欧州電機・電子産業界の動き

フィリップス(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は2億6,200万ユーロで、前年同期の4,500万ユーロから6倍に増加。新興市場での販売が好調で収益を押し上げた。コスト削減の効果も反映された。売上高は12%増の61億9,0 […]

STマイクロエレクトロニクス(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の最終損益は3億5,600万ドルの黒字で、前年同期の赤字(3億1,800万ドル)から改善。半導体需要が回復し、収益を押し上げた。売上高は27%増の25億3,000万ドル。 \

ノキア(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は2億2,700万ユーロで、前年同期から40%減少。アップルの「iPhone」人気で販売が苦戦、値下げを実施したことで収益が悪化した。売上高は1%増の100億ユーロ。 \

Nokia Siemens

NokiaとSiemensの合弁会社Nokia Siemens Networks(NSN)は19日、米Motorolaの通信設備事業を買収すると発表した。米国と日本を中心に世界でのプレゼンスを強化することが狙い。買収金額

ASML(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算で2億3,900万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(1億400万ユーロ)から黒字に転じた。半導体産業の需要が急回復して収益を押し上げ、売上高は2億7,700万ユーロから10億7

ABB AG―英Chloride買収を断念―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は1日、英国の無停電電源装置(UPS)メーカーChlorideの買収を断念すると発表した。ABBは競合の米Emersonが6月29日、Chlorideに対する株式公開買い付け(TOB)

Emerson Electric Co.―英ChlorideへのTOB価格引き上げ―

重電大手の米Emersonは29日、英国の無停電電源装置(UPS)メーカーChlorideへの株式公開買い付け(TOB)で提示額を引き上げると発表した。Chlorideに対してはスイスのABBも買収に乗り出しており、TO

ABB Ltd.―英Chlorideに買収提案―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は8日、英同業Chlorideに対し8億6,000万ポンド(約10億4,000万ユーロ)で買収することを提案したと発表した。Chlorideの経営陣は同提案を支持しているという。Chl

三洋電機―Deutsche Bank主導プロジェクトに太陽電池納入―

三洋電機は5月26日、ドイツ銀行を中心とするコンソーシアムが建設予定の大規模太陽光発電所プロジェクトに三洋独自の「HIT太陽電池」が採用されたと発表した。同プロジェクトは長期の投資効果を重視しており、三洋は「HIT太陽電

60度の温水でスパコンを冷却=チューリッヒ工科大

スーパーコンピューター「Aquasar」を60度の温水で冷却しながら運転する実験がチューリッヒ工科大学の研究所で5月6日から始まった。水は空気よりも熱を効率よく蓄え、放出できるため、水冷装置はサーバーやゲーム機にも利用さ

ABB

重電大手のスイスABBは17日、インド子会社 ABB Limitedへの出資比率を現在の約52%から75%に引き上げる計画を明らかにした。7月8~27日に1株当たり900ルピーの条件で株式公開買い付け(TOB)を実施する

ABB Ltd―エネルギー管理ソフト会社を買収―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は5日、エネルギー管理ソフトメーカーの米Ventyxを投資会社Vista Equity Partnersから買収することで合意したと発表した。将来性の高いスマートグリッド分野の競争力を

アルカテル・ルーセント(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は5億1,500万ユーロの赤字で、赤字幅は前年同期から28%拡大。部品不足で生産に支障をきたしたことが響いた。売上高は9.8%減の32億4,000万ユーロ。 \

Nokia Oyj―利益率見通し引き下げ―

世界最大の携帯電話機メーカーNokia(フィンランド・エスポー)は22日の決算発表で、2010年の売上高営業利益率を従来見通しの12~14%から11~13%に下方修正した。同社が強い低価格帯スマートフォン市場で価格が急速

STマイクロエレクトロニクス(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)の最終損益は5,700万ドルの黒字で、前年同期の赤字(5億4,100万ドル)から改善。自動車、コンピューター業界を中心に半導体需要が回復し、収益を押し上げた。前年同期に多額の投資損失を計

Koninklijke Philips Electronics NV―4四半期連続で黒字に―

電機大手の蘭Philipsが19日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は2億100万ユーロの黒字で、前年同期の赤字(5,700万ユーロ)から改善した。景気回復のほか、事業再編も奏功、09年4-6月期か

ASML(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算で1億700万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(1億1,700万ユーロ)から黒字に転換。冷え込んでいた受注の回復が加速し、収益を押し上げた。売上高は7億4,200万ユーロで、前

仏2社によるアレバ子会社の分割買収を承認

欧州委員会は26日、仏エンジニアリング大手アルストムと仏シュナイダー・エレクトリックが、仏原子力大手アレバの子会社で送配電用機器の製造を手がけるアレバT&Dホールディングを分割買収する計画を承認した。競争を大き

照明器具メーカー、世界的なLEDブームを期待

欧州の照明器具メーカーが景気回復のけん引役として発光ダイオード(LED)の世界的なブーム到来を期待している。蘭フィリップスの照明部門は研究開発投資の8割をLEDに充てる計画。独Osramは需要増加を見込んでマレーシア工場

キヤノン、蘭オセの子会社化決定

キヤノンは4日、欧州最大のプリンターメーカーであるオセ(オランダ)の子会社化を決めたと発表した。株式公開買い付け(TOB)で取得した株式は71.3%と、目標とする85%を下回ったが「当社によるオセの経営に重大な支障はない

GDF Suez SA―第3世代原子炉建設を申請―

仏エネルギー大手のGDF Suez(パリ)が第3世代原子炉の建設計画をフランス政府に申請したもようだ。仏日刊紙『レゼコー』が2月24日付で報じた。 \ 同紙によると、GDF Suezはローヌ渓谷に第3世代原子炉を2020

エレクトロラックス(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)決算の最終損益は6億6,400万クローナ(9,200万ドル)の黒字で、前年同期の赤字(4億7,400万クローナ)から改善。西欧での工場閉鎖などによるコスト削減が奏功した。販売は不振で

フィリップス(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)決算で2億6,000万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(11億7,000万ユーロ)から黒字に転換。コスト削減が進み、リストラも減って収益が改善した。売上高は4.7%減の72億6

STマイクロエレクトロニクス(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)決算の最終損益は7,000万ドルの赤字となったが、赤字幅は前年同期の3億6,600万ドルから急減。冷え込んでいたコンピューター、自動車業界などからの受注が回復に向かい、売上高が14%

ノキア(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は9億4,800万ユーロで、前年同期から65%増加。スマートフォンの販売が増え、収益を押し上げた。売上高は5.3%減の119億8,000万ユーロ。12月通期は純利益が前年

無料ナビソフトをノキアが提供へ

携帯電話機世界最大手のノキアは21日、これまで有償で提供していた同社のモバイル端末向け自動車・歩行者ナビゲーションソフト「Ovi Maps」を無料で開放した。Ovi Mapsはナビゲーション専用機と同じように地図データを

米アジレントのバリアン買収、条件付きで承認

欧州委員会は21日、計測器・科学機器大手の米アジレント・テクノロジーによる米同業バリアンの買収を承認した。両社の統合に伴う競争上の問題が浮上した科学分析機器事業の一部を手放すことが条件となる。 \ アジレントは昨年7月に

ソニー・エリクソン(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)の最終損益は1億6,700万ユーロの赤字となった。赤字は6期連続。リストラによるコスト削減で、赤字幅は前年同期から9%縮小したものの、販売は不振で売上高が40%減の17億5,000万

ASML(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)の最終損益は5,050万ユーロの黒字で、前年同期の赤字(8,800万ユーロ)から改善。冷え込んでいた半導体産業からの受注が回復し、売上高が4億9,380万ユーロから5億8,100万ユ

キヤノンのオセ買収が難航、一部株主が条件引き上げ要求

キヤノンが欧州最大のプリンターメーカーであるオランダのオセを買収する計画が難航している。オセは買収に同意しているが、同社の株式3.3%を保有する英資産運用会社ハーミーズ・フォーカス・アセット・マネジメントは11日、買収価

Sonova Holding AG―米同業InSoundを買収―

スイスの補聴器メーカーSonova(シュテーファ)は6日、米同業InSound Medical Inc.を買収すると発表した。埋め込み型補聴器事業を強化することが狙い。まずは現金7,500万ドルを支払い、買収後の実績に応

Philips―年率6%以上の成長見込む―

蘭電機大手Philipsが事業の先行きに自信を示している。同社のクライスターリー社長は独週刊誌『シュピーゲル』のインタビューに対し「経済危機の終了後は年率6%以上の成長を確保する」との見通しを明らかにした。 \ 同社長は

キヤノンのオセ買収を承認

欧州委員会は12月22日、キヤノンが欧州最大のプリンターメーカーであるオランダのオセを買収する計画を承認したと発表した。オセは屋外ディスプレイ用など業務用大型プリンターに強みを持ち、オフィス向け一般機器を軸とするキヤノン

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