東欧市場における自動車工業界の動き

ロシア、3月の新車販売は13%増

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した2012年3月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は25万2,816台となり、前年同月に比べ13%増加した。1~3月の累計は前年同期比19%増の61万4,273台となっ […]

ルノー・日産、ロシアで共同生産開始

ロシアの自動車最大手アフトワズのトリヤッチ工場で4日、ルノーと日産自動車との共同の生産ラインが稼働を開始し、プーチン首相ら要人が出席して記念式典が開かれた。 \ 新しい生産ラインは提携している3社が4億ユーロを投じて完成

日産、「キャシュカイ」の生産を英からロシアに一部移管へ

日産自動車は、英サンダーランド工場で行っているコンパクトクロスオーバー車「キャシュカイ」(日本名:「デュアリス」)の生産の一部をロシア・サンクトペテルブルク工場に移管する。6日付け『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ

TPCA、昨年の最終利益は74%減

トヨタ自動車とPSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)の2011年の最終利益は前年比74%減の3億7,100万コルナに落ち込んだ。売上高も23%減の400億コルナ

チェコ中古車販売大手AAAオート、過去最高益に

チェコの中古車販売大手AAAオートは29日、昨年の連結純利益が過去最高の1,030万ユーロになったと発表した。連結売上高は2億7,670万ユーロだった。昨年は前年比13%増の4万4,828台を販売した。1台当たりの平均販

スロバキア政府、高級車税の導入を検討

スロバキア政府が高級車を対象とした特別税の導入を検討している。財政赤字削減に向けた施策の一つで、2,400万ユーロの歳入増を見込む。課税基準としては、エンジン出力と排ガス性能が候補に挙がっている。ペーテル・カジミール新財

BMW、ロシアで1万5,000台リコール

独自動車大手BMWは3月26日、ロシアでセダンの「5シリーズ」とクーペの「6シリーズ」で、2003~10年に生産された全車両をリコール(回収・無償修理)すると発表した。バッテリーケーブルカバーが正しく取り付けられていない

GM、オペルのポーランド生産能力拡大へ

米ゼネラルモーターズ(GM)は、独子会社オペルの独ボーフムと英エレスメアポートの工場を閉鎖し、ポーランドにあるオペルのグリヴィツェ工場の生産能力を拡大することを計画している。独『シュピーゲル』誌がGM内部筋から得た情報と

メルセデスのハンガリー工場稼動、小型車を年10万台生産

ハンガリー東部のケチュケメートで独メルセデス・ベンツの新工場が29日操業を開始した。生産コストを抑え、価格に敏感なコンパクトカー・小型車部門における競争力を強化するのが狙い。当初は「Aクラス」と「Bクラス」を年10万台生

アウディ、新物流センター開設か

ハンガリー国家資産管理公社(MNV)が実施するドナウ川のグニュー河川港開発プロジェクトの入札に、独自動車大手アウディのハンガリー子会社であるアウディ・フンガリアが参加することを検討している。現地通信社のMTIがこのほど報

起亜自スロバキア、純利益60%増

韓国・起亜自動車のスロバキア子会社であるキア・モーターズ・スロバキアがこのほど発表した2011年の純利益は6,860万ユーロで、前年から60%増加した。売上高も15%増の33億3,000万ユーロに拡大した。生産拠点である

スロバキア、中国向け乗用車輸出が急増

スロバキアから中国への乗用車輸出が急増している。スロバキアのポストバンクが発表したデータによると、昨年の輸出は13億ユーロで、輸出全体の14.9%を占めた。これにより乗用車輸出分野で中国が、ドイツ(14%)とフランス(1

ルーマニア政府、自動車買い替え支援を継続

ルーマニア政府は、自動車買い替え支援プログラム「ラブラ(Rabla)」を今年4月以降も継続することを決定した。ボルベーリー環境相が19日、明らかにした。 \ ラブラは、製造から10年を経過した車両を処分して新車に乗り換え

マツダのロシア合弁交渉、最終合意間近

マツダとロシアの自動車製造・販売会社ソラーズが進めている合弁生産会社の設立に向けた交渉が、合意に近づいている。マツダのグローバルマーケティング担当役員、毛籠勝弘氏が現地の報道陣に語った。合弁の工場は極東沿岸のプリモライに

VW、ロシア販売台数15%増目指す

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループがロシア事業を強化する。ロシア子会社のオセゴヴィッチ社長は20日にモスクワで開かれた自動車フォーラムに出席し、今年は前年比10~15%増の販売拡大を計画していることを明らかに

アフトワズ、車種拡充の方針・新市場開拓に向け

ロシア自動車最大手アフトワズは海外で新たな市場を開拓するのにあたってモデル・ラインナップを拡充させる方針だ。コマロフ最高経営責任者が20日、モスクワで開かれたロシア自動車フォーラムで明らかにした。 \ コマロフCEOは海

起亜、スロバキア工場で増産

起亜自動車 のスロバキア子会社キア・モーターズ・スロバキアは20日、同社の2012年通期の乗用車生産が28万5,000台となり、前年の25万2,000台を約13%上回るとの見通しを明らかにした。欧州やロシアでの販売好調が

シュコダ、2月の出荷台数13%増

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、2月の出荷台数が前年同月比13%増の7万2,100台に拡大したと発表した。1-2月期の出荷台数は14万7,500台となり、前年同期から12%伸びた。

Daimler

自動車大手の独Daimlerがロシアのトラック最大手Kamazへの出資比率を従来の15%から25%プラス1株に引き上げることを、ロシアの独禁当局が承認した。商用車部門を統括するアンドレアス・レンシュラー取締役が19日、明

スロバキアの11年自動車生産14%増

スロバキアの2011年の自動車生産台数が前年比13.9%増の63万9,763台に上ったことが、国際自動車工業連合会(OICA)の調べで分かった。中東欧ではチェコ、ポーランドに次ぐ規模だが、人口1,000人当たりの生産台数

ルノー、スロベニア工場で減産

仏自動車大手のルノーは、欧州市場での受注減少を受けてルーマニアのレヴォズ工場で生産規模を縮小する。現地通信社『STA』がこのほど報じた。4月26日から夜間の生産を停止し、3交代制から2交代制に切り替える。正社員80人、契

ルーマニア政府、フォードに対する助成を減額

ルーマニアのウングリャヌ内閣は定例閣議で、米フォードに対する投資助成金を1億4,300万ユーロから7,500万ユーロに減額することを決定した。2007年の民営化契約で合意された項目の多くが「大幅に変更」されたことが理由だ

独ダイムラー、ロシア商用車最大手の少数阻止株獲得へ

ドイツの自動車大手ダイムラーが、ロシアの商用車最大手カマズに追加投資する。ロシア連邦独占禁止局(FAS)は19日、ダイムラーがカマズ株10%を買収し、出資比率を25%プラス1株に引き上げることを承認した。これにより、ダイ

ロシア、2月の新車販売は25%増

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が11日発表した2012年2月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は20万6,873台と、前年同月から25%増加した。1~2月の累計販売台数は前年同期比23%増の36万1,279台だ

トヨタ、ロシアでの販売を強化

トヨタがロシアでの販売を強化する。今年はトヨタ・ブランドで15万1,500台、レクサスで1万8,000台を販売することを計画しており、13.7%の成長を目指す。トヨタモーター・ヨーロッパのアラン・ウテンホーフェン副社長が

2月の新車登録20%増

自動車専門調査会社データハウスが発表したハンガリーの2月の新車(乗用車)登録は4,262台となり、前年同月から20%増加した。1月の伸び率(40%)には及ばなかったものの、好調が続いている。今年1月からオープンエンド及び

仏ルノー、来年からロシアで電気自動車を販売へ

仏自動車大手のルノーがロシアで電気自動車の開発を進めている。ルノー・ロシアのブルーノ・アンセリン社長が7日、開催中のジュネーブモーターショーで発表した。カングーやフルエンスなど既存の電気自動車をロシア市場向けに改造し、2

フィアット、ロシアで自動車生産・ズベルバンクと合弁

伊フィアットは2月28日、ロシアで乗用車と商用車を生産・販売するため、ロシアの最大手銀行ズベルバンクと合弁会社を設立することで基本合意し、覚書に調印したと発表した。 \ 合弁会社にはフィアットが80%、ズベルバンクが20

MAN

独商用車大手のMANトラック・アンド・バス は5日、ロシア市場における2011年通期の販売がトラックで約7,600台、バスは220台となり、欧州メーカーでは2年連続で首位になったと発表した。12トン超のトラックでは欧州メ

長城汽車、ブルガリア工場を稼働

中国自動車大手の長城汽車は21日、ブルガリア北部のロベッチに建設していたノックダウン工場を正式に稼働させた。欧州連合(EU)に中国の自動車メーカーが工場を持つのは初めてとなる。同日催された式典にはブルガリアのボイコ・ボリ

トヨタとプジョーの合弁工場が減産へ、5月から

トヨタ自動車とPSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)が、5月からチェコのコリーン工場における生産を縮小する。小型車販売が減少していることを受けた措置。今年の生産

モスクワ市、エコバスを大量導入

ロシアのモスクワ市が環境に優しいエコバスを2,000台以上導入する。同市の資源・環境保護局のクルバチェフスキー局長がこのほど現地紙『モスクワタイムズ』のインタビューの中で明らかにした。EUの排出ガス基準「ユーロ4」以上に

ロシアの1月新車販売、前年比26%増

ロシアの自動車業界団体である欧州ビジネス協会(AEB)が6日発表した2012年1月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は15万4,406台と、前年同月から20%増加した。 \ 1月のメーカー・ブランド別販売台数は、国

タタ・モーターズがルーマニアに工場開設

インド自動車大手のタタ・モーターズが、ルーマニアのクルージュ県にあるテタロム工業団地に工場を開設することを検討している。同県のアリン・ティーゼ知事がこのほど現地報道陣に明らかにした。同工業団地は昨年11月にフィンランドの

トヨタ、ロシア工場の現地調達率を引き上げへ

トヨタ自動車は、ロシアのサンクトペテルブルク工場における現地調達率を15%から30%に引き上げる。現地経済紙『Wedomosti』がこのほど伝えた。トヨタは今後3年間に約27億ルーブル(6、800万ユーロ)を投資して2工

VW、ロシア・カルガ工場で40%増産

フォルクスワーゲン(VW)のロシア・カルガ工場は昨年、生産量を前年比40%増の13万4,500台に拡大した。ロシア経済サイト『Rosinvest.com』がこのほど報じた。2010年は約9万5,000台だった。 \ カル

VWのスロバキア工場、4月から3交代制導入

独フォルクスワーゲン(VW)は4月中旬からスロバキアのブラチスラバ工場の稼働体制を2交代制から3交代制とし、従業員も650人増員する。VWスロバキアのRath取締役が1日、明らかにした。 \ ブラチスラバ工場は昨年8月に

独ダイムラー、カマズの経営権取得の意向

独自動車大手ダイムラーは、ロシアのトラック最大手カマズ(Kamaz)の経営支配権を取得する方針だ。カマズの筆頭株主である国営持ち株会社ロステクノロジーのセルゲイ・チェメゾフ最高経営責任者(CEO)が1月30日、インタファ

EV充電スタンド3千カ所設置へ

電気自動車(EV)の開発や充電インフラを手がけるロシアのレボルタは1月31日、最大で15億ルーブルを投資して2013年までに全国3,000カ所にEV用充電スタンドを設置する計画を発表した。 \ レボルタのオソーリン社長に

独ダイムラー、カマズの経営権取得の意向

独自動車大手ダイムラーは、ロシアのトラック最大手カマズ(Kamaz)の経営支配権を取得する方針だ。カマズの筆頭株主である国営持ち株会社ロステクノロジーのセルゲイ・チェメゾフ最高経営責任者(CEO)が1月30日、インタファ

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