電子、電機

ボルボ・カー、内装材で本革を全廃へ

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーは9月23日、内装製品に本革(レザー)を用いず、代替の高級素材への置き換えを進めていくと発表した。2040年までに完全な循環型ビジネスの確立を目指す戦略の一環で、リサイクルおよびバイオ

電機輸出の伸び率鈍化、7月は6.8%に

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した電機製品の7月の輸出高は前年同月比6.8%増の180億ユーロとなり、伸び率は5カ月ぶりに1ケタ台へと低下した。3月から6月までは比較対象の前年同月の水準がコロナ禍第1波の直撃で

利用1位の健康アプリはハイキング・サイクリング用ナビ

独情報通信業界連盟(Bitkom)は22日、情報通信機器とサービスの利用に関する消費者アンケート調査結果を発表した。それによると、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレット端末、フィットネストラッカーを持つ人が最も多く

EDCサービスの印ビューナウ、ブルガリアに進出

●通信遅延が生じにくいEDCは迅速なデータ処理分野に向く ●受け入れ地のプロブディフ・テックパークはでは人材開発も エッジデータセンター(EDC)開発で急成長するインドのビューナウ・インフォテック(VueNow Info

ロシア、国産アプリのプリインストールを義務化

●ヤンデックス、カスペルスキー両社のアプリが義務化 ●オペレーションシステムを有する機器も対象 ロシアで販売されるコンピューターに、来年初めからIT大手ヤンデックスの検索アプリと、カスペルスキーのウイルス対策アプリをあら

韓国車部品大手ハノン、ハンガリーでの生産を増強

●ペーチ、レーチャーグ両工場を増強 ●同社はハンガリーで30年に渡りコンプレッサーなどを生産 自動車の熱・エネルギー管理システムを手がける韓国のハノン・システムズはこのほど、ハンガリー南部ペーチの新工場の建設と、北部レー

トルコのホーン大手セゲル、EVモデルへの製品採用拡大

●製品はテスラ「ロードスター」や中国EVメーカーなどが採用 ●競合は少なく、「欧州で3社、世界では10社~12社」 トルコのホーン大手セゲル(Seger)が世界市場での存在感を増している。同国最大のホーンメーカーである同

リトアニア、中国製スマホの使用中止を勧告

●「チベット、台湾、民主」といった言葉の検閲機能を発見 ●調査対象の中ではファーウェイとシャオミのモデルに問題 リトアニア防衛省は21日、消費者に対し、中国製スマートフォンを買わないよう呼びかけた。政府による調査の結果、

スマホなどの充電器を「USB-C」に統一、欧州委が法案発表

欧州連合(EU)の欧州委員会は23日、EUで販売されるスマートフォンなど携帯型電子機器に差し込む充電ケーブルの端子を「USB-C」と呼ばれるタイプに統一する法案を発表した。消費者の利便性向上と電子廃棄物の削減が狙い。充電

メルセデスベンツ―ステランティスなどの電池合弁に出資―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは24日、欧州競合ステランティスと仏エネルギー大手トタルエナジーズの電池合弁会社オートモティブ・セル・カンパニー(ACC)に資本参加すると発表した。メルセデスは2030年を

トルンプ―量子コンピューターチップ開発・生産へ―

工作機械・レーザー大手の独トルンプはこのほど、量子コンピューターチップの開発と生産に参入すると発表した。今後5年でフルに機能する製品を開発。量子技術を用いた計算機能を従来型のコンピューターで簡単に利用できるようにする。

ヴィテスコ

自動車部品大手コンチネンタルから分離・独立したパワートレイン製造の独ヴィテスコは16日、フランクフルト証券取引所で株式市場デビューを果たした。初値は59.80ユーロ。時価総額は24億ユーロで、アナリストの事前予想(33億

メルク

化学・製薬大手の独メルクは20日、電子材料部門に2025年末までの5年間で総額30億ユーロ強を投資すると発表した。データ送信量の急増や5G、IoTを背景に半導体とディスプレー向け材料の需要が大幅に拡大すると見込まれること

独機械業界の生産成長率、来年は5%に半減

独機械工業連盟(VDMA)は16日、独業界の来年の生産成長率が実質5%となり、今年の同10%(予測)から鈍化する見通しを発表した。新規受注は大幅に増えているものの、材料不足と物流のひっ迫で生産が滞っているためだ。状況改善

トルコ初の国産通信衛星、米スペースXに打ち上げを委託

●23年に「テュルクサット6A」を「ファルコン9」ロケットで発射 ●「自前の通信衛星を生産できる国の仲間入り」=トルコ運輸相 トルコのアディル・カライスマイルオール運輸インフラ相は17日、初の国産通信衛星「テュルクサット

独自部品大手シェフラー、ソンバトヘイで第2工場開所

●同社初の電動車・ハイブリッド車部品専門工場 ●2023年までに年産能力を80万ユニットに引き上げる計画 独自動車部品大手のシェフラーは17日、ハンガリー西部のソンバトヘイで第2工場を開所した。シェフラーグループ初の電動

中国のバッテリー部品メーカー、ハンガリー工場が着工

●投資額は約1.8億ユーロ、稼働開始は2023年の予定 ●リチウムイオン電池用のセパレータフィルムを生産 中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技:Semcorp)はこのほど、ハンガリー東部デブレツ

シュコダ自が9月末に生産を一時停止、半導体部品不足を受け

●同社は8月にも1週間の生産調整を実施 ●トヨタ自動車は21日に生産再開 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が9月末、国内工場での生産を1週間停止する。長引く車載電子機器向け半導体部品の不足が

半導体のメレキシス、ブルガリア拠点を拡張

●成長戦略の一環、世界的な半導体不足に対応する狙いも ●7500万ユーロを投じ、ソフィア拠点の面積を3倍に拡大 半導体の開発製造を手がけるベルギーのメレキシスが、ブルガリアのソフィアにある生産・研究開発(R&D

ロシア、電動車の道路通行料免除を計画

●政府が進める電動車普及策の一環 ●有料道路の割合は低く、全国的な普及の後押しには力不足か ロシア政府は2022年から、電気自動車(EV)の有料道路利用を無料とする方針だ。このほど閣議決定したもので、政府が進める電動車普

インフィニオン―墺パワー半導体工場を開所―

半導体大手の独インフィニオンは17日、オーストリア南部のフィルラハでパワー半導体工場の開所式を行った。半導体は現在、世界的に不足し、コロナ禍からの経済回復の足取りを鈍らせており、ラインハルト・プロス社長は「欧州に(半導体

BASF―CATLと戦略提携、電池材料分野で―

化学大手の独BASFは16日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と電池材料分野で戦略パートナーシップを締結すると発表した。正極材と電池リサイクルの分野で協業。電池の持続可能なバリューチェーンを構築するとともに

ニコラ・イベコ―電気トラックの欧州生産へ、独工場が開所―

伊トラック大手イベコと米スタートアップ企業ニコラ・モーターの合弁会社ニコラ・イベコ・ヨーロッパは15日、ドイツ南部のウルムにあるイベコ工場内で新生産ホールの開所式を行った。欧州向けの電動車両を製造する計画で年内にも製造を

シェフラー―ハンガリーで新工場開所―

自動車部品大手の独シェフラーは17日、ハンガリー西部のソンバトヘイで第2工場を開所した。シェフラーグループ初の電動車部品専門工場で、150人を新規雇用する。新工場の稼働により、グループのEモビリティ関連受注高が来年にも2

インフィニオン、オーストリアのパワー半導体工場が開所

半導体大手の独インフィニオンは17日、オーストリア南部のフィルラハに設置したパワー半導体工場の開所式を行った。半導体は世界的に不足し、コロナ禍からの経済回復の足取りを鈍らせており、ラインハルト・プロス社長は「欧州に(半導

BASF、中国企業と電池材料で提携

化学大手の独BASFは16日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と電池材料分野で提携すると発表した。正極材と電池リサイクルの分野で協業し、電池の持続可能なバリューチェーンを構築するとともに、CATLの欧州事業

中国のバッテリー部品メーカー、ハンガリー工場が着工

中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技)はこのほど、ハンガリー東部デブレツェン近郊で工場建設を開始した。同国外務省によると、投資額は650億フォリント(1億8,600万ユーロ)。政府が130億フォ

独オペルのEVパネルバン「コンボeカーゴ」、受注開始

欧州自動車大手ステランティス傘下の独オペルは9日、パネルバン「コンボカーゴ」の電動(EV)モデル「コンボeカーゴ」の受注を開始したと発表した。販売価格はオランダ市場で2万7,599ユーロからとなる。新モデルはクラス最高レ

日産、欧州のEV販売で25万台達成

日産自動車は6日、欧州市場における電気自動車(EV)の販売台数が累計で25万台に達したと発表した。内訳は、乗用車モデル「リーフ」が20万8,000台、配送用バン「e-NV200」が4万2,000台。同社は2023年末まで

インテルが欧州で半導体増産、2工場を新設

米半導体大手のインテルは7日、欧州での増産に向けて、今後10年間で最大800億ユーロを投資すると発表した。世界的な半導体不足、電気自動車(EV)向け半導体の需要増大に対応するもので、欧州に2工場を新たに開設する計画だ。

8月のインフレ率、93年以来の高水準に

ドイツ連邦統計局が10日に発表した8月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は3.9%となり、1993年12月以来の高水準に達した。昨年はコロナ禍対策で7~12月の半年間、付加価値税率が引き下げられており

卸売物価が47年来の上げ幅に、8月は12.3%

ドイツ連邦統計局が13日発表した8月の卸売物価指数は前年同月比12.3%増となり、1974年10月以来およそ47年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は7カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復

インテル―欧州に2工場を新設―

米半導体大手インテルは7日、欧州での増産に向けて、今後10年間で最大800億ユーロを投資すると発表した。世界的な半導体不足、電気自動車(EV)向け半導体の需要増大に応じたもので、2工場を新たに開設する計画だ。 同計画はゲ

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは10日、2020年度の最優秀サプライヤー12社を選定したと発表した。日本企業は村田製作所(エレクトロニクス部門)、ヒロセ電機(エレクトロメカトロニクス部門)、新光ネームプレート(車両ネッ

独中小サプライヤー、車両電動化に乗り遅れ

急速に進展する車両電動化の流れにドイツの中小サプライヤーが付いていけず脱落する懸念が出ている。財界系シンクタンクIW経済研究所が14日に公開したレポートで明らかにしたもので、調査担当者は、従業員再教育などの分野で支援を行

家電の取扱説明書、しっかり読む人は35%

家電の取扱説明書をしっかり読む消費者の割合がドイツでは35%にとどまることが、独電気電子工業会(ZVEI)の委託で市場調査会社イノリンクが実施したアンケートで分かった。43%は「使用前に簡単に読む」、14%は「トラブル時

電機受注7月も2ケタ増に、事業見通しは8月に大幅悪化

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した同国電機業界の7月の新規受注高は前年同月を21.8%上回り、5カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。世界経済の急速な回復が大きい。国内受注が13.7%、国外が29.3%増加。国外は

ルーマニアのデジタルDNA開発ヒューマンズ、900万ドル調達

●個人の特徴を体系化するAIアルゴリズムの作成を目指す ●情報提供者は自分のAIモデルをNFTとして利用可能に 特定の人に固有な性質をデータ化した「デジタルDNAの」技術開発に取り組むルーマニアのスタートアップ企業ヒュー

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