統計

実質賃金が統計開始後初の減少、20年は-1.1%に

ドイツ連邦統計局が24日発表した2020年の実質賃金指数(確定値)は前年を1.1%下回った。同指数が低下するのは統計を開始した07年以降で初めて。コロナ禍の影響で操業短縮の対象となる被用者が急増したことが響いた格好だ。

ユーロ圏建設業生産高、1月は1.9%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の1月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で1.9%減となり、前月から悪化した。12月は速報値で2.3%減となっていたが、横ばいに上方修正された。(表参照)

欧州商用車販売、2月は1.2%増加 1/5

欧州自動車工業会(ACEA)は24日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)における2021年2月の商用車新車登録が15万6,444台となり、前年同月に比べ1.2%増加したと発表した。バスを除くすべてのカテゴリーで前年

製造業受注残高8カ月連続増、1月は+0.8%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した製造業の1月末時点の受注残高(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を0.8%上回った。増加は8カ月連続。国内受注の残高が0.9%増、国外が同0.8%増と、ともに拡大した。

欧州特許申請で韓中3社が上位独占、欧州勢は5位が最高

欧州特許庁(EPO)が16日発表した2020年の特許出願件数は18万250件となり、過去最高となった前年を0.7%下回った。コロナ禍が影響したもよう。出願者トップ3を前年に引き続き韓国と中国企業が占めており、欧州企業はエ

電機貿易の収支が18年ぶり赤字に

独電気電子工業会(ZVEI)が19日発表した同国の1月の電機製品輸出高は166億ユーロとなり、前年同月を5.0%下回った。前月はコロナ禍の発生後、初めて増加へと転じていたが、1月は再び減少。ZVEIのチーフエコノミストは

粗鋼生産5カ月ぶりに減少、2月は-10%に

独鉄鋼業界団体シュタールが22日発表した2月の粗鋼生産高は前年同月比10.4%減の309万7,000トンへと落ち込んだ。減少は5カ月ぶり。比較対象2020年2月はうるう年で月の日数が1日多かったという事情がある。半導体不

海運貨物取扱量、20年は6.4%減少

ドイツ連邦統計局が16日発表した国内港の2020年の海運貨物取扱量は2億7,570万トンとなり、前年を6.4%下回った。コロナ禍の直撃を受けた格好。国外からの貨物が9.2%減の1億5,810万トンと特に大きく落ち込んだ。

ポーランドの2月鉱工業生産2.7%増、9カ月連続で上昇

ポーランド中央統計局が18日発表した2月の鉱工業生産指数は前年同月比で2.7%上昇し、上げ幅は前月の0.9%を1.8ポイント上回った。同指数の上昇は9カ月連続。製造業の上げ幅が前月の0.8%から2.7%に拡大したことが大

2月のEU新車販売19%減、5カ月連続で低迷

欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の2月の新車乗用車の販売(登録)台数は77万1,486台となり、前年同月から19.3%減少した。販売低迷は5カ月連続。新型コロナウイルスの感染再拡

ユーロ圏の貿易収支、1月は63億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが18日に発表した1月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は63億ユーロの黒字で、黒字幅は前年同月の15億ユーロから急増した。英国からの輸出が同国のEU完全離脱で急減したこ

2月のユーロ圏インフレ率、確定値もプラス0.9%

EU統計局ユーロスタットが17日に発表した2月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.9%で、前月と同水準だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが1.7%のマイナスとなったが

EU新車販売、2月は19.3%減少 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)は17日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2021年2月の新車販売(登録)が77万1,486台となり、前年同月に比べ19.3%減少したと発表した。ロックダウン(都市封鎖)や移動・営業

2020年 中・大型トラック(3.5トン超)・燃料別 /3

欧州自動車工業会(ACEA)によると、欧州連合(EU)における2020年通期の中・大型トラック(3.5トン超)の新車登録台数のうち、ディーゼル車が全体の96.4%を占めた。ガソリン車は0.1%にとどまる。電動車(ECV)

インフレ率が11カ月来の水準まで回復、2月は1.3%

ドイツ連邦統計局が12日発表した2月の消費者物価指数は前年同月比1.3%増となり、インフレ率は昨年3月以来11カ月ぶりの高水準まで回復した。新型コロナ危機対策の一環で昨年7月に引き下げられた付加価値税率が1月から元の水準

卸売物価が2年2カ月ぶりの上げ幅に、2月は2.3%

ドイツ連邦統計局が15日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比2.3%増となり、2018年12月以来2年2カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。物価を最も強く押し上げたのは鉱石・金属(半製品を含む)で、15.3%上昇した。鉄

フォルクスワーゲン―2月販売2割増、中国市場回復で―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が12日発表した2月のグループ新車販売台数は前年同月比19.3%増の65万1,600台と大幅に拡大した。比較対象の2020年2月はコロナ禍に伴う中国市場の大幅縮小が響いて24.6%減

電機業界受注5カ月連続増、景況感は10カ月連続改善

ドイツ電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独業界の1月の新規受注高は前年同月比を2.3%上回った。増加は5カ月連続。国内受注が0.1%、ユーロ圏(ドイツを除く)が1.8%増加。ユーロ圏外は5.3%増となり、前月の1.

化学業界、今年は5%の売上増を予想

独化学工業会(VCI)は16日、同国化学・製薬業界の売上高が今年は前年比5.0%増となり、拡大に転じるとの予測を発表した。製造業の景気回復が世界的に続いているうえ、ワクチン接種の開始でコロナ禍終焉の期待も高まっているため

建設業売上8年連続増加、住宅需要が追い風に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2020年の建設業売上高(暫定値)は前年を4.9%上回った。増加は8年連続。住宅不足を背景に建築が4.8%増加した。土木は2.7%増にとどまった。伸び率が最も大きかったのは解体・整地で11

トルコ1月鉱工業11.4%増、コロナからの回復続く

トルコ統計局(TUIK)が12日発表した1月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で11.4%増加し、上げ幅は前月の9.2%から2.2ポイント増加した。これは2018年1月(11.7%)以来の高い水準。同業生産高の

ユーロ圏生産者物価、1月は横ばい

EU統計局ユーロスタットがこのほど、ユーロ圏の1月の生産者物価(建設業を除く)の上昇率は前年同月比でゼロ%だったと発表した。17カ月連続でマイナスとなっていたが、横ばいの状態まで回復した。(表参照) 分野別ではエネルギー

英のEU向け輸出、1月は完全離脱で40%減

英政府統計局(ONS)が12日発表した貿易統計によると、1月のEU向け物品輸出は前月比40.7%減、EUからの輸入も同28.8%減と、ともに過去最大の落ち込みとなった。EU離脱の移行期間が終了し、英国が昨年末に完全離脱し

ユーロ圏の10~12月期GDP、0.7%減に下方修正

EU統計局のユーロスタットは9日、2020年10~12月期の域内総生産(GDP)の改定値を発表した。ユーロ圏のGDPは前期比0.7%減。2月中旬に発表された改定値の0.6%減から0.1ポイント下方修正された。(表参照)

ユーロ圏鉱工業生産、1月は0.8%上昇

EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の1月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.8%の上昇となり、2カ月ぶりに伸びを記録した。前月は0.1%の低下だった。(表参照) 全分野別で上昇した。上げ

英新車登録、2月は35.5%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は4日、同国の2021年2月の乗用車新車登録が5万1,312台となり、前年同月に比べ35.5%減少したと発表した。これは1959年2月(4万1,474台)以降で最も少ない水準。SMMTは、1年の

ロシア新車販売、2月は0.8%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は4日、同国の2021年2月の新車販売(乗用車・小型商用車)が12万81台となり、前年同月に比べ0.8%増加したと発表した。 自動車製造業者委員会(AMC)のトーマス・シュテルツェル会長

製造業受注1月は1.4%増加

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した1月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で106.2となり、前月を1.4%上回った。増加は2カ月ぶり。大型受注を除いたベースでは伸び率

鉱工業生産9カ月ぶり減少、1月は-2.5%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した1月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.5%減の98.6(暫定値)へと低下した。同指数の減少は9カ月ぶり。自動車と建設業界が足

シュターダ―医療用大麻を市場投入―

独製薬大手シュターダが医療用大麻をドイツ市場に投入した。将来性が高いと判断したため。中堅企業ノイラックスファームも1月に4製品を投入しており、医療市場調査会社インサイト・ヘルスの専門家は経済紙『ハンデルスブラット』に「製

機械業界受注4カ月ぶり減少、1月は-10%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の1月の新規受注高は前年同月を実質10%下回った。減少は4カ月ぶり。比較対象である2020年1月の受注水準が極めて高かったことが響いた。VDMAの主任エコノミストは、アジ

独特許出願8%減少

ドイツ特許・商標庁(DPMA)が5日発表した2020年の特許出願件数は前年比7.9%減の6万2,105件となり、2年連続で落ち込んだ。コロナ禍が響いた格好。他の主要国でも減少している。 出願件数が最も多い輸送機械で16.

ユーロ圏インフレ率、2月もプラス0.9%

EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の2月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.9%で、前月と同水準の上げ幅となった。インフレ率がプラスとなるのは2カ月連続。ただ、原油価格上昇など一時的な要因によるもので、年

ユーロ圏失業率、1月も8.1%

EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の1月の失業率は8.1%で、前月と同水準だった。12月は速報値で8.3%となっていたが、8.1%に修正された。(表参照) EU27カ国ベースの失業率も前月と同水準の7.3%

ユーロ圏の小売業売上高、1月は6.4%減

EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の1月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比6.4%減となり、前月の0.9%増から悪化した。減少は2カ月ぶり。コロナ禍の影響で冬のセールの売り上げが落ち込んだこと

ドイツ新車登録、2月は19.0%減少 1/4

ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、同国の2021年2月の乗用車新車登録が19万4,349台にとどまり、前年同月に比べ19.0%減少したと発表した。大幅な落ち込みは、12月半ばから続いているシャットダウン(店舗閉鎖)により

英自動車生産、1月は27.3%減少

英自動車工業会(SMMT)は2月26日、同国の2021年1月の乗用車生産が前年同月比27.3%減の8万6,052台となり、2009年1月(6万1,404台)以来の最低の水準になったと発表した。乗用車生産の減少は17カ月連

インフレ率1.3%に上昇、CO2排出有償化で

ドイツ連邦統計局が1日発表した2月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.3%増となり、上げ幅は前月の1.0%から拡大した。インフレ率がプラスの領域に入るのは2カ月連続。二酸化炭素(CO2)の排出を有償化する国内ルール

輸入物価の下げ幅1.2%に縮小、前月比は10年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が2月26日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比1.2%減となり、昨年2月以降で最小の下げ幅を記録した。新型コロナ危機からの回復が反映されている。昨年4月には下落率が7.4%に達していた。1月はエネルギ

雇用の堅調続く、2月失業率横ばいの6.3%に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が2日発表した2月の失業者数は前月比4,000人増の290万4,000人と小幅な増加にとどまった。ロックダウン(都市封鎖)の直撃を受け雇用が縮小する業界はあるものの、操短手当制度の効果でこれまでに

1月の対英輸出30%減少

ドイツ連邦統計局は2日、1月の対英輸出高が前年同月比で約30%減(暫定値)と大幅に縮小したことを明らかにした。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を受けて通関手続きが再導入されたことが響いた格好だ。 対英輸出はブレ

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