農林水産

インフレ率4年半ぶりに2%突破

ドイツ連邦統計局が1日発表した2月の消費者物価指数(ドイツ基準)は前年同月比の上昇率(インフレ率)が2.2%(速報値)となり、欧州中央銀行(ECB)が物価判断の目安とする2%を4年半ぶりに上回った。スペインも欧州連合(E […]

輸入物価が5年8カ月来の上げ幅に、1月は6%

ドイツ連邦統計局が2日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比6.0%増となり、5年8カ月来(2011年5月以来)の大きな上げ幅を記録した。エネルギーが42.3%上昇して全体を強く押し上げた格好。エネルギーを除いたベースで

バイエル―コベストロ株を売却、出資比率53%に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は2月28日夜、法的に分離した素材子会社コベストロの株式10.9%を迅速ブックビルディング(ABB)方式で機関投資家に売却したと発表した。コベストロは現在、業績が好調で株価が上

エボニック―価格低下など響く、減収減益に―

特殊化学大手のエボニック(エッセン)が2日発表した2016年12月期の営業利益(EBITDA、調整済み)は前期比12%減の21億6,500万ユーロへと落ち込んだ。比較対象の15年12月期は飼料用タンパク質事業が好調で全体

青果にレーザーマーキング、包装材削減に向けプロジェクト

商品情報やロゴをプラスティック製などの包装材に明記する代わりにレーザーで青果の皮に直接焼き付けるパイロットプロジェクトを、小売大手のレーベグループが実施する。包装材の使用量を削減することが狙い。同社は昨年、プラスティック

タジキスタン、ロシアと原子力分野で協力合意

タジキスタンは2月27日、ロシアとの原子力平和利用提携に関する政府間合意を交わした。原子力分野で協力するための法的基盤の確立が目的。露国営ロスアトムのリカチェフ最高経営責任者(CEO)とタジキスタン科学アカデミーのラヒモ

BASF―石油安など響く、16年は営業減益に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が2月24日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は前期比6.4%減の63億900万ユーロへと落ち込んだ。石油・天然ガス価格の下落と、天然ガス

バイエル―処方薬と素材がけん引、営業益10%増に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月22日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は113億200万ユーロとなり、前期比で10.2%増加した。処方薬部門と法的に分離した素材子

豚肉禁輸めぐるロシアとの紛争、EUの勝訴確定

ロシアが伝染病の発生を理由に欧州連合(EU)産豚肉の輸入を禁止しているのは不当としてEUが提訴している問題で、世界貿易機関(WTO)の上訴委員会は2月23日、EU側の主張を認めた紛争処理小委員会(パネル)の決定を支持する

ウズベキスタン、ゲノム科学・生命情報学研究所を改組・強化

ウズベキスタンで、シャフカト・ミルジヨエフ大統領の政令に基づき、同国科学アカデミーの下にゲノム科学・生命情報学研究所が設置される。同名の既存研究所を政府研究所に改組するもので、農耕の進歩につながる基礎・応用研究を強化する

豚肉禁輸めぐるロシアとの紛争、EUの勝訴確定

ロシアが伝染病の発生を理由にEU産豚肉の輸入を禁止しているのは不当としてEUが提訴している問題で、世界貿易機関(WTO)の上訴委員会は23日、EU側の主張を認めた紛争処理小委員会(パネル)の決定を支持する裁定を下した。こ

生産者物価が12年3月以来の上げ幅に、1月は2.4%

ドイツ連邦統計局が20日発表した1月の生産者物価指数は前年同月比2.4%増となり、2012年3月以来(4年10カ月ぶり)の大きな伸びを記録した。同物価の上昇は3カ月連続。エネルギーがプラス4.0%となり全体を強く押し上げ

DPD―食品宅配サービスをスタート―

独小包配達大手のDPD(アシャッフェンブルク)は16日、食料品の宅配サービス「DPDフード」を立ち上げると発表した。国内食品宅配市場は規模が小さく今後の拡大の余地が大きいことから、潜在需要を掘り起こせると判断した。まずは

ブルガリア製薬大手、動物医療品を生産増強

ブルガリア製薬大手のヒューヴェファルマ(Huvepharma)は13日、動物用医薬品を手掛ける子会社ビオヴェト(Biovet)が南東部ペシュテラの拠点に新工場を建設すると発表した。投資額は1億5,000万ユーロ。新工場開

卸売物価が5年3カ月来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が13日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比4.0%増となり、5年3カ月ぶり(2011年10月以来)の大きな伸びを記録した。前年同月を上回るのは4カ月連続。石炭・石油製品が16.4%増となり、上昇率が強

石油と野菜が物価押し上げ、1月インフレ率1.9%に

ドイツ連邦統計局は14日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.9%、前月比がマイナス0.6%で速報値と変わりがなかった。前年同月比ではエネルギーが物価を強く押し上

BASF―欧州宇宙機関と農業向けサービスを共同開発―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、欧州宇宙機関(ESA)と協業することで合意したと発表した。ESAが持つ衛星データ・画像を農業向けサービスに活用する方法を農家の協力を受けながら開発していく。 衛星

アルディ・ジュド―米国で巨額投資、店舗照明にLED採用―

独ディスカウントスーパー大手アルディ・ジュド(ミュールハイム・アン・デア・ルール)は8日、米国での巨額投資計画を発表した。既存店舗を増改築・近代化するとともに、新規店舗を開設。同国で展開する店舗を約2,000カ所へと拡大

BASF、農業で欧州宇宙機関と協力

化学大手の独BASFは10日、欧州宇宙機関(ESA)とデジタル農業分野で協力することで合意したと発表した。ESAが持つ衛星データ・画像を農業向けサービスに活用する方法を農家の協力を受けながら開発していく。 衛星データは播

中国企業の対欧M&Aが急増、対独では総額が24倍に

独・欧州企業を対象とする中国資本のM&A(企業の合併・買収)活動は昨年、これまでの規模を件数、金額ともに圧倒する水準へと達した。中国経済の成長鈍化を受けて新たな市場や事業分野を開拓する同国企業が増えていることが

輸入物価が約5年ぶりの上げ幅、12月は3.5%に

ドイツ連邦統計局が1月27日発表した2016年12月の輸入物価指数は前年同月を3.5%上回り、12年1月以来の大きな上げ幅となった。同物価の上昇は2カ月連続。上げ幅は前月の同0.3%から急拡大した。これまで長く物価を押し

インフレ率が5年ぶりに上昇、16年は0.5%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した2016年の消費者物価統計の詳細によると、同年のインフレ率(消費者物価の変動率)は0.5%となり、前年の同0.3%から上昇した。インフレ率の上昇は5年ぶり。エネルギー価格の下落を受けて4月

生産者物価2カ月連続で上昇、12月は1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2016年12月の生産者物価指数は前年同月比1.0%増となり、上げ幅は前月の0.1%から急拡大した。同物価の上昇は2カ月連続。これまで物価を強く押し下げてきたエネルギーがプラス0.2%とな

BASF―インドの稲用農薬市場に参入―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日、インドで稲用農薬の販売を開始すると発表した。コメは同国の主食で生産高が年1億トンを超えることから、大きな売り上げを期待できるとみて参入を決めた。BASFはインドで

農家の減少続く、養豚農家は3年間の減少幅が18%に

ドイツ連邦統計局によると、2016年時点の農家(企業形態の農業事業者を含む)の数は27万6,000軒で、13年に比べて約9,000軒(約3%)減少した。減少幅は10年~13年の同1万4,000軒(約5%)を下回ったものの

卸売物価が4年2カ月来の上げ幅に、12月2.8%

ドイツ連邦統計局が13日発表した2016年12月の卸売物価指数は前年同月比で2.8%上昇し、4年2カ月ぶりの大きな上げ幅となった。同物価の上昇は3カ月連続。上げ幅は10月の0.5%、11月の0.8%を大きく上回っており、

アルツケム―IPOへ、飼料添加剤工場を建設―

中堅特殊化学メーカーの独アルツケム(トロストベルク)は16日、フランクフルト証券取引所で今年上半期中に新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。2月中旬までに市場デビューを果たすもようで、同取引所で今年最初のIPOとな

バイエルCEOが“トランプ詣で”

独バイエルのヴェルナー・バウマン最高経営責任者(CEO)は11日、買収予定の米モンサントのヒュー・グラントCEOとともに米国のトランプ次期大統領を訪問し、意見を交わした。米国第一主義を唱えるトランプ氏はメキシコで工場建設

キューバ、ベラルーシとの提携強化に関心

キューバがベラルーシとの提携強化に関心を示している。アルバレス在ベラルーシ・キューバ特命全権大使は10日のキューバ革命58周年を機に開いた記者会見で、特にバイオテクノロジー、農業、製造業での協力を視野に入れていることを明

アイスランドがEU加盟交渉再開か、新政権発足で

アイスランドで11日、中道右派の独立党を中心とする連立政権が発足した。新政権はEU加盟の是非を問う国民投票の実施を模索しており、2015年に打ち切られた加盟交渉が再開される可能性が出てきた。 アイスランドは経済の柱である

生産者物価が3年5カ月ぶりに上昇、11月+0.1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比0.1%増となり、2013年6月以来3年5カ月ぶりに上昇へと転じた。エネルギー価格の下落幅が前月の同2.2%から1.7%に縮小したほか、消費財、投資財、中

K+S―中東同業に30%出資―

肥料大手の独K+S(カッセル)は19日、サウジアラビア同業のアルビアリク(Al-Biariq)に資本参加することで合意したと発表した。中東、アフリカ、南アジア市場で事業を強化する考え。7月には中国の合成硫酸マグネシウム肥

11月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.2%に

ドイツ連邦統計局は13日、11月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.8%、前月比が0.1%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイ

卸売物価2カ月連続で上昇、11月の上げ幅は0.8%に拡大

ドイツ連邦統計局が13日発表した11月の卸売物価指数は前年同月比0.8%増となり、上げ幅は前月の0.5%から拡大した。同物価の上昇は2カ月連続。鉱石・金属が6.3%上昇し、最大の押し上げ要因となった。また、スクラップ・リ

バイエル

製薬大手の独バイエルは7日、競合ベーリンガー・インゲルハイムから寄生虫駆除剤「シデクチン」の米国事業を取得することで合意したと発表した。買収を通して製品の種類を拡充する戦略に基づく措置。取引金額は明らかにしていない。買収

キルギスとインド、提携強化で合意

キルギス共和国とインドの貿易・経済・科学技術協力委員会は11月28日にキルギスの首都ビシュケクで開いた会合で、繊維分野での提携に向けた作業部会を来年1-3月期に立ち上げることで合意した。 さらに両国は農業分野での提携でも

輸入物価の下げ幅が一段と縮小、10月は0.6%に

ドイツ連邦統計局が29日発表した10月の輸入物価指数は前年同月を0.6%下回ったものの、下落幅は6カ月連続で縮小した。エネルギー価格の下落率が狭まっていることが大きく、直近のピークである4月(6.6%)に比べると輸入物価

ベラルーシとスロバキア、関係強化で合意

スロバキアのフィツォ首相は25日、訪問先のベラルーシで同国のコビャコフ首相と会談し、貿易・経済分野での提携強化に向けた協定に調印した。具体的にはパワーエンジニアリングや製薬、石油化学分野で協力する。また、木材加工、情報技

エボニック―飼料用プロバイオティクスを出展―

家畜の腸内環境を改善する飼料用プロバイオティクス製品を特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が今月中旬にハノーバーで開催された酪農用製品見本市「ユーロティア2016」に出展した。食の安全に対する消費者の意識の高まりを受け

米モンサント、エストニアの営農ソフト会社を買収

農業化学大手の米モンサントは21日、農業経営ソフトを手がけるエストニアのバイタルフィールズ(VitalFields)を買収したと発表した。欧州におけるデジタル農業事業の強化が狙い。取引額など契約の詳細は明らかにされていな

加リナマー、ハンガリー工場を増強

カナダの自動車部品・農機製造大手リナマーのハンガリー子会社リナマー・ハンガリーはこのほど、72億フォリント(約2,300万ユーロ)を投じて生産能力を増強することを明らかにした。投資額のうち5億780万フォリントは政府の助

CO2排出削減計画を政府が了承

ドイツ政府は14日、連邦環境省主導で策定した二酸化炭素(CO2)排出削減計画を承認した。同計画は昨年パリで開催された国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の取り決め(パリ協定)を受けたもので、エネルギーや

自動車燃料価格、上昇に転じる

ドイツ連邦統計局が11日発表した10月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率(ドイツ基準)は0.8%となり、2年来の高水準を記録した。エネルギー価格の下落幅が縮まったことが大きく、ここ数年下落が続いていた

卸売物価が上昇に転換、10月+0.5%に

ドイツ連邦統計局が11日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比0.5%増となり、2013年から続く下落にようやくストップがかかった。消費財が1.0%上昇したことが最大の押し上げ要因。石炭・石油製品の下落幅が0.2%まで

ビルケンシュトック―自然化粧品など新分野に進出―

コルクを用いた足形にフィットするサンダルで有名な靴製造の独ビルケンシュトック(ノイシュタット・アン・デア・ヴィート)が、新たな事業分野を開拓する。オリファー・ライヒェルト社長が経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』に明らかにし

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