アジア企業の欧州動向

ゴレニアのセルビア給湯器子会社、スウェーデン暖房機器大手に売却

家電大手・中国海信集団(ハイセンス)のスロベニア子会社ゴレニアは19日、セルビア子会社で給湯器やヒートポンプを手がけるゴレニア・ティキ(Tiki)をスウェーデンの暖房機器大手ニベ・インダストリーAB(NIBE)に売却することで合意したと発表した。

売却額は公表していない。

新会社「ハイセンス・ヨーロッパ」を設立し、欧州事業全体を統括する。

三菱商事―蘭エネルギー大手を中部電力と共同買収―

三菱商事は25日、欧州で総合エネルギー事業を展開する蘭エネコの売却入札に中部電力と共同で参加し、優先交渉権を獲得したと発表した。

三菱商事と中部電力が共同で設立した新会社ダイアモンド中部ヨーロッパを通じて、最大100%の株式を41億ユーロ(約5,000億円)で買収する。

今後は両社の関係を深化させることでエネコの技術力・ノウハウを活用し、欧州内外での三菱商事の再エネ開発を加速させる。

韓国電装品メーカー京信、セルビアに欧州初の生産拠点

中部のスメデレブスカ・パランカのグベラシュ工業団地に建設し、1,000人を雇用して電装部品を製造する。

工場の生産能力や工期などは明らかにされていない。

同社はワイヤーハーネスや電圧コネクターなどの電装部品を生産し、主に韓国メーカーに供給している。

中国遠洋海運、ブダペスト鉄道貨物ターミナルに資本参加

中国国営海運会社の中国遠洋海運集団(COSCO)は20日、オーストリア鉄道物流大手レールカーゴのハンガリー子会社、ブダペスト鉄道貨物ターミナル(BILK)の株式約15%を取得したと発表した。

段(Duan)在ハンガリー中国大使は、中国企業によるハンガリー物流会社への資本参加は両国の関係強化を象徴するものであり、中国政府が同国との協力深化に意欲的であることを強調した。

BILKは2003年、ブダペスト南部の敷地面積22万平方メートル超の拠点で営業を開始した。

中国通信モジュール大手クエクテル、セルビアにR&D拠点

中国通信モジュール製造最大手のクエクテル・ワイヤレスソリューションズ(Quectel Wireless Solutions)は12日、セルビアの首都ベオグラードに研究開発(R&D)センターを設置すると発表した。

欧州における同社の開発拠点として整備する。

本国のR&D部門と共同で開発に取り組む。

ロシアと中国、国外での地下鉄建設事業で合弁を計画

中国鉄建は現在、モスクワの地下鉄整備事業に参加している。

中国鉄建は2017年以来、モスクワ地下鉄の大環状線の4.6キロメートル区間と3つの新駅の建設を行っており2020年末には完成する見通し。

また、モスクワ南西部のコムナルカに建設されるビジネスセンターの第1期工事に10億ドルを投資することを計画している。

スロバキアの「空飛ぶ車」、中国投資家が関心

クライン社長は中国市場について「成功するには長期戦の構えが必要」と話す。

「自動車メーカーは10年前、中国市場のことを笑っていたが、今では中国無しでは利益が出せない状況になっている」とし、航空機業界にとっても中国が重要市場になるとの見方を示した。

クライン社長は以前に同じスロバキアのエアロモービルで飛行自動車の開発を手がけていたが、2016年に同社を辞め、翌17年に新会社クライン・ビジョンを立ち上げた。

モンテネグロ企業、中国企業と提携して新方式の発電所を建設

モンテネグロのワールド・ビジョン・カンパニー(WVC)が中国虹橋国際投資(CRIIC)と提携し、運動エネルギーを利用したキネティック発電所(KPP)を建設するもようだ。現地メディアがWVCの創業者であるジュレティッチ氏への取材をもとに報じたところによると、近く独・スイス系のエンジニアリング企業セーブ・ザ・プラネットからモンテネグロ及びセルビアにおける技術ライセンスを取得する。
ジュレティッチ氏によると、投資回収期間のキロワット毎の発電コストは0.03ユーロに過ぎず、5年で投資が回収できるという。WVCはまた、モンテネグロ政府に対し、キネティック発電所に再生可能エネルギー法を適用するよう求めていく方針だ。
セーブ・ザ・プラネットは独ロッシュ・イノベーションズのスイス子会社。先ごろ、セルビアの首都ベオグラードにあるロッシュの研究開発(R&D)センターでキネティック発電機を稼働した。同発電機の出力は11.8キロワットで、稼働に必要な電力(消費電力)の1.6キロワットの7倍を超える。
KPPは浮力を利用してタービンを回し、発電する技術だ。

ファーウェイ、セルビア政府のAIプラットフォーム開発に協力

中国通信設備大手の華為技術(ファーウェイ)がセルビア政府の人工知能(AI)プラットフォームの開発に協力する。

セルビア政府が5日明らかにしたもので、電子政府庁のジョヴァノヴィッチ長官が訪問先の上海で同社と提携覚書を交わした。

ファーウェイはまた、提携の一環で、政府が計画するクラグイエヴァツ・データセンターにクラウド基盤を提供する。

ハンガリー、ファーウェイによる5G構築を容認

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は5日、上海市で開かれた「第2回中国国際輸入博覧会・虹橋国際経済フォーラム」で、国内電気通信企業が次世代移動通信網(5G)の構築で華為技術(ファーウェイ)と提携することを認める姿勢を明確

華住酒店集団―独名門ホテルを買収―

中国ホテル最大手の華住酒店集団(Huazhuグループ)は4日、高級ホテルブランドを展開する独ドイチェ・ホスピタリティをエジプト人オーナーから買収すると発表した。事業拡大戦略に基づく措置。7億ユーロで完全傘下に収める。 ド

中国海信傘下のゴレニア、本社機能をリュブリャナに移管

新会社「ハイセンス・ヨーロッパ」を設立し、欧州事業全体を統括する。

本社移転後のベレニエにはハイセンス・グループの欧州サービスセンターとコンピテンスセンターが設置される。

現在、ベレニエで年産能力100万台のテレビ工場の建設を計画しているほか、同地の冷蔵庫生産を今年1月1日付でセルビアのヴァリエヴォ工場に移管した。

ヤンデックス、自動運転車をデトロイトモーターショーに出展

ロシアのインターネット大手ヤンデックスが来年6月に開催される米デトロイト国際モーターショーに自動運転車の出展を計画している。

7月には現代自のセダン「ソナタ」をベースにした自動運転車の試作モデルを発表していた。

ヤンデックスは今年5月に自動運転車の公道実証試験を開始した。

PSAの自動二輪部門、印マヒンドラの欧州二輪子会社に売却

これによりトゥーホイーラーズは主力の欧州市場の成長を加速するとともに、アジアなど新興市場における地位を強化する。

トゥーホイーラーズは2015年にPMTCの株式の51%を取得していた。

トゥーホイーラーズは先進技術を積極的に導入していく方針で、PMTCの新モデル「プルシオン」にプジョー「308」などに導入されている新世代コックピット「アイ・コックピット」の技術を採用している。

ベラルーシ・中国合弁のエンジン工場が開所

投資額は推定2,000万ドルで、このうち1,400万ドルをイ柴が出資した。

新工場の年産能力は1万基だが、2交代制を導入することで2万基に倍増できる。

MAZは、イ柴の姉妹会社でトランスミッションを手がける陝西法士特歯輪(シャンシー・ファスト)ともギアボックス生産で合弁する計画で、今年7月にやはりグレートストーン工業団地で新工場の建設に着手した。

米ジョイソン・セイフティ、ハンガリー工場に追加投資

中国・寧波均勝電子(ジョイソン・エレクトロニクス)の米国子会社で自動車の安全部品を製造するジョイソン・セイフティ・システムズが、ハンガリーのミシュコルツ工場に160億フォリント(4,800万ユーロ)を追加投資する。

ミシュコルツ工場はタカタが6,800万ユーロを投じて建設したもので、2014年に操業を開始した。

ジョイソンは世界の自動車大手35社に安全部品を供給しており、ミシュコルツ工場も製品の90%を輸出している。

中国の人型ロボットメーカー楽聚、セルビア進出を検討

人型ロボットを製造販売する中国の楽聚機器人技術(Leju Robotics)がセルビア進出に関心を示している。

楽聚はセルビアに注目した理由として、欧州・中東・アジア・アフリカの中心に位置する地の利に加え、中国人のビザなし渡航が可能なことを挙げている。

同社は人型ロボット「アーロス(Aeros)」、「パンド(Pando)」、「タロス(Talos)」を製造するほか、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)技術を開発する。

サムスンSDI、ハンガリーのEVバッテリー工場拡張

韓国のサムスンSDIは10日、ハンガリーの電気自動車(EV)用バッテリー工場を拡張すると発表した。

サムスンSDIは2017年5月、ブダペスト近郊のゲデに、サムスンの旧プラズマディスプレーパネル工場を再活用する形で進出した。

ハンガリーにおけるEV用バッテリー生産では、北西部のコマーロムに韓国のSKイノベーションとインジコントロールズが、東北部ミシュコルツにGSユアサが進出しているほか、北部のシャルゴータルヤーンに韓国のブンチュン・プレシジョンが工場設置を計画している。

アリババ、露ネット通販合弁会社が始動

電子商取引(EC)世界大手の中国アリババのロシア合弁事業がスタートした。

政府系金融機関のロシア直接投資基金(RDIF)が9日明らかにしたもので、同社と携帯通信大手メガフォン、無料メールサービス大手メールルー(Mail.Ru)、RDIFによる4者合弁「アリエクスプレス・ロシアJV」の設立が完了し、事業を開始した。

アリババは47.8%を出資する筆頭株主で、世界で1,000万の中小事業者と20億人の顧客を取り込むという長期国際戦略の中でロシア合弁事業を重要な一歩と位置付けている。

カザフ・ヌルスルタン、電気バス100台を導入

カザフスタンの首都ヌルスルタンが電気バス100台を導入する。

導入されるバスは全長12メートルで、乗車定員は30人。

カザフスタン政府は公共交通機関の低炭素化を進めており、すでに700台の電気駆動車両が導入されている。

ルール地方の交通会社がBYDから電気バス購入

ルール地方の公共交通会社BOGESTRAとHRCはこのほど、中国の自動車メーカー比亜迪汽車(BYD)から電気バスを計22台、調達すると発表した。

来年から路線に投入する。

これとは別に充電インフラも購入する。

ユーラシア経済連合とシンガポール、FTA締結へ前進

ロシアなど5カ国が加盟するユーラシア経済連合(EEU)とシンガポールは1日、自由貿易協定(FTA)を締結した。

また、EEUが既に締結しているイランとのFTAもまもなく発効する見通しだ。

一方、EEUがイランと2018年5月に妥結した貿易協定は今月27日に発効する。

Mitsubishi Heavy:三菱日立製鉄機械―シーメンスとの合弁を完全傘下に―

三菱重工業は1日、子会社の三菱日立製鉄機械が電機大手の独シーメンスから合弁会社プライメタルズテクノロジーズ(PT)の株式49%を取得することで合意したと発表した。

PTは2015年1月、三菱日立製鉄機械とシーメンスがロンドンに設立した合弁。

市場環境が厳しさを増すなかで競争力を強化することが同合弁設立の狙いで、三菱日立製鉄機械はPTを通して製品ラインアップを拡充するとともにグローバル展開を加速した。

ブルガリア、韓国企業の新EVバッテリー拠点候補に

首相団は、8月に工場誘致で交渉を開始した現代自動車を訪問し、ブルガリア政府としての戦略提携案を説明した。

複数メディアは今年7月、現代自がチェコのノショヴィチェ工場で小型SUV「ツーソン」の新型ハイブリッド(HV)およびプラグインハイブリッド(PHV)に加え、EV「コナ・エレクトリック」の生産も検討していると報道した。

実現した場合、同工場は同社最大の海外EV生産拠点となり、バッテリーの安定調達を確保する必要が生じる。

Sibur:露中石化大手、合弁生産2件で合意

第2の計画では、中国にニトリルゴム(NBR)工場を新設する。

両社はすでにクラスノヤルスクでNBR合弁工場を運営している。

既存工場と同様、新工場も需要の高まる中国および東南アジアへNBRを供給する。

Azoty:化学大手アゾティ、PP生産計画への投資条件で現代エンジなどと合意

プロジェクト実施を担うポリツェによると、総投資額15億2,000万ユーロのうち40%を投資受け入れ・増資(株式取引)で、60%を借り入れで賄う。

国内石油大手ロトスとは最大5億ズロチ(1億1,000万ユーロ)の投資受け入れで基本合意書を調印済み。

また、年内にポリツェが10億ズロチ(2億3,300万ユーロ)の増資を予定している。

Marlok:マーロク―中国企業が50%出資―

自動車部品製造の独マーロク・オートモティブ(エスリンゲン)はこのほど、中国同業の北京威カ威汽車零部件など3社に自社売却する契約を締結したと発表した。

北京威カ威汽車零部件は自動車用の樹脂部品を製造している。

マーロクに出資する北京威カ威汽車零部件以外の投資家2社は明らかにされていない。

ロシア首相、中国との関係強化に意欲

具体的には、科学・宇宙開発や貿易拡大などで20本以上の協定に調印した。

宇宙開発では、月・宇宙研究センターを共同で設立するほか、それぞれが計画する月探査計画での協力で合意した。

メドベージェフ首相は中国への輸出に関連し、ガスパイプライン(東ルート)が年末にも稼働する予定を確認。

Huawei:華為技術―5GのR&D拠点をウィーンに開設―

中国の電機大手華為技術がオーストリアの首都ウィーンに次世代移動通信規格5Gの研究開発(R&D)拠点を開設する。

同国を欧州における5Gの試験地と位置づけている。

5Gインフラ構築でこれまでに締結した約50件の契約の大半を欧州が占める。

CRRC:ハンガリーRCH、中国中車にハイブリッド機関車を発注

CRRCは36カ月以内に列車けん引用と構内入換用の2モデルを開発・製造し、国内と欧州での認可取得を終えてRCHに納品する。

RCHはまず4年間機関車をリースし、成果が確認されれば購入あるいはリースを継続する。

両モデルを各20~22台追加発注することも想定している。

Mando:万都―フランクフルトにR&D拠点開設―

韓国の自動車部品大手万都は19日、独フランクフルトに新しい研究開発(R&D)センターを開設した。

フランクフルト西部のゾッセンハイム地区にあるビジネスパーク内にR&Dセンターを開設した。

万都は韓国、中国、インド、米国、ドイツにR&D拠点を持つ。

Huawei:華為技、セルビア政府のデータセンター設置計画に関心

中国通信設備大手の華為技術(ファーウェイ)が、セルビア政府のデータセンター設置計画への参加に関心を示している。

同社はまた、参加と引き換えにセルビアに西バルカン地域センターを設置することも検討しているという。

華為技が関心を示しているのはセルビア政府の計画するクラグイエヴァツ・データセンターの設置計画だ。

Leo Express:チェコ民間鉄道レオ・エキスプレス、中国中車製鉄道の納入開始

同社はチェコ、スロバキア、ポーランドで列車を運行しているが、他の欧州諸国にも進出する計画だ。

レオ・エキスプレスは現在、プラハーオストラバーコシツェ線で、シュタッドラー製の「FLIRT」を運行している。

また、アルストムからリースしているディーゼル列車「リント」15編成の改造計画が近く完了する見通しだ。

トルクメニスタンがデジタル化を推進、中国企業と協力

トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領は6日、デジタル化を推進する方針を含むサイバーセキュリティ法に署名した。

国営通信TDHによると、政府はデジタル化の推進と同時に中国企業と協力してコンピューターの国内生産を目指しており、年内に独自ブランドで生産を開始する予定だ。

貿易・対外経済省付設のコンピューター技術研究所は生産実現に向け、中国の投資会社、恒盛連花及びコンピューターなどを生産する同方国際信息技術有限公司と共同でアグジビルリク・ティリスマティ社を設立した。

中国の力帆実業、ロシア新工場を断念

中国の自動車メーカー、力帆実業がロシア西部のリペツクで計画していた組立工場の建設を断念した。

力帆実業は2014年に同工場の建設計画に署名していた。

リペツク州政府によると力帆は同工場に3億ドルを投資する予定だった。

Zvezda:ロシアのズヴェズダ造船所、サムスン重工に砕氷型LNG船の設計を委託

ロシアのズヴェズダ(Zvezda)造船所は4日、ロシア天然ガス2位のノバテクが推進する液化天然ガス(LNG)プロジェクト「アークティックLNG2」向けの砕氷型LNG船の設計を、韓国の同業サムスン重工業に委託した。

両社は同日、シャトルタンカー(海上基地に貯蔵された原油を陸地に運ぶ船舶)を共同で建造する合弁会社設立も発表しており、設計契約でさらに提携関係を深める。

ロスネフチは海洋設備・船舶の新規建造を全てズヴェズダ造船所に発注することで同社と契約を結んでおり、すでに船舶28隻(せき)の設計・建造・納入で合意した。

Volocopter:ボロコプター―吉利が出資、中国投入に向け合弁も―

空飛ぶロボットタクシー(無人機)を開発する独ボロコプター(ブルッフザール)は9日、同社の資金調達に中国自動車大手の浙江吉利控股集団などが応じたと発表した。

吉利とは合弁会社を設立し空飛ぶロボタクの中国市場投入を目指す方向だ。

吉利はボロコプターの空飛ぶロボタクを中国に導入することを目指している。

Vossloh:フォスロー―機関車事業を中国中車に売却―

鉄道設備大手の独フォスロー(ヴェルドール)は8月26日、機関車事業を鉄道車両世界最大手の中国中車(CRRC)に売却することで合意したと発表した。

今回の取引により鉄道車両事業からの撤退を完了する。

スペインのバレンシアで展開するディーゼル電気機関車事業(レール・ヴィークルズ)を15年、鉄道車両・自動車向け電気システム事業を17年に売却した。

Aiways:愛馳汽車―欧州参入へ、電気SUVでユーラシア横断デモ走行―

中国の新興電気自動車(EV)メーカー愛馳汽車(Aiways Automobile)が欧州市場に進出する。

欧州で販売されている同サイズの電気SUVが最低8万ユーロに上ることを踏まえると、各段に安い。

欧州市場参入を目指した中国の自動車メーカーはこれまですべて失敗した。

Cloos:クロース―中国の自動化機器メーカーが買収―

ドイツの産業ロボット・溶接機械メーカー、カール・クロース・シュヴァイステヒニクはこのほど、中国の自動化機器メーカー南京埃斯頓自動化股份有限公司(Estun Automation)が同社を買収すると発表した。

建機や鉄道車両、自動車業界向けに溶接機械とロボットを生産している。

南京埃斯頓自動化はクロースの買収を通して世界有数のロボットメーカーになる考えだ。

Alfa Bus:電動バスの中国・常隆客車、ブルガリアでの生産を検討

中国の電動バスメーカー、江蘇常隆客車(アルファバス)がブルガリアでの現地生産を検討している。

常隆客車はブルガリアにおけるバスの組み立てと電池生産を検討している。

長距離バスや市内電動バス、バス高速輸送(BRT)システム向けバス、電動バス部品、リチウム・マンガン電池(LMO)、電動車用モーターを手がける。

Haier:中国家電大手ハイアール、タタルスタンの洗濯機工場が稼働

中国家電大手のハイアール(海爾集団)は28日、ロシアのタタルスタン共和国で洗濯機の第2工場を開所した。

年産能力は当初50万台で、将来的に倍増させる。

このほかに年産能力50万台の冷蔵庫工場「ハイアール・フリージ・ロシア」を操業している。

NexenTire:韓国ネクセンタイヤ、チェコ工場がフル稼働

韓国のタイヤメーカー、ネクセンタイヤがチェコに建設した工場が8月28日にフル稼働を開始した。

工場は敷地面積65万平方メートルで、首都プラハ北西のジャテツにあるトライアングル工業団地に建設された。

新工場の製品は高級車ブランドのメルセデスベンツやアウディにも供給される見通しだ。

Tencent:テンセント、セルビアにクラウド用データセンター設立へ

中国のインターネットサービス大手テンセントが、セルビアでクラウドサービス向けデータセンターの設立を計画している。

テンセントは世界中で約20億人のユーザーにクラウドサービスを提供しており、中国のクラウドサービス業界ではアリババに次ぐ2位につける。

テンセントはまた、10億人超が利用するコミュニケーションアプリ「ウィーチャット」の決済サービス「ウィーチャットペイ」をセルビアでも導入することを検討しているという。

Hyundai Motors:現代自、GMのサンクトペテルブルク工場に食指

韓国・現代自動車が、ゼネラルモータース(GM)のサンクトペテルブルク工場の買収に関心を示している。

同工場は2008年の開所で、推定投資額は3億ドルに上る。

サンクトペテルブルク市では、現代のほかトヨタ、日産も工場を操業する。