欧州自動車工業界の動き

VW

スペイン北部のパンペローナにあるフォルクスワーゲン(VW)の完成車工場が21日、操業を停止した。燃料価格高騰に対するトラック運転手の抗議活動を受け、部品の供給が止まったため。同日に予定していた1,438台の生産ができなく […]

スロバキアのエアロモービル、4人乗り「空飛ぶ車」発表

●空飛ぶ「配車」サービス需要を見込み、27年の市場投入を計画 ●同サービスの潜在需要は北米だけでも年700億米ドルに上る 「空飛ぶ車」を開発するスロバキアのエアロモービルは15日、4人乗りの新モデル「AMネクスト」を発表

仏ルノー、モスクワ工場を再稼働

●ロシアは黒字確保のための重要市場 ●撤退する競合の多い中、仏政府も生産再開を支持 仏ルノーが21日、モスクワ工場の操業を再開した。ロシアのウクライナ侵攻を機に、競合の多くがロシア事業から撤退しているのと相反する動きだ。

2月のEU新車販売6.7%減、8カ月連続マイナスに

欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の2月の新車乗用車の販売(登録)台数は71万9,465台となり、前年同月から6.7%減少した。販売低迷は8カ月連続。半導体不足で新車供給が滞り、販

EU新車販売、2月は6.7%減少 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)は17日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2022年2月の乗用車新車販売(新車登録)が71万9,465台となり、前年同月に比べ6.7%減少したと発表した。これは統計を取り始めて以来、

英新車登録、2月は15.0%増加 1/2

英自動車工業会(SMMT)は4日、同国の2022年2月の乗用車新車登録が5万8,994台となり、前年同月に比べ15.0%増加したと発表した。前年同月は、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置により、ショールームが営業を休止

ボルボ・カー、ポールスター発行の有価証券引き受け

スウェーデンの自動車大手ボルボ・カーは7日、傘下の電動スポーツカーブランド、ポールスターの上場計画に関連し、同社が発行する株式および関連有価証券を所有比例に応じて引き受ける意向を明らかにした。ボルボ・カーはポールスターの

ボルボ・カー、ストックホルムに技術拠点

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーは11日、同国の首都ストックホルムにある拠点を拡張し、新しいテクノロジー拠点(テックハブ)を構築すると発表した。同拠点には、ソフトウエアエンジニアリング、データサイエンス、アナリティク

英乗用車生産、1月は20.1%減少

英自動車工業会(SMMT)によると、同国の2022年1月の乗用車生産は6万8,790台となり、前年同月に比べ20.1%減少した。長引く半導体不足や、ホンダの英国工場が7月末で閉鎖したことに加え、複数の人気モデルの切り替え

仏ルノーのロシア子会社アフトワズ、部品不足で減産

●16日から生産ラインを部分的に再稼働、18日以降は別に計画 ●ロシアはルノーの「お得意先」、撤退は言い出せず 仏ルノーのロシア子会社であるアフトワズは10日、一時停止していたトリヤッチ本社工場とイジェフスク工場の完成車

ステランティス、ロシアでの完成車輸出入を停止

●三菱自と合弁でカルーガ工場を運営 ●三菱自はすでにロシアへの完成車輸出を停止 欧州自動車大手ステランティスは10日、ロシアにおける完成車の輸出入を停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けた措置。同社は三菱自動車

ブルガリア、今後5年でEV充電設備を1万基整備

●EV普及数は20年までに20万台、50年には350万台に増える見込み ●消費電力は1,000万MWhまで拡大 ブルガリアで5年以内に、再生可能エネルギーを電源とする電動車(EV)用充電設備が1万基整備される見通しだ。非

米フォード、トルコでEVバッテリーを合弁生産

●コチ財閥、韓国SKとの3社合弁 ●年産規模は30~45GWh、国内で生産するLCVなどに搭載する計画 米フォードがトルコ複合企業のコチ・ホールディング、韓国SKイノベーションのバッテリー子会社SKオンと合弁し、トルコで

パリモーターショー、開催期間を短縮

10月に開催予定のパリモーターショーは、従来に比べ期間を短縮して開催する。主催者によると、開催期間は10月17~23日の7日間で、前回の11日間に比べ4日間少ない。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、出展企業はフラン

商用車大手スカニア、独建材物流プラットフォーム企業に投資

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は1日、傘下のベンチャー投資ファンドのスカニア・グロース・キャピタルを通じ、建材物流のデジタルプラットフォームを手掛ける独ベックス・テクノロジーズ(be

スカニア、コペンハーゲン市に電動ごみ収集車104台を供給

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は1日、コペンハーゲン市に完全電気駆動のごみ収集車「Lシリーズ」を104台(うちオプション契約25台)供給すると発表した。清掃委託事業者であるアマー・リ

シュコダ自、ロシア事業を凍結

●同社はロシア2工場で3モデルを生産 ●ウクライナからの部品供給も停滞 チェコのシュコダ自動車が3日、ロシアでの生産を停止した。親会社である独フォルクスワーゲン(VW)の決定に沿うもので、カルーガ、ニージニー・ノヴゴロド

ロシア向けの半導体、インド自動車産業に供給か

●恩恵を受けるのは欧州と韓国の自動車メーカー ●延びに延びた納期の大幅な短縮につながる見込み ロシア・ウクライナ戦争が、欧州および韓国自動車メーカーのインド拠点に思いがけない恩恵をもたらしそうだ。欧州メーカーがロシア現地

世界の自動車生産が百万台単位で減少、ウクライナ戦争で

●半導体不足による減少分だけでも世界全体で350万台に ●新車の販売価格上昇にも拍車がかかる見込み ウクライナ戦争で世界の新車生産が数百万台単位で減少する可能性がある。現地生産してきた外国企業が工場の操業を停止したロシア

ステランティス、EV化加速で売上高倍増目指す

欧州自動車のステランティスは1日、2030年までの経営計画を発表した。電気自動車(EV)の投入を加速するなどして事業を強化し、21年に1,520億ユーロだった売上高を倍増の3,000億ユーロに引き上げることを目指す。 販

オートリブ、ポールスターと気候中立の新車開発で提携

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは2月23日、乗用車大手ボルボ・カーズ傘下の高級電動車ブランド、ポールスターと、気候中立(カーボンニュートラル)の新車開発で提携すると発表した。ポールスターのイニシアチブ「ポ

独ダイムラー・トラック、ロシア事業を即時凍結

●商用車最大手カマズとの提携事業をすべて凍結 ●独政府の姿勢転換、自社に対する世論の批判拡大などを受け 商用車大手の独ダイムラー・トラックは2月28日、ロシア事業を即時停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けての

ボルボ・カーがロシア販売を停止、ABボルボは生産もストップ

●「取引を取り巻く潜在的リスク」が理由=ボルボ・カー ●ABボルボは「規制に沿ってさらなる措置をとる」方針 浙江吉利控股集団(ジーリー)傘下のスウェーデン乗用車大手ボルボ・カーは2月28日、ロシアへの出荷を当面、取りやめ

欧州商用車販売、1月は11.1%減少 1/5

欧州自動車工業会(ACEA)は24日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)における2022年1月の商用車新車登録が12万5,292台となり、前年同月に比べ11.1%減少したと発表した。全体の約80%を占める小型商用車

プジョーの新「308」、仏メディアの部門賞を受賞

欧州自動車大手のステランティスは18日、仏自動車メディア「ラギュス」の主催する「トロフィー・ド・ラギュス(Troph es de l’Argus)2022」賞において、プジョーの新型「308」が「シティカー・

フォード、指向性オーディオアラートシステムを開発

米自動車大手フォードの欧州法人は17日、ドライバーへの警報システム(ドライバーアラート)を発展させた「スマート・ドライバーアラート」を開発していると発表した。自転車のベルの音や歩行者の足音、車の走行音などを疑似的に再現し

中国吉利、イスラエルEV市場攻略に乗り出す

●航続距離の長さと価格競争力を武器に、長期的に攻略する戦略 ●受注好調のEV「幾何C」は3万7,000ユーロから 中国自動車最大手の吉利汽車がイスラエル市場での電動車(EV)展開に意欲を燃やしている。現地子会社のロネン・

1月のEU新車販売6%減、7カ月連続マイナスに

欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の1月の新車乗用車の販売(登録)台数は68万2,596台となり、前年同月から6.0%減少した。サプライチェーンの混乱に伴う半導体不足で新車供給が滞

EU新車販売、1月は6.0%減少 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)は17日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2021年1月の乗用車新車販売(新車登録)が68万2,596台となり、前年同月に比べ6.0%減少したと発表した。半導体不足を理由とする新車の

英新車登録、1 月は27.5%増加 1/3

英自動車工業会(SMMT)は4日、同国の2022年1月の乗用車新車登録が11万5,087台となり、前年同月に比べ27.5%増加したと発表した。前年同月は、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置により、ショールームが営業を休

ボルボの21年決算、営業利益139%増を記録

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズが11日発表した2021年通期決算の営業利益は203億クローナとなり、前年から138.8%の大幅増を記録した。比較対象の2020年は上期に新型コロナの流行拡大で販売が大きく落ち込み、

ベルギーのユミコア、仏ACCにLIBリサイクルの最新技術を供与

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは11日、仏オートモーティブ・セルズ・カンパニー(ACC)に対し、リチウムイオン電池(LIB)の最先端リサイクル技術を供与する契約を結んだと発表した。ACCが仏南西部ネルサックに持つパイロッ

シュコダ自、DQ200型ギアボックス生産数が400万基突破

●ヴルフラビー工場の日産能力は2,300基に上る ●同ギアボックスはVWグループの複数ブランド車に搭載 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は9日、DQ200型ダイレクトシフトギアボックス(DS

ボルボが国内工場に100億クローネ投資、EV生産に備え

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーは8日、南部イエーテボリの自動車工場に向こう数年間で100億クローネ(約1,260億円)を投じ、電気自動車(EV)の生産拠点に切り替えると発表した。 ボルボは30年までに全ての新車販売

JLRとBNPパリバが提携、モビリティ金融サービスの提供で

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は2日、フランスの大手銀行BNPパリバとモビリティ金融サービスの提供で独占的に提携すると発表した。JLRの顧客とディーラーの双方に対して様々な資金調達の手段を提供する目的

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