マクロ経済

成長率予測0.9%に引き下げ=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は7日発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、2019年の国内総生産(GDP)予測を従来予測(昨秋)の実質1.7%から0.9%へと大幅に下方修正した。景気が減速しているうえ、先行 […]

製造業受注2カ月連続減少、12月は-1.6%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した昨年12月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.6%減(暫定値)となり、2カ月連続で落ち込んだ。ユーロ圏外からの受注が大幅に縮小した

鉱工業生産4カ月連続で減少

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した昨年12月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減(暫定値)となり、4カ月連続で落ち込んだ。建設業の不振が足を強く引っ張った格好。製

貿易黒字2年連続減少、輸出・輸入は過去最高更新

ドイツ連邦統計局が8日発表した2018年の貿易黒字(暫定値)は2,278億ユーロとなり、前年を8.1%下回った。貿易黒字の減少は2年連続。17年までは8年連続で拡大していた。輸出高は3.0%増の1兆3,179億ユーロへと

東欧4カ国が金利据え置き、ユーロ圏経済の行方を様子見

ポーランド、チェコ、ルーマニア、セルビアの東欧4カ国の中央銀行は今月、いずれも金利据え置きを決めた。インフレ見通しよりもユーロ圏の景気減速懸念を重視した判断で、様子見の態勢に入っている。これら4カ国の金利政策の足並みがそ

インフィニオン―投資額引き下げ―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は5日の決算発表で、2019年9月通期の投資額を引き下げると発表した。市場の冷え込みが鮮明になっているためで、従来計画の「16億~17億ユーロ」から「約15億ユーロ」へと下方修正

ハンガリー政府、世界景気減速の影響回避に新措置

世界的に景気減速観測が強まる中、ハンガリー政府が自国経済への影響を回避する措置を検討している。ヴァルガ財務相は3日、民間ラジオ局「コスート・ラジオ」の番組で明らかにしたもので、経済危機のリスクについて話し合い、雇用の観点

電機業界売上5年連続拡大、受注は減少

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の2018年の売上高は前年比1.9%増の1,950億ユーロとなり、過去最高を更新した。増加は5年連続。通商摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題などを背景に伸び率は前年の7.

チェコ失業率が上昇、12月は2.2%に

チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した2018年12月の失業率(季節調整済み)は2.2%となり、前月の1.9%から0.3ポイント悪化した。同月の失業者数の増加は例年通りで、季節雇用の契約終了が大きい。前年同月比では0.2

機械業界生産成長率、昨年は2%止まり

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は8日、独業界の生産成長率が2018年は2%(暫定値)にとどまり、同連盟の予想(5%)を大幅に下回ったと発表した。機械メーカーのキャパシティ不足のほか、11月以降に生産が急減速したことが響い

チェコ鉱工業生産、12月は1.4%減

チェコ統計局(CSU)が6日発表した2018年12月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で1.4%減少し、3月(マイナス1.5%)以来の低い水準となった。同生産高のマイナスは3カ月ぶり。前月は4.8%のプラスだった。

12月の機械業界受注8%減に、18年は5%増加

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が6日発表した独業界の昨年12月の新規受注高は前年同月比で実質8%減少した。ユーロ圏外からの受注が17%縮小。国外も10%減となり、足を強く引っ張った。ユーロ圏(ドイツを除く)は22%増と大

米ムーディーズ、ロシアを「投資適格級」へ格上げ

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは8日、ロシアの信用格付けを従来の「Ba1」から「Baa3」に1段階引き上げた。見通しは「安定的」。堅固な財政に加え、今後数年は政府収支の黒字が見込めることが評価された。

ロシアでインフレ加速、1月は5%に

ロシアで物価上昇が加速している。食品やサービスの値上がりによるもので、連邦統計局(ロススタット)が6日発表した1月のインフレ率は前年同月比5%となり、前月の4.3%から0.7ポイント上昇した。今年は付加価値税(VAT)増

ユーロ圏小売業売上高、12月は0.8%増

EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の2018年12月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で0.8%増となったが、伸び率は前月の1.8%から大幅に縮小した。ドイツがマイナスとなったことが大きかった。

ユーロ圏生産者物価、12月は3%上昇

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の2018年12月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比3%の上昇となったが、伸び率は前月の4%から縮小した。エネルギー価格の低下が反映された。(表参照) 分野別の伸び率は

消費者景況感2カ月連続で改善

市場調査大手のGfKが12月23日発表したドイツ消費者景況感指数の1月向け予測値は9.9となり、12月の確定値(9.8)を0.1ポイント上回った。

景気の見通しに関する12月の指数(1月向け予測値の算出基準の1つ)は前月を1.1ポイント上回る16.4となり、3カ月連続で上昇した。

所得の見通しに関する12月の指数(同)は前月を11.1ポイント上回る55.6へと急上昇し、4カ月ぶりに改善した。

1月の失業者数が実質減に

ドイツの雇用情勢が依然として好調だ。連邦雇用庁(BA)の発表によると、1月の失業者数は季節柄、前月から19万6,000人増加し240万6,000人となったものの、季節要因を加味した実質では2,000人減少した。求人需要は

ハンガリー失業率、10-12月は3.6%

ハンガリー中央統計局(KSH)が1月30日発表した2018年10-12月期の失業率は3.6%となり、前年同期から0.2ポイント低下した。15~74歳の失業者数は16万7,200人で、8,000人減少した。 年齢別では15

トルコの1月経済信頼感指数78.5、10カ月連続の低水準

トルコ統計局(TUIK)が1月30日発表した同月の経済信頼感指数は78.5となり、12月の81.9から3.4ポイント低下した。同指数の低下は3カ月ぶり。分岐点となる100を10カ月連続で割り込んでおり、悲観的な判断から抜

トルコの1月インフレ率20.4%、前月から横ばい

トルコ統計局(TUIK)が4日発表した1月の消費者物価指数(CPI)の上昇幅は前年同月比で20.4%となり、市場予測(20.1%)は上回ったものの、前月(20.3%)からはほぼ横ばいだった。昨年11月1日から適用された自

インフレ率が11カ月来の低水準に、1月は1.4%

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.4%増にとどまり、インフレ率(物価の変動率)は11カ月来の低水準となった。石油価格の下落が反映された格好で、政策金融機関KfWのエコノミス

輸入物価2年連続上昇、18年は+2.6%に

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した2018年の輸入物価指数は前年比2.6%増となり、2年連続で拡大した。エネルギーが20.5%増と大きく伸びて全体を強く押し上げた。エネルギーを除いたベースでは上げ幅が0.5%にとどまっ

ユーロ圏の景気回復が足踏み、10~12月成長率は0.2%

EU統計局ユーロスタットが1月31日発表したユーロ圏の2018年10~12月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.2%増となり、伸び率は前期から横ばいだった。23四半期連続でプラス成長を維持したものの、中国の景気減

ユーロ圏インフレ率、1月は1.4%に縮小

EU統計局ユーロスタットが1日発表したユーロ圏の1月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.4%となり、前月の1.6%から0.2ポイント縮小した。原油価格の下落に伴うもので、欧州中央銀行(ECB)が目標とする「2%近く」を

ユーロ圏景況感、1月も悪化

欧州委員会が1月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は106.2となり、前月の107.4から1.2ポイント低下した。ESIは7カ月連続で悪化。16年11月以来、約2年ぶりの低水準に後退した。

ハンガリー11月鉱工業生産、4%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した11月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で4%増加し、2カ月連続のプラスとなったものの、上げ幅は前月(5.9%)から1.9ポイント低下した。 分野別でみると

2038年までの石炭発電廃止を諮問委が答申

石炭火力発電の廃止に向けた政府の諮問委員会(石炭委員会)は26日、最終答申書を21時間に及ぶ審議の末にまとめ上げた。石炭発電を遅くとも2038年までに全廃することを提言しており、ドイツは原子力と石炭発電を世界で初めてとも

スロバキアの12月失業率、過去最低の5.04%

スロバキア労働社会家族省が先ごろ発表した2018年12月の失業率は前年同月より0.9ポイント低い5.04%となり、過去最低を記録した。前月からは0.5ポイント改善した。 早期に就業する意向を持つ求職者数は13万8,198

トルコ財務相、マイナス成長の可能性否定

トルコのアルバイラク財務相は23日、世界経済フォーラムの年次総会が開催されているスイス・ダボスで、トルコ経済がマイナス成長に陥ることはないとの見方を示した。政府の景気刺激策で国内総生産(GDP)縮小が食い止められ、2.3

不動産バブルの懸念膨らむ~トルコ

トルコ経済が減速するなか、不動産バブルがはじける懸念が強まっている。昨年の同国経済成長率は1-3月期(第1四半期)の7.2%から4-6月期(第2四半期)には5.3%、7-9月期(第3四半期)には1.6%まで低下。今年上半

ECBが景気先行きへの警戒強化、総裁「リスクは下方に」

欧州中央銀行(ECB)が英国のEU離脱をめぐる混迷、米中貿易戦争を受けて、ユーロ圏経済の先行きへの警戒を強めている。ドラギ総裁は24日に開いた定例政策理事会後の記者会見で、「リスクは下方に動いた」と発言。必要に応じて追加

ユーロ圏の19年予想成長率、IMFが1.6%に下方修正

国際通貨基金(IMF)は21日発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2019年の予想成長率を1.6%とし、前回(10月)の1.9%から0.3ポイント下方修正した。米中の貿易戦争や中国経済の減速で世界経済が圧迫されるほ

ユーロ圏住宅価格、7~9月は4.3%上昇

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2018年7~9月期の住宅価格は前年同期比で4.3%上昇し、17期連続で値上がりした。上げ幅は前期の4.4%を上回った。(表参照) EU28カ国ベースの上昇率も4.3%

ユーロ圏建設業生産高、11月は0.9%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2018年11月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で0.9%増となり、上げ幅は前月の0.6%から縮小した。(表参照) 分野別では建築が0.7%増、土木が

電機業界減速、生産成長率は今年1%に低下

独電気電子工業会(ZVEI)は22日、独業界の生産成長率が今年は物価調整後の実質で1.0%となり、昨年の2.8%から低下する見通しを明らかにした。成長鈍化は2年連続。直近のピークである2017年は4.6%に上っていた。通

ポーランド新車乗用車登録、昨年は9.4%増

ポーランド自動車工業会(PZPM)が先ごろ発表した2018年の新車乗用車登録台数は53万1,889台となり、前年から9.4%増加した。 メーカー別登録実績(上位20社)は、シュコダが11.9%増の6万9,535台で首位。

ポーランド鉱工業生産の上げ幅縮小、12月は2.8%に

ポーランド中央統計局(GUS)が18日発表した2018年12月の鉱工業生産指数は前年同月比で2.8%の上昇にとどまり、伸び率は前月(4.7%)から1.9ポイント縮小した。同指数の低下は2カ月連続。市場は4.9%の上昇を予

ハンガリー12月インフレ率2.7%、2カ月連続で低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が15日発表した2018年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%増となり、上げ幅は前月から0.4ポイント縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。 品目別では自動車燃料を含む「そ

チェコの12月インフレ率2%、前月から横ばい

チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した2018年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2%上昇し、上げ幅は前月から横ばいとなった。インフレ率は前月まで3カ月連続で低下していた。 構成比重の高い「住居・水道光熱費」

生産者物価の上げ幅、昨年は横ばいの2.6%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2018年の生産者物価指数は前年比2.6%増となり、上昇率は前年と同水準に達した。指数の拡大は2年連続。エネルギーの上げ幅が5.5%と大きく、エネルギーを除いたベースでは伸び率が前年の2.

スロバキア12月インフレ率1.9%、4カ月連続で低下

スロバキア統計局が15日発表した2018年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で1.9%上昇し、上げ幅は前月から0.2ポイント縮小した。インフレ率の低下は4カ月連続で、17年12月(2.1%)以来の低い水準となっ

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