セルビアのケーブルメーカー、新工場建設に150万ユーロ
セルビアのケーブルメーカー、テル・ケーブルは先ごろ、国内東部のザイェチャルにある拠点で新工場を着工した。投資額は150万ユーロ。面積は5,000平方メートルで、来年初頭の試験稼働を経て正式に開所する見通し。新規雇用は50 […]
セルビアのケーブルメーカー、テル・ケーブルは先ごろ、国内東部のザイェチャルにある拠点で新工場を着工した。投資額は150万ユーロ。面積は5,000平方メートルで、来年初頭の試験稼働を経て正式に開所する見通し。新規雇用は50 […]
トルコで溶融塩電池(熱電池)の国内生産が順調だ。同国唯一の溶融塩電池開発機関であるトルコ科学技術研究会議・防衛産業開発研究所(SAGE)が国産化に成功し、2006年以来9,100万ドルの輸入削減に貢献してきた。現在ではド
ロシアのIT大手ヤンデックスは28日、自動運転車の試験走行距離が累計で400万マイルを突破したと発表した。クダヴェルディアン副CEO(副最高経営責任者)によると、これは世界3位の記録。しかし、トップの米ウェイモ(アルファ
ポーランドで製造業の国内回帰が進んでいる。同国の工業団地の開発事業者によると、製造業はこれまでアジアに大きく依存してきたが、新型コロナウイルスの流行を機に消費者により近い欧州での生産に目を向け始めている。政府もコロナの影
ラトビアでデジタル技術を活用した金融サービス(フィンテック)で急成長する企業が増えている。スエドバンク(Swedbank)・ラトビアが現地スタートアップ協会との提携で実施した国内スタートアップ企業450~500社を調査し
ロシアの民間医療機関大手インビトロ(INVITRO)のスピンオフ企業で、3Dバイオプリンティング※用のバイオプリンターと材料の開発製造を手掛ける。バイオプリントの基礎となるバイオファブリケーション(生体組織を人工的に作る
中国家電大手の中国海信集団(ハイセンス)のスロベニア子会社ゴレニアはこのほど、中国のハイエンド(高級耐久消費財)市場に参入した。ブランド名は中国人に発音しやすく親しみが持てるよう「古洛尼(Gu Luo Ni)」とする。「
中国の監視カメラ大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)はこのほど、エストニア競争当局から防犯システムの卸売りを手がけるBKグループの買収許可を取得した。同社の獲得でバルト諸国におけるマーケティング活動強化を狙う。取
ロシアのネット通販大手アリエクスプレス・ロシアは2022年度中に総取扱高(GMV)100億ドルの達成を目指す意向だ。セルゲーエフ最高経営責任者(CEO)がこのほどロイター通信に対し述べたもので、今後3年から5年以内に新規
トルコの技術ベンチャー企業バイオシス(BioSys)が人工呼吸器のカザフスタンでの現地生産を検討している。新型コロナウイルスの流行でカザフスタンでも人工呼吸器の需要が高まっているためだ。同国投資庁のカザフインベストが14
映像業界など膨大なデータ量を扱う業種向けにストレージエリアネットワーク(SAN)※の管理ツールを開発・提供している。メディア・エンターテインメントをはじめ、セキュリティ目的の監視、大規模なIT企業、自前のシステムでは不足
ポーランドのモラヴィエツキ首相が、第5世代移動体通信網(5G)の安全性確保のため「堅固な対策を採る必要がある」と世界各国に訴えている。15日付英日刊紙『デイリー・テレグラフ』への寄稿で同首相は、国際社会が権威主義体制の不
中国家電大手の中国海信集団(ハイセンス)のスロベニア子会社ゴレニアは8日、同国のベレニエに研究開発センターを開設したと発表した。調理機器や自動食器洗浄機に関する全社的な研究開発拠点として運営する。同社はすでに6月末から米
電子決済サービスを提供するリトアニアのペイセラ(Paysera)はこのほど、コソボ中央銀行から同国初となる同種サービスの営業許可を取得したことを明らかにした。デビットカードの発行や、アプリを利用した電子送金およびオンライ
リトアニア銀行(中央銀行)が独自の仮想通貨を発行する。「LBCOINs」と呼ばれるもので、中央銀行による仮想通貨の発行はユーロ圏初の試みだ。当初はデジタルトークン(証票)2万4,000単位を発行し、今月半ばに先行販売を開
ソフトウエアやITサービスのQA(品質保証)業務向けに、システムのリグレッションテスト※について機械学習を用いて最適化するツールを開発している。同社が提供するのは、ソフトやサービスの開発から動作チェック、実際の運用への準
スロバキアの電気自動車用(EV)電池メーカー、イノバットが、チェコ電力大手CEZなどから総額1,000万ユーロの資金を調達した。年産能力1,500個(100メガワット時)の生産ラインと研究開発(R&D)センター
スロバキア工科大学(STU)は6月30日、独電機大手シーメンスと自動運転車の開発に向けた提携覚書を交わした。機械エンジニアリング学部が主導し、高度な安全性・快適性を備えるスマート自動運転車、代替駆動システム、 先進的な車
独自動車部品大手コンチネンタルは6月30日、セルビア北部のノビサドで新工場の建設を計画していることを明らかにした。ディスプレイやカメラなどを含む車載情報機器の生産に向けたもので、同地にある内装部品や安全制御システムを開発
オーストリアのITサービス大手S&Tは6月30日、スロベニアのIT企業イスクラテルの買収で合意したと発表した。取引額は3,750万ユーロ。金額は今後の業績に応じて上乗せされる可能性がある。取引は競争当局の承認を
電子請求書の運用サービスを開発している。官民ともに業務の電子化が進むエストニアにおける電子請求書運用のパイオニアで、バルト3国をはじめ中東欧各国に拠点を持つ。同サービスの利用企業数はエストニア国内だけで約1万3,000社
新型コロナ危機でチェコの自動車製造業界も大きな打撃を受けている。そんな中で、自動車部品用工作機械を人工呼吸器向けに調整することで、新たな需要をつかんだ企業がある。 この企業は金属・木材加工機械を製造するロイェク・ワイドベ
センサー製造を手がけるスイスのセンシリオンは6月29日、ハンガリー東部のデブレツェンに工場を新設すると発表した。需要拡大に対応する狙い。来年第3四半期までに稼働する。従業員数は当初およそ50人、2025年には約200人を
オーストリアの機械メーカー、シーベルはこのほど、セルビア中部のヤゴディナで新工場の建設を開始した。同市当局によると、シーベルは発電所などで使用するアクチュエーターを生産する。完成後の工場面積は1,250平方メートル。当初
ロシア国営のハイテク企業体ロステックのIT子会社であるアフトマティカ(Avtomatika)は22日、中央アジアへのドローン対策システムの輸出を開始したと発表した。国内外でも交渉が進んでおり、出荷拡大に自信を示している。
キャノンメディカルシステムズは22日、ロシア製薬大手Rファームと医療機器販売の合弁会社をモスクワに設立することで合意したと発表した。ロシアを含む独立国家共同体(CIS)諸国において、キャノン製の医療用画像診断装置の販売と
台湾の対欧州直接投資額で、チェコがドイツ、オランダ、英国に続いて4位につけている。経済が十分に発展しているほか、中欧に位置する地の利、欧州連合(EU)加盟国として欧州市場への門戸が開いていることなどが魅力となっている。
家電大手・中国海信集団(ハイセンス)のスロベニア子会社ゴレニアがべレーネにテレビ工場を新設する。来年初めに稼働し、ハイセンスブランドのテレビを欧州市場向けに出荷する。雇用規模は350人で、年内に解雇が予定される従業員を優
スロベニアの軽飛行機メーカー、ピピストレルはこのほど、同社が開発した2人乗り電気飛行機「ヴェリス・エレクトロ」が完全電動航空機として初めて欧州航空安全局(EASA)の型式認定を取得したと発表した。ボスカロルCEO(最高経
スイスの照明器具メーカー、レゲントは11日、セルビア中部のスヴィライナツで工場を着工した。投資額は1,000万ユーロ。同社にとり欧州初の国外生産拠点となる。 面積6,000平方メートルの工場を2期に分けて建設する。新規雇
セルビア南部のニシュで9日、新設の科学技術パークが開所した。ハイテク分野の革新的な企業に事業成功のためのインフラとサービスを提供する役割を担う。投資額は約1,250万ユーロで、欧州投資銀行(EIB)の融資を受けた。同国の
スロバキアで新型コロナウイルスの分析に同国で開発されたスーパーコンピューター「Aurel」が活用されている。同スパコンはスロバキア科学アカデミーのコンピューティングセンターが所有するもので、同アカデミーの実験医療センター
トルコのムスタファ・ヴァランク産業技術相は5月27日、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の治療に用いる人工呼吸器をこれまでに1,000台以上輸出したと発表した。同相は先進国で基本的な医療機器生産が追い付いていな
トルコ家電大手アルチェリクのルーマニア子会社アルクティクが18日、社内における新型コロナウイルス感染の拡大でガエシュティ本社工場の稼働停止に追い込まれた。
25日から冷凍庫の製造は再開しており●、来月2日からは冷蔵庫の生産ラインも再稼働する予定だ。
昨年10月にはガエシュティと同じドゥンボヴィツァ県のウルミで洗濯機工場が稼働した。
家電大手・中国海信集団(ハイセンス)のスロベニア子会社ハイセンス・ゴレニアはこのほど、セルビア北部のザイェチャル工場で生産を停止した。
ゴレニアは2011年、倒産した現地陶磁器メーカーのポルツェランからザイェチャル工場を取得。
ゴレニアの昨年上半期の売上高は前年同期比1.6%増の5億6,750万ユーロで、営業利益(EBITDA)1,240万ユーロ、純損失2,950万ユーロを計上した。
生産開始は2021年の予定で、150人を新規雇用する。
同社の新工場は韓国の金属加工メーカー、ファインDNC傘下のTPS EUの旧工場を改修して使用する。
2024年までにEV用電池を年間24万個生産する予定だ。
独電機大手シーメンスはこのほど、ロシアの変電設備メーカー、バルトエネルゴマシュ(BaltEnergoMash)とマイクログリッド(小規模電力系統)に関するデジタル技術開発で協力協定を結んだ。
シーメンスが開発したクラウドベースの産業用IoT(モノのインターネット)基盤「マインド・スフィア」に基づいたアプリケーションの現地化や実装を行う方針だ。
同社は昨年シーメンスとの間で中圧変電設備「NXPLUS C」をロシアで生産することで合意したほか、重電大手の仏シュナイダーエレクトリックやスイスのABBなどと提携している。
同特区の先ごろの発表によると、同社子会社のDSエレクトロニクスとDSテクノロジーズが2つの生産施設を開設し、マザーボードやサーバーを生産する予定だ。
42人を雇用する。
モスクワに拠点を置くDSは通信企業向けにネットワーク交換システムやモバイルシステムなどを構築するサービスのほか、米ヒューレットパッカード(HP)やデルのハードウェアなどに関連するサービスも提供している。
教育用3Dプリンターの開発製造と販売を手掛ける。
3Dプリンター関連事業のほか、国内のIT専門家の不足を解消するための教育プログラムも実施している。
同時に設計データをオープンソース化し、国内の他の3Dプリント事業者も利用できるようにした。
チェコと米国が第5世代移動通信システム(5G)のセキュリティ対策で協力する。
「通信ネットワークを通信妨害や外部操作から守り、両国国民のプライバシーと個人の自由を保証することが、5Gがもたらす大きな経済チャンスを活用するためにきわめて重要だ」(声明文)とし、セキュリティ対策を進めるうえでの目的を明確にした。
同社と中国政府との密接な関係を懸念するもので、チェコの国家サイバーセキュリティセンターも同社と中興通訊(ZTE)の通信機器を使用しないよう警告している。
現地工場は4月上旬に約2週間工場を閉鎖した後、現在、稼働率30%で操業している。
住友電装は同国西南部のカランセベシュ工場で約2,000人、同ドロベタ=トゥルヌ・セヴェリン工場で約4,000人、中西部のトゥルグ・ジウ工場で約1,000人の従業員を擁し、一時帰休中は賃金の75%を保証した。
政府に期待する支援措置として税制面での負担軽減措置や、フル稼働に戻るまでの期間に通常の賃金を支給した場合、正常化後に超過勤務で相殺できるなど、賃金を柔軟に調整できる規定の導入に言及した。
スイスの超薄型ソーラーパネルメーカーのフリソムが、ハンガリー中部のケチケメートに同社初の国外生産拠点を設置する。
フリソムは現在、チューリヒ近郊に年産能力15メガワットの生産施設を持ち、ケチケメート工場の稼働により柔軟ソーラーパネルの需要拡大への対応が可能になる。
同工場ではポリマーフィルムの上にCIGS膜をレーザー処理した超薄型フレキシブルソーラーパネル「eFlex」を生産する。
スロバキアで若手科学者が開発した簡易人工呼吸器「Qヴェント」が量産体制に入った。
患者が覚醒し自発呼吸を始めるとセンサ-が察知してアラームが鳴る。
ブラチスラバのコメンスキー大学で開発された特殊素材を使うことでバイオフィルム(菌膜)が発生しないようにしているほか、フィルターに紫外線消毒装置を組み込んだ。
1Uと3Uの中間の1.5Uや、3Uを2基連結した形の6Uもある。
※キューブサット:主に大学などの機関が製作・運用する小型衛星の総称。
重量は1Uで1.33キログラム以下に制限される。
ソフトウエア開発の伊アンタレス・ヴィジョンがクロアチアの同業トレードティシティ(Tradeticity)の株式82.83%を104万ユーロで買収した。
トレードティシティのリディヤ・ポザイッチ社長と投資会社インヴェンション・アドリアが保有するそれぞれ10.76%と6.41%を追加取得するオプション権も獲得した。
2019年上半期の売上高は5,410万ユーロ、純利益は840万ユーロだった。
手指がどの程度消毒されているかを可視化してチェックできる同名製品を開発・製造している。
専用のアルコール擦式製剤で消毒した手を装置に挿入すると、紫外線ライトでスキャンした結果がモニター部分に手の形で表示され、洗い残しの度合いが色分けされるもので、全体の95%に製剤が刷り込まれている場合に「合格」と判定される。
スキャンしたデータはサーバーに蓄積されるため、年齢や性別、職業別に統計を抽出して手指洗いの傾向を把握するのにも役立つ。
家電大手・中国海信集団(ハイセンス)のスロベニア子会社ハイセンス・ゴレニアが年内に大幅人員削減を計画している。
社内労組のザン・ゼバ委員長が21日、国営放送RTVスロベニアの取材で明らかにしたもので、新型コロナウイルスによる世界経済打撃で大幅な業績悪化が懸念されるため、国内で1,000人、全事業拠点合わせて2,200人を解雇する。
国内ではスロベニア北東部のベレニエ工場で700人、首都リュブリャナにある欧州事業本部の管理部門で300人を削減する。
新型コロナウイルスの流行に対応する医療関係者や専門家向けに、人工知能(AI)を活用した意思決定支援用のプラットフォームを開発する。
同プラットフォームは(1)対話形式の質問項目を含む、国の定めるプロトコルに沿って機能する意思決定サポートシステム(2)医療管理者がリアルタイムで利用できる、健康医療システムの枠内で医療サービスに関するコンプライアンスと質を監視するシステム(3)コロナウイルスにより引き起こされる肺炎などの治療に関する知見をAIが総合・分析するシステムーーの3つで構成される。
メットアドバイスはAIを医療に生かす健康医療技術の開発企業で、過去に実施された治療の分析から得られた知見を活かして最新の医療ガイドラインを提供している。
チェコのシュコダ自動車が、プロトタイプ製作用に保有している3Dプリンターを医療用マスク部品の生産に転用する。
生産するのは、チェコ情報科学・ロボティクス・サイバネティクス研究所(CIIRC)とチェコ工科大学(CTUV)が共同で開発した新しいマスク。
シュコダ自は社員の提案を受けて、プロトタイプ製作を中断し、マスク部品の生産に切り替えることにした。