ドイツオリンピック・スポーツ連盟(DOSB)は16日、東京オリンピック(五輪)後の2024年に行われる夏季五輪の開催地として同国北部のハンブルクを推薦する見通しを明らかした。21日の臨時総会で正式決定する。招致が実現すれば52年ぶりにドイツで夏季オリンピックが開催されることになる。
24年五輪の招致には首都ベルリンも意欲を示していたが、地元住民の支持率がハンブルクを下回ったことなどから、敗北した。
同五輪にはすでに米ボストンと伊ローマが名乗りを上げている。また、パリ、アゼルバイジャンの首都バクー、カタールの首都ドーハも立候補する見通しで、激しい競争が繰り広げられそうだ。国際オリンピック委員会(IOC)は17年にペルーのリマで開催する総会で開催都市を決定する。
ドイツでは1936年にベルリン、72年にミュンヘンで夏季五輪が開催された。