自動車

メルセデス、独自の充電網を北米・欧・中などに構築

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは5日、同社独自の急速充電網を北米、欧州、中国、その他の主要市場に構築すると発表した。メルセデスは市場環境が整った地域では2030年までに販売車種を電気自動車(BEV)に絞り込む「エレク […]

ステランティス、空飛ぶタクシーで米社との提携拡大

欧州自動車大手のステランティスは4日、電動旅客機を手がける米スタートアップ企業のアーチャー・アビエーションとの提携を拡大すると発表した。アーチャーが開発した電動垂直離着陸機(eVTOL)の生産を支援する。 アーチャーの電

BASF、トヨタ・パナの電池合弁に正極材供給

化学大手の独BASFは12月19日、トヨタ自動車とパナソニックホールディングスの電池合弁会社プライム・プラネット・エネルギー&ソリューションズ(PPES)に正極材の納入を開始したと発表した。戸田工業と合弁展開する子会社B

生産者物価のピーク越え鮮明に、2カ月連続で大幅低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した11月の生産者物価指数(2015年=100)は前月比3.9%減の158.7となり、2カ月連続で大幅に低下した。過去最高となった9月(172.5)に比べると8.0%低い水準だ。物価を最も強く

BASF―トヨタ・パナ電池合弁に正極材供給―

化学大手の独BASFは19日、トヨタ自動車とパナソニックホールディングスの電池合弁会社プライム・プラネット・エネルギー&ソリューションズ(PPES)に正極材の納入を開始したと発表した。戸田工業と合弁展開する子会社BASF

メルセデス―低炭素アルミをハイドロから調達へ―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは15日、生産に伴う二酸化炭素(CO2)排出量の少ない低炭素アルミニウムをノルウェーのノルスク・ハイドロから調達することで基本合意したと発表した。自社製品の炭素中立(カーボンニュートラル

フォード―欧州販売車種を大幅削減―

米自動車大手フォードが欧州で販売する車種を大幅に縮小する意向だ。同地の販売台数が減り、すべてのセグメントでモデルを提供する余力がなくなっているためだ。欧州でCASE分野の開発を統括するマルティン・サンダー氏への取材をもと

ノキアンタイヤ、ロシア生産分の一部を中国同業に委託

●中欧市場向けタイヤ製品の生産を青島森麒麟に委託 ●ノキアンは乗用車用タイヤの約8割をロシアで生産していた フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは19日、ロシアからの撤退に伴い生じた生産能力の不足の一部を中国同業の青島

独車部品メーカー、オーストリアから東欧2カ国に生産移管

●コスト高を理由にポーランドとスロバキアの工場に移管 ●オーストリアの拠点は技術開発拠点として維持 独自動車部品メーカーのカーコスティクスはオーストリアから東欧の2カ国に生産移管する。原材料とエネルギーコストの急激な上昇

トーヨータイヤがセルビア工場開所、欧州初の生産拠点

●年産能力は乗用車用タイヤ換算で約500万本 ●直線720メートル、周回1,690メートルのテストコースを併設 トーヨータイヤは14日、セルビア北部のヴォイヴォディナ自治州インジアに自動車用タイヤ工場を正式開所したと発表

EU新車販売、4カ月連続増加

欧州自動車工業会(ACEA)15日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の11月の新車販売(登録)台数は82万9,527台となり、前年同月から16.3%増加した。販売増加は4カ月連続。上げ幅は前月の12.2%から拡大した

メルセデスがポーランドにBEVバン工場

自動車大手のメルセデスベンツは12日、ポーランド南西部のヤボルに完成車工場を建設することで同国政府などと基本合意したと発表した。開発中の電気自動車(BEV)バン専用プラットフォーム「VAN EA(バン・エレクトリック・ア

VW、伊充電網構築でエネルと合弁

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は13日、イタリアのエネルギー大手エネルと立ち上げた合弁会社Ewivaが電動車向けの給電サービスを開始したと発表した。VWは同合弁を通じてイタリア全土に急速充電網を構築。電動車の普

トーヨータイヤがセルビア工場開所、欧州初の生産拠点に

トーヨータイヤは14日、セルビア北部のヴォイヴォディナ自治州インジアに自動車用タイヤ工場を正式開所したと発表した。投資額は約488億円。同社初の欧州生産拠点で、すでに7月から部分稼働していた。製品は欧州のほか、主力市場の

独車部品メーカー、オーストリアから東欧2カ国に生産移管

独自動車部品メーカーのカーコスティクスはオーストリアから東欧の2カ国に生産移管する。原材料とエネルギーコストの急激な上昇、人件費の高さが理由。約100人の従業員が影響を受ける。業界紙インダストリーマガジンが14日に伝えた

ノルスクハイドロ、ハンガリーでの自動車部品生産を強化

ノルウェーのアルミ大手ノルスクハイドロは14日、ハンガリー中西部のセーケシュフェヘールヴァール工場を増強すると発表した。電気自動車市場の拡大をにらみ、欧州における押出成形能力を拡充する目的。3億6,000万クローネ(3,

独カスタムセルズ、6千万ユーロを資金調達

リチウムイオン電池セルの開発を事業とするカスタムセルズは8日、投資ラウンド(Aシリーズ)を通して6,000万ユーロの資金を調達したと発表した。調達した資金は、航空機の電動化に向けた取り組みや、研究開発の強化、事業の国際化

西部品大手アントリン、印プネーに設計開発拠点を開設

スペインの自動車内装部品大手グルーポ・アントリンは5日、インドのプネー(マハーラーシュトラ州)に設計開発サービス拠点を開設したと発表した。顧客の自動車メーカー向けに部品の設計からシミュレーション、製品化までのサービスを提

独ヘラーのEV用CCH、大手2社から受注

独自動車部品大手のヘラーは8日、電気自動車(EV)の熱管理システム用のクーラント・コントロールハブ(CCH)を2社から受注したことを明らかにした。顧客は世界的な自動車大手とドイツの自動車大手の2社で、前者は完全電動のピッ

BMW

独自動車大手のBMW は7日、BMWオペレーティングシステム7と8を装備しているBMW車両で新しい駐車料金決済サービスを開始したと発表した。車載インフォテイメントサービスを介して駐車料金を決済することができる。駐車ゾーン

Volkswagen

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループ は13日、伊電力大手エネル・グループの子会社エネルXウェイと共同で合弁会社Ewivaを設立したと発表した。同社を通して、イタリア全域に最大出力350キロワットの高速充電

Security Matters(SMX)

追跡・トレースが可能なソリューションを提供するオーストラリアのテクノロジー企業。 独自動車部品大手のコンチネンタルは7日、SMXと共同で実施した天然ゴムにマーカー物質を混合し、タイヤのサプライチェーン全体において追跡する

EU新車販売、11月は16.3%増加 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)は15日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2022年11月の月の乗用車新車販売(新車登録)が82万9,527台となり、前年同月に比べ16.3%増加したと発表した。8月以降、4カ月連続

2021年(12月31日時点) 1/3

ノルウェー統計局によると、2021年12月31日時点の同国の乗用車保有台数は289万3,987台となり、前年に比べ2.5%増加した。 燃料別では、電気自動車が前年比35.5%増の46万734台と大幅に増えており、市場シェ

英新車登録、11月は23.5%増加 1/2

英自動車工業会(SMMT)は5日、同国の2022年11月の乗用車新車登録が14万2,889台となり、前年同月に比べ23.5%増加したと発表した。増加は4カ月連続となる。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)

電池リサイクル促進の新規制、加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は9日、域内で使用される電池のリサイクルを促進するための規則案について合意した。電気自動車(EV)用など、あらゆる種類の電池を対象に、使用済み電池の回収率、原材料の再生率について目標を設定

独BMW、ベトナムで現地生産

独自動車大手のBMWグループは5日、ベトナムでBMW車を現地生産すると発表した。人気モデルのBMW「3シリーズ」、「5シリーズ」、「X3」、「X5」を生産する予定。現地提携先のチュオンハイ自動車(THACO)がチュライ工

ボルボ・カーズ、ストックホルムに新しい技術ハブ開設

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは8日、同国首都のストックホルムに新しい技術ハブを開設した。これにより、販売モデルの電動化、オンライン販売の拡大、ソフトウエア定義型自動車への転換など、新しい変化への取り組みをさらに

独マルクアルト、インドに開発センター開設・新工場も建設

スイッチや操作システムなどを製造する独マルクアルトは12日、インドのプネーに新しい開発センターを開設したと発表した。同センターには約450人のエンジニアが勤務しており、電動車向けのソリューションなどを開発している。同社は

ボルボの電気トラック「FL」、豪輸送大手から36台受注

スウェーデン商用車大手のボルボグループは7日、オーストラリアの物流大手チーム・グローバルエクスプレスから都市部の貨物輸送に使う電気トラック「FLエレクトリック」を36台受注したと発表した。同国からの電気トラックの受注とし

英JLRが見習生プログラムを強化、来年に300人を採用

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は6日、来年に英国で約300人の見習生を雇用すると発表した。モデルラインナップの電動化を踏まえ、必要な技術を持つ人材を確保するのが狙い。国内の大学と提携して実施するもの

シュコダ自が中国撤退を検討、新興市場に資源を集中

●好調なインドやベトナムでの事業に集中する狙い ●中国事業は苦戦、同じく苦しいVWブランドに市場を明け渡す 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が中国からの撤退を検討している。現地市場の競争激化

スロバキア政府、電動車の充電インフラ整備に4,600万ユーロ

●高速道における150kWの超高速充電器の設置費用を全額支給 ●同事業はEUの復興レジリエンス・ファシリティの枠組みで行う スロバキア政府は全国的な電動車の充電インフラ整備に4,600万ユーロを投じる。電動車の普及促進を

存在感を増す中国車、ロシア市場でシェアを拡大

●日欧米のブランド撤退で生じた市場の空白に浸透 ●低価格帯はロシア車、西側車の価格帯は中国車で住み分け ロシアの自動車市場で中国ブランド車の存在感が高まっている。ウクライナへの軍事侵攻を受けて日欧米の自動車メーカーが同国

サンクトペテルブルクの旧日産工場、アフトワズが操業へ

●再稼働の情報はマントゥロフ副首相兼通産相の発言 ●今年10月に撤退した日産は6年以内に資産を買い戻す権利を持つ 日産自動車がロシアのサンクトペテルブルクで操業していた工場が来年から、アフトワズ工場として再稼働するもよう

10月鉱工業生産-0.1%に、エネとエネ集約産業で大幅減

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で98.2(暫定値)となり、前月を0.1%下回った。減少は2カ月ぶり。経済省は需要と企業景況感の冷え

ロシア新車販売、11月は61.6%減少

●11月の新車販売台数は4万6,403台 ●ブランド首位のアフトワズ(ラーダ)はシェア47% ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2022年11月の新車販売(乗用車・小型商用車)が4万6,403台となり前年同