電力・エネルギー

ブルガリアのIoT新興企業シングズログ、100万ユーロを調達

●同社は後付け式のライフライン監視システムを運営 ●すでに欧州、アジア、豪州の30カ国強に進出 省エネ・省資源ソリューションを手がけるブルガリアの新興企業シングズログ(ThingsLog)は、このほど行ったシードラウンド […]

ポーランド石油最大手オルレン、ロトスを4社と共同買収

●ロトスの一部資産を第3者が買収するというEUの認可条件を満たす ●買収にはサウジアラムコやMOLなどが参加 ポーランド石油最大手PKNオルレンは13日、同2位の国営グルパ・ロトスを4社と共同で買収することで合意したと発

スロベニアが脱石炭を決定、33年に褐炭発電を中止

●EU助成金2億5,000万ユーロを産炭地での産業転換に役立てる ●褐炭火力発電所は排出権の価格高騰ですでに採算割れ スロベニア政府は13日、2033年までに石炭を電源として使用することを中止する方針を固めた。デッドライ

コベストロ―豪社からグリーン水素調達へ―

化学大手の独コベストロは17日、豪鉄鉱石大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)傘下のフォーテスキュー・フューチャー・インダストリーズ(FFI)からグリーン水素とその派生物の供給を受けることで基本合意したと発表

ティッセンクルップ―電解槽子会社の社名を変更―

独複合企業ティッセンクルップは13日、電解プラント・エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズの社名をティッセンクルップ・ヌセラ(nucera)」に改めると発表した。ヌセラは新しいを意味する「

EnBW ―BPと洋上風力発電の海域を共同確保、英で2度目―

独エネルギー大手EnBWは17日、英石油大手BPと共同で洋上風力発電用の海域を英国で確保したと発表した。両社が洋上風力発電海域を同国で獲得するのは2度目。スコットランドの英国王室領を管理する公益法人クラウン・エステート・

ルノーが30年までに欧州で完全EV化、90%から目標引き上げ

仏自動車大手ルノーは13日、2030年までに欧州で販売する乗用車を100%電気自動車(EV)にする計画を明らかにした。これまでは同年までに90%をEVにする目標を掲げていた。EUが35年までにハイブリッド車を含むガソリン

1月1日付の法令改正

【労働・社会保障・税】 ・最低賃金引き上げ。1時間9.60ユーロから9.82ユーロに(7月1日からは10.45ユーロ) ・労使が折半する公的年金保険料の料率、18.6%に据え置き ・年金受給開始年齢、1956年生まれで6

ビンファスト―独でEV生産へ―

ベトナム複合企業ビングループの自動車子会社ビンファストがドイツで電気自動車(EV)を生産する計画だ。独貿易・投資振興機関(GTAI)と現在、協議を進めている。実現すれば米テスラに次いで独にEV工場を持つ外資系2社目の企業

12月インフレ率5.3%に、21年平均は93年以来の高水準

ドイツ連邦統計局が6日発表した2021年12月の消費者物価指数は前年同月比5.3%増(暫定値)となり、1992年6月以来の大きな上げ幅を記録した。エネルギー価格の上昇率は前月の22.1%から18.3%に低下したものの、食

輸入物価の上げ幅25%に拡大、エネルギーは2.6倍に

ドイツ連邦統計局が12月23日発表した11月の輸入物価指数は前年同月比24.7%増となり、上げ幅は前月の同21.7%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第1次石油危機の渦中にあった

11月鉱工業生産は微減

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した2021年11月の鉱工業生産指数(15年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で96.3(暫定値)となり、前月を0.2%下回った。減少は2カ月ぶり。経済省は前月の増加幅

世銀がトルコの地熱発電拡大を支援、3億ドル追加融資

●トルコは地熱発電能力を380メガワット超増強する計画 ●新施設の稼働により、約3,000万トンのCO2排出削減を見込む 世界銀行は昨年12月、トルコの地熱発電計画を支援するため、新たに総額3億ドルを融資することを決めた

エネルギー分野の国家補助、欧州委が新ガイドライン発表

欧州委員会は12月21日、気候変動や環境保護、エネルギー分野の国家補助に関する新たなガイドラインを発表した。2050年までの気候中立を目指す「欧州グリーンディール」の目標達成に向け、加盟国は効率的に脱炭素プロジェクトを支

生産者物価が70年ぶりの上げ幅に、11月は19.2%

ドイツ連邦統計局が17日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比19.2%増となり、1951年11月以来70年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は12カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押

気候中立実現に向けた対策案を欧州委が発表

欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、域内の温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標の実現に向けた気候変動とエネルギー関連の対策案を発表した。化石燃料の利用を減らしてクリーンエネルギーを拡大するための具体策

欧州トラック3社が合弁、急速充電網構築へ

商用車大手トレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボの3社は16日、欧州に大型トラックと旅行バス用の充電網を構築するために合弁会社を設立することで合意したと発表した。今後本格化する電動商用車の普及を加速させる狙い。当局の承

原材料不足が化学業界を直撃、来年は生産成長率2%に

原材料不足が独化学業界(製薬を含む)に大きな影響をもたらしていることが、独化学工業会(VCI)の会員企業アンケート調査で分かった。それによると、原材料の供給不足を受けて生産を縮小した企業は35%に達した。「一時的に生産を

ポーランド、太陽光発電の産官学提携で協定締結

●提携の枠組みに期限無し、参加希望の企業団体は随時受け入れ ●太陽光発電の伸びにはプロシューマーの存在大きく ポーランド政府は16日、太陽光発電業界の投資家や企業、学術団体と提携協定を結んだ。欧州連合(EU)の環境政策や

チェコ電力CEZ、独RWEの太陽光発電開発運営企業を買収

●CEZはドイツ市場の強化を狙う ●買収の対象事業の太陽光設置容量は累計400ギガワット超 チェコ電力大手で国営のCEZは17日、再生可能エネルギー大手の独RWEリニューアブルズから、欧州・イスラエルにおける太陽光発電設

欧州最大級のリチウム加工工場、ポルトガルに開設へ

ポルトガルのエネルギー大手ガルプとリチウムイオン電池の製造を手がけるスウェーデンの新興企業ノースボルトは14日、リチウム鉱石を加工し、電気自動車(EV)用電池に使われる水酸化リチウムを生産する合弁会社を設立すると発表した

欧州商用車大手3社が合弁、急速充電網構築へ

商用車大手のトレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボは16日、欧州に大型商用車向けの充電網を整備・運営する合弁会社を設立すると発表した。大型の長距離トラックや旅行用バスを充電するための公共の高性能充電ネットワークを構築・

オルレンとシントスが合弁、小型原子炉の販売で

●GE日立のSMRなどを国内外で販売する計画 ●モジュール炉事業を通じて脱炭素化と国内経済成長に貢献 ポーランドの国営石油会社PKNオルレンは7日、小型・超小型モジュール炉(SMR/MMR)の商業化に向けて、国内化学企業

灯油価格の上げ幅2カ月連続100%超に

ドイツ連邦統計局が10日に発表した11月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は5.2%となり、1992年6月(同5.8%)以来の高水準に達した。昨年はコロナ禍で石油製品の価格が急落していたうえ、7~12

フォルクスワーゲン―EV・デジタル化投資を強化―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは9日、電動車とデジタル化に2022~26年の5年間で計890億ユーロを投資すると発表した。総投資額(1,590億ユーロ)の実に56%強を占める計算。同比率は前5カ年計画(

川崎重工業―水素発電の実証を独でRWEと共同実施―

川崎重工業は9日、独エネルギー大手RWEと共同で水素を用いたガスタービンの発電実証運転を行う計画を発表した。2024年から実施する意向で、すでに詳細協議を開始している。 ドイツ北部のニーダーザクセン州でRWEが運営するエ

ティッセンクルップ―2GW電解槽を受注―

独複合企業ティッセンクルップは13日、エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズが工業ガス大手の米エアー・プロダクツから2ギガワット(GW)強の電解槽を受注したと発表した。エアー・プロダクツが

セルビア、核技術センター建設でロスアトムと枠組み合意

●医療分野における原子力利用が焦点 ●ロスアトムとは国内初の原発建設でも議論 セルビア政府は9日、ロシア国営原子力公社(ロスアトム)と核技術センターの建設に関する一般枠組み合意を交わした。同合意に署名したボボヴィッチ・イ

VW、EV・デジタル化の投資を拡大

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは9日、電動車とデジタル化に2022~26年の5年間で890億ユーロを投資すると発表した。総投資額(1,590億ユーロ)の56%超を占める。同比率は前年に発表した5カ年計画

セルビア、核技術センター建設でロスアトムと枠組み合意

セルビア政府は9日、ロシア国営原子力公社(ロスアトム)と核技術センターの建設に関する一般枠組み合意を交わした。同合意に署名したボボヴィッチ・イノベーション相によると、センター建設プロジェクトの実行母体として合弁会社を設立

トヨタ、西欧の新車を35年までに排出ゼロに

トヨタ自動車は2035年までに西欧で販売する新車を電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)など二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロエミッション車(ZEV)に切り替える計画だ。欧州統括会社のトヨタ・モーター・ヨーロッパ

ティッセンクルップ―成長へギアチェンジ―

独複合企業ティッセンクルップは2日のバーチャル投資家説明会で、2年前から進めてきた抜本的な組織再編の成果が出てきたとして、今後は再び成長に軸足を置いて業績を拡大していく意向を表明した。DXや脱炭素化の流れを追い風に売上高

シーメンス―スマートグリッドでモロッコを支援―

電機大手の独シーメンスは1日、同社と戦略パートナーの仏アトスがモロッコのスマートグリッドプロジェクトを支援すると発表した。両社が提供するプラットホームを用いてモロッコ国営電力・水道公社(ONEE)が全国の計10万個強のス

BASF―風力発電パークの持分を部分売却―

化学大手の独BASFは6日、エネルギー大手バッテンフォールとオランダに共同設置する洋上風力発電パーク「ホランセ・クスト・ザイト」の持分を独保険大手アリアンツに部分売却することで合意したと発表した。保有する同パークの持分4

鉱工業生産3カ月ぶりに増加、投資財がけん引

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で96.8(暫定値)となり、前月を2.8%上回った。増加は3カ月ぶり。投資財が大幅増に転じ、全体

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