化学

日韓関係の悪化を独経済界が憂慮

日本と韓国の関係が悪化していることをドイツの経済界が懸念している。独商工会議所連合会(DIHK)のフォルカー・トライヤー貿易部長は5日ロイター通信に、「これは小さな紛争ではない」と強調したうえで、米中の通商摩擦などを受け […]

Hartmann:ハルトマン―創傷保護粘着剤メーカーを買収―

医療製品大手の独ハルトマン・グループ(ハイデンハイム)は5日、創傷保護粘着剤製造の仏サフラン・コーティングを買収すると発表した。先進創傷ケア(AWC)分野の製品ポートフォリオを拡充する狙い。買収金額は明らかにしていない。

Cobex:炭素黒鉛メーカーの独コーベックス、ポーランド拠点拡張

ドイツの炭素黒鉛製品メーカー、コーベックスがポーランド南部のノヴィ・ソンチに新しい燃焼施設を設置する。

立地となるクラクフ特別経済地区の先ごろの発表によると、設置されるのは炭素製品の加工を行う環状の燃焼室で、総投資額は1億ズロチ(2,330万ユーロ)。

同社はそれに合わせ既存の施設も更改していく。

BASF―顧客企業の開発支援拠点を横浜に開設―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は1日、顧客企業の開発を支援する「クリエーションセンター」を横浜イノベーションセンター内に開設した。同社がクリエーションセンターを設置するのはアジアではインドに次いで2カ所

Evonik:エボニックの米社買収に独禁法上の懸念、FTCが提訴

米連邦取引委員会(FTC)は2日、化学大手の独エボニックが過酸化水素(H2O2)と過酢酸(PAA)の有力企業である米ペロクシケムを買収する計画は市場競争の大幅な鈍化につながるとして連邦裁判所に提訴したことを明らかにした。

Sumitomo Chem:住友化学がトルコ企業買収、PPコンパウンドの生産を拡充

トルコ大手の同グループを取得することで同事業の世界展開を加速させる。

PPコンパウンドでトルコ最大級の生産能力を持つほか、廃プラスチックを再生したPPコンパウンドでも国内トップの販売量を誇る。

住友化学は今回の買収により、トルコ国内の自動車・家電メーカー向けの生産・販売体制を強化するとともに、環境意識の高い欧州でのリサイクル材料を使った製品の需要増加に対応していく。

FACC:オーストリア航空機部品FACC、クロアチア工場を10月着工

オーストリアの航空機部品メーカー、フィッシャー・アドバンスト・コンポジット・コンポーネント(FACC)は先ごろ、クロアチアに軽量部品の工場を建設すると発表した。

旅客機やビジネスジェット向けに、最新の繊維強化技術を用いて客室用内装部品を生産する。

中国の国営航空機メーカー、中国航空工業集団公司(AVIC)が55.5%を出資している。

米産牛肉の輸入拡大で合意、無関税枠を7年後2.7倍に

EUと米国は2日、肥育ホルモン剤を使用しない米国産牛肉のEUへの輸入を拡大することで正式に合意した。米欧間ではEUの輸入規制をめぐり、長年にわたって対立関係が続いていたが、米国に割り当てる無関税輸入枠を段階的に拡大するこ

BASF、顧客企業の開発支援拠点を横浜に開設

化学大手の独BASFは1日、顧客企業の開発を支援する「クリエーションセンター」を横浜イノベーションセンター内に開設した。同社によるクリエーションセンター設置は、アジアではインドに次いで2カ所目。コンセプトやアイデアをソリ

Toyo Tires:トーヨータイヤ、セルビアに工場新設

トーヨータイヤは30日、セルビアにグループで8拠点目となる工場を建設すると発表した。全社で取り組むグローバルなタイヤ生産体制の増強・最適化の一環で、投資額は3億9,050万ユーロ(約488億円)に上る。乗用車・小型トラッ

Richter Gedeon:

ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンは25日、ヨルダン系の同業ヒクマ・ファーマシューティカルズに、中東・北アフリカ14カ国における抗精神病薬「カリプラジン」の登録・商業化に関するライセンス権を独占的に付与する契約に調印し

独大手企業などに中国のサイバー攻撃

ドイツなどの大手企業がここ5年以上に渡って、中国系とみられるハッカー集団「WINNTI(ウィンティ)」の攻撃を受けている。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が25日報じたもので、独シーメンス(電機)、ヘンケル(化学)、

BASF―業績見通し引き下げ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が25日発表した2019年第2四半期(4~6月)決算の営業利益(EBITベース、特別項目を除く)は前年同期比47%減の10億4,500万ユーロと大きく落ち込んだ。鉱工業生産

Rochling:樹脂部品大手の独ロシュリング、スロバキア工場が開所

独樹脂部品メーカーのロシュリングはこのほど、スロバキア西部のコチョブツェで工場を開所した。ホイールアーチライナー、床パネル、フィルター格子、エアコンフィルターを製造し、スロバキアとハンガリーに工場を持つ自動車大手のダイム

Sika:スイス特殊化学シーカ、セルビア工場を拡張

スイスの特殊化学メーカー、シーカは23日、セルビア・ベオグラード近郊のシマノフチ工場を拡張したと発表した。

同工場で生産されたモルタルは主に卸業者向けのもので、国内のほか近隣のクロアチア、スロベニア、ハンガリー、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに出荷する。

シーカは2014年にセルビア工場を開設した。

Richter Gedeon:ハンガリー製薬大手リヒター、米社への出資拡大

ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンが米同業エベストラに対する出資比率を引き上げる。リヒターがこのほどブダペスト証券取引所に提出した有価証券報告書で明らかにしたもので、同社に対するエベストラの債務150万ドルと引き換えに

Bayer:バイエル―第2四半期純益が半減―

製薬・農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が30日発表した2019年第2四半期(4~6月)決算の純利益は前年同期比49.1%減の4億400万ユーロと大幅に落ち込んだ。組織再編や、フットケア剤「ドクター・ショール」の

Givaudan:ジボダン―独老舗メーカーのドロムを買収―

スイス香料大手のジボダン(ヴェルニエ)は24日、独同業ドロムを買収すると発表した。世界最大手としての地位を一段と強化する。買収金額は非公開。第3四半期(7~9月)の買収手続き完了を見込む。 ドロムは1911年創業の老舗メ

Brenntag:ブレンターク

大手化学商社の独ブレンタークは18日、英印企業合わせて3社を買収すると発表した。

ポートフォリオを拡充することが狙い。

取引金額は明らかにしていない。

Bayer:バイエル―フットケア剤ブランドを売却―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は22日、フットケア剤ブランド「ドクター・ショール」を米投資会社イエロー・ウッド・パートナーズに売却することで合意したと発表した。一般医薬品(OTC)部門の再編方針を受け

日系企業の独社買収が活発化、件数で中国系抜く

ドイツ企業を対象とする日系企業のM&A活動が活発化している。独コンサルティング会社オークリンスのデータをもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、中国系企業の件数を超えたという。 オークリンスは

FRRT:放射線治療機器メーカーFRRT、モスクワ近郊に新工場

露製薬大手Rファーム傘下の放射線治療機器メーカー、FRRTがモスクワ近郊のドゥブナ経済特区に新工場を建設する。同経済特区事務局がこのほど明らかにしたもので、敷地面積は2,300平方メートル、投資額は約9億ルーブル(1,2

Toray:東レ、ハンガリーでEV用電池部材を生産

東レは16日、ハンガリー北部ニェルゲシュウイファルにある現地子会社の拠点に、リチウムイオン電池用バッテリーセパレーターフィルム(BSF)工場を新設すると発表した。投資額は1,270億フォリント(3億8,900万ユーロ)。

DB:ドイツ鉄道―車両の重要交換部品を3D製造―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は10日、車軸用軸受カバーの交換部品を3Dプリンターで作製したと発表した。車両の走行で重要な役割を果たす重量部品を同社が3D製造したのは初めて。同技術の投入を今後、一段と拡大していき、修理時間

Siemens:シーメンスの東独工場を地域振興の拠点に

電機大手の独シーメンスとフラウンホーファー協会、独東部のザクセン州は15日、同州東部のゲルリッツ市にあるシーメンス工場の敷地内に地域経済の振興に向けた施設を設置することで基本合意した。将来性の高い技術分野の企業や研究機関

Toray:東レ、ハンガリーでEV用電池部材を生産

東レは16日、ハンガリー北部ニェルゲシュウイファルにある現地子会社の拠点に、リチウムイオン電池用バッテリーセパレーターフィルム(BSF)工場を新設すると発表した。投資額は1,270億フォリント(3億8,900万ユーロ)。

Teijin:帝人がチェコ車部品メーカーを買収、複合材料事業を強化

帝人は4日、チェコの自動車用複合材料部品メーカー、ベネット・オートモーティブを買収したと発表した。欧州の自動車用複合材料事業を強化するのが狙い。優れた技術を持つベネットの知見を取り込み、顧客の広範なニーズに対応できるソリ

Teknia:西車部品大手テクニア、セルビア工場を拡張

スペインの自動車部品大手テクニアはこのほど、セルビア中部クラグイェバツの拠点で新工場を着工した。投資額は約300万ユーロ。完成後の床面積は5,500平方メートルで、来年春ごろの開所を予定する。新規雇用は100人。 テクニ

カントリーリスク格付けで独が最高評価失う

取引信用保険大手の仏コファスは4日発表した最新のカントリーリスク・レポートで、ドイツの評価を最高の「A1」からワンランク下の「A2」へと引き下げた。同国自動車業界の状況悪化が格下げの最大の要因。コファスはオーストリアも「

Bosch:ボッシュ―車載電池の消耗抑制サービスを開始―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9日、車載電池の消耗を最低限に抑制するクラウドサービスを開始すると発表した。消耗を最大20%抑えることができるとしている。すでに中国のライドシェア大手滴滴出行を顧客として獲

BASF:独BASF、露ロスナノの化学子会社と提携

独化学大手BASFは先ごろ、ロシアの国営ハイテク企業体ロスナノ傘下の化学企業、アクリラン(Akrilan)と共同で高分子(ポリマー)分散剤を生産していくことで合意した。アクリランによると、両社はロシア国内に生産施設を建設

BASF―業績見通しを大幅引き下げ、19年営業益30%減に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は8日、2019年12月期の業績見通しを大幅に引き下げた。世界経済の減速などを背景に4-6月期(第2四半期)決算が振るわなかったためで、18年12月期に比べ「最大10%増加

Nestle:ネスレが菓子用の新包装材開発、プラ廃棄物問題に対応

食品飲料大手のネスレは2日、プラスチック廃棄物問題への取り組みの一環として、菓子製品用の新たな包装材料を開発したと発表した。第一弾としてスナックバー「YES!」で導入する。その他の製品にも拡大していく計画だ。 開発したの

Faurecia:仏フォルシア、国内に水素燃料タンクの研究施設設置

仏自動車部品大手のフォルシアは6月28日、仏東部ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ圏のバヴァンにあるクリーンモビリティ事業の研究開発(R&D)拠点に、水素燃料タンクのグローバル開発センターを開設すると発表した。より効率的で

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