建設、土木

Bilfinger SE―競合Hochtiefのサービス事業買収に関心―

独建設大手Bilfinger(マンハイム)のローラント・コッホ社長(前ヘッセン州首相)は13日の決算発表で、現在売りに出されている競合Hochtiefのサービス事業の買収に関心があることを明らかにした。ただ、サービス事業

住宅建設許可件数3年連続で増加

ドイツ連邦統計局が14日発表した2012年の国内住宅建設許可件数(非住居用建造物と増改築を含む)は前年比4.8%増の23万9,465件となり、3年連続で拡大した。増加幅は11年の21.7%を下回ったものの、需要の増加基調

個人消費2000年比で27%増加

連邦統計局が15日の世界消費者権利デーに合わせて発表したデータによると、ドイツの個人消費額は昨年1兆5,200億ユーロに達し、2000年に比べ27.3%増加した。物価調整後の実質でも7.2%拡大している。 \ 各世帯の支

墺ポル、鉄道近代化工事を受注

ポーランドの鉄道インフラ事業者PKP PLKは13日、オーストリアの建設会社ポルに、南部のブウォトニツァ・ストレシェレツカ―オポーレ・グロショビツェ間(全長35キロ)の近代化工事を発注した。落札価格は2億1,900万ズロ

ウクライナ建設業生産高、2月は14.9%減

ウクライナ国家統計委員会が19日発表した2013年2月の建設業生産高(速報値)は前年同月比で14.9%減少した。下げ幅は前月の15.2%からわずかに縮小した。 \ 分野別にみると、土木が20%減少、建築も9.7%落ち込ん

シュツットガルト駅再開発、費用膨張も推進堅持

住民の反対運動を受けて建設計画が遅れているシュツットガルト駅再開発プロジェクト「Stuttgart 21(S21)」をめぐり、ドイツ鉄道(DB)の監査役会は5日、事業予算をこれまでの45億2,600万ユーロから20億ユー

老朽暖房による無駄な出費は年1000ユーロ

国際冷暖房・衛生設備・空調専門見本市(ISH、3月12~16日)の開催に合わせてフランクフルト見本市社が発表した暖房設備に関するアンケート調査で、国内の1戸建て住宅の暖房・温水費が1年当たり平均2,500ユーロに達するこ

ナブッコとTANAPが協力で合意

カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」プロジェクトの推進母体であるナブッコ・ガスパイプライン・インターナショナル(NIC)は4日、アゼルバイジャン産天然ガスを欧州に輸出する「トランスア

クロアチアでPPP事業相次ぐ

クロアチアでは今春以降、公共施設や病院などをパブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)方式で建設するプロジェクトの入札が予定されており、建設業界の活性化につながると期待されている。 \ 今月中にはザグレブ東部で

Alstom S.A.―海底送電ケーブル敷設を初受注―

重電大手の仏Alstom(ルヴァロワ・ペレ)は2月26日、ドイツの北海・フリースランド諸島沖に建設予定の洋上風力発電パーク「DolWin3」と陸地を結ぶ海底送電ケーブルの敷設を、高圧送電網大手のTennetから受注したと

ジルト島沖風力パークの稼働が1年遅れに

ジルト島(北海)沖合の風力発電パーク、Sylwin 1の稼働開始時期が当初予定よりも1年遅い2014年秋にずれ込むことが確実となった。海上に設置する同パーク用高圧直流(HVDC)転換プラットフォームの建設計画を大幅に変更

建設業界売上、12年は小幅増に

独建設業全国連盟(HDB)は2月25日、2012年の業界売上成長率が前年比0.5%にとどまり、期初予測(同1.5%)を下回ったと発表した。12月の天候不順で業者の半数が屋外作業・工事の中断を余儀なくされたことが響いたとし

「EU木材規則」が発効、違法伐採製品の取引を全面禁止

地球規模の環境問題に対する取り組みの一環として、違法に伐採された木材や木材製品のEU市場における取引を禁止する「EU木材規則」が3日付で発効した。新たな規制を通じて地球温暖化の抑制や生物多様性の保存、自然災害の抑制などさ

スイス重電大手ABB、リトアニアで変換所を受注

スイスの重電大手ABBは15日、リトアニアの国営送電会社リトグリッド(Litgrid)から高電圧直流(HVDC)変換所の建設を受注したと発表した。受注額は約1億1,000万米ドル。 \ ABBは、リトアニア南部アリートゥ

キエフ、道路の老朽化が深刻に

ウクライナの首都キエフで道路インフラの老朽化が深刻な問題となっている。キエフ市のポポフ行政府長官はこのほど、市内の道路の85%が耐用年数の限界に来ていると明らかにした。 \ キエフ市の道路総面積は2,600万平方メートル

三菱樹脂―建材製造販売拠点を独に設立へ―

三菱樹脂は21日、主に内外装用の建築材として使用されているアルミ樹脂複合板「アルポリック」の製造販売拠点をドイツに設立すると発表した。需要の伸長が見込まれる欧州、トルコ、中央アジア市場の開拓を強化する狙い。 \ フランク

Putzmeister Holding GmbH―農業機械分野などで買収も―

中国の建機大手、三一重工の独子会社Putzmeister(アイヒタール)は買収を通して新たな事業分野を開拓する計画だ。ノルベルト・ショイヒ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、農業機械や消防車は

ユーロ圏建設業、12月も低迷

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の2012年12月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で4.8%減となり、12カ月連続で落ち込んだ。前月は4.7%減だった。(表参照) \ 分野別では建築が6

GE、ルーマニアで風力タービン受注

米ゼレラルエレクトリック(GE)は4日、ルーマニアの再生可能エネルギー企業、エネルジア・ヴェルデ・ヴェントゥーノから風力タービンを受注したと発表した。受注額は約3,000万米ドル。 \ EVVは、ルーマニアの再生可能エネ

UAEアグリビジネス大手、セルビアに合弁会社設立

アラブ首長国連邦(UAE)のアグリビジネス大手アルダーラ・アグリカルチャー(Al Dahra Agriculture)は、セルビア政府と食品の生産加工、輸出を手がける合弁会社を設立することで基本合意した。セルビアのジンキ

タウロンの発電所建設、ラファコとモルトスタルが落札

ポーランドのエネルギー大手タウロンの発電ブロック建設をめぐる入札で、エンジニアリング企業のラファコ(Rafako)と建設大手モルトスタル・ワルシャワの企業連合が落札者に決定した。タウロンがこのほど明らかにした。落札金額は

独建材メーカー、ハンガリー事業を統合

ドイツの建材メーカーであるカール・バッフル(Karl Bachl)は1月31日、昨年買収したハンガリーの断熱材メーカーNikecellを現地子会社と統合し、新会社を設立する計画を明らかにした。 \ 新会社の名称はバッフル

Wirsol Solar AG―中国市場開拓に意欲―

ソーラー発電プロジェクト事業者のWirsol Solar(ヴァークホイゼル)が中国市場の開拓に積極的に取り組んでいる。現地市場の急速な拡大が今後も期待できるうえ、発電効率の高いメガソーラーを建設する能力で中国企業の能力が

チェコ物流不動産大手、スロバキアでセンサー工場建設

資産管理と物流不動産の運営を手がけるチェコのポイント・パーク・プロパティーズ(P3)は、スロバキア東部コシツェで自動車用センサーの工場を建設する計画だ。経済ニュースサイト『Nov-ost.info』が18日付けで報じた。

Lanxess AG―顔料工場を中国に新設―

化学大手の独Lanxess(レバークーゼン)は28日、無機顔料の一種である酸化鉄顔料の生産施設を中国沿岸部の寧波市に設置すると発表した。世界的な都市化の進展を背景に塗料、建設、樹脂産業で需要が拡大していることに対応する狙

独建設受注、11月は8.3%減に

ドイツ連邦統計局が25日発表した2012年11月の建設業受注指数(2005年=100、物価調整値)は84.4となり、前年同月を8.3%下回った。10月は同30.5%増と大幅に拡大していた。11月の受注の内訳は建築が7.8

ガゼル・パイプラインが開通

チェコで14日、ロシア産天然ガスを西欧に運ぶ新しいパイプライン「ガゼル(Gazelle)」が開通した。西部のプジムダで同日行われた開通記念式典にはネチャス首相をはじめ国内外の要人が出席した。 \ ガゼルは全長166キロメ

ヴィイェナツトンネル建設、第2期工事の入札公告

ボスニア・ヘルツェゴビナの高速道路公社アウトチェステFBiHは8日、ヴィイェナツ(Vijenac)トンネルの第2期工事の入札を公告した。応札期限は2月14日で、3月末までに請負業者を決定する。 \ ヴィイェナツトンネルは

リガ空港拡張、独ホーホティーフなど受注

独建設大手ホーホティーフは16日、同社とスペイン建設大手FCC、ラトビア土木大手ACBからなるコンソーシアム(企業連合)がラトビアのリガ国際空港の拡張プロジェクトを受注したと発表した。受注額は7,950万ユーロで、ホーホ

ユーロ圏建設業、11月も低迷

EU統計局ユーロスタットが17日発表したユーロ圏の2012年11月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で4.7%減となり、11カ月連続で落ち込んだ。下げ幅も前月の3.3%から拡大した。(表参照) \ 分野別

ドナウ最長の橋巡る対立激化・セルビア国営企業と墺建設大手

セルビアにあるドナウ川最長の橋の拡張工事をめぐって、橋を運営管理する国営企業プテビ・スルビエと工事を担当したオーストリア建設大手アルピネ・バウが争っている。8日付け墺紙『ヴィルツシャフツブラット』が伝えた。 \ ボイボジ

床材生産高、3年連続増

連邦統計局が11日発表した2012年の国内床材生産高は前年比2.3%増の36億4,300万ユーロ(暫定値)となり、07年に記録した過去最高(35億8,600万ユーロ)を更新した。製品分野別のシェアは木製が50.7%と全体

ポーランド建設大手、再建計画を加速

ポーランドの建設大手ポリメックス・モストスタルは、計画を上回るペースでコスト削減を進め、6月末までに財務を安定させる方針だ。同時に非中核資産の売却も推進する。経営陣は受注残高が150億ズロチを超えると指摘し、再建に自信を

独企業景況感2カ月連続で改善

Ifo経済研究所が12月19日発表した同月のドイツ企業景況感指数は102.4となり、前月の101.4から1ポイント上昇した。同指数の改善は2カ月連続。今後6カ月の事業見通しを示す期待指数が大幅に上がっており、ハンスヴェル

ユーロ圏建設業、10月も低迷

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の10月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で4.1%減となり、10カ月連続で落ち込んだ。下げ幅は前月の3.8%から膨らんだ。(表参照) \ 分野別では建築が

ガスパイプライン投資、今後10年で30億ユーロ以上が必要

エネルギー輸送網の監督当局である連邦ネットワーク庁は11日「天然ガス輸送網開発計画(NEP Gas)」を発表した。同計画は天然ガスの安定供給確保を狙ったもので、パイプライン事業者はこれにより長期的な事業計画を作成・実行で

国内の鉄道橋、「4本に1本が損傷」

連邦鉄道局(EBA)がこのほど発表した国内の鉄道橋に関する鑑定報告書によると、ドイツ鉄道(DB)の路線で使用する鉄道橋のうち、早急な補修工事が必要な損傷が見つかった橋は4本に1本に達した。特に傷みが目立つのは設置から10

暖房効率向上向け家屋改築に助成金

独連邦政府は19日の閣議で、暖房効率の向上に向けた家屋改築に助成金を支給するプログラムを承認する予定だ。類似した内容の法案が州政府の代表からなる連邦参議院(上院)の反対で成立しなかったため、連邦政府は国(連邦)の単独負担

―北米の塗装用塗料事業を売却―

化学大手の蘭Akzo Nobel(アムステルダム)は14日、北米の塗装用塗料事業を米同業PPG Industriesに売却すると発表した。塗装用塗料事業は今後、主力の欧州市場と急速に拡大する新興市場に照準を合わせる方針。

Hochtief

建設大手の独Hochtiefは17日、同社と蘭同業Koninklijke Boskalis Westminsterからなるコンソーシアムがオランダで高速道路の新設・拡張と運営業務を受注したと発表した。受注対象はアムステル

EBRD、イズミル空港新ターミナル建設に協調融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は11月30日、トルコのイズミル国際空港の新国内線旅客ターミナルの建設プロジェクトに1億4,500万ユーロの協調融資を実施すると発表した。 \ 今回の融資はA/Bローン・ストラクチャーによる民

極東の火力発電所建設事業に1億ユーロ融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は5日、ロシア極東のガス火力発電所建設プロジェクトに40億ルーブル(1億ユーロ)を融資すると発表した。 \ この火力発電所は、水力発電最大手ルスハイドロの子会社エナジー・システム・オブ・ザ・イ

早雪で第4四半期マイナス成長も

例年よりも早く訪れた本格的な降雪に経済界が神経をとがらせている。企業活動が停滞し景気のマイナス要因になるためで、独商工会議所連合会(DIHK)のエコノミストはロイター通信に対し、降雪と路面の凍結が長期化すると第4四半期の

ブディメクス、カトヴィツェ空港に滑走路建設

スペインの建設大手フェロビアルのポーランド子会社ブディメクス(Budimex)は11月26日、ポーランドのカトヴィツェ国際空港に新たな滑走路を建設することで同航空の運営会社GTLと合意したと発表した。 \ 新滑走路は幅4

チェルノブイリ原発、事故原子炉の密閉作業が本格化

欧州復興開発銀行(EBRD)は11月27日、1986年に爆発事故を起こした旧ソ連・ウクライナのチェルノブイリ原発の4号機で、放射能漏れを防ぐための新しい構造物の骨組みの一部が完成したと明らかにした。 \ チェルノブイリ原

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