国家・地方自治体

EUと英がFTAなどの交渉再開、進展なく終了

今回の交渉でも溝は埋まらず、EUのバルニエ首席交渉官は24日、交渉終了後に発表した声明で、「英国は同問題について真剣に協議することを拒んだ」と述べ、失望感を表明した。

EUの共通漁業政策から離脱する英国が、自国水域でのEU漁船の操業権を制限することを警戒するEU側は、FTAと連動して交渉し、現状維持を確保することを求めている。

ただ、英国側は6月までに交渉が進展しない場合は、決裂を前提にFTAなしでの貿易開始に備えることに集中する方針を打ち出しており、移行期間が延長されなければ実質的な交渉期限は6月末となる。

制限緩和の歩調に乱れ、「第二波」警戒のメルケル首相は一部の州を批判

ドイツでは感染拡大のスピードが大幅に鈍化したことから、メルケル首相と国内16州の首相は15日、新型コロナの感染拡大を防ぐために3月から導入している規制を一部解除することを決議。

RKIのシャーデ副所長はこれを踏まえ、1日当たりの感染者数が数百人まで低下しなければ制限措置を一段と緩和することはできないと指摘した。

30日に予定する州首相との次回の会議では制限措置の変更について協議しないとしている。

フォスローの機関車事業、中国中車による買収を独カルテル庁が承認

ドイツ連邦カルテル庁は27日、鉄道車両世界最大手の中国中車(CRRC)が鉄道設備大手の独フォスローから入換用機関車子会社フォスロー・ロコモティブズを取得する計画を承認したと発表した。

中国国営企業による欧州企業の買収であることから慎重に調査を行ったが、欧州市場の健全な競争が阻害されることはないと判断した。

一方、CRRCは欧州市場に参入しているものの、これまでに獲得した入換用機関車の受注は少ない。

売り場面積800メートル規制は違憲=バイエルン州行政裁

売り場面積800メートル超の小売店に対する営業禁止措置を解除しないバイエルン州政府の措置は不当として高級デパートKaDeWeが提訴していた係争で、バイエルン行政裁判所(BayVGH)は27日、この訴えを認める決定を下した。

BayVGHは今回の決定で、◇売り場面積が800平方メートルを超えていても書店や自転車販売店は営業再開を認められているのに対し、デパートは認められていない◇売り場面積20平方メートル当たりの顧客数を最大1人とする規制を書店や自転車販売店など一部の業種で免除している――バイエルン州の規則は平等原則に反するとの判断を示した。

一方、バイエルン州のマルクス・ゼーダー首相は同日、州内で感染拡大に一段と歯止めがかかっていることを受けて、小売店の営業制限をこれまで以上に緩和する見通しを明らかにした。

トルコの4月消費者信頼感指数、04年以来最低の54.9に

トルコ統計局(TUIK)が22日発表した4月の消費者信頼感指数は前月を5.8ポイント下回る54.9となり、2004年以来で最低を記録した。

構成指数をみると、景気予測指数は前月比1.1ポイント減の74.8に、家計予測指数は同7.8ポイント減の72.5に、失業予測指数は6.7ポイント減の53.8に、貯蓄予測指数は13.1ポイント減の18.4に、それぞれ悪化した。

信頼感指数は100を分岐点とし、100を上回れば楽観的、下回れば悲観的な見方が優勢なことを示す。

コンドル航空―公的支援を確保―

独コンドル航空(フランクフルト)は27日、国と本社所在地のヘッセン州から総額5億5,000万ユーロの融資保証を受けると発表した。

だが、PGLが新型コロナ危機の直撃を受けてコンドル買収を今月中旬に撤回したことから、コンドルではつなぎ融資を期限内に返済できなくなる恐れが発生。

コンドルは新型コロナ危機で旅客機を運航できない状況に陥っていることもあり、国とヘッセン州に新たな支援を要請していた。

トルコ中銀が8会合連続で利下げ、政策金利8.75%に

新型コロナウイルスの蔓延で経済の失速が懸念される一方、インフレリスクの後退も見込まれることから、市場予測(利下げ幅0.5ポイント)を超える大幅な追加利下げに踏み切った。

一方、インフレ率は2月(12.4%)まで4カ月連続で上昇した後、3月に11.9%へと低下した。

中銀は昨年7月、2年10カ月ぶりの利下げを実施し、政策金利を24%から19.75%に引き下げた。

アディダス―営業益93%減少、第2四半期は赤字転落―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)が27日発表した2020年第1四半期(1~3月)決算の営業利益は6,500万ユーロとなり、前年同期の8億7,500万ユーロから92.6%減少した。

第1四半期の売上高は47億5,300万ユーロで、前年同期を19.2%下回った。

第1四半期時点で新型コロナの感染が最も深刻だった中国の売上高は58%(8億ユーロ)縮小した。

すべての州がマスク着用を義務化

他の10州はすでに義務化を決定しており、同国ではすべての州で着用義務を導入することになった。

この規制緩和に伴い人と人が近接するリスクが高まることから、同会議では、1.5メートルのソーシャル・ディスタンスを保つのが難しい公共交通機関などでマスクの着用を強く奨励することも決議した。

ただ、混雑した電車などのなかですべての人が自発的にマスクを着用することは現実問題として考えにくい。

第2四半期GDP12%縮小=Ifo予測

Ifo経済研究所は28日、新型コロナ危機の影響でドイツの国内総生産(GDP)が第2四半期(4~6月)に前期比で実質12.2%減少するとの予測を発表した。

第3四半期(7~9月)から景気の回復が始まるものの、GDPが危機前の水準に戻るのは2021年末になると予想している。

今回の予測は◇コロナウイルスの感染拡大が今後数カ月で抑止され、感染の「第二波」が回避される◇ドイツとその販売市場、調達市場で企業倒産の嵐が発生せず、金融システムの不安定化が回避される――を前提にしている。

無通院でもゲルベシャイン発行=新型コロナの時限ルール

一時は14日とされていたが、20日に7日間へと短縮された(快復しない場合は新たに発行することで最大7日、延長できる)。

ゲルベシャインのこの特別ルールは3月9日に4週間の期限付きで導入され、4月20日にさらに2週間(5月3日まで)延長された。

今後さらに延長するかどうかは3日までに決定する予定だ。

チェコの2月鉱工業生産0.9%減、マイナス幅は縮小

チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した2月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で0.9%減少し、9カ月連続でマイナスとなったものの、下げ幅は前月から0.4ポイント縮小した。

主要産業の「自動車」が3%増加したほか、「電気設備」が前月の1.8%減から4.7%の増加に転じたことが大きい。

1月の新規受注高は前年同月比で3.1%減少した。

新型コロナ危機の追加支援策で与党合意

与党はまた、中小企業が今年計上する赤字を昨年の納税額と相殺して、税還付を受ける時限ルールの導入で合意した。

本来のルールでは今年の赤字は来年に繰り越して相殺しなければならないが、それでは資金繰りが悪化して経営破綻する企業が大幅に増えることから、今年限りの特別ルールを導入する。

肩代わり比率の上乗せルールが適用されるのは操短で労働時間が50%以上、減少した被用者で、同比率は操短4カ月目から77%(70%)、7カ月目から87%(80%)へと上昇する。

ロシア3月インフレ率2.5%、12カ月ぶりに上昇

ロシア連邦統計局(ロススタット)がこのほど発表した3月のインフレ率は前年同月比で2.5%となり、上げ幅は前月(2.3%)から0.2ポイント拡大した。

3月のインフレ率を項目別にみると、サービスが前月と同じ3%となったほか、非食品は前月から0.2ポイント増の2.5%、食品は同0.4ポイント増の2.2%と、どちらも上昇幅が拡大した。

同国のインフレ率は昨年3月の5.3%から前月まで11カ月連続で低下していた。

スロバキア、都市封鎖を緩和

段階的に禁止を解く方針で、2週間ごとに状況を分析し、緩和を拡大するかどうかを決定する。

屋外市場も開催できる。

第3段階では店舗面積1,000平方メートル以下の小売店、サービス業者、飲食店(屋外席のみ)の営業が解禁される。

ロシア中銀が追加利下げ、政策金利5.5%に

その後については、コロナウイルスに関連した状況が正常化するにつれて回復していき、2021年には2.8%~4.8%、22年には1.5%~3.5%の成長率を達成できるとしている。

インフレ率は3月に2.5%となり、上げ幅は前月から0.2ポイント拡大したものの、6カ月連続で中銀が目標とする4%を下回った。

中銀は今後の見通しについて、コロナ危機を受けて著しく減退している内需が重大なディスインフレ要因になるとしたうえで、今年3.8%~4.8%まで上昇し、その後は4%近くで推移するとみる。

EUと英がFTAなどの交渉再開、進展なく終了

今回の交渉でも溝は埋まらず、EUのバルニエ首席交渉官は24日、交渉終了後に発表した声明で、「英国は同問題について真剣に協議することを拒んだ」と述べ、失望感を表明した。

EUの共通漁業政策から離脱する英国が、自国水域でのEU漁船の操業権を制限することを警戒するEU側は、FTAと連動して交渉し、現状維持を確保することを求めている。

ただ、英国側は6月までに交渉が進展しない場合は、決裂を前提にFTAなしでの貿易開始に備えることに集中する方針を打ち出しており、移行期間が延長されなければ実質的な交渉期限は6月末となる。

ユーロ圏貿易収支、2月は230億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが20日に発表した2月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は230億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の185億ユーロから拡大した。

輸出が前年同月比1.6%増の1,893億ユーロ、輸入が1.0%減の1,663億ユーロだった。

EUと主要貿易相手国の1~2月の収支をみると、対日は輸出が前年同期比2.0%増の101億ユーロ、輸入が2.9%減の101億ユーロで、前年同月の赤字(5億ユーロ)から差し引きゼロに改善した。

3月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.7%

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した3月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.7%となり、前月の1.2%から0.5ポイント縮小した。

欧州中央銀行(ECB)が金融政策決定で重視する基礎インフレ率(価格変動が激しいエネルギー、食品・アルコール・たばこを除いたインフレ率)は1%で、前月から0.2ポイント縮小した。

EU27カ国ベースのインフレ率は前月を0.4ポイント下回る1.2%。

ユーロ圏建設業生産高、2月は0.9%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で0.9%減となり、マイナスに転じた。

EU27カ国ベースの建設業生産高も0.9%減少。

主要国はドイツが4.6%増となったが、スペインが7.2%減と大きく落ち込んだ。

英がスタートアップとR&D型中小企業支援、総額12.5億ポンド規模

成長が見込まれるスタートアップ企業や研究・開発(R&D)を基盤とする中小企業に対し、官民合わせて総額12億5,000万ポンドの資金支援を行う。

スタートアップ向けの支援策は、新規事業向け融資を行う英国ビジネスバンク(BBB)が投入する2億5,000万ポンドと、民間資金2億5,000万ポンドを合わせて「未来ファンド(Future Fund)」を創設し、5月にも1社あたり12万5,000~500万ポンドを融資するという内容。

財務省によると、既存の支援先である約2,500社の要望に応じて最大2億ポンドを提供するほか、より多くの企業を支援するため新たに5億5000万ポンドをイノベートUKに投入して融資や助成の枠を拡大する。

伊アリタリアが完全国有化、6月に新会社設立へ

イタリアのパトゥアネッリ産業相は23日、伊航空大手アリタリアを完全国有化する計画を発表した。

一部で同社の保有機が現在の113機から30機程度に削減されるとの観測が流れたが、同氏は完全国有化の計画を表明したうえで「アリタリアは90機以上の体制で再スタートする」と述べ、報道を否定した。

今年2月にはイタリア国鉄のフェッロヴィーエ・デッロ・スタート(FS)が米デルタ航空などとの共同買収に向けて交渉を開始したが、協議は難航していた。

ルフトハンザが公的支援申請へ、総額は最大100億ユーロ

同社は現在、手元に約44億ユーロの現金を保有している。

3月半ば以降は総額9億ユーロの外部資本も確保した。

同日に発表した2020年1~3月期暫定決算の営業損益(EBIT、調整済み)は約12億ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同期の3億3,600万ユーロから大幅に膨らんだ。

ノルウェー・エアシャトル、子会社が破産申請

ノルウェーの格安航空会社(LCC)ノルウェー・エアシャトルは20日、パイロットと客室乗務員の管理を手がけるスウェーデンとデンマークの子会社が破産を申請したと発表した。

破産を申請したのはスウェーデンの2子会社とデンマークの2子会社。

ノルウェー・エアシャトルは1993年に地域航空会社として設立され、2002年にLCCに転換した。

ポーランド、コロナウイルス対応策の出口戦略を実施へ

緩和策の導入に先立ち政府は4月8日から企業に対する大規模な支援措置を実施してきた。

支援措置を実施するのはポーランド開発基金(PFR)で、割当額は従業員数10人未満の企業が55億ユーロ、10人から250人未満の企業は110億ユーロ、250人以上の企業は55億ユーロとなっている。

一方中堅企業を中心に4分の1の企業は十分な資金を持ち、売り上げが減少する中でも3カ月以上企業活動を継続することができると回答している。

露銀行、中小企業支援に5千万ドル超を無利子融資

ロシア政府は22日、複数の銀行との間で合意した中小企業向けの無利子融資プログラムでの貸付額が約40億ルーブル(約5,161万ドル)に達したことを明らかにした。

同プログラムは企業の雇用確保を支援するもので、経済発展省によると、15銀行に対し企業から1,800件以上の申請があった。

一方、同プログラムの参加行に対し1,500億ルーブルを供給しているロシア中央銀行は17日、プログラムの実施に関し貸し付けが十分行われていないと不満を表明した。

トルコ中銀が8会合連続で利下げ、政策金利8.75%に

新型コロナウイルスの蔓延で経済の失速が懸念される一方、インフレリスクの後退も見込まれることから、市場予測(利下げ幅0.5ポイント)を超える大幅な追加利下げに踏み切った。

一方、インフレ率は11月から4カ月連続で上昇し、2月には12.4%に達したが、3月には11.9%まで縮小した。

中銀は昨年7月、2年10カ月ぶりの利下げを実施し、政策金利を24%から19.75%に引き下げた。

EUと英の離脱関連交渉、「4~6月に月1回」に変更へ

欧州連合(EU)と1月末にEUを離脱した英国は15日、自由貿易協定(FTA)など将来の関係の構築に向けた交渉を4月から6月にかけて3回実施することで合意したと発表した。

非公式なテレビ会議は開かれているものの、双方の首席交渉官が新型コロナウイルスに感染し、療養していたこともあり、進展はなく、これまでのところ交渉は双方の主張の違いを確認するにとどまっている。

EUと英国が合意した離脱条件に関する協定では、英国側が6月末までに要請すれば、移行期間を延長し、交渉の期限を延ばすことができる。

蘭ヒア、伊政府向けに人の移動を可視化した地図サービスを開発

デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズ(オランダ)は14日、伊電力サービス大手のエネル・エックスと共同で位置情報をベースとするエリア単位で人の移動を把握できるソリューションを開発したと発表した。

当該ソリューションは、地域・州・自治体レベルで人々の動きやキロメートル単位での移動距離を地図データとして表示するもので、コネクテッドカー、ナビゲーションシステム、モバイルアプリ、政府機関から集めた匿名の位置データなどを活用する。

これにより、◇2020年1月の加重平均値と比較した、地域・州・自治体単位の1日あたりの移動の変動率◇同総移動距離の変動率◇同1日当たりの流入・流出率◇同1週間当たりの流入・流出率――の4つの指標が作成できる。

ハンガリーの2月鉱工業生産4.1%増、上げ幅は前月から拡大

ハンガリー中央統計局が15日発表した2月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で4.1%増加し、上げ幅は前月から1.7ポイント拡大した。

分野別でみると、構成比で95%を占める製造業が前月の3%増から4.3%増に拡大した。

製造業では同業生産高の32%を占める「輸送機械(自動車含む)」が5%増加したほか、「コンピューター・電子・光学機器」は前月の8.4%増から14.6%増へと大きく拡大。

ハンガリー、コロナ経済対策に250億ユーロ

ハンガリーのパルコヴィチ革新相は7日、新型コロナウイルス感染症(Covit-19)にともなう総額9兆2,000万フォリント(250億ユーロ)の経済対策の詳細を発表した。

企業支援策としては、◇時短従業員の減給分の7割を3カ月間助成(エンジニア・研究者の場合は賃金の4割)◇2兆フォリントの低利融資枠、5億フォリントの信用枠を設定(うち、観光・飲食業界向けが6億フォリント)◇社会貢献税率を7月1日から2ポイント引き下げ◇付加価値税の還付期間を75日から30日に、「優良納税者」については30日から20日に短縮◇税務申告期限を9月末に延長◇業務を停止した企業の従業員にオンライン研修を実施(費用の95%を政府が助成)◇建設、運輸・物流、観光、芸術、保健、食品業界に開発助成を実施し、免税措置を適用◇観光税を年末まで免除◇医薬品・医療品業界への支援を強化し、研究開発を促進◇セーチェニー余暇カード(賃金外手当の一種)にかかる社会貢献税を6月末まで4ポイント引き下げ――などを実施する。

技能向上対策には、◇失業者に研修費用・学費を融資◇成人の学生に対し50万フォリントの無利子融資を実施◇学生7万5,000人に対し、学位取得に必要な外国語試験を特別に免除――などが含まれる。

チェコ3月インフレ率3.4%、6カ月ぶり低下

チェコ統計局(CSU)が14日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇し、上げ幅は前月から0.3ポイント縮小した。

CPIを項目別にみると、自動車燃料含む「運輸」が前月の2.7%から0.1%に大きく縮小したほか、構成比重の最も高い「住居・水道光熱費」は同0.4ポイント減の3.8%に低下して全体を押し下げた。

インフレ率は中銀目標の3%を上回る水準で推移しているものの、新型コロナの蔓延で経済活動が強く制限されていることから、自然に低下するとの判断だ。

外資規制強化へ、貿易法改正案を閣議決定

ドイツ政府は8日の閣議で、貿易法改正案を了承した。

昨年4月に発効した「欧州連合(EU)への外国直接投資の審査枠組み創出規則(スクリーニング規則)」に国内法を適合させるもので、重要インフラ分野の企業への出資を外資が計画する場合、政府はこれまでよりも包括的かつ予見的に審査を行えるようになる。

同法案が議会の承認を経て施行されると、政府はドイツ企業への外資の出資が自国だけでなく他のEU加盟国およびEUのプログラム・プロジェクトにもたらす影響も視野に入れて審査を行えるようになる。

営業制限を部分緩和、社会的距離規制は継続 マスク着用を奨励

ただ、制限措置を大幅に緩和すると感染者が再び急増し、これまでの成果が台無しになることから、差し当たっては感染リスクを比較的抑制しやすい小売店などに緩和対象を制限する。

同アプリでは利用者同士が近接した際に、近距離通信技術ブルートゥースを利用して匿名化した識別情報を交換する。

連邦と州は今回の取り決めの効果を見極めたうえで、制限措置をさらに緩和するか、あるいは新たな規制を導入するかを5月3日までに決定する。

フィッチ、ルーマニア格付け見通しを引き下げ

新型コロナウイルスの世界的流行が、脆弱な財政基盤に追い打ちをかけるためだ。

フィッチによると、ルーマニアは今年、景気の大幅後退(マイナス5.9%)と歳出増加のはさみ撃ちで、財政赤字が国内総生産(GDP)比8%に悪化する。

ルーマニア財務省は18日、フィッチの評価について「新型肺炎(Covid-19)と、過去の社会民主党政権の財政運営の失敗に基づくもの」とコメント。まずは、新型肺炎の影響緩和とルーマニア経済の回復に向けた政策に集中する姿勢を明確にした。
ルーマニア政府は15日に今年の経済予測を下方修正し、成長予測は1.9%のマイナス、財政赤字はGDP比6.7%に拡大するとした。

トヨタ―独販売店が営業再開―

トヨタ自動車は16日、ドイツの販売店が週明けの20日から営業を再開すると発表した。

同社は小型車「ヤリス」を生産する仏バランシエンヌ工場と、ヤリス向けのエンジンとトランスミッションを生産するポーランドのイェルチ・ラスコビツェ、バウブジフ工場で操業を再開することも明らかにした。

バランシエンヌ工場を22日、イェルチ・ラスコビツェとバウブジフ工場を23日に再稼働する。

新型コロナ感染が35分で判明、新検査方法を独スタートアップが開発

独スタートアップ企業スピンダイアグ(Spindiag)は7日、新型コロナウイルスの感染を迅速かつ低コストで調べる検査法を開発していると発表した。

同社が開発しているのは、新型コロナの感染を調べるために幅広く利用されているPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査を進化させた検査法だ。

これをさらに染色して検査機にかけ、感染の有無を調べる。

新型コロナ対策、職場でなすべきことは?

ドイツ政府は16日、新型コロナ危機の克服に向けて決議を国内16州と共同で前日に採択したことを受けて、職場での感染予防に向けた全国統一の労働安全衛生基準(Arbeitsschutzstandard COVID 19)を閣議決定した。

新型コロナに感染すると重症・重篤化し死亡するリスクが高い「リスクグループ」に該当する社員がいる場合は、その社員に必要な対策を講じなければならない。

職場で実施する新型コロナ対策は従業員に分かりやすく説明し、必要があれば実演や演習も行う。

接触制限は長期化の見通し

ドイツのイエン・シュパーン保健相は9日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために現在、全国で行っている外出・営業制限などを緩和しても、人と人の接触制限は何カ月も続けなければならないとの認識を示した。

家族以外の人に近接したり、3人以上が至近距離で集まることを禁止する措置は長く、継続されることになる。

ティッセンクルップ―軍用船子会社の合併に向け協議―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が軍用船子会社ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)を独同業のリュルッセン、ジャーマン・ネーヴァル・ヤーズと合併する方向で協議している。

競合する国内3社が一体化することで、国際的に競争力のある企業を創出する狙いだ。

ドイツ政府は合併を支持しており、協議の調整役を務めているという。

労働時間規制が一時緩和、システム上重要な業種で

システムを維持するうえで重要な業種の労働時間規制を緩和するドイツ連邦労働省の時限省令が10日、発効した。

労働時間法は新型コロナ危機対策の一環で3月下旬に改正された。

緊急事態が発生した場合、省令を通して労働時間規制を緩和する権限を労働省に認めている。

取引信用保険に政府保証、サプライチェーン維持に向け

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くの企業で資金繰り悪化すると、取引信用保険サービスの提供が難しくなり、そうした企業への製品供給が滞る恐れがあることから、国が保険リスクの一部を引き受けることで、サプライチェーンが維持されるようにする狙いだ。

同保険を利用することで企業は取引先に製品を安心して供給できる。

景気が悪化するなどして多くの企業の資金繰りに不安が出てくると、保険会社は取引信用保険サービスを提供しにくくなり、企業は売掛金回収リスクを恐れて取引先への製品供給をためらうようになる。

ロシア政府、ズベルバンク株式の50%を買収

ロシア政府が10日、中央銀行から国内金融最大手ズベルバンクの普通株50%(株式資本の52.32%)を2兆1,394億ルーブル(264億ユーロ)で買収した。

中銀は、売却額のうち3億ルーブルを保留し、銀行再建経費に用いる。

過去に救済した銀行の売却が進めば、さらに2億ルーブルを手元に残すことができる。

オルバン首相がコロナ対策の新措置を発表、企業支援に2兆フォリント

ハンガリーのオルバン首相はこのほど、新型コロナウイルスの流行に対応するための新しい行動計画を発表した。

雇用対策と主要産業に対する支援、企業への助成、家族や年金生活者の保護などを柱とするもので、企業向けに2兆フォリント(56億8,670万ユーロ)を支出するなど大規模な経済対策が含まれている。

今回発表された措置では、時短操業の影響を受けている労働者の給与の一部を国が補償するほか、新規雇用を創出する投資に対し4,500億フォリントを支出する。

電機メーカーの8割でサプライチェーンに支障

新型コロナウイルスの感染拡大が響きドイツの電機メーカーの80%でサプライチェーンに支障が生じていることが、独電気電子工業会(ZVEI)の会員企業アンケート調査で分かった。

「新型コロナ危機の発生前に比べて新規受注が減少した」企業は55%に上った。

「新型コロナ危機対策として政府が実施する支援策として特に効果があるのは次のどれですか」との質問では、「操短手当」が99%と最も多かった。

フィッチ、トルコ経済の成長を予測

新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な景気後退懸念が強まる中、米信用格付け大手フィッチは、トルコ経済は今年落ち込むものの、来年は成長率が前年同月比で4.5%に拡大すると予測している。

フィッチは2月下旬のトルコ格付け見直しで長期信用格付けを「BB-」、見通しを「安定的」で据え置き、今年の経済成長率を3.9%と予測した。

その後、世界的な景気後退となっても同国は0.8%の経済成長を確保するとの見方を示した。

ハンガリーの3月インフレ率3.9%に低下、コロナ原油安が影響

上げ幅が最も大きかったのは「食品」(7.6%)で、前月から0.6ポイント拡大した。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は4.3%で、前月から0.2ポイント拡大した。

同国のインフレ率は2019年4月の3.9%から9月に2.8%まで低下した後、今年1月まで4カ月連続で上昇していた。

チェコ政府、正常化に向け段階的規制解除―コロナ感染拡大防止措置

5月25日からは飲食店の持ち帰りサービスと屋外営業が許可されるほか、美容室、美術館、動物園の屋外施設などが利用できるようになる。

6月8日からは飲食業の店内営業と宿泊業を許可。

スポーツ施設とフィットネスクラブは5月11日から営業できるが、更衣室とシャワー室を使用しないことが条件だ。

ポーランド中銀が2会合連続で利下げ、政策金利0.5%に

グラピンスキー総裁も「必要なことは何でもする」と応じた。

同国の3月インフレ率は4.6%となり、2011年11月以来の最高値を記録した先月(4.7%)から0.1ポイント低下した。

中銀はコロナウイルスの経済への影響が今後本格化する見込みであることと、原油価格が大きく下落していることから、物価上昇率が中銀目標を下回るのは確実と判断し、追加利下げに踏み切った。

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