ロングコビット治療薬開発に光、独スタートアップが治験費用調達
医薬品開発を手がける独スタートアップ企業ベルリン・キュアズが投資家からの資金調達に成功した。ロングコビット(新型コロナウイルス感染の後遺症)の効果的な治療薬として期待されている同社の作用物質の治験に投入する意向だ。ウルフ […]
医薬品開発を手がける独スタートアップ企業ベルリン・キュアズが投資家からの資金調達に成功した。ロングコビット(新型コロナウイルス感染の後遺症)の効果的な治療薬として期待されている同社の作用物質の治験に投入する意向だ。ウルフ […]
化学大手の独BASFは6日、韓国の化学大手ハンノン・ケミカルズと合弁会社の設立を計画していると発表した。需要が増加している非イオン系界面活性剤を生産する。 新会社BASFハンノン・ケミカルズ・ソリューションズを韓国西部の
アステラス製薬は4日、メッセンジャーRNA (mRNA)を用いたダイレクトリプログラミング(分化転換)による再生医療プログラム創出に向け、独バイオ企業パンセルナ・セラピューティクスと技術検証研究に関する契約を締結したと発
独バイオ医薬品大手ビオンテックは7日、オーストラリアのビクトリア州と戦略パートナーシップを締結することで基本合意したと発表した。メッセンジャーRNA(mRNA)をベースとするワクチン・医薬品の研究・開発で協業。プロジェク
化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意
ライフサイエンス大手の独メルクは21日、バイオ医薬品試験センターを上海に開設したと発表した。同国で需要が増えているウイルスクリアランス(VC)試験サービスを提供する。投資額は2,900万ユーロ。来年までに約120人の雇用
化学大手のランクセスは27日、西南ドイツのマンハイムにある工場内でのグリーン水素製造を検討していると発表した。2040年までに炭素中立を実現する目標実現に向けた取り組みの一環。再生可能エネルギー分野のプロジェクト会社JU
ドイツ国内での肥料販売量が大幅に減少していることが、連邦統計局の発表で分かった。それによると、第2四半期は主要肥料のリンが前年同期比50.6%減の1万4,000トン、カリウムが52.3%減の5万5,900トンと半減。窒素
独ロベルト・コッホ研究所(RKI)の予防接種常任委員会(STIKO)は20日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチン3種類の接種勧告方針を発表した。3ワクチンは欧州連合(EU)の欧州委員会が今月に承認を済ませ
化学大手の独ヘンケルは15日、米国の研究開発企業ナノラミック・ラボラトリーズから熱伝導性材料(TIM)事業を取得したと発表した。市場が急成長するTIM分野で自社のポートフォリオを拡充する狙い。買収金額は明らかにしていない
特殊化学大手の独エボニックは15日、窒素肥料の使用を大幅に削減する技術を開発していると発表した。窒素は製造に際し大量の二酸化炭素(CO2)が排出されるうえ、施肥量が多いと土壌・地下水汚染を引き起こす問題もあることから、そ
天然ガス価格の高騰を受け欧州の化学メーカーがアンモニアの生産量を大幅に引き下げた影響が幅広い分野に及んでいる。主要肥料の窒素やディーゼル車の排ガス浄化に欠かせない尿素水の不足はすでに指摘されていたが、ここにきて食品・飲料
独化学工業会(VCI)は14日、同国化学・製薬業界の2022年の生産予測を従来の前年比1.5%減から5.5%減へと大幅に引き下げた。天然ガス、電力価格の高騰を受けて多くの企業が生産を抑制していることを受けたもので、化学業
化学大手の独BASFと韓国造船大手の現代重工業は9日、船舶が排出する二酸化炭素(CO2)を船上で分離・貯蔵する「船上二酸化炭素回収・貯留(OCCS)」のフィージビリティスタディを実施することで合意したと発表した。船舶のC
メッセンジャーRNA(mRNA)タイプの新型コロナウイルスワクチンを米ファイザーと共同開発した独ビオンテックは7日、ウール・シャヒン最高経営責任者(CEO)がイスラエルを訪問し、オルナ・バルビバイ経済産業相(国防軍元少将
ドイツの物流が滞る懸念が出てきた。ディーゼル車の排ガス浄化に欠かせない尿素水(アドブルー)の生産を大手メーカーSKWシュティックシュトッフヴェルケ・ピーステリッツが、天然ガス価格の高騰を理由に停止したためだ。物流業界団体
独樹脂包装材産業連合(IK)は1日、エネルギー価格の高騰を受け加盟企業300社の20%が存続の危機に立たされていると発表した。生産停止と雇用喪失を避けるため政府に対応を取るよう要求している。 IKによると、加盟企業の電力
Ifo経済研究所が1日発表した独化学業界の8月の景況感指数(DI)はマイナス33ポイントとなり、前月(-14ポイント)を19ポイント下回った。現状判断を示す指数がプラス22ポイントからマイナス8ポイントへと30ポイントも
化学大手の独BASF、サウジ基礎産業公社(SABIC)、プラント大手リンデは1日、スチームクラッカー(蒸気分解炉)の熱源に再生可能エネルギー電力を投入するプロジェクトで、加熱炉の実証設備の建設を開始したと発表した。電力ベ
昭和電工マテリアルズは9日、断熱部品の製造・販売を手がける独子会社イゾライトを、独投資会社セルティナ・グループに売却することで合意したと発表した。昭和電工マテリアルズは来年1月に親会社の昭和電工と新会社レゾナックに統合す
化学大手の独コベストロは19日、アジア太平洋市場での再生ポリカーボネート供給量を2026年までに6万トン超とする計画を発表した。電機製品や自動車、消費財などで需要が拡大していることに対応するとともに、自社の活動に伴う二酸
化学大手の独コベストロは8日、積層造形材料事業を米・イスラエル系の3D印刷機メーカー、ストラタシス(Stratasys)に売却することで合意したと発表した。製品ポートフォリオを最適化する戦略の一環。トーマス・テッパー取締
バイオ医薬品大手の独ビオンテックは8日の決算記者会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチン2種類の供給を10月に開始する見通しを明らかにした。1つは亜系統「BA.1」、もう1つは同「BA.4/5」のスパイ
塩野義製薬は4日、独製薬大手グリューネンタールが開発している変形性膝関節症の疼痛治療薬「レシニフェラトキシン(RTX)注射剤」についてライセンス契約を締結したと発表した。日本での独占販売権を取得。製造販売承認の取得後、製
Ifo経済研究所が9日発表した独化学業界の7月の期待指数(今後6カ月の見通しを示す)はマイナス44.4ポイント(DI)となり、前年同月のプラス11.8ポイントから大幅に悪化した。ロシアのウクライナ進攻が景況感を圧迫してい
化学大手の独ランクセスは4日、原料などの調達と自社製品の販売に伴い発生する「スコープ3」レベルの温室効果ガス排出量を2050年までにゼロへと引き下げる目標を打ち出した。自社の活動で直接発生する「スコープ1」と、外部から購
特殊化学大手のエボニックは8日、ドイツ国内での供給不足が懸念されている天然ガスについて自社工場での使用を最大40%、他のエネルギー源に置き換えることができると発表した。生産に大きな支障は出ないとしている。クリスティアン・
三菱製紙は5日、独北部のフレンスブルクにある工場を今年末で閉鎖すると発表した。エネルギー価格の高騰など収益が圧迫されていることを受けた措置。収益力強化に向け生産を統廃合する。 同社は完全傘下の現地法人三菱ハイテクペーパー
化学大手の独BASFは7月27日、2022年12月期の業績見通しを引き上げた。上半期決算が好調だったためで、売上高を従来予測の「740億~770億ユーロ」から「860億~890億ユーロ」へと上方修正。営業利益(EBIT、
化学大手の独コベストロは2日の決算発表で2022年12月期の営業利益(EBITDA)見通しを引き下げた。原料価格の高騰と世界経済の減速を踏まえたもので、従来予測の「20億~25億ユーロ」から「17億~22億ユーロ」へと下
アイルランドに本社を置く独米系工業ガス・プラント大手のリンデは7月28日発表の2022年4-6月期決算で9億9,300万ドルの特別損失を計上した。ロシア子会社の減損処理と連結除外で特損が膨らんだ。 ロシアのウクライナ進攻
農業化学大手の独バイエルは1日、米農業テック、カバークレス(CCI)への出資比率を65%に拡大し、子会社化することで合意したと発表した。CCIが開発中の技術は農業の脱炭素化、窒素肥料の投入削減のほか、農家の収入増につなが
特殊ガラス大手の独ショットは1日、医薬品包装材事業を法的に分離すると発表した。利益を伴う成長を加速させるとともに、資金調達の選択肢を増やす考え。新会社の新規株式公開(IPO)を視野に入れている。フランク・ハインリヒト最高
化学大手の独BASFは20日、日本で展開する戸田工業との合弁会社BASF戸田バッテリーマテリアルズ(BTBM)でハイ・ニッケル系正極材料(CAM)の生産能力を増強すると発表した。需要の拡大に対応するとともに、日本でのサプ
独バイオ医薬品企業ビオンテックは26日、提携先の米製薬大手ファイザーと共同で、米国で裁判を起こしたと発表した。両社が共同開発した新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」は自社の特許を侵害しているとして独バイオ企業キュアバ
ロシアのウクライナ進攻に伴う天然ガス・電力価格高騰の直撃を受けるエネルギー集約型企業などを対象とする支援をドイツ政府が開始した。経済・気候省傘下の連邦経済・輸出監督庁(BAFA)は15日、支援申請の受付窓口をサイト上に開
化学大手の独バイヤスドルフがコスメティック部門の主力ブランド「ニベア」で製品の種類を削減する意向だ。年初に新設された同ブランド専門の取締役であるグリータ・レープザック氏が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、
製薬大手の独バイエルは14日、男性ホルモン治療薬「ネビド」の権利を独同業グリューネンタールに譲渡することで合意したと発表した。事業を画期的な製品分野に絞り込む方針に基づく措置。売却益を新製品の開発に充てる意向だ。年内の取
ドイツ連邦保健省は15日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種を今秋に開始する見通しを明らかにした。少なくとも2種類を提供する。 現在の新型コロナワクチンは武漢で見つかった野生株に基づいて開発された。
独化学工業会(VCI)は6日、同国化学・製薬業界の2022年の生産高が前年比で1.5%減少するとの予測を発表した。化学品の販売量が減少しているうえ、状況改善の兆しも見えないことから、生産が減少に転じるとみている。好調な製
鉄道を用いた貨物輸送を削減するようドイツ鉄道(DB)が化学業界に要請している。独化学工業会(VCI)のクリスティアン・クルマン会長(エボニック社長)が6日の記者会見で明らかにした。DBの貨物輸送子会社DBカーゴから数日前
ドイツからロシアへの医薬品輸出額が5月は2億8,200万ユーロとなり、前年同月を42.4%上回ったことが、独連邦統計局の発表で分かった。制裁の影響で対露輸出総額は50.9%減の11億ユーロに激減したものの、医薬品は制裁の
化学大手の独BASFが11日発表した2022年4-6月期暫定決算の純利益は20億9,000万ユーロとなり、前年同期を26%上回った。連結対象外の子会社である天然ガス・石油大手ヴィンタースハル・デーエーアーの業績が好調だっ
化学大手の独コベストロは8日、上海工場でポリウレタン・ディスパージョン(PUD)とエラストマーの生産能力を拡大すると発表した。需要の拡大に対応する。投資額は千万ユーロのケタ台の半ば。ポリウレタン・エラストマー製造施設を2
化学大手のBASFは1日、エンジン大手のMANエナジー・ソリューションズと戦略協業合意したと発表した。西南ドイツのルートヴィヒスハーフェンにある本社工場にMANエナジー開発の世界最大のヒートポンプを設置。温室効果ガスの排
伝令RNA(mRNA)ベースの医薬品開発を手がける独キュアバックは5日、独競合ビオンテックを提訴したと発表した。ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同開発したmRNAベースの新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」がキ
化学大手の独BASFは20日、独東部のシュヴァルツハイデ工場で車載電池の商業リサイクルを2024年初頭に開始すると発表した。処理能力は年1万5,000トン。約30人の雇用を創出する。 リサイクル設備を同工場内に設置。廃電
ドイツでリチウム採掘・加工プロジェクトを進める豪バルカン・エナジー・リソーシズは24日、欧米自動車大手ステランティスから5,000万ユーロの出資を受けることで合意したと発表した。ステランティスはバルカン・エナジーからリチ
化学大手の独BASFは27日、微生物をベースとするスキンケア成分の開発に成功したと発表した。市販されている既存の製品と異なり、皮膚の微生物相を構成する微生物をベースとしているのが特徴。臨床試験で成果を出した。 乳酸菌の一
化学大手の独BASFは15日、中国の合弁会社BASFシャンシャン・バッテリー・マテリアルズ(BSBM)で電池正極材の生産能力を増強すると発表した。中国内外で電動車向け需要が急速に拡大していることに対応する。 湖南省長沙市