DBカーゴ―国内水素輸送の20%を分担―
ドイツ鉄道(DB)の鉄道貨物子会社DBカーゴは22日、国内の水素輸送の20%を引き受けることが可能だとの見解を発表した。将来の水素輸送の中核を担うパイプライン網は最終的な構築に数十年を要することから、鉄道は長期の渡って大 […]
ドイツ鉄道(DB)の鉄道貨物子会社DBカーゴは22日、国内の水素輸送の20%を引き受けることが可能だとの見解を発表した。将来の水素輸送の中核を担うパイプライン網は最終的な構築に数十年を要することから、鉄道は長期の渡って大 […]
日本板硝子は26日、ドイツ東部のアーケン工場内で太陽光発電設備を5月に稼働させたと発表した。エネルギー消費量と二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向けた取り組みの一環。同社は2050年までの炭素中立達成に向け、温室効果ガス
独電気電子工業会(ZVEI)が19日に発表した同国の4月の電機製品輸出高は190億ユーロとなり、前年同月を7.0%上回った。業界の新規受注は3月以降、減少が続いているものの、潤沢な受注残を背景に輸出は高い伸びが続いている
JERAは12日、独エネルギー大手EnBWおよびEnBWのガス卸子会社VNGとアンモニアクラッキング(分解)技術の共同開発に向けた覚書を締結したと発表した。それぞれが蓄積してきた水素・アンモニアに関連する知見やノウハウを
ドイツで昨年、完成した新築住宅(10万3,525件)の74.7%が少なくとも部分的に再生可能エネルギーを暖房に使用していることが、連邦統計局の12日付の発表で分かった。前年を4.0ポイント上回る水準で、2015年に比べる
ドイツ連邦統計局が7日発表した2023年第1四半期の国内発電量(送電網への供給ベース)は1,328億キロワット時(kWh)となり、前年同期を7.8%下回った。電力価格の高騰や景気の低迷、暖冬を背景に需要が大きく縮小した。
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相と欧州連合(EU)欧州委員会のカドリ・シムソン委員(エネルギー政策担当)は5月31日、グリーン水素市場の創設に向けたドイツとEUの取り組みを連携させることで合意した。同国のイニシア
独エネルギー大手エーオンは5月31日、国内の一般向け料金を9月1日付で引き下げると発表した。卸売価格が大幅に低下したことを受けた措置。値下げ幅は電力で平均18%、天然ガスで同28%に上る。特別契約顧客向けの料金も引き下げ
天然ガス価格の急騰に伴う資金繰りの悪化を受けて昨年末に国有化された独エネルギー大手ユニパーは23日、ガスの代替調達により新たな損失を計上することはないとの見通しを発表した。市場価格が大幅に下落した好環境を利用して先渡取引
独再生可能エネルギー企業エネルトラーク(Enertrag)と英インフラ開発企業ニコラス・ホールディングスがナミビアに設立した合弁会社ハイフン・ハイドロジョン・エナジーは26日、ナミビアで計画されている巨大グリーン水素プロ
製薬大手のバイエルは22日、ドイツ西部のベルクカーメンにある拠点がエネルギー大手のエーオンから「グリーン蒸気」の供給を受けることで合意したと発表した。2030年までに炭素中立を実現する目標の実現に向けた取り組みの一環とし
ドイツとバルト3国の送電事業者は9日、バルト海での洋上風力発電と送電の分野で協業合意した。欧州の炭素中立実現とエネルギー安全保障に寄与するとしている。同様の取り決めは北海でも欧州9カ国が4月下旬に行った。国際協力の動きが
●欧州の炭素中立実現とエネルギー安全保障に寄与する試み ●投資額は風力発電パークを除き50億ユーロと見積もられている ドイツとバルト3国の送電事業者は9日、バルト海での洋上風力発電と送電の分野で協業合意した。欧州の炭素中
ドイツ連邦経済・気候省は5日、国内で事業を展開するエネルギー集約型企業が低価格で電力供給を受けられるようにするための政策原案を公表した。国際的にみて割高な同国の電力価格はロシアのウクライナ侵攻で一段と上昇し、化学、金属メ
エネルギー大手の独ユニパーが4日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算の純損益は67億3,000万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(31億100万ユーロ)から大幅に好転した。エネルギーの調達価格が低下したほか、
独自動車大手のBMWグループは5月2日、独電力大手のE.ONと提携し、電気自動車とスマートホームを連携したインテリジェントな充電サービス「コネクテッド・ホーム・チャージング」を欧州市場で提供する計画を発表した。 当該サー
ドイツを含む欧州9カ国の首脳は24日、ベルギーのオーステンデ港で会談し、北海の洋上風力発電能力を大幅に拡大することで合意した。炭素中立の実現に向け二酸化炭素(CO2)の排出削減を進めるとともに、欧州のエネルギー自給を高め
送電大手の蘭テネットは20日、北海の洋上風力発電パーク3カ所を陸上の送電網と連結するプロジェクトに絡んで、洋上・陸上の交直交換所と関連インフラを独シーメンス・エナジー(SE)と西ドラガドス・オフショアの企業連合に発注した
原子力発電を全廃したドイツはそれに伴う電力供給の穴を国外からの輸入と国内の火力発電拡大で相殺する――との見方が浮上している。英市場調査会社ICISの試算をもとに21日付『ヴェルト』紙が報じた。 ドイツでは残存原発3基の稼
エネルギー関連の統計データを収集・作成する民間団体AGEBが17日発表したドイツ国内の2022年のエネルギー消費量は前年比5.4%減1万1,769ペタジュール(PJ)となり、1990年以来の低水準に落ち込んだ。気温が比較
化学大手のエボニックは17日、独西部のヘルネにある工場にシーメンス・エナジーの新世代電解槽を設置すると発表した。自社製品のカーボンフットプリントを低減する狙い。シーメンス・エナジーは化学業界の複雑な製造現場で自社製品の性
陸上風力発電用のタービンを手がける独ノルディックは3月31日、グリーン水素分野の合弁会社2社を設立したと発表した。風力タービン市場は競争が厳しいことから、安定した経営を保てるようにするため、将来性の高い水素事業に参入する
送電大手の蘭テネットは3月30日、北海の洋上風力発電パーク11カ所を陸上の送電網と連結するプロジェクトに絡んで、洋上と陸上の交直交換所と関連インフラを複数の企業連合に発注したと発表した。電力容量は計22ギガワット(GW)
独エネルギー大手EnBWは23日、北海のドイツ海域に新たな風力発電パーク「へ・ドライト(He Dreiht)」を建設する計画を正式決定したと発表した。ヘ・ドライトは再生可能エネルギー電力の買い取り価格制度を利用せずに運営
ドイツの消費者の90%が今冬に暖房の使用を抑制したことが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。節約を行いやすくするために、暖房のエネルギー消費量をリアルタイムで表示するデジタルメーターを利用したい
東レは17日、グリーン水素製造用の固体高分子(PEM)形水電解装置向けに、中核部材である触媒付き電解質膜(CCM)の生産をドイツで拡大すると発表した。グリーン水素の需要が今後、飛躍的に拡大すると見込まれることを踏まえ、生
独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は14日、国内の公共の電動車用充電ケーブル数(チャージングポイント)が1月1日時点で8万541本となり、前年同日から35%増加したと発表した。出力150キロワット(kW)以上の急速充
エネルギー分野のプロジェクト開発を手がける独コンユンクタは9日、同社が参加する国際コンソーシアムがモーリタニアにグリーン水素プラントを設置することで同国政府と基本合意したと発表した。モーリタニアはグリーン水素製造の有力国
ドイツ連邦統計局が9日発表した2022年の国内発電量(送電網への供給量ベース)は5,094億キロワット時(kWh)となり、前年を1.9%下回った。原子力と天然ガス発電が大幅に減少し、足を強く引っ張った。 原子力発電は50
ドイツ連邦統計局は13日、ロシア産原油の輸入量が1月は3,500トンとなり、前年同月(280万トン)比で99.9%縮小したと発表した。欧州連合(EU)のロシア制裁が反映されている。輸入した3,500トンもすべて、他のEU
ドイツ連邦経済・気候省は2月27日、北海の洋上風力発電パークと陸地を結ぶ送電線を相互に連結するプロジェクト案を公表した。欧州の電力供給の安定性を高めるほか、送電線の利用効率を高め、電力料金の低下や温室効果ガスの排出削減に
天然ガス輸送大手の独ティッセンガスと蘭ガスニーは2月23日、ドイツ北部のヴィルヘルムスハーフェン港とケルン近郊のヴェッセリングを結ぶ全長およそ400キロの水素輸送パイプラインを設置する計画を発表した。両社が計画する他の水
ドイツのオーラフ・ショルツ首相は14日、ベルギー北部のゼーブルッヘ港で同国のアレクサンダー・デクロー首相と会談し、ベルギーからドイツへの天然ガス輸送能力を拡大することで合意した。デクロー氏は輸送能力を2倍に拡大すると明言
エネルギー大手の独ユニパーは16日、アラブ首長国連邦(UAE)の原油加工・船舶用燃料販売事業(ユニパー・エナジーDMCC)を、現地のコモディティ取引会社モントフォルト・グループとドバイ首長のプライベートオフィスからなるコ
三菱商事は8日、独エネルギー大手RWE、韓国の化学大手ロッテケミカルとアジア、欧州、米国地域で大規模かつ安定的な燃料アンモニアのサプライチェーン構築に向け戦略的アライアンスを組むことで合意したと発表した。その一環として米
蘭国有送電網大手テネットは10日、ドイツ事業を同国政府に完全売却する方向で交渉する意向を表明した。再生可能エネルギー電力の増加に伴う送電網拡充の投資資金を捻出できないことから、独事業から撤退する意向だ。ドイツ政府はテネッ
欧州の気温が今年、低水準になったとしてもドイツの今秋の天然ガス備蓄率は100%に達し、法定水準を確保できる見通しだ。天然ガスと水素の貯蔵事業者が加盟するドイツの業界団体エネルギー貯蔵イニシアチブ(INES)が9日明らかに
ドイツ連邦ネットワーク庁は2日、国内の天然ガス備蓄率が1日時点で78.6%だったことを明らかにした。法律で定められた同日の許容下限(40%)の約2倍という高い水準で、同庁は「この冬にガス不足状況に陥ることはほぼあり得ない
独エネルギー会社のGP JOULEは1月23日、水素燃料電池トラックを製造する米ニコラおよび伊商用車大手イベコから、水素燃料電池トラック100台を調達する趣意書を締結したと発表した。二コラとイベコ・グループの合弁事業であ
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候保護相とオーストラリアのクリス・ボウエン気候保護・エネルギー相は1月27日、気候保護分野でパートナーシップを締結することで合意した。エネルギー分野のパートナーシップを両分野のパートナ
独グリーンエネルギー企業HH2Eは1月26日、独東部のボルナにグリーン水素工場を建設する計画を明らかにした。HH2Eは先ごろ、同国北東部のルブミンにグリーン水素工場を設置すると発表したばかり。2030年までに国内の生産能
エネルギー大手の独RWEは1月25日、2022年12月期の純利益が前期(15億5,400万ユーロ)の2倍強の32億2,800万ユーロ(暫定値)に拡大したことを明らかにした。ロシアのウクライナ進攻に絡んで電力価格が高騰した
独化学大手BASFの天然ガス・石油子会社ヴィンタースハル・デーエーアーは17日、ロシア事業からの全面撤退方針を発表した。現地合弁会社の所有権を事実上、はく奪されたことを受けた措置。これに伴い2022年10-12月期(第4
●同社はガスプロム向け販売を過去の割安価格に引き下げられた ●現地資産を「プーチンは簡単に奪い取った」=メーレン社長 独化学大手BASFの天然ガス・石油子会社ヴィンタースハル・デーエーアーは17日、ロシア事業からの全面撤
日鉄エンジニアリングは13日、風力発電サービスの独ドイチェ・ヴィントテヒニク・オフショア・ウント・コンサルティングと日本国内の洋上風力発電施設向けにO&M(操業・維持管理)事業を共同展開することで基本合意したと
ドイツの天然ガス備蓄率は2023~24年冬季も法律で定められた高水準を達成できる見通しだ。22~23年冬のガス消費量がこれまでのところ極めて少なく、暖房シーズン終了後の今春時点の備蓄率が高い水準を維持すると見込まれること
独エネルギー大手のエーオン(E.ON)は2022年12月21日、米水素燃料電池トラック製造のニコラとの合弁事業を通して、2027年までに二酸化炭素(CO2)排出量を年56万トン削減できるとの見通しを明らかにした。排出量の
ドイツ政府は12月22日、ロシアの天然ガス供給削減・停止で経営が悪化したエネルギー大手ユニパーへの出資手続きが完了したと発表した。臨時株主総会と欧州連合(EU)欧州委員会の承認を受けたことから、同社を国有化。天然ガスの国
エネルギー大手の独RWEは5日、ノルウェー同業エクイノールと水素分野で戦略パートナーシップを締結したと発表した。独・欧州の脱炭素化を促進するとともに、エネルギー安定供給を確保する狙い。 エクイノールはまず、天然ガスを原料
ドイツ連邦ネットワーク庁が6日発表した2022年の天然ガス輸入量は1,449テラワット時(TWh)となり、前年(1,652TWh)を12.3%下回った。ロシアからの輸入が大幅に減少したため。同国以外からの輸入を大幅に増や