食品、嗜好品

キャドバリー、クラフトの買収案受け入れ

英製菓大手キャドバリーは19日、米食品大手クラフト・フーズの買収提案を受け入れると発表した。キャドバリーは買収を拒否してきたが、クラフトが買収総額を従来の105億ポンドから119億ポンドに引き上げたことを評価し、方針を転 […]

09年卸売物価7%低下、下落幅は23年来最大

連邦統計局が15日発表した2009年の独卸売物価指数は前年比マイナス7.0%となり、1986年以来23年ぶりの大幅下落を記録した。戦後最悪の不況を受け、幅広い分野で需要が激減したことが反映された格好。 \ 下落幅が特に大

09年独インフレ率0.4%に低下

連邦統計局が14日発表した2009年のドイツの消費者物上昇率は0.4%で、前年の2.6%から大幅に低下した。0.4%は1987年以来22年ぶりの低水準。景気悪化を受け石油製品の価格が大幅に下がったほか、物価に占める比重の

小売・食品製造15社に立ち入り調査、価格カルテル容疑で

連邦カルテル庁は14日、ドイツの小売店11社と食品・ペット用品メーカー4社を対象に立ち入り調査を実施した。菓子、コーヒー、ペットフードの分野でメーカーと販売店が違法な価格カルテルを結んでいた疑いが浮上したため。小売店では

Douglas Holding AG―35%の最終減益に―

小売大手のDouglas(ハーゲン)が13日発表した2009年9月通期決算の最終利益は6,280万ユーロとなり、前年同期から35.4%減少した。不採算店舗の閉鎖コストなどが響いた。売上高は2.3%増の32億80万ユーロ、

ビール業界団体、大手メーカーの脱退相次ぐ

ビール醸造業者連盟(DBB)から脱退する大手ビールメーカーが相次いでいる。11日には独3位のBitburgerが脱退を表明。最大手Krombacherと2位のRadebergerはすでに退会しており、業界売上高全体に占め

ハイネケン、メキシコ飲料大手のビール事業買収

欧州ビール大手のハイネケン(オランダ)は11日、メキシコ飲料大手FEMSAのビール事業を買収することで合意したと発表した。買収額は38億ユーロ。FEMSAのビール事業はメキシコで43%のシェアを持つほか、ブラジルでもシェ

製造業売上の減少率、11月は1ケタ台に低下

ドイツ連邦統計局が11日発表した2009年11月の製造業売上(暫定値)は物価・労働日数調整後の実質で前年同月比9.7%減となった。減少幅が1ケタ台に下がったのは1年ぶり。景気回復が反映された格好で、化学業界では5.0%増

Heineken N.V.―メキシコ飲料大手FEMSAのビール事業買収―

ビール大手の蘭Heineken(アムステルダム)は11日、メキシコの飲料大手FEMSAからビール事業を譲り受けると発表した。足元の欧州市場が頭打ちとなっていることを受け、成長の余地が大きい中南米市場で事業を強化する意向だ

クラフトのキャドバリー買収、条件付きで承認

欧州委員会は6日、米食品大手のクラフト・フーズが英製菓大手キャドバリーを買収する計画を承認したと発表した。キャドバリーがポーランド、ルーマニアで展開するチョコレート事業を第三者に売却することが条件となる。 \ クラフト・

米クラフト、キャドバリー買収額引き上げ

英製菓大手キャドバリーに敵対的買収を仕かけている米食品大手クラフト・フーズは5日、買収額を引き上げると発表した。昨年末に開始した株式公開買い付け(TOB)が不調で、現時点で確保した株式が1.52%にとどまっているため。1

独ゼクト市場、数年ぶりに拡大

ドイツのゼクト(スパークリングワイン)市場は2009年、数年ぶりに拡大したもようだ。不景気で自宅でパーティーを開く人が増えたことが追い風になった。1人当たりの飲酒量も飲食店より自宅の方が数杯多いという。 \ 業界団体と市

Sole-Mizo、ダノンのチョコレート工場を買収

ハンガリーの独禁当局は12月22日までに、同国の乳製品メーカーSole-Mizoによる仏乳業大手ダノンの工場買収を承認した。Sole-Mizoは10月にダノンのハンガリー子会社からTuro Rudiのブランド名で知られる

チェコで酒税引き上げ

チェコでは今月1日から酒税が引き上げられた。財政赤字縮小に向けた政府の増税策の一環で、国産酒の小売価格はアルコール度数が40度以上の蒸留酒で1リットル当たり6コルナ、ビールで0.5リットル当たり50ヘラーの値上げとなるほ

Rotkaeppchen Sektkellerei GmbH―経済危機の影響なし―

ドイツ最大のゼクト(スパークリングワイン)メーカーRotkaeppchenの経営が好調だ。経済危機にもかかわらずこれまでのところ販売に陰りは出ておらず、同社のグンター・ハイゼ社長はdpa通信の取材に対し2010年も国内の

バナナ輸入販売でカルテル、欧州委が数社に異議告知書

欧州委員会はこのほど、複数のバナナ輸入・販売会社がカルテルを結んだ疑いがあるとして、関係各社に異議告知書を送付したことを明らかにした。南欧地域で活動する企業が対象だが、具体名は不明。 \ 今回のカルテル疑惑では、欧州委が

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