医療品

EU当局がコロナ抗体薬承認、新開発の治療薬では初

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は11日、スイス製薬大手ロシュと米バイオ医薬品企業リジェネロン・ファーマシューティカルズが共同開発した「ロナプリーブ」など2種の新型コロナウイルス感染症向け抗体治療薬の承認を勧告し

化学業界がコロナ禍前を凌駕、売上記録更新へ

独化学工業界(VCI)は16日、同国化学・製薬業界の2021年売上高を従来予測の前年比11%増の2,110億ユーロから同15.5%の2,200億ユーロへと上方修正した。上昇した原料調達コストの転嫁が順調に進んでいるためで

EU当局が2種のコロナ抗体薬承認、新開発の治療薬では第1号

EUの欧州医薬品庁(EMA)は11日、スイス製薬大手ロシュと米バイオ医薬品企業リジェネロン・ファーマシューティカルズが共同開発した「ロナプリーブ」など2種の新型コロナウイルス感染症向け抗体治療薬の承認を勧告した。欧州委員

ブースター接種を全面解禁、新規感染者は2日連続で記録更新

ドイツのイェンス・シュパーン保健相と国内16州の保健相は5日の会議(GMK)で、新型コロナウイルス用ワクチンの接種完了者が全員、追加免疫(ブースター)接種を受けられるようにすることで合意した。国の予防接種常任委員会(ST

ビオテスト―製薬大手グリフォルスのTOBを支持―

血液製剤製造の独ビオテストは5日、スペインの製薬大手グリフォルスが同社を対象に実施する株式公開買い付け(TOB)を支持すると発表した。グリフォルスはすでにビオテストの親会社である中国企業、科瑞集団(Create Grou

ノバルティス―保有するロシュの全株式を売却―

スイス製薬大手のノバルティスは4日、保有する国内同業ロシュの全株式を同社に売却することで合意したと発表した。2001年から長期的な投資を目的にロシュの株主となり、約33%の株式を保有しているが、収益化する時期に至ったと判

英がコロナ飲み薬を世界初承認、治療の切り札に

英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は4日、米製薬大手メルクが米リッジバック・バイオセラピューティクスと共同開発した新型コロナ感染症の経口薬「モルヌピラビル」を承認したと発表した。新型コロナの飲み薬の承認は世界初。同

ノバルティス、保有するロシュの全株式を売却

スイス製薬大手のノバルティスは4日、保有する国内同業ロシュの全株式を同社に売却することで合意したと発表した。2001年から長期的な投資を目的にロシュの株主となり、約33%の株式を保有しているが、収益化する時期に至ったと判

EU当局、モデルナ製ワクチンも追加接種容認

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は10月25日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、18歳以上を対象とする追加接種(ブースター接種)を勧告した。同年齢層での追加接種容認は、米ファイザーと独ビオンテック

11月1日付の法令改正

◆交通違反の新反則金政令が9日付で施行 ・歩道・自転車レーン上の駐停車、2列駐停車の罰金が最大110ユーロに。電動車・カーシェア車両専用駐車場にその他の車が駐車した場合は罰金55ユーロ。急カーブなど見通しの悪い路上に停車

FMC―組織再編へ、従業員5000人を削減―

総合医療大手フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)は2日、組織再編計画を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の直撃を受けていることから、再編を通して収益力を強化する。 人工透析患者は免疫力が

12歳以上であればブースター接種は可能=保健省

12歳以上のドイツ在住者は新型コロナウイルス用ワクチンの追加免疫(ブースター)接種を受ける権利があることが分かった。独保健省の確認を得た情報として10月27日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 ドイツではす

コロナ感染者が一段と増加

独ロベルト・コッホ研究所(RKI)が2日発表した新型コロナウイルスの人口10万人当たりの直近7日間の新規感染者数(7日間の発生数)は153.7人に上った。前日(1日)の159.7人からやや減少したものの、1週間前の10月

ノバルティス、後発薬事業から撤退も

スイス製薬大手のノバルティスは10月26日、後発医薬品部門サンドについて、撤退を視野に入れていることを明らかにした。サンドは業績が振るわず、同社はこれまで再建に取り組んできたが、ヴァサント・ナラシンハン最高経営責任者(C

EU当局、モデルナ製ワクチンも追加接種容認

EUの欧州医薬品庁(EMA)は10月25日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、18歳以上を対象とする追加接種(ブースター接種)を勧告した。同年齢層での追加接種容認は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発し

欧州委、有望コロナ治療薬として10種を認定

欧州委員会は10月22日、新型コロナウイルス感染症への使用が検討されている治療薬のうち、欧州連合(EU)での承認、使用が有望と認定した10種のリストを発表した。年内に5種が承認され、患者への投与を開始することを想定してい

東欧諸国で新型コロナ感染が深刻化、各国が抑制策を再導入

東欧諸国で新型コロナウイルス感染者が急増している。医療崩壊を防ぐため、各国政府が再び感染抑制策を導入しつつある。 ブルガリアでは10月19日の新規感染者数が4,979人と、4月1日以来の高水準に達した。同国では成人のワク

ビオンテック―アフリカにmRNAワクチン工場建設へ―

独バイオ医薬品企業ビオンテックは26日、伝令RNA(mRNA)ベースのワクチン工場をアフリカに建設することでルワンダ政府および、セネガルのダカール・パスツール研究所(IPD)と基本合意したと発表した。アフリカの人々に十分

ノバルティス―後発薬事業から撤退も―

スイス製薬大手のノバルティスは26日、後発医薬品部門サンドについて戦略的措置を検討すると発表した。サンドは業績が振るわず、同社はこれまで再建に取り組んできた。ヴァサント・ナラシンハン最高経営責任者(CEO)は、「今こそサ

独キュアバック、コロナワクチンの承認申請撤回

独バイオ医薬品企業キュアバックは12日、EUの欧州医薬品庁(EMA)に提出していた新型コロナウイルス用ワクチン「CVnCoV」の承認申請を撤回したと発表した。治験結果が思わしくなく、当局の承認を得て販売しても大きな需要が

モデルナ製ワクチン、北欧諸国が若者への接種中止

スウェーデンとデンマーク、フィンランドの保健当局は7日までに、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの若者への接種を中止すると発表した。接種後に心筋炎などを発症する恐れがあるという研究結果に基づくものだ。北欧ではノルウ

キュアバック―コロナワクチンの承認申請撤回―

独バイオ医薬品企業キュアバックは12日、欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)に提出していた新型コロナウイルス用ワクチン「CVnCoV」の承認申請を撤回したと発表した。治験結果が低調で、当局の承認を得て市場投入しても大

欧州医薬品庁、モデルナ製ワクチンの追加接種も審査

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は9月27日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、2回の接種を終えた人に対する追加接種(ブースター接種)の可否をめぐる審査を開始したと発表した。同審査は米ファイザーと独

EUのコロナワクチン輸出規制、12月末まで延長

欧州委員会は9月30日、欧州連合(EU)域内で製造された新型コロナウイルス用ワクチンの輸出規制を延長すると発表した。延長は2度目。同日が期限だったが、21年12月末まで3カ月延長する。 欧州委は声明で、EU内ではワクチン

チェコ、大学発医療系企業の支援ファンド設立

●チェコ科学アカデミー、プラハ大学などが中心となり立ち上げ ●医学・バイオ分野の研究成果の実用化を目指す案件が対象 チェコでこのほど、医療分野の大学発企業を支援するための専門基金が設立された。国営ラジオプラハによると、基

EUがワクチン追加接種勧告、ビオンテック製など対象に

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は4日、独ビオンテック・米ファイザー連合と米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、免疫力が著しく低下している人に対する追加接種(ブースター接種)を勧告した。ビオンテック連合

ワクチン接種で健康被害は労災か

新型コロナウイルス対策として大きな企業などはワクチンの職域接種を実施した。では、接種に伴う健康被害が被用者に出た場合、労働災害とみなされ、補償を受けることができるのだろうか。新型コロナではないが、ワクチン接種に伴い健康被

EUのコロナワクチン輸出規制、12月末まで延長

欧州委員会は9月30日、EU域内で製造された新型コロナウイルス用ワクチンの輸出規制を延長すると発表した。延長は2度目。同日が期限だったが、21年12月末まで3カ月延長する。 欧州委は声明で、EU内ではワクチンが順調に供給

欧州医薬品庁、モデルナ製ワクチンの追加接種も審査

EUの欧州医薬品庁(EMA)は9月27日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、2回の接種を終えた人に対する追加接種(ブースター接種)の可否をめぐる審査を開始したと発表した。同審査は米ファイザーと独ビオンテック

仏サノフィ、mRNA型コロナワクチンの開発中止

仏製薬大手サノフィは9月28日、メッセンジャーRNA(mRNA)技術を活用した新型コロナワクチンの開発を中止すると発表した。mRNA型ワクチンが米ファイザーと独ビオンテックの連合、米モデルナの独壇場となっていることから、

コロナ隔離時の収入補償、10月末で打ち切り

ドイツのイエン・シュパーン保健相と国内16州の保健相は22日、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触し当局から隔離を命じられた就労者への収入補償を10月末で基本的に打ち切ることを取り決めた。バーデン・ヴュルテンベルクなど一部

ノバルティス―遺伝子治療の新興企業を買収―

スイス製薬大手ノバルティスは21日、失明に至る疾患の遺伝子治療技術開発を手がける同国の新興企業アークトス・メディカルを買収したと発表した。買収額は明らかにしていない。 アークトスは遺伝性網膜疾患(IRD)、加齢性黄斑変性

「接種者と非接種者で保険料の差別化も」=R+V社長

新型コロナウイルスワクチンの接種者と非接種者とで医療保険料を差別化すべきとの考えが浮上してきた。独保険大手R+Vのノルベルト・ロリンガー社長がインターネットポータル「Tオンライン」のインタビューで表明したもので、「接種ス

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