東欧市場における電機電子工業界の動き

デンマークのEMS大手GPV、スロバキアに新工場

●製造コストを抑え、欧州事業を展開する顧客ニーズに応える ●新工場は既存拠点に隣接して建設、2024年初頭に稼働の予定 デンマークの電子機器受託製造(EMS)大手GPVは23日、スロバキアに新工場を設置すると発表した。欧 […]

野鳥識別AIソリューション開発 Bird Buddy(スロベニア)

人工知能(AI)を活用した野鳥用のスマート給餌器を開発製造している。庭先で野鳥が餌を食べる様子を端末からリアルタイムに観察できるほか、AIによる鳥認識システムを通じて450種類以上の鳥の種類を識別し、給餌器を訪れた鳥の種

EMS大手の中国USI、ポーランドに第2工場設置

●同社はシステムインパッケージ(SiP)の世界大手 ●生産能力を引き上げて欧州需要の増大に応える 電子機器受託製造サービス(EMS)を手掛ける中国の環旭電子(USI、上海)は20日、ポーランドで新工場の起工式を行った。U

Tモバイル・ポーランド、ワルシャワに技術ハブを開設

●自動車、コネクテッドカー、航空宇宙分野など対象に事業展開 ●5Gや光ファイバー、機械学習などのプロジェクトに取り組む ドイツテレコム傘下のポーランド移動通信大手Tモバイル・ポーランドはこのほど、ワルシャワにテクノロジー

米半導体大手インテル、ポーランドに組立・検査施設を計画

●独・アイルランドの既存拠点と連携し半導体製品を生産 ●同国の誘致は他国より「少しだけ貪欲」だった=インテルCEO 米半導体大手のインテルは16日、ポーランド南西部のブロツワフ近郊に半導体チップの組立・検査施設を設置する

露IT大手ヤンデックス、セルビアに国外最大拠点を開設

●AIアシスタントや対話型AIに似た言語モデル開発に注力する ●将来的に人員数で同社にとり2番目に大きな拠点になる見込み ロシアIT大手のヤンデックスはこのほど、セルビアの首都ベオグラードに国外最大規模のオフィスを開設し

中国創維集団、トルコでEV用電池生産へ

●800V+4Cの超急速充電に対応した電池を生産する ●EVブランドの天美汽車はトルコで新モデル生産を行う可能性 中国家電大手の創維集団(スカイワース)は19日、トルコに電気自動車(EV)用電池工場を建設することで、現地

独ボッシュ・レックスロス、スロベニアで新工場開所

●スロベニアの既存3拠点をすべて新工場に移す ●電動ドライバーなどの製造工程を国内で一貫して担当する 独ボッシュの産業機器子会社ボッシュ・レックスロスが16日、スロベニアのブルニクで新工場を開所した。投資額は1,320万

ルーマニアのSMR導入計画、国内および米韓の6社が提携

●6社は欧州におけるSMR事業拡大でも協力する意向 ●サムスン物産はSMR導入でニュースケールと包括的に提携 ルーマニアにおけるモジュール式小型原子炉(SMR)の導入に向け、ルーマニア、米国、韓国の6社が提携する。ルーマ

露ヤンデックス、モスクワでロボタクシー試験運行開始

●運行に際しては緊急時対応のため監視役のドライバーが同乗 ●同社は無人車事業を別会社のヤンデックスSDGに分離 ロシアIT大手のヤンデックスはこのほど、モスクワ南部のヤセネヴォ地区で無人タクシー(ロボタクシー)の試験運行

ピッキングロボット開発 Nomagic(ポーランド)

電子商取引(EC)事業者向けに高度なピッキングロボットのソリューションを開発している。従来のロボットアームが、あらかじめ指定された物品を「A地点からB地点」に移すようプログラムして機能するのに対し、同社のソリューションは

ハンガリーで中国のEV電池大手が新たな投資計画

●ハンガリーではすでにCATLやEve Powerが電池生産の計画を発表 ●同国はEV電池生産で将来的に世界2位に浮上=シーヤールト外相 ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は9日、中国宜賓市(四川省)で開催された「世界動

東欧が欧州のヒートポンプ生産地に

●ポーランド、チェコ、スロバキアに大手メーカーが工場設置 ●必要な人材が比較的安く雇用できるのが強みに 燃料価格の高騰やロシア・ウクライナ戦争に起因するエネルギー危機でヒートポンプの需要が高まる中、東欧がヒートポンプの重

スロバキア、台湾と半導体分野で提携

●スロバキアの訪問団は台湾の政府系機関と8つの覚書を交わす ●半導体の他、パワーデバイスや電動車の複合部品開発で協力 スロバキアのペーテル・シュヴェツ副経済相は8日、訪問中の台湾で、台湾工業技術研究院(IRTI)とスロバ

AWSがブダペストにオフィス設置、同国で初

●国内の顧客や提携先へのサポート体制を強化 ●AWSは同国でクラウド技術向上に向けたプログラムを複数提供 クラウドサービス大手の米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は5日、ハンガリーのブダペストに同国初のオフィス拠点を

EV充電向けロケーションサービス開発 Mobilyze(スロバキア)

公共の電気自動車(EV)充電ポイントの運営者向けに、EV充電の利用予測サービスを開発している。独自の機械学習(ML)モデルを用い、欧州各地の充電ポイントの現在の利用状況の評価と、将来の需要の予測をできるようにした。これに

トルコの学生チーム、居眠り運転予防システムを開発

●カメラが両目の6ポイントの位置を測定し、まばたきの間隔も計測 ●頻度が多くなるとアラートが流れ、LCD画面にも警告表示 アンカラのバシュケント大学の学生が居眠り運転による事故を防止するシステムを開発した。車内に設置され

三菱電機、ハンガリーのV2X技術企業と提携

●安全な自動運転とADASのためのV2Xプラットフォームを提供 ●コムシグニア社はV2X技術を搭載した車載機器や路側機を製造 三菱電機は24日、路車間・車車間通信(V2X)技術開発のハンガリーのコムシグニア(Commsi

米ビザ、ポーランドに技術・製品ハブを設置

●ビザにとり世界で5番目の技術・製品ハブ、中東欧では初 ●今後数年間で最大1,500人の技術者を雇用 米クレジットカード大手のビザは23日、中東欧地域で初となる技術・製品ハブをポーランドに開設すると発表した。電子商取引(

ニデックのセルビア工場が開所、生産事業の中核拠点に

●2工場を開所、EVモーターとインバーター、ECUを生産 ●同社はセルビアを生産活動の中核拠点と位置づける ニデック(旧日本電産)は18日、セルビア北部のノビサドで2工場の開所式を行った。需要が増す電気自動車(EV)用の

ポーランド初の水素機関車、試験運行にゴーサイン

●PESAは水素機関車の開発で石油大手PKNオルレンと提携している ●水素機関車は牽引能力が3200トン、1日分の水素燃料は約170kg ポーランド初の水素燃料電池機関車(水素機関車)がまもなく実用化される見込みだ。同国

トルコ地熱業界団体、地熱塩水からリチウム抽出

●年間1,500トンの需要を20年間満たせる試算 ●リチウム埋蔵量は他国よりも多く、輸出品目としても期待 初の電動国産車の大量生産を計画するトルコで、電源である二次電池の原料として重要なリチウムを地熱塩水から採取しようと

農薬散布ドローン開発 Kray Technologies(ウクライナ)

農薬・肥料散布用のドローンを開発している。1日当たり最大1,200エーカー(4.86平方キロメートル)を完全自動で飛行し、4インチ(約10センチメートル)の高精度で農薬や肥料を散布できるのが特長。同機の活用により農家はコ

中国EVEエナジー、ハンガリーに電池工場を設置

●独BMWの現地EV工場に供給するとみられる ●EV用円筒型バッテリーの年産能力は28GWh 中国のリチウムイオン電池大手EVEエナジー(恵州億緯鋰能)はハンガリー北西部のデブレツェンに工場を設置する。Eモビリティ専門サ

富士通ゼネラル、ポーランドでヒートポンプ生産か

●現地紙によると、工場建設費は10億ズロチ、雇用は1,000人以上 ●同国はヒートポンプ需要が急拡大、ダイキン工業も工場を建設 富士通ゼネラルはポーランドでヒートポンプ暖房機工場の設置を検討しているもようだ。国営ポーラン

墺イニオ、セルビアから水素対応ガスエンジン発電機を受注

●グリーン水素を燃料とし、EV充電スタンドの電源として利用 ●00%水素に対応するCHPがセルビアに導入されるのはこれが初 ガスエンジンを手がけるオーストリアのイニオは、ベオグラード郊外の熱電併給施設(CHP)向けに、水

アグリテック開発 SMAPP LAB(ハンガリー)

農家向けに害虫となる昆虫の監視プラットフォームを開発している。従来のフェロモントラップに人工知能(AI)技術を組み合わせ、リアルタイムのデータを収集して害虫の動態を予測することで、農家に対し農薬の使用を最適化できるような

シュコダ自、車載電池生産を拡大

●年内に生産ラインを増設、電池の日産量は2,300台に ●内訳はBEV向けが1,500台、PHV向けが800台 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が、ムラダー・ボレスラフの本社工場での車載電池

電動ハイパーカーのリマックグループ、ESS市場に参入

●新ブランド「リマック・エナジー」を通じ展開する ●製品は25年から量産開始、年産量は10GWh以上 クロアチアの高級電気自動車(EV)メーカー、リマック・アウトモビリ傘下のリマック・テクノロジーは4日、新ブランド「リマ

タムラ製作所がルーマニアに工場設置、モジュール製品を生産

●充電器などモジュール製品の需要拡大に対応 ●来年11月の量産開始を予定する タムラ製作所は8日、ルーマニアに生産拠点を設置すると発表した。電子部品事業を強化し、欧州市場で拡大する充電器などモジュール製品の需要を取り込む

マイクロソフト、ポーランドにクラウドリージョンを設置

●同社にとり中東欧地域で初の設置、投資額はおよそ10億米ドル ●HPCの需要増大とクラウドサービスの待ち時間短縮に対応する 米マイクロソフトは4月26日、中東欧地域で初となるクラウドのデータハブ(クラウドリージョン)をポ

VRゲーム用SDK開発 LIV(チェコ)

ゲーム業界のクリエイターや制作者向けにバーチャルリアリティ(VR)ゲーム用のソフトウエア開発キット(SDK)を開発する。オンラインでVRゲームの実況や解説動画を配信するストリーマーが利用できるよう、様々な機能をオールイン

ポーランドのヒートポンプ販売数、昨年は102%増加

●同国の伸び率は3年連続で欧州一 ●ダイキン工業、ボッシュもヒートポンプ工場を建設 ポーランドでヒートポンプ需要が急速に拡大している。欧州ヒートポンプ協会によると、昨年の販売数は前年比102%増の19万5,480台に達し

南アのソーラーMD、ブルガリアで再生エネ用蓄電池を生産

●ブルガリアのグリーンエネ設備容量は今後3年で6000MWを超える ●同社はグリーンエネの貯蔵システム用にリン酸鉄リチウム電池を生産 南アフリカのリチウムイオン蓄電池大手ソーラーMD(Solar MD)は2日、ブルガリア

正極材最大手の韓国エコプロ、ハンガリー工場着工

●EV135万台分に相当する10万8,000トンの年産能力を整備 ●韓国のバッテリー材料メーカーが欧州に置く初めての工場 韓国のバッテリー正極材最大手エコプロBMは21日、ハンガリー東部のデブレツェンで工場を着工した。電

ファラシスとTOGGのバッテリー合弁、トルコ工場で量産開始

●年産能力は当初3GWh、2031年までに20GWhに引き上げる ●製品は自動車業界や産業設備、エネルギーセクターなどに供給 リチウムイオン電池の製造を手がける中国の※能科技(ファラシス・エナジー)は20日、トルコの電動

風力タービンのシーメンス・ガメサ、ポーランドで大型受注

●バルト海洋上風力パークに発電容量1.5GWのタービンを供給 ●バルティカ2は同国の洋上風力発電施設として過去最大の規模 独シーメンス・エナジーの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサが20日、ポーランドで大型事業を受

独計量器大手ビゼルバ、セルビア工場が開所

●同社にとり中東欧初の生産拠点 ●小売店向けのハイテク計量器を生産する 計量器大手の独ビゼルバは20日、セルビア中西部のヴァリェヴォで工場を開所した。小売店向けのハイテク計量器を生産する。同社にとり中東欧初の生産拠点で、

露ズベルバンク、独自のAIチャットボットの運用開始

●「ギガチャット」はユーザーを限定し試験的に運用 ●ロシア語を「インテリジェント」に運用できるという ロシア銀行最大手のズベルバンクは24日、米オープンAIの対話型人工知能(AI)「チャットGPT」と同様の機能を持つ「ギ

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