ZF―ヘリ用トランスミッション事業売却へ―
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンがヘリコプター用のトランスミッションなどを手がける子会社ルフトファールトテヒニクの売却に向けた手続きを進めている。ZFの確認を得た情報として24日付『フランクフルター・アルゲ […]
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンがヘリコプター用のトランスミッションなどを手がける子会社ルフトファールトテヒニクの売却に向けた手続きを進めている。ZFの確認を得た情報として24日付『フランクフルター・アルゲ […]
自動車照明大手の独ヘラーは27日、本社所在地リップシュタットで従業員を削減すると発表した。新型コロナ危機で事業環境が厳しくなったことに対応。管理と開発部門で2023年末までに計900人を整理する。 同社は18年8月、自動
独自動車部品大手のボッシュは21日、新事業部クロスドメイン・コンピューティング・ソリューションを設立し、既存のエレクトロニクス事業とソフトウエア事業を新事業部に集約すると発表した。車両システムにおいて、高度な電気・電子シ
独自動車部品大手のコンチネンタルは20日、2020年第2四半期決算(暫定値)の売上高が66億2,000万ユーロとなり、売上高利益率(EBITベース、調整済み)はマイナス9.6%となったと発表した。第2四半期に入り事業環境
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは14日、電気駆動車の熱管理配管システム向けに熱可塑性樹脂チューブの新製品「TPフレックス」を開発したと発表した。従来品より軽さと柔軟
自動車・産業用フィルターなどを製造する独ヘングスト は17日、独自動車部品大手ボッシュの油圧・電動駆動子会社ボッシュ・レックスロスから油圧フィルター事業を買収すると発表した。産業用フィルター事業の強化がねらい。買収金額は
道路照明インフラにセンサーを設置して交通データを収集し、都市部における自動運転の安全性向上に役立てるドイツの共同研究プロジェクト。2016年12月に開始した当該プロジェクトはこのほど、3年以上に渡る研究を終え、研究成果を
先進運転支援システム(ADAS)の有力企業であるイスラエルのモービルアイが自動運転車の公道試験を独南部のミュンヘンとその近郊で近く、開始する。同社の移動サービス担当者がdpa通信に明らかにした。 カメラ12台を搭載したフ
自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は21日、運転アシスト、自動運転、カーマルチメディア、駆動装置、ボディエレクトロニクスのソフトウエアと電子部品事業を統合すると発表した。車載システムを簡素化するとともに、これ
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は20日、2020年4-6月期(第2四半期)の売上高営業利益率(調整済みのEBITベース)がマイナス9.6%(暫定値)となったことを明らかにした。新型コロナ危機の直撃を受けた
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は14日の監査役会で、2工場の閉鎖を決定した。昨年打ち出した構造改革計画に基づく措置。競争力を高める狙いだ。 同社は昨年9月、構造改革「トランスフォーメーション2019-20
自動車用ケーブルの保護管などの製造を手がける仏デルフィンゲンは17日、独同業シュレマーからルーマニア、ロシアの工場を含む欧州・アフリカ事業を買収する方向で独占交渉に入ったと発表した。ドイツ顧客との地理的距離を縮め、欧州市
独自動車部品大手のコンチネンタルは20日、ルーマニア北東部のヤシ拠点の拡張工事を完了したと発表した。投資額は2,700万ユーロ。エンジニアリング事業を強化する。当初は今年3月の完工を予定していた。 拡張後の新社屋は8階建
自動車や航空宇宙業界向けなどに開発・試験ソリューションを提供している独dSPACEは9日、仏ソフトウエア会社のインテンポラ(Intempora)を買収したと発表した。Intemporaのソフトウエアの統合により、自動運転
ドイツ航空宇宙センター(DLR)はこのほど、新たに4つの研究機関を設立すると発表した。◇フューチャー・フューエル◇低エミッションの航空機用駆動システム◇電動航空機◇無人航空機――の4分野に関する研究機関を新設する。 ◇フ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は13日、シート製造子会社SITECHを独シート大手ブローゼとの合弁会社へと転換することで基本合意したと発表した。SITECHは業績不振が続いていることから、合弁
ドイツ自動車開発・設計会社のエダック(EDAG)は10日、トルコ初の拠点を設立したと発表した。現地顧客へのサービス強化が狙い。 立地はコジャエリ県ゲブゼ地区のITパーク「ビリシム・ヴァディシ」でオフィス面積は600平方メ
独自動車部品大手のボッシュはこのほど、ステアリング部門の人員削減について労使合意した。ドイツ南部のシュヴェービッシュ・グミュントにある拠点の従業員約4,700人のうち1,850人を削減する。ただし、解雇は行わず、年配社員
独軍需・自動車部品大手ラインメタルの自動車部門ラインメタル・オートモーティブは6日、大手自動車メーカーから電動真空ポンプの大型受注を獲得したと発表した。契約規模は総額で2億5,000万ユーロとなる。当該ポンプは、中国の上
自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は2日、同国西南部のシュベービッシュ・グミュントにある操舵システム工場での人員削減計画で従業員代表と合意したと発表した。4,700人のうち1,850人を2026年末までに整理
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)とサプライヤー大手のコンチネンタルを対象に独検察当局が1日、立ち入り調査を実施した。VWの違法なディーゼルエンジン開発に絡んだもので、コンチネンタルは社員が同開発に協力した疑いを持たれ
独自動車部品大手コンチネンタルは6月30日、セルビア北部のノビサドで新工場の建設を計画していることを明らかにした。ディスプレイやカメラなどを含む車載情報機器の生産に向けたもので、同地にある内装部品や安全制御システムを開発
独自動車用照明・電子部品大手のヘラー は6月26日、米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)から2019年のサプライヤー賞を受賞したと発表した。2年連続の受賞となる。GMがこのほどオンラインで開催したバーチャル受賞式では
独自動車部品大手のコンチネンタルがこのほど開発した大型商用車向けの後付け運転支援システム。レーダーセンサーにより、車両の右側に位置する自転車や歩行者を認識し、右折時の事故を防止する。2020年夏から専門店を通して販売を開
自動車部品大手の独SEGオートモーティブ(シュツットガルト)は6月25日、同国北部のヒルデスハイム拠点での生産を停止することを明らかにした。新型コロナ危機で激減した需要の回復には時間がかかると予想されることから、過剰とな
独自動車照明・電子部品大手のヘラーは19日、中国の自動車部品大手、敏実集団有限公司(ミンス)と現地合弁会社の設立で合意したと発表した。レドーム(レーダーの保護カバー)やイルミネーション付きロゴ需要の増加を受け、これら部品
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップはこのほど、ハンガリー南西部ペーチでの電動車モーター向け部品の生産開始時期を遅らせる方針を明らかにした。当初予定の2021年から最長で2年間延期する。理由は明らかにしていないものの、新
自動車の軸受け部品などを手掛ける独フォアヴェルク・オートテックは16日、セルビア中西部チャチャクで新工場の開所式を行った。ポルシェなどの主要メーカーに部品を供給する。投資規模は5,000万ユーロで、従業員数は現行の186
自動車部品大手の独ボッシュがシュツットガルト近郊のビーティヒハイム・ビッシンゲンにある操舵システム工場を、来年末をめどに閉鎖ことが18日、明らかになった。同工場は採算が取れていないことから、生産を欧州内の他の拠点へと移管
独自動車部品大手のボッシュが開発した自動二輪用の自動緊急コール装置。車載センサーとボッシュが開発した衝突アルゴリズムにより、事故が発生したかを認識し、スマートフォンのアプリを介して自動的にボッシュのサービスセンターおよび
ドイツの自動車用通信部品大手MDエレクトロニクはこのほど、ブルガリア北西部のヴラツァで新工場を完成させた。投資額は2,150万レフ(1,100万ユーロ)。1万平方メートルの敷地に工場、倉庫、事務所棟を設置した。通信ケーブ
独自動車部品メーカーのケーニヒメタルはこのほど、セルビア中部のイバニツァに工場を開設した。投資額は非公表。同国政府によると、工場は5,000平方メートル規模で、独アウディやポルシェ向けの金属部品を生産する。将来的に工場を
独シュツットガルト検察当局は10日、自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンに4,250万ユーロの過料支払いを命じた。同社が顧客の自動車メーカーに販売したトランスミッション制御用ソフトに絡んで監督義務を怠ったためと説
ローム(京都市右京区)は4日、独自動車部品大手コンチネンタルのパワートレイン事業であるヴィテスコ・テクノロジーズ(以下、ヴィテスコ)がロームをシリコンカーバイド(SiC)技術の優先サプライヤーに選定したと発表した。また、
独自動車照明・電子部品大手のヘラーがこの夏、スロバキアで340人弱を削減する。新型コロナの影響で需要が大きく縮小し、減産に追い込まれたためだ。 ヘラーのスロバキア従業員数は約1,900人。このうち、北西部トレンチーン県の
独自動車部品大手のコンチネンタルは2日、ルーマニア事業に3,300万ユーロを追加投資し、ティミショアラの研究開発(R&D)センターを拡張すると発表した。6階建てのオフィス棟を新設するほか、グループ内で開発した製
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンが従業員の最大1割を今後5年で削減する意向だ。新型コロナ危機を受けて需要が減少していることから、生産能力を調整する考え。ヴォルフヘニング・シャイダー社長が従業員に宛てた文書を
独自動車照明・電子部品大手のヘラー は20日、取引先銀行から5億ユーロの協調融資を新たに確保したと発表した。新型コロナ危機で経済の先行きが不透明なことや、感染拡大の影響を受けて自動車関連産業の景気が停滞していることから、
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループ は20日、英国のガス・水道事業者にガスパイプ用のエレクトロフュージョン(EF)継手を供給すると発表した。供給先は明らかにされていない
自動車用ルーフシステムなどを生産する独ベバストは5月19日、2019年通期の売上高が37億ユーロとなり、前年に比べ約9%拡大したと発表した。大幅な増収は、昨年春に韓国の合弁会社Webasto Dongheeを完全子会社化
パイオニア(東京都文京区)は5月26日、独自動車部品大手のコンチネンタルと統合コックピットの開発で戦略提携すると発表した。特にアジア市場をターゲットに、新しいユーザー体験を提供する統合コックピットを開発で協力する。 具体
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは20日、取引先銀行から協調融資枠13億5,000万ユーロを新たに確保したと発表した。
競合コンチネンタルも前日、社債発行を通して市場資金15億ユーロを調達したことを明らかにしている。
ZFが確保した追加融資枠は総額30億ユーロに上る既存のリボルビング・クレジット・ファシリティ契約を補完するもので期間は1年。
独自動車部品大手のボッシュは15日、独自に開発した生産設備でマスクを生産すると発表した。
この生産ラインは、ボッシュの子会社が開発した。
また、需要があれば生産ラインを供給する。
鉄鋼事業や造船事業で提携・分離の可能性を模索する一方、素材事業、ベアリングなどの産業部品事業、自動車部品事業は引き続き保持する。
提携・分離を計画する事業の売上高は合わせて約60億ユーロ、従業員数は約2万人となる。
鉄鋼事業と造船事業では、自力による利益率の改善に努めると同時に、他社との提携や経営統合の可能性を模索する。
独自動車部品大手のコンチネンタルは11日、新型コロナウイルス(Covid-19)感染の患者を搬送するストレッチャー向けに抗菌仕様のベッドカバーを開発したと発表した。
同ストレッチャーはハノーバー市およびニーダーザクセン州が見本市会場に開設した仮設病院で使われるもので、コンチネンタルは50台分のベッドカバーを提供した。
カバー素材は医療分野向けに特別に開発された合成繊維「skai Pandoria Plus」で、ストレッチャーのベッドの上面と下面を完全に覆って使用する。
独自動車部品メーカーのZFフリードリヒスハーフェンは12日、「ザックス」ブランドで展開する電子制御CDC(連続可変ダンピングシステム)ダンパーのラインナップを大幅に拡充すると発表した。
アフターマーケット部門を強化する戦略の一環で、従来の高級車向けに加え、中小型車向けのスペアパーツを拡充した。
従来のダンパーシステムは車両への装着時にあらかじめ減衰力が設定されるのに対し、CDCダンパーはドライバーの運転のくせなどに応じて減衰力を瞬時に調整する。
また、欧州、米国、アジアの各拠点で医療資材に関する知見を共有し、医療従事者向けのフェイスガードの部材を生産している。
ドイツのレーゲンスブルク拠点では、感染防止のためドアハンドルに取り付ける付属部品を3Dプリンターで開発した。
米バージニア州のウィンチェスター工場では1日当たり6,000枚以上のフェイスガードを生産し、地元の医療機関や警察、消防署に寄贈している。
一方、英ダゲナムの拠点では3Dプリンターを使って人工呼吸器の部品を生産している。
従業員650人が3交代制で従事し、国内の公立病院(NHS)が緊急に必要とする人工呼吸器「Penlon Prima ES02」1万5,000台分の部品を供給する。
このためフォードは同拠点の倉庫をわずか3週間で生産施設に改装した。
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は19日、社債発行で総額15億ユーロの市場資金を調達したと発表した。
同社は3月末時点で68億ユーロの流動性を持ち、資金繰りにゆとりがあるものの、新型コロナ危機で経済の先行きが不透明なことから、自由に使える資金を増やし、事業活動に支障が生じないようにする考えだ。
償還期間3年半と6年3カ月の社債をそれぞれ7億5,000万ユーロ発行した。
鉄鋼と軍用船の2部門についてはグループ内にとどめるとしながらも、合弁化も視野に入れていることを明らかにした。
ティッセンの下で今後も事業を展開する部門は材料取引、産業部品、自動車部品、鉄鋼、軍用船の5部門。
一方、経営の重荷となっているプラント建設、パワートレイン・ソリューションズ、ばね・スタビライザー、インフラ、厚板、電池ソリューションズ事業およびイタリアのステンレス鋼生産子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)については新設する受け皿部門「マルチトラックス」へと移管し、売却ないし事業拠点の閉鎖を検討する。