保したと発表した。既存の株主のほか、自動車大手BMWと自動車部品大手コンチネンタルがベンチャーキ
電池製造の独ファルタは24日、経営再建策に融資銀行と過半数株主が同意したと発表した。融資行の意思決定機関が承認すれば正式発効する。コスト削減と成長分野への投資を通して業績を改善する意向だ。 同社は充電可能なコイン型リチウ