露鉄鉱大手メタロインベスト、脱炭素に向けた技術開発を加速
●CO2排出量の少ない原料を欧州に輸出していく意向 ●同社は還元鉄生産で世界首位 ロシアの鉄鉱石・鉄鋼大手メタロインベスト(Metalloinvest)はこのほど、冶金や電気冶金で使用される原料の脱炭素化に向けた技術開発 […]
●CO2排出量の少ない原料を欧州に輸出していく意向 ●同社は還元鉄生産で世界首位 ロシアの鉄鉱石・鉄鋼大手メタロインベスト(Metalloinvest)はこのほど、冶金や電気冶金で使用される原料の脱炭素化に向けた技術開発 […]
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した2021年の乗用車新車登録台数は前年比10.1%減の262万2,132台へと落ち込んだ。コロナ禍初年度の前年に比べ需要自体は増えたものの、半導体不足を背景に世界の自動車メーカーが生
欧州委員会は1日、原子力と天然ガスを脱炭素化に貢献するエネルギーと位置づけ、一定の条件下でグリーンな投資対象と認定する方針を発表した。両エネルギーに関連した事業を、2050年までに域内の温室効果ガス排出量を「実質ゼロ」に
欧州委員会は12月22日、EUが創設したコロナ復興基金の財源確保案を発表した。排出量取引、国境炭素税、多国籍企業への課税の収入の一部をEU予算に組み込んで独自財源とし、復興基金のため調達した資金の返済に充てる。最大で年1
欧州委員会は12月21日、気候変動や環境保護、エネルギー分野の国家補助に関する新たなガイドラインを発表した。2050年までの気候中立を目指す「欧州グリーンディール」の目標達成に向け、加盟国は効率的に脱炭素プロジェクトを支
スペイン自動車部品大手のゲスタンプは12月20日、同国規格協会(AENOR)から自動車業界として初めて、ごみや無駄をゼロに近づける取り組みを証明する「ゼロ・ウェイスト」証明を取得したと発表した。同社が24カ国に持つ100
独自動車部品大手のコンチネンタルは12月20日、スウェーデン乗用車大手ボルボ・カーズの高性能電動車(EV)ブランド、ポールスターのクロスオーバーEV「ポールスター2」に新車装着用タイヤを供給すると発表した。コンフォートタ
欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、域内の温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標の実現に向けた気候変動とエネルギー関連の対策案を発表した。化石燃料の利用を減らしてクリーンエネルギーを拡大するための具体策
商用車大手トレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボの3社は16日、欧州に大型トラックと旅行バス用の充電網を構築するために合弁会社を設立することで合意したと発表した。今後本格化する電動商用車の普及を加速させる狙い。当局の承
ドイツ連邦統計局が14日発表した第3四半期(7~9月)の国内石炭発電量は378億キロワット時(kWh)となり、前年同期を22.5%上回った。天然ガス発電が燃料価格の高騰で大幅に減少したことから、その穴埋めに石炭発電が活用
●パネルバンと4トントラックを販売 ●BYDは17年に欧州初の電動バス工場をハンガリーに開設 中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は20日、ハンガリーで電動トラック・バンを発売すると発表した。現地デ
●提携の枠組みに期限無し、参加希望の企業団体は随時受け入れ ●太陽光発電の伸びにはプロシューマーの存在大きく ポーランド政府は16日、太陽光発電業界の投資家や企業、学術団体と提携協定を結んだ。欧州連合(EU)の環境政策や
●CEZはドイツ市場の強化を狙う ●買収の対象事業の太陽光設置容量は累計400ギガワット超 チェコ電力大手で国営のCEZは17日、再生可能エネルギー大手の独RWEリニューアブルズから、欧州・イスラエルにおける太陽光発電設
欧州委員会は14日、水・廃棄物処理大手の仏ヴェオリアが仏同業スエズを買収する計画を承認したと発表した。当初は競争上の問題で難色を示していたが、ヴェオリア是正措置として一部事業の売却を申し出たことから、その実施を条件に認可
欧州のスーパー大手6社は16日、ブラジル産の牛肉や加工食品の販売を中止すると発表した。ブラジルの畜産がアマゾンの森林破壊を助長していることを受けたもの。各社の対応は異なるが、一部のスーパーはブラジルを含む南米産の牛肉の販
商用車大手のトレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボは16日、欧州に大型商用車向けの充電網を整備・運営する合弁会社を設立すると発表した。大型の長距離トラックや旅行用バスを充電するための公共の高性能充電ネットワークを構築・
オーストリア石油大手OMVのルーマニア子会社OMVペトロムは14日、来年末までに国内とブルガリア、モルドバ、セルビアの計100カ所で、電気自動車(EV)用の急速・超急速充電ステーションを整備する計画を明らかにした。充電時
欧州委員会は15日、EU域内の温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標の実現に向けた気候変動とエネルギー関連の対策案を発表した。化石燃料の利用を減らしてクリーンエネルギーを拡大するための具体策として、204
欧州自動車大手のステランティスは7日、走行中の電気自動車(EV)に無線で充電できる非接触型(ワイヤレス)充電技術のテストコースをイタリアに開設したと発表した。同社が描く、環境対応と顧客満足の両立に向けた電動化戦略の一環。
英郵便事業者のロイヤルメールは9日、米自動車大手のフォードと提携し、都市部での小包配達の持続可能性を高める実証試験をマンチェスター市で実施したと発表した。バンと徒歩による手段を組み合わせたマルチモーダル(複合)輸送を行う
スイスの電池メーカー、ルクランシェは8日、同社のバッテリーシステムを搭載した世界初の完全電動・自動コンテナ船「ヤラ・ビルケランド」が商業運行を開始すると発表した。同船はノルウェーの肥料大手ヤラにより開発されもので、同国南
欧州連合(EU)加盟国は7日開いた財務相理事会で、付加価値税(VAT)制度の改正案の内容で合意した。新ルールの導入により、加盟国はより柔軟にVATの税率を設定できるようになる。また、気候変動対策やデジタル化への対応、公衆
英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは10日、オランダのロッテルダムで株主総会を開き、英国とオランダに分かれていた本社機能や株式を英国に一本化することや、社名を「シェル」に改めることを柱とする体制変更を承認した
リチウム生産の豪バルカン・エナジー・リソーシズは9日、西南ドイツのエネルギー事業者ファルツヴェルケから地熱発電子会社ファルツヴェルケ・ジオフューチャーを完全買収すると発表した。地熱発電所を利用して電池材料である水酸化リチ
水素エンジン分野のスタートアップ企業である独KEYOUは14日、独富豪バイエル家とシュトル家のファミリーオフィスBESTOが同社に1,600万ユーロを出資すると発表した。事業を拡大するとともに、技術開発を進めて商品化を実
川崎重工業は9日、独エネルギー大手RWEと共同で水素を用いたガスタービンの発電実証運転を行う計画を発表した。2024年から実施する意向で、すでに詳細協議を開始している。 ドイツ北部のニーダーザクセン州でRWEが運営するエ
独複合企業ティッセンクルップは13日、エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズが工業ガス大手の米エアー・プロダクツから2ギガワット(GW)強の電解槽を受注したと発表した。エアー・プロダクツが
●環境技術開発を手がけるヘリクスと提携 ●グリーンテック分野の振興を促す目的 モスクワ郊外でハイテク工業団地を運営するスコルコボ財団と、環境技術開発を手がけるヘリクス(Helyx)・テクノロジーズが今月、「グリーンテック
●「ウルビーノ12ハイドロジェン」を最大20台供給 ●同バスの燃料電池は出力70kW、水素タンク容量は1,560リットル ポーランドのバス製造大手ソラリスは8日、チェコ北西部のウースチー・ナド・ラベム市の公共交通事業者O
●合計100カ所に急速・超急速充電ステーションを整備する計画 ●充電時間の短縮でEV普及を後押し オーストリア石油大手OMVのルーマニア子会社OMVペトロムは14日、来年末までに国内およびブルガリア、モルドバ、セルビアの
●電動車の車載モーターおよび関連製品を製造 ●現地人材の積極的な登用も進める 日本電産(Nidec)は10日、セルビア北部のノビサドで工場の建設を開始した。電動車の車載モーターおよび関連製品を製造する目的。欧州における環
●電動バス10台の導入と関連設備の整備を計画 ●融資はEBRDの「グリーン都市事業」の第2弾として実施 欧州復興開発銀行(EBRD)は7日、セルビア北部ノビサドの電動バス調達に対し800万ユーロを融資すると発表した。同調
キルギス共和国の養蜂業が危機に直面している。気候変動の影響で氷河の雪解け水が減り、蜂が花蜜を集められなくなっているためだ。キルギスのサディル・ジャパロフ大統領が先月2日、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP2
ドイツ政府は13日、第2次補正予算案を了承した。コロナ禍対策として今年度予算で設定した新規債務枠2,400億ユーロのうち未使用の600億ユーロを国の「エネルギー・気候基金」に振り向け、来年度以降に使用するというもの。これ
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相は13日、電動車の購入者に補助金を交付するルールの改正方針を表明した。温暖化防止を強化する政策の一環。すでに補助金交付の新たな基準策定に向け動き始めており、2023年から新ルールに
ドイツ連邦統計局が13日発表した11月の卸売物価指数は前年同月比16.6%増となり、統計を開始した1962年以降の最高を記録した。同物価の上昇は10カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復を背景に原料
欧州連合(EU)の欧州委員会は8日、EUに対する第三国からの「経済的威圧」に対抗するための新たな制度の導入を提案した。EUや加盟国に経済的な圧力をかけて政策変更を迫る域外国に対し、欧州委の権限で追加関税や域内市場へのアク
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は8日、車載電池セルの分野でベルギー非鉄金属大手のユミコア、セル生産技術の米スタートアップ企業24M、リチウム生産の豪バルカン・エナジー・リソーシズの3社とそれぞれパートナーシップ
欧州委員会は8日、EUに対する第三国からの「経済的威圧」に対抗するための新たな制度の導入を提案した。EUや加盟国に経済的な圧力をかけて政策変更を迫る域外国に対し、欧州委の権限で追加関税や域内市場へのアクセス制限などの対抗
EU加盟国は7日開いた財務相理事会で、付加価値税(VAT)制度の改正案の内容で合意した。新ルールの導入により、加盟国はより柔軟にVATの税率を設定できるようになる。また、気候変動対策やデジタル化への対応、公衆衛生の向上と
デンマークの玩具大手レゴは8日、ベトナムに工場を開設すると発表した。アジアで主力のブロックをはじめとする同社製品の需要が急増していることを受けたもので、中国に次ぐ同地域2番目の生産拠点を設ける。投資額は10億ドルを超える
英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは10日、オランダのロッテルダムで株主総会を開き、英国とオランダに分かれていた本社機能や株式を英国に一本化することや、社名を「シェル」に改めることを柱とする体制変更を承認した
独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは1日、独高級床材大手のボナ(Bona)にバッテリー式電気トラックを納入したと発表した。スカニアにとり、ドイツで初めての電気トラック販売事例となる。ボナは同
中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は11月29日、イスラエルのバス運行大手エゲッドから電気バス「eBus」の12メートルモデルを100台受注したと発表した。BYDにとってイスラエルにおいて過去最大
トヨタ自動車は2035年までに西欧で販売する新車を電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)など二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロエミッション車(ZEV)に切り替える計画だ。欧州統括会社のトヨタ・モーター・ヨーロッパ
欧州委員会は1日、欧州連合(EU)域外での大規模なインフラ投資計画「グローバル・ゲートウェイ」を発表した。2027年までに最大3,000億ユーロ(約38兆円)を投じ、途上国などのデジタル化や気候変動対策、エネルギー、交通
●合成ガスを効率的・経済的に回収できるDMGプラント技術を供与 ●回収した合成ガスは水素や電力の生産に利用 モジュール式エネルギー回収システム開発の英パワーハウス・エナジーグループは1日、ブルガリア南西部のシミトリ市に同
●新型コロナ流行による輸送費の高騰を受けた措置 ●製品はトルコ近在の地域に出荷 ロシアの産業用電池メーカー、エネルゴン(Energon)はこのほど、トルコでリチウムイオン電池を生産する計画を明らかにした。投資額は非公表。
●西欧へのキャッチアップ型の成功モデルは限界に ●イノベーションに基づく新しい経済モデルの創出が必要 製造業を中心に着実に成長してきた中東欧諸国が課題に直面している。最近では独フォルクスワーゲン(VW)グループがチェコ工
欧州連合(EU)の欧州委員会は1日、EU域外での大規模なインフラ投資計画「グローバル・ゲートウェイ」を発表した。2027年までに最大3,000億ユーロを投じ、途上国などのデジタル化や気候変動対策、エネルギー、交通といった