電池リサイクル促進のEU新規制、加盟国と欧州議会が合意
欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は9日、域内で使用される電池のリサイクルを促進するための規則案について合意した。電気自動車(BEV)用などあらゆる種類の電池を対象に、使用済み電池の回収率、原材料の再生率について目標を設定 […]
欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は9日、域内で使用される電池のリサイクルを促進するための規則案について合意した。電気自動車(BEV)用などあらゆる種類の電池を対象に、使用済み電池の回収率、原材料の再生率について目標を設定 […]
ドイツのオーラフ・ショルツ連邦首相と国内16州の首相は8日、全国の近距離公共交通機関を月49ユーロの定期券ですべて利用できる「ドイチュラントチケット」の財政負担について最終合意した。導入に伴い発生する費用を国と州が引き受
ドイツの電動車販売台数が来年から大幅に減少するとの見方が浮上している。電力価格が大幅に上昇しているうえ、これまで急速な成長を支えてきた購入補助金が来年から縮小されるためで、デュースブルク・エッセン大学自動車研究センター(
蘭国有送電網大手テネットのドイツ事業を独政府が買収する方向で蘭政府と交渉している。独ハーベック経済相が11月30日に明らかにしたもので、再生可能エネルギーの普及を加速するとともに、好ましくない投資家が重要インフラ企業に出
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した10月の製造業新規受注指数は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比0.8%増(暫定値)となり、3カ月ぶりに拡大した。経済省は企業景況感がやや改善していることを踏まえ、「製造業の
ドイツ連邦統計局が2日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比23.5%増となり、上げ幅は2カ月連続で縮小した。上昇率自体は依然として大きいものの、直近のピークである8月(32.7%)に比べると9ポイント以上、低い。最大
ドイツ連邦統計局が2日発表した10月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで1,335億ユーロとなり、前月を0.6%下回った。景気の低迷が反映された格好で、輸入高も3.7%減の1,266億ユーロへと落ち込んだ。輸出
ドイツ連邦雇用庁(BA)が11月30日発表した同月の失業者数は243万4,000人となり、前月を8,000人下回った。季節要因を加味したベースでは8,000人増えたものの、アンドレア・ナーレス長官は就労者数が大幅に増えて
欧州連合(EU)加盟国は1日の産業担当相理事会で、域内で活動する大企業に対しサプライチェーン(供給網)で人権、環境問題が生じていないかどうかを監視することを義務付ける法案について合意した。欧州委員会の原案では、すべての大
欧州連合(EU)欧州委員会は11月30日、域内の包装廃棄物を削減するための規則案を発表した。一部の使い捨て包装を禁止し、包装材のリサイクルを義務付けるなどして、2040年までに各加盟国で1人当たりの廃棄物を18年比で15
ドイツ政府は25日の閣議で、天然ガスと地域熱、および電力料金の一部を国が負担することを柱とする法案を了承した。消費量が一定限度以内であれば需要家が負担する料金に上限を設定する。エネルギー価格の急騰で圧迫されている家計と企
欧州連合(EU)は24日のエネルギー相理事会でエネルギー価格の高騰を抑えるための緊急対策について協議し、天然ガスの共同購入や、液化天然ガス(LNG)に関する新たな価格指標の開発、緊急時における加盟国間のガス供給の融通など
Ifo経済研究所が24日発表した11月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は86.3となり、前月を1.8ポイント上回った。同指数の上昇は2カ月連続。今後6カ月の見通しを示す期待指数が大幅に改善したことが大きい。ク
市場調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者信頼感指数の12月向け予測値は11月の確定値(-41.9ポイント)を1.7ポイント上回るマイナス40.2ポイントへと改善した。同指数の上昇は2カ月連続。高騰している天然ガス・
ドイツ連邦統計局が25日発表した第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で107.9(2015年=100)となり、前期を0.4%上回った。個人消費(民間最終消費支出)が大きく伸びて全
ドイツ連邦統計局が29日に発表した11月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比10.0%増となり、これまでに引き続き大きく上昇したものの、上げ幅は前月の10.4%から縮小した。インフレ率の低下は4カ月ぶり。最大の物価押し
欧州連合(EU)加盟国は23日の大使級会合で、域内での半導体の研究・開発や生産を推進するための「欧州半導体法案」について合意した。12月1日の閣僚理事会で正式承認する予定。その後は欧州議会で審議される。 欧州委員会が2月
欧州連合(EU)の欧州議会と閣僚理事会は17日、人工衛星を利用したEU独自の通信網の構築に関する規則案で基本合意した。米国や中国、ロシアを中心に宇宙産業の分野で競争が激化するなか、2027年までに域外のシステムに依存しな
インフレ率の上昇が近く、ピークに達する可能性があるとの見方が出てきた。生産者物価が予想に反して大幅に下落したためだ。同物価の動向は最下流の消費者物価を先取りすることから、州立銀行LBBWのエコノミストはロイター通信に、「
ドイツ連邦統計局が15日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比17.4%増となり、上げ幅は前月を2.5ポイント下回った。ただ、エネルギー、原料、中間財の価格高騰を受けて水準自体は依然として極めて高い。 全体を最も強く押
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は18日、独フランクフルトでの講演で、インフレを抑制するため一段の利上げを実施する必要があるとの認識を示した。金融引き締めの一環として、近く保有資産の縮小にも着手し、金融政策の正常化を
ドイツのスヴェーニャ・シュルツェ経済協力開発相とシュテファン・ヴェンツェル経済政務次官は15日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、新たな水素基金2本を立
ドイツ連邦統計局が17日発表した9月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で151.9(暫定値)となり、前月を0.9%下回った。8月までは統計開始(15年)後の最高を7カ月連続で更新
独ベルリン州憲法裁判所は16日、同州で2021年9月26日に実施された州議会選挙と州区議会選挙は無効だとの判決を下した。同選挙では実施計画に問題があったことから、本来の投票時間内に投票が終了しないという問題が発生。また、
政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は9日、『秋季経済予測(経済鑑定)』を提出した。今回の重点テーマはエネルギー危機と高インフレ問題。政府が市民や企業の負担軽減策を行っていることを原則的に評価しながらも、不適切な措
ドイツ政府は9日の閣議で、同国の半導体メーカー、エルモス・セミコンダクターのドルトムント工場を中国同業の賽微電子(サイ・マイクロエレクトロニクス)が完全買収する計画を認可しないことを決定した。ドイツの公共秩序と安全にとっ
ドイツ経済省は14日、露天然ガス大手ガスプロムの元子会社である独SEFE(旧社名ガスプロム・ゲルマニア=GPG)を国有化すると発表した。天然ガスの国内安定供給を確保するための措置で、法律の規定に基づき減資と増資の手続きを
ドイツ政府は9日の閣議で、国家湿地保護戦略を了承した。湿地は大気中の温室効果ガスを削減する効果が極めて高いにもかかわらず、国内の湿地の大半が干拓された結果、そうした効果が大幅に失われている現状を改めていく。希少・絶滅危惧
ドイツ南部のバイエルン、バーデン・ヴュルツブルク、ヘッセン、北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタインの4州は11日に発表した共同声明で、新型コロナウイルス感染者の隔離義務を廃止する方針を表明した。国の感染症対策の司令塔である
連邦統計局が11日発表した10月の消費者物価指数は前年同月比で10.4%上昇し、東西ドイツ統一後最高のインフレ率を2カ月連続で更新した。エネルギー価格の高騰とそれに伴う幅広い分野での値上げに加え、サプライチェーンのひっ迫
欧州連合(EU)の欧州委員会は10日、自動車の新たな排ガス規制案「ユーロ7」を発表した。排ガスに加え、タイヤやブレーキの摩耗で生じる粒子状物質の排出も厳しく規制するというもので、電気自動車(BEV)なども規制対象となる。
欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、財政ルールの改正案を発表した。厳しすぎるとされる財政規律を見直し、各加盟国の財政健全化を重視しながらも、柔軟な債務削減を可能とし、地球温暖化対策で必要となる環境投資などの障害にならない
巨大IT企業に対する欧州連合(EU)の新たな規制「デジタル市場法(DMA)」が1日、施行された。市場支配的な地位にあるプラットフォーマーに対する義務と禁止事項を予め明確化することで、公正な競争を促すのが新規則の狙い。20
欧州の大手通信事業者が欧州連合(EU)に対し、米グーグルやメタ(旧フェイスブック)、ネットフリックスなどの巨大IT企業に通信インフラのコスト負担を義務づける新ルールの導入を求めているもようだ。ロイター通信が4日、事情に詳
ドイツのオーラフ・ショルツ首相は4日、中国を訪問した。共産党の習近平総書記(国家主席)を中心とする3期目の最高指導部が成立した後に主要7カ国(G7)の首脳が訪中するのは初めて。習政権の独裁色強化、ロシアのウクライナ進攻に
ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相は10月31日から11月2日にかけてカザフスタンとウズベキスタンを訪問した。大国ロシアと中国のはざまで難しいかじ取りを余儀なくされている中央アジア諸国に独・欧州が「誠実で公正なオファー
ドイツ政府とエジプト政府は3日、グリーン水素とLNG(液化天然ガス)分野での協業に向け基本合意した。ドイツは化石燃料をベースとする経済から環境に優しいエネルギー経済へとエジプトが移行することを支援。エジプトからグリーン水
ドイツ政府は2日の閣議で、テイクアウト用の容器など使い捨てプラスチック製品の製造元に清掃費用の負担を義務付ける法案を了承した。欧州連合(EU)指令を国内法に転換するもので、資源の浪費と環境汚染を防止する狙いがある。シュテ
ドイツのオーラフ・ショルツ首相と国内16州の首相は2日、地域公共交通機関を1カ月9ユーロで利用できる定期券「9ユーロチケット」の後続商品を導入することで合意した。財源負担をめぐる争いが解決したことから導入が確定した。早け
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が4日発表した9月の製造業新規受注指数は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比4.0%減(暫定値)となり、ウクライナ戦争勃発直後の3月以来の大きな下げ幅を記録した。減少は2カ月連続。経済省は
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した9月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で97.8(暫定値)となり、前月を0.6%上回った。増加は6月以来で3カ月ぶり。第3四半期(7~9月)
ドイツ連邦統計局が2日発表した9月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで1,345億ユーロとなり、前月を0.5%下回った。減少は2カ月ぶり。 輸出を仕向け先地域別でみると、ユーロ圏が1.6%減、欧州連合(EU)の
ドイツ連邦雇用庁(BA)が2日発表した10月の失業者数は244万2,000人となり、前月を4万3,000人下回った。季節要因を加味したベースでは8,000人増えたものの、アンドレア・ナーレス長官は「労働市場は依然として全
ドイツ連邦統計局が10月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比10.4%増となり、上げ幅は前月の10%を上回った。10%台となるのは2カ月連続。川上物価の上昇が最下流の消費者物価に波及している。価格の転
Ifo経済研究所が10月28日発表した同月のドイツ価格計画指数(DI)は前月の53.8ポイント(修正値)から51.5ポイントへとやや低下した。サービスと建設部門では上昇したものの、流通と製造部門で下落し、全体が押し下げら
ドイツ連邦統計局が1日発表した9月の輸入物価指数は前年同月比29.8%増となり、上げ幅は前月の32.7%を下回った。ただ、上昇率は依然として極めて高く、物価が落ち着く見通しは立っていない。 全体を最も強く押し上げたのはこ
欧州中央銀行(ECB)は10月27日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決めた。物価高に歯止めがかからないため、9月に続いて通常の3倍となる大幅利上げに踏み切った。 利上げは3会合連続。主
Ifo経済研究所が10月26日に発表した同月の独製造業輸出期待指数(DI)はマイナス5.3ポイントとなり、前月のマイナス6.0ポイントからやや改善した。ただ、4カ月連続でマイナスの領域にとどまっており、状況は依然として厳
ドイツ連邦統計局が10月28日発表した2022年第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前期を0.3%上回った。物価高騰、ウクライナ戦争、サプライチェーンのひっ迫、コロナ禍など経済
市場調査大手GfKが10月27日発表したドイツ消費者信頼感指数の11月向け予測値は10月の確定値(-42.8ポイント)を0.9ポイント上回るマイナス41.9ポイントとやや改善した。これまでは1991年の調査開始後の最低を