金融

域内金融機関に即時決済サービスの提供義務化、欧州委が法案

欧州委員会は10月26日、欧州連合(EU)域内の金融機関に対し、ユーロでの即時決済サービスの提供を義務付ける法案を発表した。EU全域でより統合された安全かつ迅速な決済システムを構築する取り組みの一環として、域内に銀行口座 […]

ECBが0.75ポイント利上げ、物価高で前回に続き

欧州中央銀行(ECB)は10月27日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決めた。物価高に歯止めがかからないため、9月に続いて通常の3倍となる大幅利上げに踏み切った。 利上げは3会合連続。主

消費者信頼感底打ちも水準は極めて低い水準

市場調査大手GfKが10月27日発表したドイツ消費者信頼感指数の11月向け予測値は10月の確定値(-42.8ポイント)を0.9ポイント上回るマイナス41.9ポイントとやや改善した。これまでは1991年の調査開始後の最低を

ガレリア―民事再生を再び申請、店舗を3分の1以上削減へ―

独デパート大手ガレリア・カールシュタット・カウフホーフ(GKK)は10月31日、民事再生手続きの適用を裁判所に申請した。同社はコロナ禍初期の2020年にも民事再生手続きを利用しており、今回で2度目。国の経済安定化基金(W

トルコ、来年の中銀デジタル通貨導入を計画

●国際取引の合理化や、銀行口座を持たない人に決済手段を提供する ●「政府が個人の支出を把握できるようになる」と警鐘も トルコが来年にも中央銀行デジタル通貨(CBDC)を導入する計画だ。先週発表された2023年度大統領府年

ECBが0.75ポイント利上げ、物価高で前回に続き

●9月に続いて通常の3倍となる大幅利上げに踏み切った ●ラガルド総裁は景気後退の可能性を考慮する姿勢もにじませる 欧州中央銀行(ECB)は10月27日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決

ハンガリー中銀が金利据え置き、物価安定を優先

●政策金利13%、金融引き締めを堅持 ●中銀は前回会合で利上げサイクル終了を宣言 ハンガリー中央銀行は10月25日、政策金利を13%に据え置くことを決めた。景気に減速がみられる中、高金利で物価上昇に歯止めをかける引き締め

ロシア中銀が7.5%に金利据え置き、インフレリスクを警戒

●中銀は前回まで6会合連続で利下げ ●部分動員に起因するインフレリスクにも言及 ロシア中央銀行は10月28日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.5%に据え置くことを決めた。中銀は前回まで6会合連続

ロシア中銀が金利据え置き、インフレリスクを警戒

ロシア中央銀行は28日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.5%に据え置くことを決めた。中銀は前回まで6会合連続で利下げを行っていた。インフレ率の低下が続く中、インフレリスクの高まりを警戒し追加利下

ECBが0.75ポイント利上げ、物価高で前回に続き

欧州中央銀行(ECB)は27日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決めた。物価高に歯止めがかからないため、9月に続いて通常の3倍となる大幅利上げに踏み切った。 利上げは3会合連続。主要政策

クレディ・スイスが再建策発表、40億フランの増資など

経営難に陥っているスイスの金融大手クレディ・スイス・グループは27日、大規模な再建計画を発表した。40億スイスフラン(約5,900億円)の増資を実施する一方、一部の事業を売却するなど体制をスリム化して経営改善を進める。

ハンガリー中銀が金利据え置き、物価安定を優先

ハンガリー中央銀行は25日、政策金利を13%に据え置くことを決めた。景気に減速がみられる中、高金利で物価上昇に歯止めをかける引き締め政策を維持する。中銀は前回まで17会合連続で利上げを実施しており、前回会合で利上げサイク

INDUS―傘下の自動車部品メーカーSMAが経営破たん―

中堅メーカーを数多く傘下に持つ独投資会社INDUSホールディングは24日、自動車部品子会社SMAメタルテヒニクが民事再生手続きの適用を裁判所に申請すると発表した。経営改善に向けてSMAが大口顧客と進めてきた契約見直し交渉

電機輸入の増加率、輸出の2倍の30%に

独電気電子工業会(ZVEI)が17日発表した同国の8月の電機製品輸入高は前年同月比30.1%増の212億ユーロと大幅に拡大した。輸出高も15.8%増の204億ユーロと2ケタ台の伸びを記録したものの、輸入を5カ月連続で下回

ボーダフォン―光ファイバー網を独で合弁敷設へ―

英電気通信大手ボーダフォンの独法人は17日、光ファイバー通信網の敷設に向け蘭同業アルティスと合弁会社を設立すると発表した。ドイツの光通信網を共同出資で拡大することでコスト負担を軽減。同分野で先行するドイツテレコムを追撃す

ルーマニアのIT新興企業、EICから360万ユーロ調達

●最先端ICを物理検証する次世代プラットフォームを開発 ●GPUを活用し、テスト時間を最速で競合の20分の1に短縮 ルーマニアのITスタートアップ、アムシムチェル(AMSIMCEL)はこのほど、欧州イノベーション会議(E

ルーマニア中銀が9会合連続で利上げ、政策金利6.25%に

●景気が減速する中、物価の安定を優先 ●8月のインフレ率は15.32%、前月から0.36ポイント上昇 ルーマニア中央銀行は5日、政策金利を5.5%から0.75ポイント引き上げ、6.25%に設定した。利上げは9会合連続とな

セルビア中銀が7会合連続で利上げ、政策金利4%に

●金利は過去5年間で最高の水準 ●8月のインフレ率は13.2%に上昇 セルビア中央銀行(NBS)は6日、政策金利を0.5ポイント引き上げ、4%に設定した。これは過去5年間で最高の水準。景気の減速が予想される中、物価上昇に

アグリテック・スタートアップ eAgronom(エストニア)

カーボンファーミング※を軸に、農作業の最適化を図りながら温室効果ガスの排出削減を目指せるデジタルプラットフォームを運営している。農場管理ソフトウエア(FMS)を使った作物管理だけでなく、農家によるカーボンクレジット市場へ

ポーランド中銀が金利据え置き、11会合連続利上げの後に

●景気への影響を見極めるため、追加利上げを見送り ●中銀の戦略はインフレ高進の長期化を招く=蘭ING銀 ポーランド中央銀行(NBP)は5日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を6.75%に据え置くことを決定した。金

ポーランド中銀が金利据え置き、11会合連続利上げの後に

ポーランド中央銀行(NBP)は5日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を6.75%に据え置くことを決定した。金利据え置きは予想外。中銀は前回まで11会合連続で利上げしていた。物価の上昇が続く中、現在の金利の景気への

ルーマニア中銀が9会合連続で利上げ、政策金利6.25%に

ルーマニア中央銀行は5日、政策金利を5.5%から0.75ポイント引き上げ、6.25%に設定した。利上げは9会合連続となる。今回の決定は、インフレ率が依然として高水準にあることや経済成長の減速などの経済要因に加え、金融環境

セルビア中銀が7会合連続で利上げ、政策金利4%に

セルビア中央銀行(NBS)は6日、政策金利を0.5ポイント引き上げ、4%に設定した。これは過去5年間で最高の水準。景気の減速が予想される中、物価上昇に歯止めをかけるため7会合連続となる利上げに踏み切った。 8月のインフレ

電力・ガス価格引き下げへ、政府が2000億ユーロの基金設置

ドイツ政府は9月29日、高騰している天然ガス・電力価格を引き下げるための措置を実施すると発表した。一般世帯と企業に極度の負担がかかり、家計・経営破たんが急増することを防ぐ狙い。これに伴い、ガス調達コストの膨張で資金繰りが

RWE―米再生エネ企業を買収、インフレ抑制法追い風に―

エネルギー大手の独RWEは1日、米同業コン・エジソンの再生可能エネルギー子会社コン・エジソン・クリーン・エナジー・ビジネス(コン・エジソンCEB)を完全買収することで合意したと発表した。買収が実現するとRWEは米国の再生

BASF―CCUSソリューション開発で韓社と協業―

化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意

DBアリバ、セルビアとポーランドの事業を売却

●両国のバス事業が対象、ポーランドの鉄道事業は含まれず ●デンマークの売却事業も合わせた年商規模はおよそ4億ユーロ ドイツ鉄道(DB)の英子会社アリバは9月27日、セルビア、ポーランド、デンマーク事業を独投資会社ムタレス

英中銀が国債を買い入れ、金融市場の動揺に対応

英中央銀行のイングランド銀行は9月28日、英国の長期国債を一時的に無制限で買い取ると発表した。政府が打ち出した経済政策への懸念から英国債が急激に値下がりしていることに対応する。 トラス政権は23日に大型減税を柱とする経済

電力・ガス価格引き下げへ、独政府が2千億ユーロの基金設置

ドイツ政府は9月29日、高騰している天然ガス・電力価格を引き下げるための措置を実施すると発表した。一般世帯と企業に極度の負担がかかり、家計・経営破たんが急増することを防ぐ狙い。これに伴い、ガス調達コストの膨張で資金繰りが

ポルシェがIPO、時価総額765億ユーロに

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェAGは9月29日、フランクフルト証券取引所に上場した。ウクライナ情勢、物価高、景気低迷と厳しい市場環境のなかで、新規株式公開(IPOの売り出し価格を仮条

BASF、CCUSソリューション開発で韓社と提携

化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意したと発表

償還社債再投資の優先企業、脱炭素「スコア」で判断=ECB

欧州中央銀行(ECB)は9月19日、量的金融緩和策で買い入れた社債の満期償還金の再投資で、温室効果ガス排出量が少ないなどグリーン企業を優先する新制度の詳細を発表した。各企業の地球温暖化対策の取り組みをスコア化し、評価基準

エネ大手ユニパーを国有化、ガス分担金の導入は取り止め

エネルギー危機の重要対策がこの1週間、相次いで打ち出された。1つ目は天然ガス大手ユニパーの国有化、2つ目はアラブ首長国連邦(UAE)からのLNG(液化天然ガス)輸入、3つ目は天然ガス輸入コストの高騰分を需要家が平等に負担

ハイデルベルクセメント―イメージ刷新狙い社名変更―

セメント世界2位の独ハイデルベルクセメントは20日、社名とブランド名を「ハイデルベルク・マテリアルズ」に変更していくと発表した。温室効果ガスの主要な発生源であるセメントはイメージが悪いという事情を受けた措置とみられる。同

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