マクロ経済

ユーロ圏住宅価格、1~3月は5%上昇

EU統計局ユーロスタットが8日に発表したユーロ圏の2020年1~3月期の住宅価格は、前年同期比で5.0%の上昇となった。上げ幅は前期の4.5%から拡大した。EU27カ国ベースの上昇率は5.5%だった。(表参照) 上昇率は […]

ダイムラーがコスト削減強化、上期乗用車販売は21%減

自動車大手の独ダイムラーは8日に開いた株主総会で、コスト削減を強化する方針を打ち出した。新型コロナ危機を踏まえた措置。オラ・ケレニウス社長は、昨年に発表したコスト削減計画は車両の電動・IoT化に対応するためで、世界的な景

フォルクスワーゲン―トルコ工場の建設計画を撤回―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(ヴォルフスブルク)がトルコに完成車工場を建設する計画を撤回した。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じ、同社が追認したもので、広報担当者は新型コロナ危機に伴う自動車需要の世界的な激減を受けて

BMW―上期販売23%減少、中国は第2四半期に17%増加―

高級乗用車大手の独BMW(ミュンヘン)が7日発表した上半期(1~6月)のグループ新車販売台数は96万2,575台となり、前年同期比で23.0%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて世界各地で販売店の営業が停止され

中東欧経済、最悪局面を抜け年内に回復基調に=ING

オランダ金融大手のINGは6月末に発表した中東欧4カ国(チェコ、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア)の経済リポートで、同地域の経済は不透明感が依然強いものの、最悪の局面を抜けたとの見方を示した。新型コロナの影響で経済成長

自動車業界の先行き見通し改善、現状はなお厳しく

Ifo経済研究所は2日、独自動車業界の先行き見通しが大幅に改善していることを明らかにした。今後6カ月の見通しを示す期待指数(業績「改善」を予想する企業の割合から「悪化」を予想する企業の割合を引いた数値=DI)は前月のマイ

フォルクスワーゲン、トルコ工場の建設計画を撤回

自動車大手の独フォルクスワーゲン(ヴォルフスブルク)がトルコに完成車工場を建設する計画を撤回した。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じ、同社が追認したもので、広報担当者は新型コロナ危機に伴う自動車需要の世界的な激減を受けて

機械業界受注5月も激減

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の5月の新規受注高は前年同月比で実質28%減となり、前月(同31%減)に引き続き大きく落ち込んだ。VDMAのチーフエコノミストは「4月と5月は多くの顧客の大きな不安が鮮明

トルコの6月インフレ率12.6%、2カ月連続で上昇

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した6月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で12.6%となり、前月(11.4%)から1.2ポイント拡大した。インフレ率の上昇は2カ月連続。原油高を背景とする燃料価格の上昇と、

5月小売売上が前月比14%増に、営業制限の反動で

ドイツ連邦統計局が1日発表した5月の小売売上指数(自動車販売店を除く、暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比13.9%増となり、統計を開始した1994年以降で最大の伸びを記録した。3月と4月は新型コロナウ

乗用車新車登録、今年は23%減少見通し

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した6月の乗用車新車登録台数は22万272台となり、前年同月比で32.3%減少した。減少幅は4月(61.1%)と5月(49.5%)を下回ったものの、新型コロナ危機が響いて依然として大き

独企業の20%以上で経営破綻の恐れ

新型コロナ危機の影響でドイツ企業の21%が経営破綻の恐れがあると考えていることが、Ifo経済研究所の6月のアンケート調査で分かった。調査担当者は「今後数カ月で倒産の波が発生する可能性がある」と警鐘を鳴らした。 倒産懸念が

5月製造業受注10%増加、自動車は上げ幅44%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した5月の製造業新規受注指数(2015年=100、暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比10.4%増となり、統計を開始した1991年以降で最大の伸びを記

5月鉱工業生産8%増加

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した5月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比7.8%増となり、前月の同17.5%減から大幅に好転した。同指数の上昇は3カ月ぶり。新型

失業者の増加幅が大きく縮小

ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した6月の失業者数は285万3,000人となり、前月から4万人増加した。増加幅は大きいものの、4月の同30万8,000人、5月の16万9,000人から大幅に縮小しており、BAのデートレフ

6月のユーロ圏インフレ率、0.3%に拡大

EU統計局ユーロスタットが6月30日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.3%となり、前月の0.1%を0.2ポイント上回った。新型コロナウイルス感染拡大を受けて実施されてきた経済・社会活動の制限が

5月のユーロ圏失業率、7.4%に上昇

EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の5月の失業率は7.4%となり、前月の7.3%から0.1ポイント上昇した。失業率の悪化は2カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大の影響が雇用にも及んできた。(表参照) EU2

ユーロ圏景況感、6月に急回復

欧州委員会が6月29日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は75.7となり、前月の67.5から8.2ポイント上昇した。新型コロナウイルスの影響で3、4月に大きく悪化していたが、経済・社会活動の再開

VW、トルコ工場の建設を撤回

独フォルクスワーゲン(VW)は1日、トルコに完成車工場を建設する計画を撤回することを明らかにした。新型コロナ危機に伴う自動車需要の世界的な激減を受け、グループの生産能力を拡張する必要性はなくなったことが理由と説明している

中東欧経済、最悪局面を抜け年内に回復基調に= ING

オランダ金融大手のINGは6月末に発表した中東欧4カ国(チェコ、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア)の経済リポートで、同地域の経済は不透明感が依然強いものの、最悪の局面を抜けたとの見方を示した。新型コロナの影響で経済成長

トルコ中銀、金利据え置きを決定

トルコ中央銀行は6月25日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を8.25%に据え置いた。金利据え置きは予想外。市場は0.25~0.5ポイントの利下げを予想していた。中銀は前回まで9会合連続で利下げを実施

6月企業景況感、改善幅が過去最大に

Ifo経済研究所が6月24日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月の79.7から86.2へと6.5ポイント上昇し、2カ月連続で大きく改善した。改善幅は過去最大。新型コロナ危機の底打ちが鮮明になって

景気対策が奏功、消費者景況感が大きく改善

市場調査大手のGfKが6月25日発表したドイツ消費者景況感指数の7月向け予測値はマイナス9.6となり、6月の確定値(-18.6)から9ポイント上昇した。同指数の改善は2カ月連続。新型コロナウイルスの感染拡大にひとまず歯止

6月インフレ率0.9%に上昇

ドイツ連邦統計局が6月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.9%増となり、インフレ率は前月の0.6%から上昇した。エネルギー価格の下げ幅が前月の8.5%から6.2%へと縮小したことが大きい。物価に占

7月1日付の法令改正

・新型コロナ危機への財政措置   付加価値税を年末まで引き下げ。標準税率を19%から16%、軽減税率を7%から5%に   子供手当(Kindergeld)の支給対象である保護者に特別手当を支給。額は子供1人当たり300ユ

SEGオートモーティブ―独北部の工場を閉鎖―

自動車部品大手の独SEGオートモーティブ(シュツットガルト)は6月25日、同国北部のヒルデスハイム拠点での生産を停止することを明らかにした。新型コロナ危機で激減した需要の回復には時間がかかると予想されることから、過剰とな

ユーロ圏建設業生産高、4月は28%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で28.4%減となり、下げ幅は前月の17.5%から大きく膨らんだ。新型コロナウイルス対策として大半の国が導入した経

電機業界の第2四半期減収幅は13%

新型コロナ危機を受けて独電機業界の第2四半期(4~6月)の売上高は前年同期比で13%減少する見通しだ。独電気電子工業会(ZVEI)が会員企業アンケート調査をもとに22日、明らかにした。アジアと足元の欧州では状況が改善して

機械メーカーの8割が22年の売上回復を予想

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は18日、会員企業658社を対象に16~17日の2日間、実施したアンケート調査の結果を発表した。それによると、2022年までに19年の売上水準を回復するとの回答は80%に達した。特に比較的小

市民の2割がコロナで生計に打撃

ドイツ消費者保護センター全国連盟(vzbv)は16日、新型コロナ危機が生計にもたらしている影響に関するアンケート調査結果を発表した。それによると、生計に影響が「ない」との回答は78%と4分の3以上を占めたものの、影響が「

ポーランドの5月鉱工業生産17%減、下げ幅は前月から縮小

ポーランド中央統計局が19日発表した5月の鉱工業生産指数は前年同月比で17%低下し、下げ幅は前月の24.6%を7.6ポイント下回った。新形コロナウイルスの感染拡大に伴う活動制限が緩和されたのを受け、製造業の下げ幅が前月の

独物価はEU平均を7%上回る水準

ドイツの消費者物価は2019年時点で欧州連合(EU)27カ国平均を6.8%上回る水準だったことが、EU統計局ユーロスタットのデータで分かった。国境を接する国のなかで同国を下回るのはポーランドとチェコの2カ国だけ。残りはE

ポーランド5月インフレ率2.9%、3カ月連続で低下

ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した5月の消費者物価指数は前年同月比で2.9%上昇し、上げ幅は前月から0.5ポイント縮小した。インフレ率の低下は3カ月連続。今年2月(4.7%)からの下げ幅は計1.8ポイントに上

スロバキアの4月鉱工業生産42%減、自動車が大ブレーキ

スロバキア統計局がこのほど発表した4月の鉱工業生産高(速報値、稼働日調整済み)は前年同月比で42%減少し、下げ幅は前月の19.6%から22.4ポイント拡大した。これは統計を開始して以来最低の水準。新形コロナウイルスの感染

ロシアGDP、1-3月は1.6%増

ロシア連邦統計局(ロススタット)が17日発表した2020年第1四半期(1-3月期)の国内総生産(GDP、速報値)は253億1,800万ルーブル(3,230億ユーロ)となり、前年同期比で1.6%増加した。伸び率は前期実績の

ロシア中銀が追加利下げ、政策金利4.5%に

ロシア中央銀行は19日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を5.5%から1ポイント引き下げ、4.5%とすることを決めた。利下げは2会合連続で、利下げに転じた昨年6月以降では8回目となる。新型コロナウイル

第2次補正予算案を閣議決定、新規債務は過去最大に

ドイツ政府は17日の閣議で2020年度第2次補正予算案を了承した。新型コロナ危機を受けて巨額の景気対策を実施するうえ、税収の大幅減少も避けられないことから、今年の国債発行額は2,185億ユーロに達し、過去最大となる見通し

生産者物価の下げ幅、5月は2.2%に拡大

ドイツ連邦統計局が19日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比2.2%減となり、下げ幅は前月の1.9%から拡大した。前年同月を割り込むのは4カ月連続。新型コロナ危機を受けてエネルギー価格が大幅に低下したことが最大の押し

BMW―従業員6000人削減へ―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は19日、人事措置に関する取り決めを従業員の代表機関である事業所委員会と締結したと発表した。新型コロナ危機に対応するためにコストを削減することが主な柱で、従業員12万6,000人のうち6

BMWとダイムラーが自動運転開発協業を凍結

独高級車大手のダイムラーとBMWは19日、次世代自動運転技術の開発協業を当面、停止すると発表した。サプライヤーを交えて専門家レベルで協議したところ、コストがかさむことが判明したため。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に事

4月のユーロ圏輸出、コロナ禍で29%減

EU統計局ユーロスタットが15日に発表した4月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の輸出は新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年同月比29.3%減の1,366億ユーロに落ち込んだ。一方、輸入も24.8%

5月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.1%

EU統計局ユーロスタットが17日に発表した5月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.1%となり、前月の0.3%から0.2ポイント縮小した。これは4年ぶりの低水準。エネルギー価

ロシア中銀が追加利下げ、政策金利4.5%に

ロシア中央銀行は19日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を5.5%から1ポイント引き下げ、4.5%とすることを決めた。利下げは2会合連続で、利下げに転じた昨年6月以降では8回目となる。新型コロナウイル

セルビア中銀が今年3回目の利下げ、政策金利1.25%に

セルビア中央銀行(NBS)は11日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、史上最低の1.25%に設定した。利下げは2カ月ぶりで、今年3回目。新型コロナウイルス感染拡大に伴う景気悪化が深刻化していることから追加利下げに踏み切

トルコの4月鉱工業生産31.4%減、過去最低の水準に

トルコ統計局(TUIK)が12日発表した4月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で31.4%減少し、下げ幅は前月から29.7ポイント拡大した。これは1986年の統計開始以来、最低の水準。製造でマイナス幅が前月の1

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